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第1章
1-20「リュドミラ・バウリチェンコ」
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「リュドミラ・バウリチェンコ」
午後1時からの山岳戦の相手チームは、関東エリアから来たミリタリー系ユーチューバーのチームだった。サバゲー普及やルール、マナーの徹底を呼びかける番組を配信しており、門工サバゲー部のみんなもよく知った顔が6つ並んでいた。
「ゲームが終わったら、僕たちの番組で取り上げたいんで、取材に協力してくださいね。こんなにセクシーな女の子とかわいい女の子がいるチームってそうそうあることないんで、僕らはゲーム中、全員WEBカメラ装着で録画させてもらいたいんだけどいいかな?」
と相手チームのリーダーから疾風に依頼があった。断る理由もないので快く了解した。午後12時55分、全員で握手をして各々のホームに散開した。
足をくじいた疾風をフラグ手前の防御スナイプポイントに置き、狙撃での最後の砦とした。一人では鐙(あぶみ)で登れなかったので、屠龍と紫電で担ぎ上げた。空には突如黒く低い雲が西側から流れてきている。(これは、雨も想定しておかないとだめずらね…。今から私は「リュドミラ・バウリシェンコ」…。たった一人で309人のドイツ兵を屠った女。もう何も怖いものなどない…。虫もゲジゲジも怖くない。飛燕のおっちゃん、よろしくね!)と天を仰いだ。曇天に雷鳴がとどろいた。
零は自分の中に「リュドミラ・バウリチェンコ」がいることを感じた。初めての降霊体験だった。
零は自分の配置場所の樹の近くに「秘密兵器(?)」の一斗缶と長いロープを隠し、ロープと鐙で器用に樹に上り、鐙を引き上げた・。
午後1時、三回戦開始の号砲が鳴った。隼の飛ばしたドローンがユーチューバーチームの居場所をスマホに映し出す。
敵は、二名がフラッグのガードにつき、4名が2つのロッテに分かれ、1組は中央から、1チームは大きく迂回しこちらに向かってくるのが見える。こちらは隼と疾風を守りの要として残し、屠龍と彗星がペア、紫電が草むらの中を陽動係として相手のアサルトを避け先導している。
中央を中腰で近づいてきているロッテが零の担当するスナイプポイントに近づいてきた。双眼鏡を使って2人組を確認できた。もう一組はエリアの端を通り、こちらのフラグにゆっくりと近づいてきているのがわかる。
零のスナイプポイント60メートル先に敵のロッテが入った時、「零ちゃん、撃つわよ。準備してね!」と頭の中で声が響いた。(えっ、まだ60メートルは離れてるべ。)心の中で返事をした。「早くして、二人とも50メートルに入ったら、即2人屠(ほふ)るわよ!ほら、あと10秒!」、「えっ、この銃の有効射程ギリギリだべ。そんなので当たるはずが無いべ」」と思わず声に出してしまった。
「おい、零ちゃんどうした?30メートルまで引き付けてからでええで。」と隼の声がインカムに入った。零は一人おろおろした。
(あっ、思わず声に出してしまってたべ…。気をつけなくちゃ…。えっと、セーフティーをはずして、スコープはロングレンジモードで…)と黙って準備作業を済ませた。(はい、準備オッケーです。)、「よし、雨が近いんで空気が重いわね。弾はおじぎするわよ。幸い横風は葦の動きを見てる限りないわ。銃は頭上50センチ上から縦に相手の胸まで下すイメージで行くわよ。後ろ歩いてる奴からやるわよ。後、3メートル、2メートル、1メートル、撃って!」
カタタタタタ!木の上で短く連射の発射音が響いた。スコープの中で後ろを歩いていた男が左手を上げた。前を歩いていた男が慌ててきょろきょろするのが見えると同時に「相手が伏せる前に、撃つわよ!」(わかったずら!)
カタタタタタ!再び発射音が響くともう一人が訳が分からないといった表情で左手を上げた。「ハラショー!零、なかなかやるじゃない!あなた、センスあるわよ!」(あ、ありがとうごぜえますだ。い、いや、ス、スパシーバですだ!初キル嬉しいですだよ!)、「さあ、零ちゃん、みんなに報告よ!」
「零です、正面左のロッテ、2名キル!今から左側の2名のロッテ攻撃にむかいます。隼先輩は移動状況連絡願います。疾風先輩はそちらに追い込みますので待機願います!オーバー!」
零は、鐙を下ろし、木の陰に置いた一斗缶とロープを抱えるとA4を背中に斜めにかけると中腰体勢でまっすぐに走り出した。インカムを切ると
「飛燕のおっちゃん、ありがとう!私やったよ!」
「あぁ、見てたで、リュドちゃんとの相性もばっちりやったで!ナイススナイプや!次は草むら戦やな。リュドちゃんもしっかり零ちゃん偽装して、面倒見たってや!」
飛燕とリュドミラはハイタッチした。
ぽつぽつと雨が降り始めた。ものの1分で強い雨になった。
「疾風、零ちゃん、相手のロッテは疾風のポイント左斜め45度前、100メートルや。レンズに水滴がついたみたいでサーモはここまでや。後は有視界戦闘で頼む!」
隼からのインカムが入った。
「零です。了解、現在、疾風先輩の左90度、150メートル地点。陽動に入ります。オーバー!」
「零ちゃん、一斗缶卸してロープを結んで!第2匍匐で進むわよ。10秒に一回は双眼鏡で相手の位置を確認してね。ロープは40メート伸ばし切ってね。」(はい、伸びきるところまでは、匍匐ですね。了解です。)
強い雨で地上の虫たちがうじゃうじゃ出てきているが、腕につこうと、顔に集(たか)ろうと全く気にならなくなっている。ズボンが水を吸い重くなってきているがそれも苦にならない。(リュドミラさんってこんな環境で戦ってきたんだべな…)、「なに、こんなのまだまだ甘いわよ。真夏の腐乱死体だらけの草原や、春先の雪解けの湿原と比べりゃ、こんなとこ「ベッド」の上よ。くすくす。」。(へーえ、ここが「ベッドの上」だべか、私にはまだそこまでは言えないですだよ。あっ、右30度前方50メートル葦の揺れ発見。確認するべ。)
午後1時からの山岳戦の相手チームは、関東エリアから来たミリタリー系ユーチューバーのチームだった。サバゲー普及やルール、マナーの徹底を呼びかける番組を配信しており、門工サバゲー部のみんなもよく知った顔が6つ並んでいた。
「ゲームが終わったら、僕たちの番組で取り上げたいんで、取材に協力してくださいね。こんなにセクシーな女の子とかわいい女の子がいるチームってそうそうあることないんで、僕らはゲーム中、全員WEBカメラ装着で録画させてもらいたいんだけどいいかな?」
と相手チームのリーダーから疾風に依頼があった。断る理由もないので快く了解した。午後12時55分、全員で握手をして各々のホームに散開した。
足をくじいた疾風をフラグ手前の防御スナイプポイントに置き、狙撃での最後の砦とした。一人では鐙(あぶみ)で登れなかったので、屠龍と紫電で担ぎ上げた。空には突如黒く低い雲が西側から流れてきている。(これは、雨も想定しておかないとだめずらね…。今から私は「リュドミラ・バウリシェンコ」…。たった一人で309人のドイツ兵を屠った女。もう何も怖いものなどない…。虫もゲジゲジも怖くない。飛燕のおっちゃん、よろしくね!)と天を仰いだ。曇天に雷鳴がとどろいた。
零は自分の中に「リュドミラ・バウリチェンコ」がいることを感じた。初めての降霊体験だった。
零は自分の配置場所の樹の近くに「秘密兵器(?)」の一斗缶と長いロープを隠し、ロープと鐙で器用に樹に上り、鐙を引き上げた・。
午後1時、三回戦開始の号砲が鳴った。隼の飛ばしたドローンがユーチューバーチームの居場所をスマホに映し出す。
敵は、二名がフラッグのガードにつき、4名が2つのロッテに分かれ、1組は中央から、1チームは大きく迂回しこちらに向かってくるのが見える。こちらは隼と疾風を守りの要として残し、屠龍と彗星がペア、紫電が草むらの中を陽動係として相手のアサルトを避け先導している。
中央を中腰で近づいてきているロッテが零の担当するスナイプポイントに近づいてきた。双眼鏡を使って2人組を確認できた。もう一組はエリアの端を通り、こちらのフラグにゆっくりと近づいてきているのがわかる。
零のスナイプポイント60メートル先に敵のロッテが入った時、「零ちゃん、撃つわよ。準備してね!」と頭の中で声が響いた。(えっ、まだ60メートルは離れてるべ。)心の中で返事をした。「早くして、二人とも50メートルに入ったら、即2人屠(ほふ)るわよ!ほら、あと10秒!」、「えっ、この銃の有効射程ギリギリだべ。そんなので当たるはずが無いべ」」と思わず声に出してしまった。
「おい、零ちゃんどうした?30メートルまで引き付けてからでええで。」と隼の声がインカムに入った。零は一人おろおろした。
(あっ、思わず声に出してしまってたべ…。気をつけなくちゃ…。えっと、セーフティーをはずして、スコープはロングレンジモードで…)と黙って準備作業を済ませた。(はい、準備オッケーです。)、「よし、雨が近いんで空気が重いわね。弾はおじぎするわよ。幸い横風は葦の動きを見てる限りないわ。銃は頭上50センチ上から縦に相手の胸まで下すイメージで行くわよ。後ろ歩いてる奴からやるわよ。後、3メートル、2メートル、1メートル、撃って!」
カタタタタタ!木の上で短く連射の発射音が響いた。スコープの中で後ろを歩いていた男が左手を上げた。前を歩いていた男が慌ててきょろきょろするのが見えると同時に「相手が伏せる前に、撃つわよ!」(わかったずら!)
カタタタタタ!再び発射音が響くともう一人が訳が分からないといった表情で左手を上げた。「ハラショー!零、なかなかやるじゃない!あなた、センスあるわよ!」(あ、ありがとうごぜえますだ。い、いや、ス、スパシーバですだ!初キル嬉しいですだよ!)、「さあ、零ちゃん、みんなに報告よ!」
「零です、正面左のロッテ、2名キル!今から左側の2名のロッテ攻撃にむかいます。隼先輩は移動状況連絡願います。疾風先輩はそちらに追い込みますので待機願います!オーバー!」
零は、鐙を下ろし、木の陰に置いた一斗缶とロープを抱えるとA4を背中に斜めにかけると中腰体勢でまっすぐに走り出した。インカムを切ると
「飛燕のおっちゃん、ありがとう!私やったよ!」
「あぁ、見てたで、リュドちゃんとの相性もばっちりやったで!ナイススナイプや!次は草むら戦やな。リュドちゃんもしっかり零ちゃん偽装して、面倒見たってや!」
飛燕とリュドミラはハイタッチした。
ぽつぽつと雨が降り始めた。ものの1分で強い雨になった。
「疾風、零ちゃん、相手のロッテは疾風のポイント左斜め45度前、100メートルや。レンズに水滴がついたみたいでサーモはここまでや。後は有視界戦闘で頼む!」
隼からのインカムが入った。
「零です。了解、現在、疾風先輩の左90度、150メートル地点。陽動に入ります。オーバー!」
「零ちゃん、一斗缶卸してロープを結んで!第2匍匐で進むわよ。10秒に一回は双眼鏡で相手の位置を確認してね。ロープは40メート伸ばし切ってね。」(はい、伸びきるところまでは、匍匐ですね。了解です。)
強い雨で地上の虫たちがうじゃうじゃ出てきているが、腕につこうと、顔に集(たか)ろうと全く気にならなくなっている。ズボンが水を吸い重くなってきているがそれも苦にならない。(リュドミラさんってこんな環境で戦ってきたんだべな…)、「なに、こんなのまだまだ甘いわよ。真夏の腐乱死体だらけの草原や、春先の雪解けの湿原と比べりゃ、こんなとこ「ベッド」の上よ。くすくす。」。(へーえ、ここが「ベッドの上」だべか、私にはまだそこまでは言えないですだよ。あっ、右30度前方50メートル葦の揺れ発見。確認するべ。)
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