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第十一章 四国連合会議
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伸びをしていたわたしへ無情にもマリナが予定を 道が狭い場所での混雑はあったものの王都へは問題なく3日ほどで到着できた。本来なら宿を取らないといけないのだけど、幸いスィーツカフェの敷地に従業員用の居住スペースも作っているのでわたし達もそこに泊まる事になるのだ。
「んーーーーっっ!! さすがに3日も馬車に座りっぱなしだと身体が凝り固まっちゃうよ」
「お疲れ様ですお嬢。ですがさっそくスタッフと打ち合わせをしましょう」
……と告げてくる。でもそれが目的だから仕方がないよね。
「俺外出てくるわ」
「僕も行く所があるので一旦失礼します」
さっそく遊びに行くつもりの二人。一応、相談済みなので店にはオーレスさんが残る事になっている。
「あんまり遅くならないでよ」
「子供じゃねーから心配するなよ」
いや、10歳は子供だからね! 本当に強そうな人に戦いを挑まないでよね。
楽しく王都観光に出かけていった二人……お仕事をするわたし。わたしって王都で遊べない定めなんかがあるのかも知れない。
「お嬢様、よくお越し下さいました」
「ビーンさん、しっかりと準備出来ているようですね……元同僚の方は知っているんですか?」
「はい、真っ先に開店したら来てくれと言っておきました」
「ふふふ、それは楽しみですね。わたしもビーンさんのお菓子を食べた同僚さんの顔を見てみたいです」
「はい、当日がとても楽しみです」
王都の大きな料理店のお菓子職人として働いていたビーンさんとは……同僚さんにお菓子を下に見られてそれを見返すために出場した……スィーツコンテストで出会った。
わたしに雇われてから一杯努力して今では様々なスィーツを作る事が出来るようになっている。今は誰も知らないけれど王都一のスィーツ職人だとわたしは確信しているよ。
「お嬢、既に準備は出来ているようです。お嬢はお客様としてテストして下さい」
「うん、わかった」
準備も最終段階、これからわたしは実際のお客様のようにお店にやって来てスィーツを注文して接客の完成度を確認するのだ。さて、経営者として厳しくチェックしちゃうよ~。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
「素晴らしいです、文句なしです! みなさん本当に頑張りましたね!」
贔屓目無しにスタッフ達の接客はバッチリだった。ここまで細かい所まで行き届いた接客をするお店など王都の一流レストランでもないかもしれない。わたしはスィーツカフェの成功を確信したよ。
「すべてはお嬢様の発案どおりですから」
ビーンさんをはじめとした店舗スタッフ達も満足そうな顔をしている。準備は万端、あとは本番を待つのみだね。
「お嬢様の準備してくれたアレのお陰で、すでに開店前から評判になっているようですよ」
「本当ですか? よかった、周りで見た事無かったので、どうなるかやってみるまでわからなかったから」
ちなみに宣伝もバッチリだ。今、王都の各所でわたしの用意した『チラシ』が配られている。精巧に書かれたスィーツのイラストと値段、店舗の場所などシンプルに描かれているもので、そのチラシを持ってきてくれるとお代が1割引になるのです。字の読めない人でも美味しそうなお菓子と値段くらいはわかるはず。
この世界には……少なくとも王都周辺……印刷技術など無いけれど、最初からわたしが絵を描かれている紙を『加工』で作っているので、余所では絶対に真似出来ない宣伝方法だ。似たような方法を使って王都各所に『看板』を設置してある。
どうやら既に反響があったみたいで開店前のお店を確認しに来ている人もいるようだ。
こうしてわたしの自重しない革新的なスィーツカフェの準備は整ったのです。
……あとは『四国連合会議』の開催日に合わせた開店を待つだけだよ!!
「んーーーーっっ!! さすがに3日も馬車に座りっぱなしだと身体が凝り固まっちゃうよ」
「お疲れ様ですお嬢。ですがさっそくスタッフと打ち合わせをしましょう」
……と告げてくる。でもそれが目的だから仕方がないよね。
「俺外出てくるわ」
「僕も行く所があるので一旦失礼します」
さっそく遊びに行くつもりの二人。一応、相談済みなので店にはオーレスさんが残る事になっている。
「あんまり遅くならないでよ」
「子供じゃねーから心配するなよ」
いや、10歳は子供だからね! 本当に強そうな人に戦いを挑まないでよね。
楽しく王都観光に出かけていった二人……お仕事をするわたし。わたしって王都で遊べない定めなんかがあるのかも知れない。
「お嬢様、よくお越し下さいました」
「ビーンさん、しっかりと準備出来ているようですね……元同僚の方は知っているんですか?」
「はい、真っ先に開店したら来てくれと言っておきました」
「ふふふ、それは楽しみですね。わたしもビーンさんのお菓子を食べた同僚さんの顔を見てみたいです」
「はい、当日がとても楽しみです」
王都の大きな料理店のお菓子職人として働いていたビーンさんとは……同僚さんにお菓子を下に見られてそれを見返すために出場した……スィーツコンテストで出会った。
わたしに雇われてから一杯努力して今では様々なスィーツを作る事が出来るようになっている。今は誰も知らないけれど王都一のスィーツ職人だとわたしは確信しているよ。
「お嬢、既に準備は出来ているようです。お嬢はお客様としてテストして下さい」
「うん、わかった」
準備も最終段階、これからわたしは実際のお客様のようにお店にやって来てスィーツを注文して接客の完成度を確認するのだ。さて、経営者として厳しくチェックしちゃうよ~。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
「素晴らしいです、文句なしです! みなさん本当に頑張りましたね!」
贔屓目無しにスタッフ達の接客はバッチリだった。ここまで細かい所まで行き届いた接客をするお店など王都の一流レストランでもないかもしれない。わたしはスィーツカフェの成功を確信したよ。
「すべてはお嬢様の発案どおりですから」
ビーンさんをはじめとした店舗スタッフ達も満足そうな顔をしている。準備は万端、あとは本番を待つのみだね。
「お嬢様の準備してくれたアレのお陰で、すでに開店前から評判になっているようですよ」
「本当ですか? よかった、周りで見た事無かったので、どうなるかやってみるまでわからなかったから」
ちなみに宣伝もバッチリだ。今、王都の各所でわたしの用意した『チラシ』が配られている。精巧に書かれたスィーツのイラストと値段、店舗の場所などシンプルに描かれているもので、そのチラシを持ってきてくれるとお代が1割引になるのです。字の読めない人でも美味しそうなお菓子と値段くらいはわかるはず。
この世界には……少なくとも王都周辺……印刷技術など無いけれど、最初からわたしが絵を描かれている紙を『加工』で作っているので、余所では絶対に真似出来ない宣伝方法だ。似たような方法を使って王都各所に『看板』を設置してある。
どうやら既に反響があったみたいで開店前のお店を確認しに来ている人もいるようだ。
こうしてわたしの自重しない革新的なスィーツカフェの準備は整ったのです。
……あとは『四国連合会議』の開催日に合わせた開店を待つだけだよ!!
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