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裁判
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ミリィたちを乗せた馬車は三日三晩走りとおした。途中、食事とトイレのほかはミリィたちは馬車の檻に閉じ込められたままで、馬車の揺れに彼女たちは疲労困憊していた。
旅の疲れからか、あるいは額に刻印された焼印の傷がもとであるのか、ワフー老人はひどい熱で寝込んでいた。
体中びっしりと汗をかき、ときどきうわごとを口走った。
「ああ……神秘の書は間違いじゃ! あれはわしらがでっちあげた……まさかあんなことになるとは……ウラヌス……ホーバン……約束……燃える、からだが燃える!」
老人の手をにぎったケイは首をふった。
「すごい熱……死んでしまうかもしれないわ」
ミリィは立ち上がり、進行方向にある馬車の覗き穴に顔を近づけた。
覗き穴からは馬車の御者台が見えている。御者台のむこうには、枢機卿と法務官が乗り込んだ馬車の列がながながと前方にのびている。御者は無表情に馬を御していた。
「ねえ、ちょっと!」
ミリィは声をかけた。
御者はその声にちょっと顔をねじむけた。
丸顔で、顎鬚をのばした四十代なかばの男である。
「なんだ」
「ワフーさんが病気なの。お医者を呼んで頂戴」
くすり、と御者は笑った。
「死ぬなら勝手に死ねばいい。死んでくれれば、いい厄介払いとなるんじゃないのか? 第一、あいつは不敬罪で告発されたんだぞ。死刑にならなかっただけで儲けものだよ。いいから放っておけ」
そういい捨てると、前を見た。それきり、ミリィが何度声をかけても頑なに黙ったままでいる。そのうちうるさくなったのか、かれは馬車の覗き穴を外から閉め切り、鍵をかけてしまった。ミリィが爪をかけようとどうしようと、もう覗き穴を開くことは出来なくなった。
ミリィはケイをふりかえった。
「どうしよう、薬もないし……このままじゃ、本当に死んでしまうかもしれない」
ケイも首をふった。
「あたしだって! ああ……〝治癒〟の魔法を身につけていれば……」
そこまで口にして、彼女は目をまるくした。
ヘロヘロを見つめる。視線を感じ、ヘロヘロはケイを見た。
ケイは立ち上がり、ヘロヘロに詰め寄った。
「ねえ、あんた。もしかして〝治癒〟の魔法を身につけているんじゃない?」
ヘロヘロは驚きの色を見せた。
「おれが? そりゃ身につけているが……」
「そのちから、ワフーさんに使って! そして救ってあげて!」
「なにい?」
ヘロヘロはあっけにとられた。
「おれがなぜ、こんな見ず知らずの爺いのためにそんなことしてやらなければならない? お断りだ」
そう言うとぷいと横を向いた。
ミリィはヘロヘロの側に駈け寄った。
「ヘロヘロ、あたしからも頼むわ。ね、ワフーさんを治してあげて」
うるさい、とヘロヘロは怒鳴った。
「御者のおやじの言ったとおりだ。生きようと死のうと、おれには係わりのないことだ。いいから勝手に死なせてやれ」
その言葉にミリィはかーっ、となった。
だん、と床を踏みしめヘロヘロの胸倉をつかむ。
「何言ってるのよ! いいから〝治癒〟の魔法をつかうのよ!」
ヘロヘロは目を白黒させた。ミリィの必死な様子にたじたじとなる。
ミリィはぐっとヘロヘロをにらんだ。歯を食いしばり、一言一言押し出すように言葉を出していく。
「いいわね、ワフーさんを助けなさい! これは命令よ!」
かく、とヘロヘロは顎をひいた。そのままなにかに操られるようにワフーの側へ歩いていく。すとん、と腰をおろすと両手をのばし、老人の額にかざす。
ヘロヘロは目を閉じた。
ぶつぶつと口の中でなにかつぶやいている。
その両手の手の平からぼんやりと光がともっていた。
その光はじわじわとひろがり、老人の額から全身をおおった。
老人の苦しそうな息が楽になり、その胸がおおきく波だった。
ふうー、とワフーの口から息が吐き出された。
汗が引き、表情は穏やかなものになった。
「熱がさがったわ」
ほっとため息をつき、ケイは宣言した。
ヘロヘロはじぶんの両手を見つめていた。
おれは他人を救った。
〝治癒〟の魔法で。
なぜだ?
なぜおれが他人の命を救うなど、らしくないことをしたのだ。
ミリィに命令されたからだ。
なぜ彼女の命令におれは従うのだ?
ゆっくりとワフーの瞳が開いていく。
覗きこんでいるミリィ、ケイ、ヘロヘロの顔を見つめていく。
「わしは? どうなったのだ?」
起き上がろうとして、めまいがしたのかふらりと倒れこもうとするのを、あわててケイがささえてやる。
「病気だったのよ。でも、もう大丈夫。〝治癒〟の魔法がきいたから」
「〝治癒〟の魔法?」
ワフーは口の中でつぶやいた。
そしておおきく目を見開いた。
「だれがわしに〝治癒〟の魔法をほどこしてくれたのかね?」
ミリィとケイはヘロヘロを見た。
そうか、とワフーはうなずいた。
「ありがとう。あんたは気味が悪い外見をしているが、じつは聖なるちからを持つ素晴らしい人物なのじゃな。ずっと勘違いしていて、すまんじゃった」
ヘロヘロの顔が見る見る真赤になっていく。
「おれは知らん! ふん、だれが人助けなんか……」
いらいらしたように立ち上がると、檻のほうへ行き、外を見つめた。
ごとごとと馬車は動いていく。檻からは道の風景が遠ざかっていく。旅を続ける間、馬車はふたたび人家が密集する地域にさしかかっていた。ぽつり、ぽつりと道の両側には農家や、それに付随した小屋が点在するようになり、人によって耕された畑が続くようになっていた。
ヘロヘロはずっと外を見つめ続けた。
かたん、と音がして馬車の覗き窓が開いた。
御者がその窓から覗きこんでいる。
「なんだ、爺いは助かったのか」
あんたねえ、とミリィは御者に詰め寄った。
そのミリィに御者はまた声をかけた。
「サイデーンの町が見えるぞ。見るか?」
え、とミリィは覗き窓の顔を押し付けた。
前方に、はるかに町が広がっている。
サイデーンの町だ。
ゴラン神聖皇国の首都である。
旅の疲れからか、あるいは額に刻印された焼印の傷がもとであるのか、ワフー老人はひどい熱で寝込んでいた。
体中びっしりと汗をかき、ときどきうわごとを口走った。
「ああ……神秘の書は間違いじゃ! あれはわしらがでっちあげた……まさかあんなことになるとは……ウラヌス……ホーバン……約束……燃える、からだが燃える!」
老人の手をにぎったケイは首をふった。
「すごい熱……死んでしまうかもしれないわ」
ミリィは立ち上がり、進行方向にある馬車の覗き穴に顔を近づけた。
覗き穴からは馬車の御者台が見えている。御者台のむこうには、枢機卿と法務官が乗り込んだ馬車の列がながながと前方にのびている。御者は無表情に馬を御していた。
「ねえ、ちょっと!」
ミリィは声をかけた。
御者はその声にちょっと顔をねじむけた。
丸顔で、顎鬚をのばした四十代なかばの男である。
「なんだ」
「ワフーさんが病気なの。お医者を呼んで頂戴」
くすり、と御者は笑った。
「死ぬなら勝手に死ねばいい。死んでくれれば、いい厄介払いとなるんじゃないのか? 第一、あいつは不敬罪で告発されたんだぞ。死刑にならなかっただけで儲けものだよ。いいから放っておけ」
そういい捨てると、前を見た。それきり、ミリィが何度声をかけても頑なに黙ったままでいる。そのうちうるさくなったのか、かれは馬車の覗き穴を外から閉め切り、鍵をかけてしまった。ミリィが爪をかけようとどうしようと、もう覗き穴を開くことは出来なくなった。
ミリィはケイをふりかえった。
「どうしよう、薬もないし……このままじゃ、本当に死んでしまうかもしれない」
ケイも首をふった。
「あたしだって! ああ……〝治癒〟の魔法を身につけていれば……」
そこまで口にして、彼女は目をまるくした。
ヘロヘロを見つめる。視線を感じ、ヘロヘロはケイを見た。
ケイは立ち上がり、ヘロヘロに詰め寄った。
「ねえ、あんた。もしかして〝治癒〟の魔法を身につけているんじゃない?」
ヘロヘロは驚きの色を見せた。
「おれが? そりゃ身につけているが……」
「そのちから、ワフーさんに使って! そして救ってあげて!」
「なにい?」
ヘロヘロはあっけにとられた。
「おれがなぜ、こんな見ず知らずの爺いのためにそんなことしてやらなければならない? お断りだ」
そう言うとぷいと横を向いた。
ミリィはヘロヘロの側に駈け寄った。
「ヘロヘロ、あたしからも頼むわ。ね、ワフーさんを治してあげて」
うるさい、とヘロヘロは怒鳴った。
「御者のおやじの言ったとおりだ。生きようと死のうと、おれには係わりのないことだ。いいから勝手に死なせてやれ」
その言葉にミリィはかーっ、となった。
だん、と床を踏みしめヘロヘロの胸倉をつかむ。
「何言ってるのよ! いいから〝治癒〟の魔法をつかうのよ!」
ヘロヘロは目を白黒させた。ミリィの必死な様子にたじたじとなる。
ミリィはぐっとヘロヘロをにらんだ。歯を食いしばり、一言一言押し出すように言葉を出していく。
「いいわね、ワフーさんを助けなさい! これは命令よ!」
かく、とヘロヘロは顎をひいた。そのままなにかに操られるようにワフーの側へ歩いていく。すとん、と腰をおろすと両手をのばし、老人の額にかざす。
ヘロヘロは目を閉じた。
ぶつぶつと口の中でなにかつぶやいている。
その両手の手の平からぼんやりと光がともっていた。
その光はじわじわとひろがり、老人の額から全身をおおった。
老人の苦しそうな息が楽になり、その胸がおおきく波だった。
ふうー、とワフーの口から息が吐き出された。
汗が引き、表情は穏やかなものになった。
「熱がさがったわ」
ほっとため息をつき、ケイは宣言した。
ヘロヘロはじぶんの両手を見つめていた。
おれは他人を救った。
〝治癒〟の魔法で。
なぜだ?
なぜおれが他人の命を救うなど、らしくないことをしたのだ。
ミリィに命令されたからだ。
なぜ彼女の命令におれは従うのだ?
ゆっくりとワフーの瞳が開いていく。
覗きこんでいるミリィ、ケイ、ヘロヘロの顔を見つめていく。
「わしは? どうなったのだ?」
起き上がろうとして、めまいがしたのかふらりと倒れこもうとするのを、あわててケイがささえてやる。
「病気だったのよ。でも、もう大丈夫。〝治癒〟の魔法がきいたから」
「〝治癒〟の魔法?」
ワフーは口の中でつぶやいた。
そしておおきく目を見開いた。
「だれがわしに〝治癒〟の魔法をほどこしてくれたのかね?」
ミリィとケイはヘロヘロを見た。
そうか、とワフーはうなずいた。
「ありがとう。あんたは気味が悪い外見をしているが、じつは聖なるちからを持つ素晴らしい人物なのじゃな。ずっと勘違いしていて、すまんじゃった」
ヘロヘロの顔が見る見る真赤になっていく。
「おれは知らん! ふん、だれが人助けなんか……」
いらいらしたように立ち上がると、檻のほうへ行き、外を見つめた。
ごとごとと馬車は動いていく。檻からは道の風景が遠ざかっていく。旅を続ける間、馬車はふたたび人家が密集する地域にさしかかっていた。ぽつり、ぽつりと道の両側には農家や、それに付随した小屋が点在するようになり、人によって耕された畑が続くようになっていた。
ヘロヘロはずっと外を見つめ続けた。
かたん、と音がして馬車の覗き窓が開いた。
御者がその窓から覗きこんでいる。
「なんだ、爺いは助かったのか」
あんたねえ、とミリィは御者に詰め寄った。
そのミリィに御者はまた声をかけた。
「サイデーンの町が見えるぞ。見るか?」
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