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第31話 ああ、あれね。猟銃よ。あれも農機具のひとつよ
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「うちね、両親が私のことを放置気味でね、その反動か、子どもたちが可愛くなっちゃってね。それと、あの武装蜂起のあとも、この国の魔人の人たちがとても窮屈に暮らしているのは知ってるよね?」
「はい、そう聞きました」
武装蜂起を起こしたマールムの残党は当然だけれど、一般の人と一緒にマールムと戦ったティーツィアの人まで、そんな思いをしているのは理不尽だ。
「ここの人たちは、魔人の人たちがもっと自由に暮らせる社会を作りたいって思っているの。それはおおっぴらにはできないので、今は密かに仲間を増やしたり、みんなのための物資を蓄えたりしているわ。魔人の人のためと言っても、世の中の役に立つのは魔法少女の任務にも通ずるかなって思ったら、なんかやり甲斐も感じてね」
「だから先輩は今もここにいるんですね」
「そう、それでね、ココロにお願いがあるんだけど、ちょっとの間でいいから、一緒にここで働いてくれないかな。そして、一緒に日本に帰ろう」
一日も早くうちに帰りたい。ママとパパに会いたい。椎乃に会いたい。クラスのみんなにも会いたい。今度は失敗しないようにして、マールムと戦いたい。
でも、助けてもらって、すぐに帰してくださいって言うのも失礼か。
それに、先にこっちに来たヒバリ先輩を差しおいて帰るのは忍びない。
「ちょっとってどれくらいですか?」
「わからないけど、私たちが頑張ればすぐだと思うよ」
「それなら……よろしくお願いします」
「ありがとう! じゃあちょっと仕事の打ち合わせをしてくるから待ってて」
そう言ってヒバリ先輩は部屋を出て行った。
「ココロ、仲間になってくれました」
「ヒバリ君、よくやった。そうしたら、さっそく研修をお願いするよ。まずは挨拶回りからかな。もし品が揃っていたら搬入もたのむよ」
「了解です」
「ココロ、出かけるわよ」
「どこへですか?」
「取引先にご挨拶よ。その前に、まずここを見てもらわないといけないわ」
ヒバリ先輩が用意してくれた作業着に着替え、庭に出る。
ここは古い大きな民家で、メンバーで共同で住んでいるとのこと。
古い民家といっても「古民家」という趣ではない、ただの古い家。
その家の庭に、納屋が建っている。
扉を開けると、鋤や鍬などの農機具や麻の袋が並んでいる。
田舎のおじいちゃんおばあちゃんちが農家なので、ちょっとは農機具のことはわかるんだ。
「で、見てもらいたいのはここ。よいしょっと」
ヒバリ先輩がそういって、納屋の床の石の板をめくり上げると、地下に続く階段が現れた。
何ここ、秘密基地みたい。
階段を下りるとそこは広い倉庫になっていて、木箱が何段も積まれていた。
麻の袋もたくさん積まれている。
「納屋は狭いので、地下を掘って倉庫を作ったんだって」
「箱には何が入っているの?」
「上で見たでしょ。農機具や肥料よ。麻袋には肥料が入っているわ」
「なんでこんなにたくさんあるんですか?」
「ここみたいな農園をあちこちに作るのに必要なの。この倉庫はよく覚えていてね」
階段を上り、石の板を元通りにしてから外に出る。
「街に出るわよ」
シカーワと変わらない、木組みの家が並ぶ街並み。
改めて、ここは異世界なんだなあと思う。
少し歩いて、あるお店の前に出る。
「セハラ農機具店」という看板がかかっている。
「おじちゃん、来たわ」
「いらっっしゃい。ご注文の品、揃っているよ」
「ありがとうございます」
お店には、さっき納屋で見たような農機具が並んでいる。
奥の方には銃も見える。
どうして農機具店に銃が置いてあるのだろう。
「ところで、見慣れない子だね」
「新しい仲間なの」
「(信用できる子なのかい)「(同じ力持ちよ。大丈夫)」
お店の人とヒバリ先輩が、何やら小声で言葉を交わす。
「さ、ココロ、自己紹介して。ここには通うからね」
「は、はい、ココロと言います。よろしくお願いします」
「見ての通り農機具屋のセハラだ。ガシン農園さんはお得意様だから、こちらこそよろしく」
農園の名前もガシンって言うのね。
「ご注文の品、揃っているから、持っていっていいよ」
「ありがとうございます」
お店を通り抜け、中庭に出る。お店や倉庫に囲まれていて、外からは見えない場所だ。
そこに、ガシン農園という紙が貼られた木箱が四つ積まれている。
「じゃあ、運ぶわよ」
「え、でも、これ重そうですよ。荷車とかないと運べないんじゃ……」
「何言ってるの。何のために私たちがいると思うの。ムーヴェンズ!」
そう言って、ヒバリ先輩が手前にある二箱を瞬間移動させた。
そういうことね。
「あなたもやって。さっきの地下の倉庫をきちんとイメージしてね」
「ムーヴェンズ!」
残りの二箱も消えた。
お店を出て、ヒバリ先輩と肩を並べて歩く。
「これが私たちの仕事なんですね」
「ほかにもいろいろあるけど、これは本当に重宝されているわ」
「メンバーの人たちも力が使えますよね」
「もちろん使えるわ。でも活力を一番持っているのは私たちよ。みんなそれぞれ持っている能力を活用しているの」
「さっきのおじさんは大丈夫なんですか」
「大丈夫よ。仲間はあちこちにいるわ」
「あと、さっきのお店に銃がありましたが、あれって何のためなんですか?」
「ああ、あれね。猟銃よ。あれも農機具のひとつよ」
「銃がですか?」
「里に下りてきた猪や熊を追い払ったり、場合によっては駆除するのよ。農園にとって害獣は大敵だからね」
「猟銃、うちにもあるんですか?」
「さあ、見たことないけど。さ、次のお店よ」
今度は「ミムラ肥料店」という看板がかかっている。
このお店では、「硝安」と書かれた袋をいくつも瞬間移動させた。
「あの、硝安って何ですか?」
「肥料の一種類よ。ここの土地には合ってるの」
「勉強になります」
「はい、そう聞きました」
武装蜂起を起こしたマールムの残党は当然だけれど、一般の人と一緒にマールムと戦ったティーツィアの人まで、そんな思いをしているのは理不尽だ。
「ここの人たちは、魔人の人たちがもっと自由に暮らせる社会を作りたいって思っているの。それはおおっぴらにはできないので、今は密かに仲間を増やしたり、みんなのための物資を蓄えたりしているわ。魔人の人のためと言っても、世の中の役に立つのは魔法少女の任務にも通ずるかなって思ったら、なんかやり甲斐も感じてね」
「だから先輩は今もここにいるんですね」
「そう、それでね、ココロにお願いがあるんだけど、ちょっとの間でいいから、一緒にここで働いてくれないかな。そして、一緒に日本に帰ろう」
一日も早くうちに帰りたい。ママとパパに会いたい。椎乃に会いたい。クラスのみんなにも会いたい。今度は失敗しないようにして、マールムと戦いたい。
でも、助けてもらって、すぐに帰してくださいって言うのも失礼か。
それに、先にこっちに来たヒバリ先輩を差しおいて帰るのは忍びない。
「ちょっとってどれくらいですか?」
「わからないけど、私たちが頑張ればすぐだと思うよ」
「それなら……よろしくお願いします」
「ありがとう! じゃあちょっと仕事の打ち合わせをしてくるから待ってて」
そう言ってヒバリ先輩は部屋を出て行った。
「ココロ、仲間になってくれました」
「ヒバリ君、よくやった。そうしたら、さっそく研修をお願いするよ。まずは挨拶回りからかな。もし品が揃っていたら搬入もたのむよ」
「了解です」
「ココロ、出かけるわよ」
「どこへですか?」
「取引先にご挨拶よ。その前に、まずここを見てもらわないといけないわ」
ヒバリ先輩が用意してくれた作業着に着替え、庭に出る。
ここは古い大きな民家で、メンバーで共同で住んでいるとのこと。
古い民家といっても「古民家」という趣ではない、ただの古い家。
その家の庭に、納屋が建っている。
扉を開けると、鋤や鍬などの農機具や麻の袋が並んでいる。
田舎のおじいちゃんおばあちゃんちが農家なので、ちょっとは農機具のことはわかるんだ。
「で、見てもらいたいのはここ。よいしょっと」
ヒバリ先輩がそういって、納屋の床の石の板をめくり上げると、地下に続く階段が現れた。
何ここ、秘密基地みたい。
階段を下りるとそこは広い倉庫になっていて、木箱が何段も積まれていた。
麻の袋もたくさん積まれている。
「納屋は狭いので、地下を掘って倉庫を作ったんだって」
「箱には何が入っているの?」
「上で見たでしょ。農機具や肥料よ。麻袋には肥料が入っているわ」
「なんでこんなにたくさんあるんですか?」
「ここみたいな農園をあちこちに作るのに必要なの。この倉庫はよく覚えていてね」
階段を上り、石の板を元通りにしてから外に出る。
「街に出るわよ」
シカーワと変わらない、木組みの家が並ぶ街並み。
改めて、ここは異世界なんだなあと思う。
少し歩いて、あるお店の前に出る。
「セハラ農機具店」という看板がかかっている。
「おじちゃん、来たわ」
「いらっっしゃい。ご注文の品、揃っているよ」
「ありがとうございます」
お店には、さっき納屋で見たような農機具が並んでいる。
奥の方には銃も見える。
どうして農機具店に銃が置いてあるのだろう。
「ところで、見慣れない子だね」
「新しい仲間なの」
「(信用できる子なのかい)「(同じ力持ちよ。大丈夫)」
お店の人とヒバリ先輩が、何やら小声で言葉を交わす。
「さ、ココロ、自己紹介して。ここには通うからね」
「は、はい、ココロと言います。よろしくお願いします」
「見ての通り農機具屋のセハラだ。ガシン農園さんはお得意様だから、こちらこそよろしく」
農園の名前もガシンって言うのね。
「ご注文の品、揃っているから、持っていっていいよ」
「ありがとうございます」
お店を通り抜け、中庭に出る。お店や倉庫に囲まれていて、外からは見えない場所だ。
そこに、ガシン農園という紙が貼られた木箱が四つ積まれている。
「じゃあ、運ぶわよ」
「え、でも、これ重そうですよ。荷車とかないと運べないんじゃ……」
「何言ってるの。何のために私たちがいると思うの。ムーヴェンズ!」
そう言って、ヒバリ先輩が手前にある二箱を瞬間移動させた。
そういうことね。
「あなたもやって。さっきの地下の倉庫をきちんとイメージしてね」
「ムーヴェンズ!」
残りの二箱も消えた。
お店を出て、ヒバリ先輩と肩を並べて歩く。
「これが私たちの仕事なんですね」
「ほかにもいろいろあるけど、これは本当に重宝されているわ」
「メンバーの人たちも力が使えますよね」
「もちろん使えるわ。でも活力を一番持っているのは私たちよ。みんなそれぞれ持っている能力を活用しているの」
「さっきのおじさんは大丈夫なんですか」
「大丈夫よ。仲間はあちこちにいるわ」
「あと、さっきのお店に銃がありましたが、あれって何のためなんですか?」
「ああ、あれね。猟銃よ。あれも農機具のひとつよ」
「銃がですか?」
「里に下りてきた猪や熊を追い払ったり、場合によっては駆除するのよ。農園にとって害獣は大敵だからね」
「猟銃、うちにもあるんですか?」
「さあ、見たことないけど。さ、次のお店よ」
今度は「ミムラ肥料店」という看板がかかっている。
このお店では、「硝安」と書かれた袋をいくつも瞬間移動させた。
「あの、硝安って何ですか?」
「肥料の一種類よ。ここの土地には合ってるの」
「勉強になります」
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