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第1章
1-25「戦士の休息(閑話)」
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「戦士の休息(閑話)」
放課後のサバゲー部部室、零は一人でまどろんでいた。いや、正確には一人ではなく、生駒BB-GUNの廃ホテルからついてきた浮遊霊の「川崎飛燕」と一緒だった。
飛燕が生前好きだった、高倉健主演で薬師丸ひろ子のデビュー作の「野生の証明」の主題歌「戦士の休息」がユーチューブでかかっている。
「飛燕のおっちゃん、「霊」のことで聞きたいことあるんだけど聞いてもいいべか?」
「なんや?改まって?」
「この間、「リュドミラ・バウリチェンコ」さんと「舩坂弘」さんと「クリス・カイル」さんの「霊」に憑依してもらったんだけど、みんな、すごく「元気」で「明るく」て「親切」だったけど「霊」ってそういうもんなんだべか?もっとおどろおどろしいもんを想像してたべ…。」
飛燕は数秒考えこんで答えた。
「まあ、ある意味、その3人は「戦死」やなかったし、余生もやり切った感があったんとちゃうかな?まあ「クリス」はんは、残念な亡くなり方やったけどな…。
それがどないしたんや?」
「うーん、上手に言われへんけど、3人ともゲーム中すごく楽しそうというか、生き生きしてるって感じたんだべ。あっ、死んでる人に「生き生き」っていうのもおかしいけど…。」
「せやな、「クリス」はんは、えらいよろこんどったで。「人殺し」やなくて銃が使えるって「幸せ」やってお礼言われたくらいや。」
「ふーん、でもみんな戦争でたくさんの人を殺めてるんだべなぁ…。」
「…零ちゃん、「人殺し」と「戦士」を一緒にしたらあかんで!3人とも「戦争」という枠の中で「兵隊」同士で戦ったんや。
「人殺し」とは違う!
そこは、大事なところやで。彼女、彼らかて「戦争」やなかったら、きっと「狩り」や「スポーツシューティング」で「銃」を楽しんでたはずや。誰一人として、「好き」で人を殺してはおれへん。
だから最初にリュドちゃんが、零ちゃんと一緒に「ルール」の中で「ゲーム」として「シューティング」を楽しんだことをあの世の同業、同僚に伝えたかったんやろ!
今の世の中には「サバゲー」っていうすごい楽しいゲームがあるよー!ってな。わかるか?」
「うん、なんとなくやけど…。ちなみに、飛燕のおっちゃんがわざわざ「霊」の人らを呼んできてくれてんの?すごく手間や迷惑かけてないずらか?「霊」の人にお礼とかお供えとか要らないずらか?」」
「あぁ、それやったら、気にせんでええよ。あの世にもこの世の「ネット」みたいなもんがあって、「サバゲーいうおもろいゲームに参加したい人(霊)は、メールちょうだいな―!ってな感じや。
みんな好きで来てるから逆に零ちゃんに「お礼」せなあかん位やで。わしも、うちの娘も、零ちゃんの大ファンや!この間から零ちゃんの応援に「生きがい」感じてるんやで。まあ、死んでて「生きがい」いうのも矛盾しとるけどな!」
零は思わずぷぷっと噴き出した。
「ふーん…。でも、飛燕のおっちゃん、ありがとう。おっちゃんと知り合ってなかったら、サバゲー部の決勝進出もどうやったかわからんべ。それに、こんな「チビ」で、虫を怖がるような私を、先輩らみんなが仲間として受け入れてくれるようになったしね。」
「まあ、零ちゃんがどうしてもお礼したいっていうんやったら、わしが憑依して彗星ちゃんに抱き着くんを認めてほしいわなー!」
「うーん、それは却下!」
放課後のサバゲー部部室、零は一人でまどろんでいた。いや、正確には一人ではなく、生駒BB-GUNの廃ホテルからついてきた浮遊霊の「川崎飛燕」と一緒だった。
飛燕が生前好きだった、高倉健主演で薬師丸ひろ子のデビュー作の「野生の証明」の主題歌「戦士の休息」がユーチューブでかかっている。
「飛燕のおっちゃん、「霊」のことで聞きたいことあるんだけど聞いてもいいべか?」
「なんや?改まって?」
「この間、「リュドミラ・バウリチェンコ」さんと「舩坂弘」さんと「クリス・カイル」さんの「霊」に憑依してもらったんだけど、みんな、すごく「元気」で「明るく」て「親切」だったけど「霊」ってそういうもんなんだべか?もっとおどろおどろしいもんを想像してたべ…。」
飛燕は数秒考えこんで答えた。
「まあ、ある意味、その3人は「戦死」やなかったし、余生もやり切った感があったんとちゃうかな?まあ「クリス」はんは、残念な亡くなり方やったけどな…。
それがどないしたんや?」
「うーん、上手に言われへんけど、3人ともゲーム中すごく楽しそうというか、生き生きしてるって感じたんだべ。あっ、死んでる人に「生き生き」っていうのもおかしいけど…。」
「せやな、「クリス」はんは、えらいよろこんどったで。「人殺し」やなくて銃が使えるって「幸せ」やってお礼言われたくらいや。」
「ふーん、でもみんな戦争でたくさんの人を殺めてるんだべなぁ…。」
「…零ちゃん、「人殺し」と「戦士」を一緒にしたらあかんで!3人とも「戦争」という枠の中で「兵隊」同士で戦ったんや。
「人殺し」とは違う!
そこは、大事なところやで。彼女、彼らかて「戦争」やなかったら、きっと「狩り」や「スポーツシューティング」で「銃」を楽しんでたはずや。誰一人として、「好き」で人を殺してはおれへん。
だから最初にリュドちゃんが、零ちゃんと一緒に「ルール」の中で「ゲーム」として「シューティング」を楽しんだことをあの世の同業、同僚に伝えたかったんやろ!
今の世の中には「サバゲー」っていうすごい楽しいゲームがあるよー!ってな。わかるか?」
「うん、なんとなくやけど…。ちなみに、飛燕のおっちゃんがわざわざ「霊」の人らを呼んできてくれてんの?すごく手間や迷惑かけてないずらか?「霊」の人にお礼とかお供えとか要らないずらか?」」
「あぁ、それやったら、気にせんでええよ。あの世にもこの世の「ネット」みたいなもんがあって、「サバゲーいうおもろいゲームに参加したい人(霊)は、メールちょうだいな―!ってな感じや。
みんな好きで来てるから逆に零ちゃんに「お礼」せなあかん位やで。わしも、うちの娘も、零ちゃんの大ファンや!この間から零ちゃんの応援に「生きがい」感じてるんやで。まあ、死んでて「生きがい」いうのも矛盾しとるけどな!」
零は思わずぷぷっと噴き出した。
「ふーん…。でも、飛燕のおっちゃん、ありがとう。おっちゃんと知り合ってなかったら、サバゲー部の決勝進出もどうやったかわからんべ。それに、こんな「チビ」で、虫を怖がるような私を、先輩らみんなが仲間として受け入れてくれるようになったしね。」
「まあ、零ちゃんがどうしてもお礼したいっていうんやったら、わしが憑依して彗星ちゃんに抱き着くんを認めてほしいわなー!」
「うーん、それは却下!」
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