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第1章
1-39「インターバル」
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「インターバル」
第1ゲームを4対0で完勝した門工チームは控室に戻ってきた。開始5分でヒットされた彗星と紫電は防寒服を脱ぎTシャツ一枚で4人を迎えた。紫電は、隼をハグで出迎え、「ナイス!「初キル」!ほんま、ようやらはりましたね!
いつものように彗星は熱烈なハグとチューで零を迎えた。もちろん、零はとてもうれしいのだが、今、憑依してる「シモ・ヘイヘ」は「舩坂弘」と違って超「紳士」なので、彗星の乳や尻を揉んだりはしない。今日は、彗星にされるがままに唇を奪われ、防寒具の上から彗星にお尻を揉まれ続けた。
はたと、彗星が疾風が右手首を抑えてる姿が目に入った。彗星は零に対する愛撫を止め、疾風に声をかけた。
「疾風部長、手首どないかしはったんですか?」
疾風は顔をしかめて、
「さっきのゲームで転んだ時に変な手のつき方してしもて、手首が返れへんねん。捻挫かもしれへん。」
と答えると、彗星は自分のバッグから救急箱を取り出し、疾風の手首を見た。手首はうっ血し大きく腫れあがっている。(わー、これじゃあ、手首が返らないのは当たり前だべ…)零は、パンパンに膨らんだ疾風の手首から思わず目をそらせた。
彗星は手首を触診しシップとバンテージを取り出した。
「疾風部長、とりあえず、骨には異常はないと思うから、シップを巻いておくわ。ただ、一刻も早く病院行って診てもろた方がええと思うで。」
「何言うてんねん、まだ準決勝の途中やないか!部長としてそんな無責任なことできるかいな。次のゲームの30分くらいは我慢するがな!」
と強がったが、額に浮かぶ脂汗が相当な痛みであることを想像させた。
応急処置として、彗星がシップの上からテーピングを施した。テーピングの最中に管内アナウンスが流れた。
「本日の第1試合は、棄権が出たため、「元社会人チーム」の不戦勝とし、決勝進出が決定いたしました。つきましては第2試合を繰り上げで行いますので、出場チームはこの後35分後に第2ゲームを行いますのでご準備の程、よろしくおお願いいたします。」
零は、「ヘイヘ」に促されて、屠龍と隼に尋ねた。
「屠龍副長、隼先輩、第1試合の「元公務員チーム」の戦略ってどんなものだったんですか?疾風部長のけがを考えたら、第3ゲームは考えず、第2ゲームは電撃戦でできないもんですか?」
「うーん、俺らにあそこまでの行動力と連携力があるかと言えばはっきり言ってない!それくらいに、追い込みと狩りの連携がばっちりやったんや!うちのアサルトは基本的には屠龍だけやから、難しいかな?屠龍はどない思う?」
「せやな、隼の分析が正しいと思うわ。ただ、疾風の手首のこと考えたら、第2ゲームは多少、博打してもええんとちゃうか?」
しばしの沈黙ののち、隼が覚悟を決めて言った。
「よっしゃ、疾風をデコイ(おとり)にしてツートップのアサルトで行こう!トップは屠龍と紫電。屠龍のパートナーには俺がつく。紫電には彗星と零ちゃんや。零ちゃんは、先のゲームで疾風のライフル使えたんやったら、ライフル持って行ってくれ。
開始と同時に東と西の端まで走って左右からの挟み撃ちや。単純な手やから決まれば早い。ただ片方が先にやられてしまうようなことがあったら、一気に不利になるけどそれでええんか?」
全員が黙って頷いた。
「そうしたら、作戦はこうや。最初に・……。」
第1ゲームを4対0で完勝した門工チームは控室に戻ってきた。開始5分でヒットされた彗星と紫電は防寒服を脱ぎTシャツ一枚で4人を迎えた。紫電は、隼をハグで出迎え、「ナイス!「初キル」!ほんま、ようやらはりましたね!
いつものように彗星は熱烈なハグとチューで零を迎えた。もちろん、零はとてもうれしいのだが、今、憑依してる「シモ・ヘイヘ」は「舩坂弘」と違って超「紳士」なので、彗星の乳や尻を揉んだりはしない。今日は、彗星にされるがままに唇を奪われ、防寒具の上から彗星にお尻を揉まれ続けた。
はたと、彗星が疾風が右手首を抑えてる姿が目に入った。彗星は零に対する愛撫を止め、疾風に声をかけた。
「疾風部長、手首どないかしはったんですか?」
疾風は顔をしかめて、
「さっきのゲームで転んだ時に変な手のつき方してしもて、手首が返れへんねん。捻挫かもしれへん。」
と答えると、彗星は自分のバッグから救急箱を取り出し、疾風の手首を見た。手首はうっ血し大きく腫れあがっている。(わー、これじゃあ、手首が返らないのは当たり前だべ…)零は、パンパンに膨らんだ疾風の手首から思わず目をそらせた。
彗星は手首を触診しシップとバンテージを取り出した。
「疾風部長、とりあえず、骨には異常はないと思うから、シップを巻いておくわ。ただ、一刻も早く病院行って診てもろた方がええと思うで。」
「何言うてんねん、まだ準決勝の途中やないか!部長としてそんな無責任なことできるかいな。次のゲームの30分くらいは我慢するがな!」
と強がったが、額に浮かぶ脂汗が相当な痛みであることを想像させた。
応急処置として、彗星がシップの上からテーピングを施した。テーピングの最中に管内アナウンスが流れた。
「本日の第1試合は、棄権が出たため、「元社会人チーム」の不戦勝とし、決勝進出が決定いたしました。つきましては第2試合を繰り上げで行いますので、出場チームはこの後35分後に第2ゲームを行いますのでご準備の程、よろしくおお願いいたします。」
零は、「ヘイヘ」に促されて、屠龍と隼に尋ねた。
「屠龍副長、隼先輩、第1試合の「元公務員チーム」の戦略ってどんなものだったんですか?疾風部長のけがを考えたら、第3ゲームは考えず、第2ゲームは電撃戦でできないもんですか?」
「うーん、俺らにあそこまでの行動力と連携力があるかと言えばはっきり言ってない!それくらいに、追い込みと狩りの連携がばっちりやったんや!うちのアサルトは基本的には屠龍だけやから、難しいかな?屠龍はどない思う?」
「せやな、隼の分析が正しいと思うわ。ただ、疾風の手首のこと考えたら、第2ゲームは多少、博打してもええんとちゃうか?」
しばしの沈黙ののち、隼が覚悟を決めて言った。
「よっしゃ、疾風をデコイ(おとり)にしてツートップのアサルトで行こう!トップは屠龍と紫電。屠龍のパートナーには俺がつく。紫電には彗星と零ちゃんや。零ちゃんは、先のゲームで疾風のライフル使えたんやったら、ライフル持って行ってくれ。
開始と同時に東と西の端まで走って左右からの挟み撃ちや。単純な手やから決まれば早い。ただ片方が先にやられてしまうようなことがあったら、一気に不利になるけどそれでええんか?」
全員が黙って頷いた。
「そうしたら、作戦はこうや。最初に・……。」
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