【完結】異世界に転生したら、元カレが敵みたいですが、溺愛騎士様がいるので大丈夫です。

SORA

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拉致された梓

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私は、再び暗闇の中にいた。ここはどこなのだろう。すると、あの光の球体が

近づいてきた。

球体は、ゆうが、私を助けようとして一緒に轢かれる様子を映し出した。

私は唖然とした。私のせいで、ゆうも死んでしまっていた。別れてくれと

言われたとき、往生際悪く、別れないでと縋り付いて願えばよかった。

私は、この事実を受け止め、責任を取るため、ゆうをこの世界で

守らなくてはならない。そう心に決めた瞬間、その球体は消えてなくなって

しまった。

また、暗闇の夢を見ていたなと起き上がった。そういえば、ゆうに会って、

何か変なにおいを嗅がされて、意識がなくなったんだった。

ここは、どこだろう。

トン、トンとドアをたたく音がする。

私は返事をしながら、そのドアを開けた。

ゆうがお茶を持って立っていた。

「さっきは、急に悪かった。ここは、俺の屋敷だ。俺も知らない世界で

寂しかった。梓ともう一度やり直したくて、連れてきた。一緒にここで

暮らしてくれないか。」

私は、コイツ何考えてんだと無理やり連れてくるとか犯罪だよと冷静に思ったけど、

責任を取るために了承した。そして、ゆうが持ってきたお茶を一口飲んで、

「でも、お世話になったカイン様だけには挨拶させてちょうだい。」

すると、ゆうは激変した。

「お前は、俺が大好きだったじゃないか。俺を一番に考えて、何か予定があっても

変更したり、キャンセルしたりと、何でも自分を犠牲にしてくれてたじゃないか。」

ゆうは、怒りながら私に覆いかぶさってきた。

私は、ゆうを殺してしまった罪悪感から受け入れることにした。

なんだかふわふわしてきた。体が熱い。いつもは触られるだけでも嫌なのに、今は

なぜか早く触れてほしくてたまらない。ゆうは、私が今まで見たこともない笑顔で

「この媚薬はよく効くからな。梓、俺が楽しませてあげる。」

そう言って、私にキスをしながら、服を脱がせる。頭では嫌なのに体が欲している。

ゆうは、嬉しそうに胸を揉み、乳首をいじり始めた。私は反応した。

「あっ、あっ・・・」

何今の声、てか気持ちいい。今まで痛いし、感じたことなかったのに。媚薬とか

言ってたけど、その効果なのかもしれない。

「梓の反応した声やばい。かわいい。もっとイかせてあげるね。」

ゆうは、乳首を舌で転がしながら、下着に手を入れた。そこは今までは砂漠だった

が、今はオアシスのように蜜で溢れかえっている。指を中に入れると、ピチャピチャと

いやらしい音がする。

「ん~ア~アッン」

梓は気持ちよさそうに感じている。俺はうれしくて仕方がなかった。

梓は、とろけそうな顔で俺を見ている。梓が好きだ。好きな人と

の行為は、愛撫だけでもこんなにも幸せを感じることができるのか。

濡れているのだから、早く入れても大丈夫なのに、俺はいつもの癖で

口でしてと言ってしまった。

梓は、もう理性が残っていないようで、笑顔で俺のモノをしゃぶりだした。

梓は、気持ちよくてふわふわしていた。感じないはずの体が感じている。

ゆうが口でしてと言われただけで、下から何かがあふれ出す。早く舐めたくて

仕方なかった。私は、口でゆうのモノを咥えながら、手で玉を転がしてあげる。

ゆうは、気持ちよさそうな顔をしている。もっと気持ちよくしてあげなきゃ

私はその一心でユウのモノを一生懸命しゃぶり続けた。

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