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プロポーズ①
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カインは、モモの家から帰る途中、どうやってプロポーズするか悩んでいた。
やはり、ロマンティックに噴水の前でとか、高台の上でとか、色々なアイデアを
考えていた。考えている間にいつの間にか家にたどり着いていた。
「はぁ、帰ってきたね。カインありがとう。私に友達を紹介してくれて。しかも元婚約者だったんでしょ。その話聞いて少し妬いちゃったよ」
そう言いながら、俺に抱き着いてきたアズサ。俺は今一世一代の
プロポーズをしようとしているのだ。かわいいことするんじゃない。
俺のムスコが反応して、抱きたい抱きたいと今にも暴れだしそうなんだよ。
「カイン、なんで何も言ってくれないの?やっぱりモモと結婚したかったんだね!もういい!!」
アズサは怒って、家を飛び出してしまった。はぁ、俺は何をしているんだ。
目の前にいるアズサのことを大事にせずに考え事をするなんて。
俺がアズサを好きなことを純粋に伝えればいいじゃないか。
シチュエーションなんかどうでもいい。
今すぐ、アズサに結婚を申し込もう。俺は、ラッピングしてもらった小包を
ポケットに入れて、アズサを追いかけた。
「アズサ、待ってくれ」
「カイン、やっぱり足速いね。さすがは騎士団長様」
アズサは、馬小屋の雌馬の鼻を撫でてやっていた。
雌馬も気持ちよさそうにしている。馬は人の気持ちがわかるというから
きっとアズサの優しい気持ちが通じているのだろう。
ほほえましい光景に俺はなごんだ。
「アズサ、話があるんだが聞いてくれないか」
「いや!!聞きたくない!!」
「そんなこと言わずに聞いてくれよ」
アズサは悩んでいる。どうしたのだろうか。
まさか、モモと結婚したかったと勘違いしたのか。
さっき否定しなかったから。アズサは言いにくそうに話し出す。
「それって、私にとって、いい話?悪い話?どっち?」
「いい話だと俺は思うが、アズサの考え方次第かもしれない」
俺は、急に不安になってきた。もし、プロポーズして断られたらどうしようか。
バッドエンドばかり頭に浮かんでくる。やはり、言うのはやめてこのままで
いいのではないかとさえ思えてくる。
「わかった。とりあえず聞いてみる」
「あーありがとう」
俺は、急にドキドキ心臓が高鳴ってきた。今までこんな経験したことが
ない緊張感だった。
気持ち悪い獣などを見つけたときですら、ここまで緊張したことはない。
俺は、生唾を飲み込み、決意した。
「アズサ、俺と結婚してくれ。愛しているんだ。もうアズサと生涯離れたくない」
アズサは、呆然と立ちすくんでいる。やはり、結婚は嫌だったのだろうか。
まだ、早すぎたのか。俺は泣きそうになった。
「カイン、ありがとう。私もカインと一生一緒にいたい。よろしく
お願いしまぁすぅ」
アズサは泣いていた。俺も嬉しすぎて泣きたいくらいだった。
俺はアズサに口づけをする。アズサの涙も舐めてやる。
「いやぁん」
「しょっぱいな。でも美味しい。アズサから出るものは何でも美味しいな」
「カイン、なんか言い方がエロイんですけど」
カインは、意地の悪い顔でアズサの唇を食べるように口ではさんだり、
舌で舐めたりと唇を存分に味わった。アズサは、色っぽい顔で
俺を誘っている。もういちいちかわいいな。
って俺ちょっと待った!肝心の指輪を渡していないじゃないか。
やはり、ロマンティックに噴水の前でとか、高台の上でとか、色々なアイデアを
考えていた。考えている間にいつの間にか家にたどり着いていた。
「はぁ、帰ってきたね。カインありがとう。私に友達を紹介してくれて。しかも元婚約者だったんでしょ。その話聞いて少し妬いちゃったよ」
そう言いながら、俺に抱き着いてきたアズサ。俺は今一世一代の
プロポーズをしようとしているのだ。かわいいことするんじゃない。
俺のムスコが反応して、抱きたい抱きたいと今にも暴れだしそうなんだよ。
「カイン、なんで何も言ってくれないの?やっぱりモモと結婚したかったんだね!もういい!!」
アズサは怒って、家を飛び出してしまった。はぁ、俺は何をしているんだ。
目の前にいるアズサのことを大事にせずに考え事をするなんて。
俺がアズサを好きなことを純粋に伝えればいいじゃないか。
シチュエーションなんかどうでもいい。
今すぐ、アズサに結婚を申し込もう。俺は、ラッピングしてもらった小包を
ポケットに入れて、アズサを追いかけた。
「アズサ、待ってくれ」
「カイン、やっぱり足速いね。さすがは騎士団長様」
アズサは、馬小屋の雌馬の鼻を撫でてやっていた。
雌馬も気持ちよさそうにしている。馬は人の気持ちがわかるというから
きっとアズサの優しい気持ちが通じているのだろう。
ほほえましい光景に俺はなごんだ。
「アズサ、話があるんだが聞いてくれないか」
「いや!!聞きたくない!!」
「そんなこと言わずに聞いてくれよ」
アズサは悩んでいる。どうしたのだろうか。
まさか、モモと結婚したかったと勘違いしたのか。
さっき否定しなかったから。アズサは言いにくそうに話し出す。
「それって、私にとって、いい話?悪い話?どっち?」
「いい話だと俺は思うが、アズサの考え方次第かもしれない」
俺は、急に不安になってきた。もし、プロポーズして断られたらどうしようか。
バッドエンドばかり頭に浮かんでくる。やはり、言うのはやめてこのままで
いいのではないかとさえ思えてくる。
「わかった。とりあえず聞いてみる」
「あーありがとう」
俺は、急にドキドキ心臓が高鳴ってきた。今までこんな経験したことが
ない緊張感だった。
気持ち悪い獣などを見つけたときですら、ここまで緊張したことはない。
俺は、生唾を飲み込み、決意した。
「アズサ、俺と結婚してくれ。愛しているんだ。もうアズサと生涯離れたくない」
アズサは、呆然と立ちすくんでいる。やはり、結婚は嫌だったのだろうか。
まだ、早すぎたのか。俺は泣きそうになった。
「カイン、ありがとう。私もカインと一生一緒にいたい。よろしく
お願いしまぁすぅ」
アズサは泣いていた。俺も嬉しすぎて泣きたいくらいだった。
俺はアズサに口づけをする。アズサの涙も舐めてやる。
「いやぁん」
「しょっぱいな。でも美味しい。アズサから出るものは何でも美味しいな」
「カイン、なんか言い方がエロイんですけど」
カインは、意地の悪い顔でアズサの唇を食べるように口ではさんだり、
舌で舐めたりと唇を存分に味わった。アズサは、色っぽい顔で
俺を誘っている。もういちいちかわいいな。
って俺ちょっと待った!肝心の指輪を渡していないじゃないか。
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