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最終章「プロポーズは指輪と共に!」
14 また寸止め!?
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――それから夕暮れ近く。
俺は書類仕事を終えて、夕飯までの時間、庭を散歩していた。木々はすっかり紅葉していて綺麗だ。でも秋風が冷たくて、少しだけ寒い。
「くしゅんっ! あ~、ほんと日が暮れるのが早くなって来たなぁ」
俺は鼻を擦りながら一人呟く。
……ここに来た時はまだ夏前だったっていうのに。いつの間にかもう冬前なんだもんなー。あっという間だったなぁ。
俺はしみじみと思いながら、今まであった事を思い出す。そして、レノの誕生日まであと一週間だという事も。
……未だにロマンチックでスウィートな告白は思いつかないし、レノが言ったもっとえっちなことが何なのかわかんないし……キスマーク、消えかけてんのに。なのに、昨日はチューを拒否したし。いつも俺にチューしてきた奴が、何もしてこないとこっちが調子狂うんだよ!
俺はイラっとして、頭をわしゃわしゃっと掻く。でもそんな俺の背後に。
「一人で何してるんですか」
「ひょ!?」
驚いて振り返ればレノがいた。ホント、忍者かこいつは。
「レノ! なんでここに」
「今帰ってきたところです。それより、もう日暮れで寒いのにそんな薄着で」
レノはそう言うと着ていた上着を脱いで、俺の肩に掛けてくれた。レノが着ていたから、ほんわかと温かい。そして俺の心もレノの優しさと温かさにほんわかしてしまう。さっきまで目の前の奴の事でイラついていたというのに。
「あ、ありがと」
「そう思うなら、今度からきちんと上着を着るようにしてください。全く、子供の頃から変わりませんね、あなたは。いつも薄着で風邪を引くんですから」
折角素直にお礼を言ったのに、お小言が返ってきたので俺はまたイラっとしてしまう。
「別にいつも風邪ひいてるわけじゃないだろ? それに今日はちょっとだけ歩くつもりだったんだ」
「そう言って。風邪を引いたら、誰が看病すると思っているんです? それに、先程くしゃみが聞こえましたよ?」
レノにじっと見つめられて、言い返せない俺はうぐっと口を歪める。でも、同時にレノが看病する前提でいる事に俺の心は勝手に嬉しくなってしまう。
「もー、わかったよ。今度からちゃんと上着を着る! それでいいんだろ?」
「そうして下さい」
俺は少しぶっきら棒に答え、レノは頷いた。
……たく、こいつはぁ~。もうちょっと優しい言い方ってもんができないのか?
俺はむすっとしながらレノを見て思う。でもレノは突然俺の頬に手を当てた。
「ほぇ?」
「ほら、もうこんなに冷えて」
優しく頬に触れるレノの手の感触に俺はドキッとする。でもレノの大きな手は安心できて、俺はなんだかレノにもっと触れたくなる。だから、思わず俺は猫のようにレノの手に顔を摺り寄せた。
けど、その途端レノの手が驚いたようにピクリッと動く。
……ん? なんで動いたんだ?
そう思って見上げれば、レノはじっと俺を見ていた。赤い瞳に熱情が宿っている。
「レ、ノ?」
「はぁ、無自覚もここまでとはね」
レノはため息交じりに言うと、そっと顔を近づけてきた。
……ちゅ、チューされる!?
俺はドキドキしながらも期待感を胸に抱きつつ、慌てて目を閉じた。でも、鼻先がくっつきそうな距離まで来た時。
「はぁ、やっぱりダメです」
レノは小さく呟いて、ピタリと止まった。なので俺は驚いて目を開ける。
……おい、また寸止めかよッ?!
「レノ、なんでっ」
「ほっほっほっ、失礼しますぞ」
俺が言いかけるとお爺の声が響き、顔を横に向ければいつの間にか近くにお爺がいた。だから、みんな忍者なのッ!? 忍び寄りすぎぃッ!
「ひょっ、お爺?!」
「仲のよろしいところ、お邪魔して申し訳ありません」
お爺に言われて俺はハッとし、慌ててレノから離れる。
「べ、べべべつに、お邪魔してないよ!」
「そうですかな?」
お爺はニコニコしながら俺とレノを見て言う。明らかに俺達が何をしようとしていたのかわかっている顔だ。ぐぅぅぅ、恥ずかしい。
でもレノはしれっとした顔をしてお爺に尋ねた。
「執事長、何か御用ですか?」
「ええ、レノにお客人ですよ」
お爺が告げると、その後ろからある人物が現れた。
「レノ」
親し気にレノを呼んだのはシアさんだった。
「シアさん?! どうしたんですか?」
「レノの忘れ物を届けに」
レノが尋ねるとシアさんは手に持っていたものを差し出した。
そこにはポブラット家の家紋が入っている懐中時計があった。それはポブラット家で働く者の中でも数名しか持つことが許されていない、ポブラット家の名を使う事が許された者のみが父様から渡される代物。
だから、この懐中時計をレノは肌身離さず大事にしていた。
でも、シアの手の中にある懐中時計を見たレノはハッとした顔をして、ズボンの右ポケットに手を当てる。いつもそこに付けているからだろう。だが、なかったようだ。
「大事なものだと思ってね。持ってきたんだ」
シアさんはニコッと笑って言い、レノは申し訳なさそうにその懐中時計を受け取った。
「すみません、わざわざ」
「構わないさ。ズボンを脱いだ時に置き忘れたんだろう」
シアさんは何気なく言い、俺はんん? と耳を疑う。
……ズボンを脱いだ時? ズボンを?? 一体、どうしてそんな事に???
俺の中でもやぁっと嫌な気分が溢れてくる。
おかげで、俺の横でお爺が珍しくレノに「この懐中時計がとても大事なものなのはわかってますね? どんな時も無くしてはいけませんよ」とお小言を言っているのに全然耳に入ってこない。
……ズボンを脱ぐって何をしたんだ? そもそもレノがそんな凡ミスするなんて珍しい。
俺はシアさんをちらりと見て、レノのズボンを見る。なんだか、胸の中がモヤモヤモヤモヤ。
だがそんな俺にシアさんは一歩近づき、声をかけた。
「初めまして、キトリー様。私はニーレ村に新しく引っ越してきたシアと申します。以後お見知りおきを」
シアさんは笑顔で俺に自己紹介し、手を差し伸べた。なので俺は反射的に挨拶をする。
「あ、初めまして」
そう返事をして手を握ろうとした。だが、そんな俺の手を遮ってレノがシアさんの手を握る。
……え?! な、なんなんだ?!
「シアさん、そういえばお渡ししたいものがありました。どうぞ、こちらに」
「え、あ、レノ?」
レノが言えば、シアさんも驚いている。けれど、レノは構わずにシアさんの手を引いた。
「執事長、キトリー様をお願いします」
レノはそれだけを言うと、シアさんを連れて早々とどこかに行ってしまった。そして残されたのは俺とお爺だけで。
……い、一体全体、急になんなわけっ!? レノの奴、急にシアさんの手を取りやがって……握るなら俺の手を握れやッ!! もー、レノの事なんか、知んないんだからなッ!!
俺はモヤモヤイライラして、ぷっすーっと両頬を膨らませた。
そんな俺をお爺が、やれやれという顔で見ているのも気がつかずに……。
俺は書類仕事を終えて、夕飯までの時間、庭を散歩していた。木々はすっかり紅葉していて綺麗だ。でも秋風が冷たくて、少しだけ寒い。
「くしゅんっ! あ~、ほんと日が暮れるのが早くなって来たなぁ」
俺は鼻を擦りながら一人呟く。
……ここに来た時はまだ夏前だったっていうのに。いつの間にかもう冬前なんだもんなー。あっという間だったなぁ。
俺はしみじみと思いながら、今まであった事を思い出す。そして、レノの誕生日まであと一週間だという事も。
……未だにロマンチックでスウィートな告白は思いつかないし、レノが言ったもっとえっちなことが何なのかわかんないし……キスマーク、消えかけてんのに。なのに、昨日はチューを拒否したし。いつも俺にチューしてきた奴が、何もしてこないとこっちが調子狂うんだよ!
俺はイラっとして、頭をわしゃわしゃっと掻く。でもそんな俺の背後に。
「一人で何してるんですか」
「ひょ!?」
驚いて振り返ればレノがいた。ホント、忍者かこいつは。
「レノ! なんでここに」
「今帰ってきたところです。それより、もう日暮れで寒いのにそんな薄着で」
レノはそう言うと着ていた上着を脱いで、俺の肩に掛けてくれた。レノが着ていたから、ほんわかと温かい。そして俺の心もレノの優しさと温かさにほんわかしてしまう。さっきまで目の前の奴の事でイラついていたというのに。
「あ、ありがと」
「そう思うなら、今度からきちんと上着を着るようにしてください。全く、子供の頃から変わりませんね、あなたは。いつも薄着で風邪を引くんですから」
折角素直にお礼を言ったのに、お小言が返ってきたので俺はまたイラっとしてしまう。
「別にいつも風邪ひいてるわけじゃないだろ? それに今日はちょっとだけ歩くつもりだったんだ」
「そう言って。風邪を引いたら、誰が看病すると思っているんです? それに、先程くしゃみが聞こえましたよ?」
レノにじっと見つめられて、言い返せない俺はうぐっと口を歪める。でも、同時にレノが看病する前提でいる事に俺の心は勝手に嬉しくなってしまう。
「もー、わかったよ。今度からちゃんと上着を着る! それでいいんだろ?」
「そうして下さい」
俺は少しぶっきら棒に答え、レノは頷いた。
……たく、こいつはぁ~。もうちょっと優しい言い方ってもんができないのか?
俺はむすっとしながらレノを見て思う。でもレノは突然俺の頬に手を当てた。
「ほぇ?」
「ほら、もうこんなに冷えて」
優しく頬に触れるレノの手の感触に俺はドキッとする。でもレノの大きな手は安心できて、俺はなんだかレノにもっと触れたくなる。だから、思わず俺は猫のようにレノの手に顔を摺り寄せた。
けど、その途端レノの手が驚いたようにピクリッと動く。
……ん? なんで動いたんだ?
そう思って見上げれば、レノはじっと俺を見ていた。赤い瞳に熱情が宿っている。
「レ、ノ?」
「はぁ、無自覚もここまでとはね」
レノはため息交じりに言うと、そっと顔を近づけてきた。
……ちゅ、チューされる!?
俺はドキドキしながらも期待感を胸に抱きつつ、慌てて目を閉じた。でも、鼻先がくっつきそうな距離まで来た時。
「はぁ、やっぱりダメです」
レノは小さく呟いて、ピタリと止まった。なので俺は驚いて目を開ける。
……おい、また寸止めかよッ?!
「レノ、なんでっ」
「ほっほっほっ、失礼しますぞ」
俺が言いかけるとお爺の声が響き、顔を横に向ければいつの間にか近くにお爺がいた。だから、みんな忍者なのッ!? 忍び寄りすぎぃッ!
「ひょっ、お爺?!」
「仲のよろしいところ、お邪魔して申し訳ありません」
お爺に言われて俺はハッとし、慌ててレノから離れる。
「べ、べべべつに、お邪魔してないよ!」
「そうですかな?」
お爺はニコニコしながら俺とレノを見て言う。明らかに俺達が何をしようとしていたのかわかっている顔だ。ぐぅぅぅ、恥ずかしい。
でもレノはしれっとした顔をしてお爺に尋ねた。
「執事長、何か御用ですか?」
「ええ、レノにお客人ですよ」
お爺が告げると、その後ろからある人物が現れた。
「レノ」
親し気にレノを呼んだのはシアさんだった。
「シアさん?! どうしたんですか?」
「レノの忘れ物を届けに」
レノが尋ねるとシアさんは手に持っていたものを差し出した。
そこにはポブラット家の家紋が入っている懐中時計があった。それはポブラット家で働く者の中でも数名しか持つことが許されていない、ポブラット家の名を使う事が許された者のみが父様から渡される代物。
だから、この懐中時計をレノは肌身離さず大事にしていた。
でも、シアの手の中にある懐中時計を見たレノはハッとした顔をして、ズボンの右ポケットに手を当てる。いつもそこに付けているからだろう。だが、なかったようだ。
「大事なものだと思ってね。持ってきたんだ」
シアさんはニコッと笑って言い、レノは申し訳なさそうにその懐中時計を受け取った。
「すみません、わざわざ」
「構わないさ。ズボンを脱いだ時に置き忘れたんだろう」
シアさんは何気なく言い、俺はんん? と耳を疑う。
……ズボンを脱いだ時? ズボンを?? 一体、どうしてそんな事に???
俺の中でもやぁっと嫌な気分が溢れてくる。
おかげで、俺の横でお爺が珍しくレノに「この懐中時計がとても大事なものなのはわかってますね? どんな時も無くしてはいけませんよ」とお小言を言っているのに全然耳に入ってこない。
……ズボンを脱ぐって何をしたんだ? そもそもレノがそんな凡ミスするなんて珍しい。
俺はシアさんをちらりと見て、レノのズボンを見る。なんだか、胸の中がモヤモヤモヤモヤ。
だがそんな俺にシアさんは一歩近づき、声をかけた。
「初めまして、キトリー様。私はニーレ村に新しく引っ越してきたシアと申します。以後お見知りおきを」
シアさんは笑顔で俺に自己紹介し、手を差し伸べた。なので俺は反射的に挨拶をする。
「あ、初めまして」
そう返事をして手を握ろうとした。だが、そんな俺の手を遮ってレノがシアさんの手を握る。
……え?! な、なんなんだ?!
「シアさん、そういえばお渡ししたいものがありました。どうぞ、こちらに」
「え、あ、レノ?」
レノが言えば、シアさんも驚いている。けれど、レノは構わずにシアさんの手を引いた。
「執事長、キトリー様をお願いします」
レノはそれだけを言うと、シアさんを連れて早々とどこかに行ってしまった。そして残されたのは俺とお爺だけで。
……い、一体全体、急になんなわけっ!? レノの奴、急にシアさんの手を取りやがって……握るなら俺の手を握れやッ!! もー、レノの事なんか、知んないんだからなッ!!
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