氷と兎と非日常

かになべ

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前日譚と、プロローグ

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何かが起こるような、そんな瞬間が好きだ。いつもの日常が変わり、変化が訪れる。そんな前兆が好きだ。
「涼音。おはよう。」
「あ、おはよう!」
もちろん、普段の生活が嫌いなわけじゃ無い。只、非日常の気配が好きなのも事実だ。このふたつがちょうど均衡を保っているからこその人生なのだろう。
「眠そうだな。」
「そう?昨日少し夜更かししちゃって…」
靴に踵を入れながら前を見上げる。見慣れた道。変わらぬ通行人。なんの変哲も無い入道雲。変わり映えのしない日々に別れを告げて歩く。
「ん、どうした?」
「いや?別に?」
さようなら。またいつか。膨らむ期待を胸に、未来へ足を運び始めた。

***

どーも、しらたきです。初めての作品です。誤字脱字、文法ミス等ございましたら教えて下さい。それでは。
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