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第5話 天上界2日目 なんてハレンチな格好をさせるのよ!
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「さあ、目覚めるのです。新しい世界への扉が待っています」
よし来た。ここで昨日考えたイメージを頭に浮かべるんだ。
そして、目が覚めたら、またお怒りの女神様がいた。
「なんてハレンチな格好をさせるのよ!」
白のマイクロビキニをお召しになったモニア様が、怒り心頭といった感じで叫んでいた。
話は変わるが、俺はアニメの「湯気」や「謎の光線」が嫌いだ。
解禁版のブルーレイやDVDを買わないといけないからではない。
そもそも、お風呂で前が見えないほどの湯気が立つか?
もしくは、湯気が雲みたいに、都合のよい(悪い?)場所に漂うか?
お湯が沸騰していても無理だろう。
嘘だと思ったら、男性でも女性でも全裸の人間を立たせて、その前にコンロを置いて水を入れたヤカンを乗せて沸騰させてみるとよい。やったことはないけれど。
謎の光線だって、そんな光線がどうやって家の中に差し込むというのだ。
それに、そんなに都合のよい(悪い?)部分だけ視線を遮るなんて、どんな指向性の高いビームだって感じだ。
それと同じで、「見えそうで見えない」という描写も俺は嫌いだ。
マイクロビキニで、そんなにうまく隠せるはずがない。ないはずだ。
見えたら見えたという勇気を俺は持ちたい。
だから俺は正直に言う。
モニア様のマイクロビキニからは、何とは言わないが、ピンク色の何かがちょっと見えている。
ただ、その何かが何かということを言うまでの勇気は、俺にはない。
なんだ、やっぱりへたれじゃないかと言うなら言ってほしい。
その代り、それは俺の物語のアニメ化のときに、しっかり描写してほしい。
「モニア様おはようございます。とってもいい朝ですね」
「何がいい朝なものですか! 私をこんな格好にして!」
モニア様、もしかしたらお付き合いがよいのか、お人(神?)よしなのか。
嫌ならそんな格好をしなければいいのに。
「やってみたら、想像以上にハレンチだったのよ!」
そう言ってモニア様はしゃがみ込んでしまった。そうしないと、はみ出したものだけではなく、その土台の想像以上に豊かなものは隠せないのだ。
「でも、俺に感謝してほしいですね」
「何が感謝よ!」
モニア様はもう涙目だった。
神様も涙を流すことを俺は知った。
「インパクトってことで、最初は全裸をイメージしようと思ったんですよ。転生を告げる神様がいきなり全裸って、素晴らしいつかみになりますよね。でもそれじゃモニア様に申し訳ないから、マイクロビキニっていうことにしたんですよ」
「全裸になんかなれるはずないでしょ! それに、何が申し訳ないよ! だいたい、こんな格好でどうやったら話が進められるというの!」
それくらい俺も考えている。
「俺も脱ぎますから、それならおあいこでしょ」
俺は着ているワイシャツのボタンに手をかけた。
そう、ワイシャツ。
自分はワイシャツにスラックスの、お仕事モードだ。
その姿であることは、昨日目が覚めたときから気が付いていた。
俺は仕事中に死んだのだろうか。
大臣レクの資料作りで最近は泊まり込み続きで、ほとんど寝ていなかった。
あのレクチャー、どうなったのだろう。
どうしても実現させたい施策だったのになあ。
日本中の子供たちのために、少しはなると思っていたのだけれども。
子供といえば、圭はどうしているだろう。
今日はもうけろっと中学に行っているのだろうか。
いや、今日は俺の通夜か、それとも明日か。
いずれにせよ、俺のことなんか忘れて、早く元の生活に戻ってほしい。
そんな俺の思考にモニア様の叫びが割って入った。
「ふたりで裸になってどうするのよ!」
「だから、モニア様は裸じゃないんですって。そりゃ、布の面積はできるだけ小さくしましたが、水着は水着ですよ」
「何が水着よ! 隠しきれていないじゃないの!」
「それは俺の責任ではなくて、モニア様のスタイルのせいですよ」
「この前も言ったけど、これでもあなた方人間が理解できる程度に抑えているのよ」
人間が理解できないスタイルって、どのようなものなのだろうか。
「わかりました。俺の責任ということでいいです。だから、俺が裸になって責任を取るってことで手を打ちましょうよ」
「そんな責任の取り方がありますか! そもそも、なんで私が肌を晒すのよ!」
あれ、俺の意図が伝わっていないのかな。
そういえば、あのレク資料も、まだまだ手直しが必要だったなあ。
意図を伝える力がまだまだ足りないことを、俺は実感した。
「モニア様は美しいんですよ。その素材の良さを引き出すには、飾り立てないことが一番です。隠しきれないのは、その美しさですよ。さ、その美しさを全世界に知らしめるために立ち上がってください」
俺はしゃがんだままのモニア様に、お立ちいただくように促した。
「なにが全世界よ! 目の前にいるのはあなただけじゃない!」
「だから神絵師や神アニメーターが、モニア様のお姿を正確に表してくれますって」
「神って言葉を私の前では使わないでほしいわ。とにかく、ダメ! 却下! 却下! また明日!」
そう叫んで、モニア様はどこかへ走り去って行ってしまった。
走り去る後ろ姿もたまりませんでした。ごちそうさまでした。
よく考えると、これは俺もやり過ぎたかもしれない。異世界転生できるって聞いて舞い上がってしまったのかもしれない。
もし俺に付き合っている彼女がいたとしても、すぐにはマイクロビキニ姿になってはくれないだろう。いや、マイクロビキニはいつになってもダメかもしれないし、そもそもモニア様は俺の彼女じゃないし。
それはともかく、モニア様も受け入れてくれる第二案を考えないといけないな。
美しさがダメならば、かわいらしさではどうだろうか。
それなら、この手はどうだろうか。
今日は起きたばかりだけど、モニア様はいないし、もう寝てしまおう。
よし来た。ここで昨日考えたイメージを頭に浮かべるんだ。
そして、目が覚めたら、またお怒りの女神様がいた。
「なんてハレンチな格好をさせるのよ!」
白のマイクロビキニをお召しになったモニア様が、怒り心頭といった感じで叫んでいた。
話は変わるが、俺はアニメの「湯気」や「謎の光線」が嫌いだ。
解禁版のブルーレイやDVDを買わないといけないからではない。
そもそも、お風呂で前が見えないほどの湯気が立つか?
もしくは、湯気が雲みたいに、都合のよい(悪い?)場所に漂うか?
お湯が沸騰していても無理だろう。
嘘だと思ったら、男性でも女性でも全裸の人間を立たせて、その前にコンロを置いて水を入れたヤカンを乗せて沸騰させてみるとよい。やったことはないけれど。
謎の光線だって、そんな光線がどうやって家の中に差し込むというのだ。
それに、そんなに都合のよい(悪い?)部分だけ視線を遮るなんて、どんな指向性の高いビームだって感じだ。
それと同じで、「見えそうで見えない」という描写も俺は嫌いだ。
マイクロビキニで、そんなにうまく隠せるはずがない。ないはずだ。
見えたら見えたという勇気を俺は持ちたい。
だから俺は正直に言う。
モニア様のマイクロビキニからは、何とは言わないが、ピンク色の何かがちょっと見えている。
ただ、その何かが何かということを言うまでの勇気は、俺にはない。
なんだ、やっぱりへたれじゃないかと言うなら言ってほしい。
その代り、それは俺の物語のアニメ化のときに、しっかり描写してほしい。
「モニア様おはようございます。とってもいい朝ですね」
「何がいい朝なものですか! 私をこんな格好にして!」
モニア様、もしかしたらお付き合いがよいのか、お人(神?)よしなのか。
嫌ならそんな格好をしなければいいのに。
「やってみたら、想像以上にハレンチだったのよ!」
そう言ってモニア様はしゃがみ込んでしまった。そうしないと、はみ出したものだけではなく、その土台の想像以上に豊かなものは隠せないのだ。
「でも、俺に感謝してほしいですね」
「何が感謝よ!」
モニア様はもう涙目だった。
神様も涙を流すことを俺は知った。
「インパクトってことで、最初は全裸をイメージしようと思ったんですよ。転生を告げる神様がいきなり全裸って、素晴らしいつかみになりますよね。でもそれじゃモニア様に申し訳ないから、マイクロビキニっていうことにしたんですよ」
「全裸になんかなれるはずないでしょ! それに、何が申し訳ないよ! だいたい、こんな格好でどうやったら話が進められるというの!」
それくらい俺も考えている。
「俺も脱ぎますから、それならおあいこでしょ」
俺は着ているワイシャツのボタンに手をかけた。
そう、ワイシャツ。
自分はワイシャツにスラックスの、お仕事モードだ。
その姿であることは、昨日目が覚めたときから気が付いていた。
俺は仕事中に死んだのだろうか。
大臣レクの資料作りで最近は泊まり込み続きで、ほとんど寝ていなかった。
あのレクチャー、どうなったのだろう。
どうしても実現させたい施策だったのになあ。
日本中の子供たちのために、少しはなると思っていたのだけれども。
子供といえば、圭はどうしているだろう。
今日はもうけろっと中学に行っているのだろうか。
いや、今日は俺の通夜か、それとも明日か。
いずれにせよ、俺のことなんか忘れて、早く元の生活に戻ってほしい。
そんな俺の思考にモニア様の叫びが割って入った。
「ふたりで裸になってどうするのよ!」
「だから、モニア様は裸じゃないんですって。そりゃ、布の面積はできるだけ小さくしましたが、水着は水着ですよ」
「何が水着よ! 隠しきれていないじゃないの!」
「それは俺の責任ではなくて、モニア様のスタイルのせいですよ」
「この前も言ったけど、これでもあなた方人間が理解できる程度に抑えているのよ」
人間が理解できないスタイルって、どのようなものなのだろうか。
「わかりました。俺の責任ということでいいです。だから、俺が裸になって責任を取るってことで手を打ちましょうよ」
「そんな責任の取り方がありますか! そもそも、なんで私が肌を晒すのよ!」
あれ、俺の意図が伝わっていないのかな。
そういえば、あのレク資料も、まだまだ手直しが必要だったなあ。
意図を伝える力がまだまだ足りないことを、俺は実感した。
「モニア様は美しいんですよ。その素材の良さを引き出すには、飾り立てないことが一番です。隠しきれないのは、その美しさですよ。さ、その美しさを全世界に知らしめるために立ち上がってください」
俺はしゃがんだままのモニア様に、お立ちいただくように促した。
「なにが全世界よ! 目の前にいるのはあなただけじゃない!」
「だから神絵師や神アニメーターが、モニア様のお姿を正確に表してくれますって」
「神って言葉を私の前では使わないでほしいわ。とにかく、ダメ! 却下! 却下! また明日!」
そう叫んで、モニア様はどこかへ走り去って行ってしまった。
走り去る後ろ姿もたまりませんでした。ごちそうさまでした。
よく考えると、これは俺もやり過ぎたかもしれない。異世界転生できるって聞いて舞い上がってしまったのかもしれない。
もし俺に付き合っている彼女がいたとしても、すぐにはマイクロビキニ姿になってはくれないだろう。いや、マイクロビキニはいつになってもダメかもしれないし、そもそもモニア様は俺の彼女じゃないし。
それはともかく、モニア様も受け入れてくれる第二案を考えないといけないな。
美しさがダメならば、かわいらしさではどうだろうか。
それなら、この手はどうだろうか。
今日は起きたばかりだけど、モニア様はいないし、もう寝てしまおう。
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