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1章
レオ&ノアVSゴブリンズ
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そうして走ること数分。俺達はやっとゴブリンの居場所にたどり着いていた。今は様子を見るため、木陰からゴブリンの様子を窺っている。ゴブリン達は獲物を探しているのか、周囲をきょろきょろとしながら彷徨っていた。
「よし、こっちが察知した通り三体だな。三人とも、準備はいいか?」
「ああ、いつでもいいぜ!」
「私も大丈夫よ。でも……」
ノアはそう言いながら不安そうな目をエリスの方へと向ける。当のエリスはここに来て少し青い顔をしていた。
「エリス、どうしたんだ?」
「ごめんなさい、ヴァン先生……」
「……?」
俺は青い顔で申し訳なさそうに謝るエリスの行動の意味が分からず、困惑していた。
あの時に森に居た、ということは、少なからずこういった敵との戦闘はあったはずだ。いくらレオとノアにおんぶにだっこだったとはいえ、全く戦えないなんてことは……え、まさかそうなのか!?
俺ははっとした顔でノアに視線を向けると、ノアも少しすまなそうな顔で答えてくれた。どうやら、俺はとんでもない勘違いをしていたらしい。
「ええ、実はそうなのヴァン君。エリスには戦う力は無いのよ……。あの日も私達が先導してエリスを連れて行ったってだけ。この娘は戦ってないわ」
「そう言うことだったのか……」
確かに思い返せば彼女は言っていたのだ。もう二度と足を引っ張りたくないと、守られるのではなく、守れるようになりたいと。それはこういう意味だったのだ。
「ごめんなさい、ヴァン君……私、何もできなくて……」
「いや、大丈夫だ。事情は分かった。エリスは後で別に俺と一緒に方針を考えよう」
「ありがとうヴァン君」
俺は落ち込む彼女を元気づけるように言う。現状での実力はともかく、彼女の思いには共感できる面がある。それはないがしろにしていいものではなかった。
でもそうすると、二人で三体のゴブリンを相手にすることになっちまうけど……大丈夫かな?
「エリスの事はわかった。でもそうすると二人だけになっちまうんだが……大丈夫か?」
「―――愚問ね」
「―――愚問だな」
俺の問いに対し、二人は自信たっぷりといった顔で、声を揃えて答えた。どうやらいらない心配だったようだ。
「そうか、じゃあ見せてもらおうかな」
「ええ、せいぜいそこでどっしりと構えてなさい。あなた程は無理でも、ある程度はやってみるわ」
「それじゃあ行って来るよ」
二人はそう言うと、木陰から飛び出し、ゴブリンへと向かう。『キキッ!?』と動揺するゴブリンをよそに、二人はそれぞれの口から各々の魔術を開始した。
「―――炎よ! 我がエレメントを介し、我の剣に紅蓮の炎を纏わせよ―――ファイア・コーティング!」
「―――風よ! 我がエレメントを介し、敵を薙ぎ払う風弾を生み出せ―――エア・バレット!」
直後、レオの剣は魔術により発生した業炎に包まれ、ノアの手元からは風弾がゴブリン達へと放たれる。ノアにより放たれた風弾は奇襲となってゴブリン達に襲いかかり、直撃。埒外の奇襲を受けたゴブリン達はまともにくらった一体は既に意識を無くし、残りの二体も大きくその体制を崩されていた。
「はぁぁぁあああッ―――!!」
そこに、激しい気合の声と共に、炎剣を持ったレオが飛びかかる。レオは一体目を袈裟懸けに切り捨てた。
「よしっ! もう一体!」
レオはそう声を上げるともう一体の方に向き直り、駆ける。彼はあっという間にもう一体との距離を詰めると、その勢いのまま炎剣でもう一体のゴブリンを串刺しにして見せた。
「グ、グギギ……」
奇妙な声と共にこと切れるゴブリン。周囲には肉の焼けるにおいが漂い始めている。どうやら炎剣が貫いたゴブリンの肉を今なお焼き焦がしているらしい。
時間にして数十秒。気がつけば三体はいたはずのゴブリンは三体とも地に倒れ伏していた。
「どうどうヴァン君!! 二人ともすごいでしょ!? もう同年代の中じゃぶっちぎり、将来、魔法学院に通って魔法の勉強したらきっと二人は凄いことになるわ!!」
エリスがまるで自分の事のように自慢している。だが、確かに凄いな。まさかあの年でもうあれだけの戦いができるとは……これなら戦えないエリスを連れてこの森に入って来ちまうのもわかるかもしれない。
「ああ、確かに凄いな……正直俺もここまでできるとは思わなかった。だが……」
俺はそこで言葉を切ると、懐に手を伸ばし、自分の記憶に接続し、【記憶武装】から、武器を呼び出す。この世界にはない言葉だし、これが詠唱だとばれなければ問題ないだろう。
「―――combat-knife,Generate」
≪―――闘技用短剣、生成≫
俺はそう考えながら、短い詠唱と共に生み出した無骨なナイフをいかにも懐から取り出したかのように持ち出し、先程ノアが最初に風弾で吹き飛ばしたゴブリンへと投擲する。俺が投げたナイフはつい先ほど意識を取り戻し、勝ったことで気を緩めていたレオに襲いかかろうとしていたゴブリンの額を的確に捉えた。
「……まだまだ詰めが甘いな。それに動きや詠唱、魔力の使い方にも無駄が多い」
「うわっ! ……あのゴブリンまだ生きてたんだ……ヴァン君は凄いね! 見てただけでそんなとこまで分かるなんて、私なんか二人はもう殆ど完璧なんだとばかり思ってたよ」
「はは、二人ともいくら優秀だからと言ってもまだ幼いんだ。まだまだこれからさ。でも、それは逆に言えば、これからの伸びしろがあるってことでもある。そして、それはお前も同じなんだぞ、エリス?」
「えっ?」
ここでまさか自分の名前が出るとは思わなかったのか、驚いた表情でこちらを見るエリス。俺はそんな彼女に笑って答えてやった。
「君だってまだまだ幼いんだ。例え今、少しくらい要領が悪くたってどうとでもなるさ、そうだろ?」
「……そうだね、うん、そうだ。ヴァン君、ありがとう。私頑張るよ!」
「ああ、その意気だ。それじゃあそろそろいきなりナイフが飛んで来て驚いてるあいつらのとこへ行こうか?」
「うん!!」
元気よく答えるエリス。俺達は二人そろって、バカ面をさらしている二人の元へと歩いて行った。さて、現状の実力は把握したし……これから忙しくなるな……。
「よし、こっちが察知した通り三体だな。三人とも、準備はいいか?」
「ああ、いつでもいいぜ!」
「私も大丈夫よ。でも……」
ノアはそう言いながら不安そうな目をエリスの方へと向ける。当のエリスはここに来て少し青い顔をしていた。
「エリス、どうしたんだ?」
「ごめんなさい、ヴァン先生……」
「……?」
俺は青い顔で申し訳なさそうに謝るエリスの行動の意味が分からず、困惑していた。
あの時に森に居た、ということは、少なからずこういった敵との戦闘はあったはずだ。いくらレオとノアにおんぶにだっこだったとはいえ、全く戦えないなんてことは……え、まさかそうなのか!?
俺ははっとした顔でノアに視線を向けると、ノアも少しすまなそうな顔で答えてくれた。どうやら、俺はとんでもない勘違いをしていたらしい。
「ええ、実はそうなのヴァン君。エリスには戦う力は無いのよ……。あの日も私達が先導してエリスを連れて行ったってだけ。この娘は戦ってないわ」
「そう言うことだったのか……」
確かに思い返せば彼女は言っていたのだ。もう二度と足を引っ張りたくないと、守られるのではなく、守れるようになりたいと。それはこういう意味だったのだ。
「ごめんなさい、ヴァン君……私、何もできなくて……」
「いや、大丈夫だ。事情は分かった。エリスは後で別に俺と一緒に方針を考えよう」
「ありがとうヴァン君」
俺は落ち込む彼女を元気づけるように言う。現状での実力はともかく、彼女の思いには共感できる面がある。それはないがしろにしていいものではなかった。
でもそうすると、二人で三体のゴブリンを相手にすることになっちまうけど……大丈夫かな?
「エリスの事はわかった。でもそうすると二人だけになっちまうんだが……大丈夫か?」
「―――愚問ね」
「―――愚問だな」
俺の問いに対し、二人は自信たっぷりといった顔で、声を揃えて答えた。どうやらいらない心配だったようだ。
「そうか、じゃあ見せてもらおうかな」
「ええ、せいぜいそこでどっしりと構えてなさい。あなた程は無理でも、ある程度はやってみるわ」
「それじゃあ行って来るよ」
二人はそう言うと、木陰から飛び出し、ゴブリンへと向かう。『キキッ!?』と動揺するゴブリンをよそに、二人はそれぞれの口から各々の魔術を開始した。
「―――炎よ! 我がエレメントを介し、我の剣に紅蓮の炎を纏わせよ―――ファイア・コーティング!」
「―――風よ! 我がエレメントを介し、敵を薙ぎ払う風弾を生み出せ―――エア・バレット!」
直後、レオの剣は魔術により発生した業炎に包まれ、ノアの手元からは風弾がゴブリン達へと放たれる。ノアにより放たれた風弾は奇襲となってゴブリン達に襲いかかり、直撃。埒外の奇襲を受けたゴブリン達はまともにくらった一体は既に意識を無くし、残りの二体も大きくその体制を崩されていた。
「はぁぁぁあああッ―――!!」
そこに、激しい気合の声と共に、炎剣を持ったレオが飛びかかる。レオは一体目を袈裟懸けに切り捨てた。
「よしっ! もう一体!」
レオはそう声を上げるともう一体の方に向き直り、駆ける。彼はあっという間にもう一体との距離を詰めると、その勢いのまま炎剣でもう一体のゴブリンを串刺しにして見せた。
「グ、グギギ……」
奇妙な声と共にこと切れるゴブリン。周囲には肉の焼けるにおいが漂い始めている。どうやら炎剣が貫いたゴブリンの肉を今なお焼き焦がしているらしい。
時間にして数十秒。気がつけば三体はいたはずのゴブリンは三体とも地に倒れ伏していた。
「どうどうヴァン君!! 二人ともすごいでしょ!? もう同年代の中じゃぶっちぎり、将来、魔法学院に通って魔法の勉強したらきっと二人は凄いことになるわ!!」
エリスがまるで自分の事のように自慢している。だが、確かに凄いな。まさかあの年でもうあれだけの戦いができるとは……これなら戦えないエリスを連れてこの森に入って来ちまうのもわかるかもしれない。
「ああ、確かに凄いな……正直俺もここまでできるとは思わなかった。だが……」
俺はそこで言葉を切ると、懐に手を伸ばし、自分の記憶に接続し、【記憶武装】から、武器を呼び出す。この世界にはない言葉だし、これが詠唱だとばれなければ問題ないだろう。
「―――combat-knife,Generate」
≪―――闘技用短剣、生成≫
俺はそう考えながら、短い詠唱と共に生み出した無骨なナイフをいかにも懐から取り出したかのように持ち出し、先程ノアが最初に風弾で吹き飛ばしたゴブリンへと投擲する。俺が投げたナイフはつい先ほど意識を取り戻し、勝ったことで気を緩めていたレオに襲いかかろうとしていたゴブリンの額を的確に捉えた。
「……まだまだ詰めが甘いな。それに動きや詠唱、魔力の使い方にも無駄が多い」
「うわっ! ……あのゴブリンまだ生きてたんだ……ヴァン君は凄いね! 見てただけでそんなとこまで分かるなんて、私なんか二人はもう殆ど完璧なんだとばかり思ってたよ」
「はは、二人ともいくら優秀だからと言ってもまだ幼いんだ。まだまだこれからさ。でも、それは逆に言えば、これからの伸びしろがあるってことでもある。そして、それはお前も同じなんだぞ、エリス?」
「えっ?」
ここでまさか自分の名前が出るとは思わなかったのか、驚いた表情でこちらを見るエリス。俺はそんな彼女に笑って答えてやった。
「君だってまだまだ幼いんだ。例え今、少しくらい要領が悪くたってどうとでもなるさ、そうだろ?」
「……そうだね、うん、そうだ。ヴァン君、ありがとう。私頑張るよ!」
「ああ、その意気だ。それじゃあそろそろいきなりナイフが飛んで来て驚いてるあいつらのとこへ行こうか?」
「うん!!」
元気よく答えるエリス。俺達は二人そろって、バカ面をさらしている二人の元へと歩いて行った。さて、現状の実力は把握したし……これから忙しくなるな……。
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