竜人息子の溺愛!

神谷レイン

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21 元気になった理由は?

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 ――――あれはルークが十三歳の誕生日を迎えた時だった。

『え? 一人で?』

 少し豪華なご飯を食べ、レイがテーブルの上を片づけをしている時だった。まだ身長の低く、幼い顔をしていたルークはこくりと頷いた。

『僕、今日から一人でお風呂に入るし、ベッドで寝る!』

 ルークはハッキリとレイに告げた。

『あ、ああ……お前がそうしたいんならいいけど。一人で大丈夫か?』

 レイは少し心配顔でルークに尋ねた。

『大丈夫。……僕、お風呂に入ってくるから』

 大丈夫と言いつつ、なぜかしゅんっとしたルークは一人で風呂場に行ってしまった。

 ……ルークもついに一人デビューか。

 昨日まで、ずっとルークと一緒に風呂に入っていたレイはちょっと寂しく思う。これまで、レイの方が『一人で入ったらどうだ?』と勧めて、ルークの方が嫌だと拒否していたからだ。

 なのに今日からあっさりと一人デビュー。少し寂しく思うが、これも成長と思ってレイは深くは考えていなかった。どうして、ルークが一人デビューしようと思ったのか。




 ◇◇◇◇




 翌朝、目が覚めると、そこはレイに与えられた客室だった。そして目の前には逞しい胸板。

 ……綺麗な胸板。温かそぅ。

 柔らかさは求められないが、暖かさはありそうだと、レイはすりすりっとその胸板にすり寄った。張りのある肌はスベスベで気持ちいい。とくっとくっと音が鳴る鼓動も良い。レイは毛布に包まりながら、もう一度眠りに落ちそうになった。しかし。

 ……胸板ッ!?

 レイはハッと我に返って身を引いた。すると、くすくすっと笑う声が頭上から聞こえた。

「目が覚めた? レイ」

 声がして顔をあげると、そこには色気がだだ洩れのルークがいた。

「ル、ルークッ!?」

 レイは目を大きく開けて、声を上げた。

 ……ルークの胸板だったとは! 顔ですりすりしちゃったよっ!!

 レイはカァーっと顔を赤くさせながら思ったが、それを見たルークはレイの後頭部に手を回し、すっと顔を寄せるとレイの言葉も聞かずにキスをした。
 あんまりにさりげなくルークがキスするものだから、レイは一瞬キョトンとしたが、すぐにルークの胸を押して唇を離した。

「ルークッ、何するんだ!」

 レイは口元を抑えて言ったがルークは悪びれた様子もなく、爽やかに笑った。

「だって、レイがあんまり可愛い顔するものだから」
「誰がッ!」

 レイは言い返したが、ルークはご機嫌でにこにこするばかりだった。そして、こんな時は何を言っても駄目なことをレイはもう知っている。

 ……たく、ルークめ。朝から色気垂れ流しで、何言ってんだ。

 レイはそう思ったが、不意にルークが上半身裸に対して自分は全裸である事に気が付く。なんでだ? と一瞬考えるが、すぐにルークと何をしたのか思い出して、レイの顔、いや全身真っ赤になった。

「る、ルーク、昨日ッ!」
「昨日はごめんね、レイ。ああするしか方法がなくて」

 ルークは少し申し訳なさそうに言った。でもレイは恥ずかしさに一杯で聞いていなかった。

 ……嘘だろ!? ルークとしたなんてっ! でも、お尻……ちょっと痛いしっ。なんで、あんなこと。

 レイは恥ずかしすぎて両手で顔を覆った。しかし、その時になってレイはようやくある事に気が付く。

「手にあった傷がないッ!」

 転んだ拍子に擦りむいた手の平の傷が綺麗に消えていたのだ。それにこけた時に打った膝も、捻った足首も、折れたはずの肋骨さえ痛み一つなかった。
 それに体はべたつきもなく、綺麗だった。

「……なんで」

 レイが不思議そうに呟くと、ルークはその理由をレイに告げた。

「レイ。昨日、この部屋で僕がレイに何か飲ませたこと、覚えてる?」

 ルークに尋ねられてレイは思い出す、この部屋に着いてから、ルークに苦い何かを飲まされた事を。だからこくりと頷いてみせると、ルークは飲み物の正体を告げた。

「レイ、あれはね魔草を磨り潰した原液だよ」
「魔草の原液?! でもそんなものを飲んだら」
「普通は死ぬね」

 ルークはさらりと答えた。
 魔草は万能薬として知られている。しかし、それは薄めているからだ。薬と毒は紙一重、ある程度までは薬として使用できるが、多量に使いすぎると外傷が治っても、代わりに全身に倦怠感や次第に痛みを覚えるようになる。
 つまり魔草の磨り潰したものを原液で飲めば、毒を飲むのと一緒。しかしレイは生きている。その上、傷もしっかりと治って。

「どうして……?」
「それは……その、レイに僕の精液をあげたから」

 不思議に言うレイに、ルークは少々恥ずかしそうに答えた。でも思いもよらない言葉にレイは「は?」と問い返してしまった。

「だから、その……僕の精液を」

 ルークはもう一度言おうとし、レイも何度も聞くのは恥ずかしいので止めた。

「いや、それはわかった。でも、なんでお前の、その、せ、精液、を貰ったら、大丈夫なんだ?」

 レイは途中小声で言い、ルークに尋ねた。

「僕もエルマンから聞いて、信じられなかったけど……。どうやら竜人の体液を貰うと人間でも体に免疫が付くらしいんだ」

 ルークはそう言い、レイにゆっくりと説明し始めた。
 なんでも人間は魔草に対する免疫がないが、竜人は魔障に対する免疫があるから魔障から作られる魔草にも免疫があるらしい。その竜人の体液に含まれている免疫を摂取すれば魔草の多量摂取による障害も相殺されるという事だ。
 で、ちょっとした魔草の摂りすぎや魔障病は竜人の唾液なんかを摂取すれば薬効が相殺されるが、魔草の原液を飲んだ場合は、唾液なんてもんじゃ駄目で、体液として濃い精液を身体に入れないといけないと駄目だそうだ。

 血も効果はあるらしいが濃すぎて駄目らしく。精液が人間の体に適してるのだとか。その上、直接摂取した方が効果抜群との事で……。
 この事は、人間が知れば、数があまり多くない竜人を減らすことにもなりかねないという事で一部の竜人しか知らない事らしい。

 まあ確かに、どんな傷を負っても魔草を飲んで体を治し、重度の魔草障害が起こった後、すぐ精液を貰えば、魔草障害も打ち消される。そうなれば、人間にとっては魔法の特効薬になるだろう。
 でも、その為には竜人が必要不可欠。いくら強い竜人でも多くの人間に囲まれれば、捕まってしまう事だってあるだろう。そうなれば竜人の数が減るのは確か。
 この事が秘匿とされ、口外されていなかった理由にレイは納得する。ルークが口移しで水を飲ませた後、魔障病の症状が消えて体が軽くなったことにも説明が付く。しかし。

「……体液を貰えば元気になるって、なんのエロ設定なの」

 レイはかっくりと肩を下ろして呟いた。
 ルークが抱いてくれたから元気になれたのだが、やはり恥ずかしいのは消えない。今も話を聞くために向き合って座っているが、レイは本当はここから脱げ出したいくらいだった。

「レイの気持ちを無視して……抱いて、ごめんね」
「いや、ルークは俺を助ける為にしたんだろ……なら、その、しかたなぃ。き、気持ち良かったし、気にするな」

 レイは自分の顔が真っ赤であることを自覚しながら、ルークに言った。言わなければ、ルークは自分を責めるだろう、と思ったからだ。でも少々リップサービスが過ぎたようだ。

「気持ち良かった? ほんと?」

 ルークはずいっとレイに顔を近づけて言った。嬉しそうな顔で言われて、恥ずかしい。

「ルーク、近いっ」

 レイはルークの顔を手で押しのけたが、ルークは顔を緩ませている。だからレイはついつい余計な事を言ってしまった。

「お前、妙に手馴れてたな。他の誰かとああいう事……したのか?」

 言った後でレイは後悔した。もし、これで『はい』と言われたら自分が傷つくことがわかっていたからだ。でもルークが初めてという風じゃなかった。つまり、それが意味するのは一つだけ。

「いや、いい。答えなくて……お前の事だから、もう誰かとそう言う事したことあるんだろ?」

 俺が知らない間に。
 レイはそう思ったが、ルークは少し恥ずかしそうに小さな声で答えた。

「してないよ」

 ルークの答えにレイは耳を疑った。

「……へ?」
「だから、してないよ。僕の体はまっさら。レイに僕の初めてを貰ってもらおうと思って」

 ルークは頬を少し赤くして恥じらいながら言った。まさかそんな答えが返ってこようとは思っていなかったレイは驚いた。

「じゃ、なんで、お前……あんなに手馴れて」

 レイが不思議に思って尋ねると、レイの体をちらりと見つめた。

「だって、レイの体で何万回も想像したから」
「……は?」
「僕、ずっとレイとこうなりたいと思ってた。だから何度も頭の中でレイと抱き合う事、シュミレーションしてたんだ。あとフェインさんに色々教えて貰って……でも、実際は想像より実物のレイの方がすごかったけど」

 ルークはちらりとレイを見て言った。その視線にレイは恥ずかしくなる。

「な、なっ、おまっ、俺みたいなおっさんでっ。それにフェインに教えてもらったって」

 何を!? とはさすがに恥ずかしさのあまり聞けなかった。だが。そんなレイの腕を掴んで自分の胸に引き寄せると、ルークはレイの体をぎゅっと両手で抱き締めた。裸同士の上半身が触れて、レイはドキッとする。
 ルークの肌は熱い。

「レイはいつもそう言うけど、僕、大変だったんだよ? 精通が来てから、レイと一緒にお風呂に入るのも寝るのも、できなくなって。……だって、いつもこうしてレイに触りたかったから」

 ルークはそう言うとレイの背中からお尻をするりとひと撫でした。そのいやらしい手つきにレイは「ひゃっ」と思わず声が出てしまう。

「る、ルークっ!」
「レイ、可愛い」

 ルークはふふっと笑い、レイのこめかみにキスをした。
 一方、レイはルークの一人デビューの理由がまさかそんな事だったとは思いもよらず、少し驚いた。

 ……という事は、あの頃からルークは俺にその、性的な、ものを、感じてたって訳?

 そう思うと、レイはなんだか恥ずかしくなって、顔が熱くなった。
 でもそんなレイにルークは尋ねた。

「……ところで、レイは?」

 突然の問いにレイは「へ?」と間の抜けた声で問い返した。

「レイは誰かと寝たことあるの?」
「な! ……それはっ。……というか聞いてどうするんだよ」
「レイと関わった奴は目ぐらいは潰しておこうかな?って」

 ルークはえへ? と首を傾げて可愛く言ったが、言った内容は可愛くない。レイは改めてルークの自分への執着心を感じた。

「はぁ、そんな必要ないよ。俺にはそんな相手いなかったし」
「え? ……それってキスも?」

 ルークに再確認されるように言われてレイは恥ずかしく思いながらも素直に答えた。

「そうだよ! 今まで言わなかったけど、誰とも付き合ったことなんてない!」
「じゃあ、レイの初めては……僕?」
「っ……そうだよ」

 レイは顔を赤くしながら答えた。
 今まで誰とも付き合ったことがない、という事はレイの中でちょっとしたコンプレックスだった。でも、そのタイミングも付き合いたいと思う相手もおらず、気が付けばルークの育児に手が一杯で、この年齢までずるずると童貞のまま。
 いつかは誰かと! と願っていたが、まさかこんな形で叶うとは。いや、童貞は童貞のままだが。
 レイはそんな事を思いながらルークを見ると、嬉しそうにキラキラした目でレイを見ていた。

「レイの初めてを貰えるなんて! ……でも、そうかぁ。だからあんなに初々しかったのかぁ。レイ、すっごく可愛かったもんなぁ。ふふっ」

 ルークはご機嫌で言ったが、レイにとってはこっぱずかしいことこの上ない。
 レイは恥ずかしさからぷんっと顔を背けたが、そんなレイにルークは抱き着いた。

「レイの初めてを貰えて、嬉しい。初めてじゃなくたって嬉しいけど。……みんな、レイの魅力に気が付かないなんて、馬鹿だなぁ」
「俺の事をそんな風に見るのはルークぐらいだ」

 レイは照れくささからそう言ったが、そんなレイの頬にルークはキスをした。

「そんな事ないよ。レイは可愛いし、かっこいいし、最高だ」

 甘い言葉に手馴れた感じは、どう見ても百戦錬磨の色男っぷりだ。
 本当に初めてなのか? とレイはまた疑いたくなったが、ルークが言うなら、誰とも付き合ったことがないというのは本当だろう。

 ……でもまさか、ルークの初めてを俺が貰う事のなるなんて。

 レイはそう思いつつも、とにかくルークがなぜ自分を抱いたのか、傷がないことも、その事情はあらかたわかった。でもまだレイの中に疑問は残っている。

「ルーク、昨日のあの男は?」

 抱き着いたままのルークにレイが尋ねると、ルークの気配がすっと冷えた。
 まだ怒りは落ち着いていないのだろう、振り返ればルークの瞳の奥に殺気が見えた。本来なら話したくもないところなのだろう。だがルークはレイの質問にきちんと答えた。

「捕まって牢屋に入れられているよ。余罪がたくさんあるみたいだから極刑は免れないだろうけどね」

 ルークは淡々と答えた。

「そうか……ルーク、実は」

 レイは言いかけたけれど、やっぱり止めた。あの男がお前の母親も殺したんだ、と伝えるの簡単だ。だが、もう済んだ過去をわざわざ掘り返して、ルークに憎しみの炎を付けたくはなかった。もし聞くことがあれば、それはその時だ。今じゃないと、レイは思った。

「レイ?」
「いや、何でもない」

 そうレイは誤魔化したけれど、ルークは流されなかった。

「レイ、ちゃんと答えて、あの男に何をされたの? 二コラは教えてくれなかったけど、酷いことをされたんでしょう? 服がボロボロだった」

 ルークはじっとレイを見つめて尋ねた。もし、犯されそうになった、とでも言ったらルークが怒り狂うのは目に見えた。

「まあ、な。でも二コラが助けてくれたから、大丈夫だったよ。ちょっと頭から袋を被せられて、暴行を受けただけだ」

 レイは強姦されそうになった事は伏せて言った。それでもルークの瞳に怒りが滲む。

「もっと遠くへぶっ飛ばしてやればよかった」

 ルークはぽつりと呟いた。それを聞いて、レイはルークが助けに来てくれた時の事を思い出す。必死な顔で自分の元に駆け寄ってくれた時の事も。
 ルークが傍にいてくれて、あれほどほっとしたことはなかった。そしてあの時は息も絶え絶えで言えなかった言葉をレイは思い出した。

「お前が助けてくれた、それで俺は十分だよ。……ルーク、助けてくれて、ありがとう」

 レイがお礼を告げるとルークはにこりと笑った。でもその笑顔はすぐに複雑そうな顔に変わった。

「ルーク?」
「どうしたしまして……でも、今回は僕のせいだ。だからレイがお礼を言う必要ないよ」
「ルーク……」
「詳しい事は聞いていない。けれど、僕のせいだってことは聞かなくてもわかるよ」

 ルークは少し陰った瞳でレイに言った。そして呼吸を整えると、ルークはこの事件が起きてから考えていた事をレイに伝えた。

「レイ……僕はここに残る。でも、レイはファウント王国に戻って欲しい」

 真っすぐな目で言われて、レイは一瞬何を言われているのかわからなかった。ここに来たばかりの時に、自分から離れた方がいいと言ったくせに。

「俺……だけ。ルーク、だけどっ」
「レイをこんな危険なところに置いておけない。僕の唾液をあげれば、レイだって竜国にも住める。けど僕が新王になればきっとレイばかりに構っていられなくなる。レイを守れないかもしれない」

 ルークはそう告げると、レイの手をぎゅっと握った。

「……ここ最近ずっと考えて、エルマンにも相談した。そこで出た結論は、やっぱり僕が新王にならなければいけない、という事だ。銀竜として生まれたこの運命には逆らえないし、このままこの国をほったらかしにしていたら、貴族の横行は進んでいくだろう。そうなれば、ファウント王国にも害を及ぼしかねない。貴族の中には人間を下に見る者もいるという話だから。それに二コラに全てを押し付ける事も……できない。全てを捨ててレイと一緒に逃げれたらよかったけど」

 悲し気に言ったが、それがルークの出した答えだった。
 竜国の現状をエルマンから聞き、二コラと関わって考えていたのだろう。そして今回の事件が決め手になった。最初、ルークはレイに逃げようと言った。でも、それは何も知らないからだ。もう今は知ってしまった。そしてそこから、ルークは逃げないと決めた。巻き込まれたと言っても違いないのに。
 レイは正直、ルークの決断は寂しかった。けれど、それ以上に誇らしく思えた。

「そうか。……離れるのは悲しいけど。でも、お前がやっぱり優しいんだってわかって、俺、すごく嬉しいよ」

 レイが笑って言うとルークは照れくさそうな顔をした。

「ほめ過ぎだよ、レイ。僕はそんなんじゃ」
「本当の事だ。お前はやっぱり俺の自慢の息子だ」

 レイはルークの頭をくしゃくしゃに撫でて笑って言った。ルークが子供の頃と同じように。
 でも、ルークは少し不服そうな顔をして、頭を撫でるレイの手を握った。

「僕……まだ、レイにとって息子かな?」

 水色の瞳が答えを求める様にレイに尋ねる。その瞳にレイは言葉を失ってしまう。でもそんなレイの手の平にルークはちゅっとキスをした。

「レイ、愛してる。レイは……僕の事、どう思ってる?」

 ルークに問いかけられ、レイが答えに迷っていると、なんとも絶妙なタイミングで部屋のドアがノックされた。


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