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第六章 お茶会で再開!?
23本目
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わたしの視線の先で優しく微笑む少年……その青い目も、綺麗に輝く金の髪も桜の木の下で見たのと同じに見える……見えるけど。
「……違う」
その容姿は以前見た少年よりも少し年上に見えた。そして、決定的に違うのは、彼を見ても……まーくんの時のような魂の震えは無かった。
「……アーリャさん、挨拶を……」
はっ、いけない挨拶をしないと。
「ご紹介にあずかりました、わたくしは……」
その後の事はハッキリと覚えてはいない……あとでドロシーお嬢様から聞いた限りではしっかりと挨拶が出来ていたので問題は無かったみたい。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
「アーリャさん、本日は本当にありがとうございました。私のお茶会デビューは大成功です」
「ご期待に添えて良かったです」
「本日お越しの皆様にはちゃんと後ろ盾にザード家が付いている事も話してありますから、無茶な商談を押しつけてくるような方もいないでしょう……何かあれば私にも遠慮無く仰ってください」
「ありがとうございます……あ、あの、今日お越しになられていた王族の方は……」
「あの方は第一王子様のアレウス様です。私と同い年なのでお越しいただけましたの」
第一王子!? そういえば、わたし一言も第二王子様について何も聞いていなかったから、わざわざ説明されなかったんだね。
あれ? 同い年ってドロシーお嬢様ってわたしと同じ5歳じゃ無かったの?
「私は8歳ですよ……え? アーリャさん同い年では無かったんですか? 5歳!?」
わたしってこの世界だと年齢よりも上に見えるのかな? 前世だと5歳と8歳ってかなり見た目も違ったと思うんだけど……でも、ソランやケニーは同じくらいに見えるし……もしかしてドロシーお嬢様の見た目が?
いけない、これ以上考えてはいけない気がする……この話はここまでだよ!
「ちなみに、今後は……例えば、第二王子様がお茶会に来たりなんてあるんですか?」
色々な話題を挟んだ後にさりげなく聞きたい事を聞いてみると……
「さすがに本日は私のデビューだったから王族の方が来てくれましたが、さすがに特別な理由無しでは来て下さらないかと思いますね」
……という事でした。
お~の~、もう同じお茶会で顔を見てもらう作戦は使えないんだね。いや、元々運が良ければって気持ちで臨んでいたんだもの。
こんなことでへこたれていられないよね? また明日から目標に向かって頑張るだけだよ!
「アーリャさん、あなたは5歳という年齢で……商家の娘とは言え末娘の身でありながら貴族の興味を引くような商品を生み出して何か目的があるのでしょうか? 一般的な同じ年齢の同じ立場の女性とはあまりにも違いすぎるように思います」
第二王子様狙いです! なんて馬鹿正直に言ったら頭がおかしい人だと思われちゃうし……とりあえず第二王子様を狙うためにしている事を話してみよう。
「わたし、庶民の娘に産まれましたが、その立場でも……何がやれるか、何処までやれるのか自分を試したいんです!」
「まあ!! 凄いわ!! 普通なら、あなたの立場ならよくて政略結婚を……いえ、私のような貴族の立場であろうとそれは一緒、そのはずなのにアーリャ、あなたは自分の力でこの世界に挑戦するなんて……同じ女性として誇らしいわ」
いえいえ、本当はそんな大層な理由じゃないので持ち上げないで下さい。でもいまさら否定は出来ないのでそのまま押し通すしか無いよね。
「何処までお力になれるか分かりませんが、困った事があったら相談して下さい……お友達として」
「あ、ありがとうございます……嬉しいです」
目論見は失敗してしまったけれど全ては無駄じゃ無かった……わたしは改めてマー君に会うための決意と、そして、わたしを応援してくれるお友達を手に入れたんだ。
「……違う」
その容姿は以前見た少年よりも少し年上に見えた。そして、決定的に違うのは、彼を見ても……まーくんの時のような魂の震えは無かった。
「……アーリャさん、挨拶を……」
はっ、いけない挨拶をしないと。
「ご紹介にあずかりました、わたくしは……」
その後の事はハッキリと覚えてはいない……あとでドロシーお嬢様から聞いた限りではしっかりと挨拶が出来ていたので問題は無かったみたい。
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「アーリャさん、本日は本当にありがとうございました。私のお茶会デビューは大成功です」
「ご期待に添えて良かったです」
「本日お越しの皆様にはちゃんと後ろ盾にザード家が付いている事も話してありますから、無茶な商談を押しつけてくるような方もいないでしょう……何かあれば私にも遠慮無く仰ってください」
「ありがとうございます……あ、あの、今日お越しになられていた王族の方は……」
「あの方は第一王子様のアレウス様です。私と同い年なのでお越しいただけましたの」
第一王子!? そういえば、わたし一言も第二王子様について何も聞いていなかったから、わざわざ説明されなかったんだね。
あれ? 同い年ってドロシーお嬢様ってわたしと同じ5歳じゃ無かったの?
「私は8歳ですよ……え? アーリャさん同い年では無かったんですか? 5歳!?」
わたしってこの世界だと年齢よりも上に見えるのかな? 前世だと5歳と8歳ってかなり見た目も違ったと思うんだけど……でも、ソランやケニーは同じくらいに見えるし……もしかしてドロシーお嬢様の見た目が?
いけない、これ以上考えてはいけない気がする……この話はここまでだよ!
「ちなみに、今後は……例えば、第二王子様がお茶会に来たりなんてあるんですか?」
色々な話題を挟んだ後にさりげなく聞きたい事を聞いてみると……
「さすがに本日は私のデビューだったから王族の方が来てくれましたが、さすがに特別な理由無しでは来て下さらないかと思いますね」
……という事でした。
お~の~、もう同じお茶会で顔を見てもらう作戦は使えないんだね。いや、元々運が良ければって気持ちで臨んでいたんだもの。
こんなことでへこたれていられないよね? また明日から目標に向かって頑張るだけだよ!
「アーリャさん、あなたは5歳という年齢で……商家の娘とは言え末娘の身でありながら貴族の興味を引くような商品を生み出して何か目的があるのでしょうか? 一般的な同じ年齢の同じ立場の女性とはあまりにも違いすぎるように思います」
第二王子様狙いです! なんて馬鹿正直に言ったら頭がおかしい人だと思われちゃうし……とりあえず第二王子様を狙うためにしている事を話してみよう。
「わたし、庶民の娘に産まれましたが、その立場でも……何がやれるか、何処までやれるのか自分を試したいんです!」
「まあ!! 凄いわ!! 普通なら、あなたの立場ならよくて政略結婚を……いえ、私のような貴族の立場であろうとそれは一緒、そのはずなのにアーリャ、あなたは自分の力でこの世界に挑戦するなんて……同じ女性として誇らしいわ」
いえいえ、本当はそんな大層な理由じゃないので持ち上げないで下さい。でもいまさら否定は出来ないのでそのまま押し通すしか無いよね。
「何処までお力になれるか分かりませんが、困った事があったら相談して下さい……お友達として」
「あ、ありがとうございます……嬉しいです」
目論見は失敗してしまったけれど全ては無駄じゃ無かった……わたしは改めてマー君に会うための決意と、そして、わたしを応援してくれるお友達を手に入れたんだ。
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