【完結】異世界に転生したら、元カレが敵みたいですが、溺愛騎士様がいるので大丈夫です。

SORA

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ベンの特訓

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「ベン、この器貸してもらえないかな?今度のアピールで使いたいんだけど」

ベンは、悩みながら考えているようだ。そして、思いついたように

「交換条件でどうだ」

「え?いいの。ありがとう。交換条件ってなに?」

「えーっとだな、俺は童貞なんだが、そういったことが経験がないから教えてほしい」

「え?どういう意味?私にはカインいるから無理だよ」

「あー違う」

ベンは、顔を真っ赤にしている。

「実は、先日知り合った女の子と何度か食事をしているのだが、なかなかそれ以上先に進めなくてだな。どうすればいいかと……」

「そうなの?そういう意味でってことならいいよ。おめでとう。でも、教えるなら男目線の方がいいと思うよ。カインやラリーに聞いた方が参考になるかも」

「アイツらに聞いたら笑われるだけだから嫌だ」

「そっかぁ。でもあんまり生々しいことを話したくないから、流れだけでもいいかな?」

「それでよい。お前の口から生々しい言葉が紡がれたら、俺は……」

下着を汚してしまうベン。アズサは正直ドン引きしてしまった。

「ん~まずはその暴発しちゃうくせ直すのが先じゃないかな。そういった本とか見て特訓したら?」

「ん……わかった」

恥ずかしそうなベンがかわいそうだったが、こればかりはどうしようもない。

習うより慣れよっていうものね。日本だったら、エロ本や今だと動画とか

たくさんあるから勉強できる材料がいっぱいあるんだけどな。

そう思い、その陶器を割れないように布で包み、無事に家まで運んだのだった。


 ベンはさっそくアズサから言われたとおりに、図書館に行った。

そういうコーナーには足も踏み入れたことがなかったので、抵抗を感じたが、

あの女性と進展したいから入った。

そこには、下着姿の女性の写真集や交わり方についてといったもう見るだけで

暴発モノばかりだった。ベンはむずむずする股間を抑え、なんとか

一冊取ることに成功する。その本は、女性の体の秘密というものだった。

まずは、女性の体について書かれてた。

男性との違い、女性は子供を生むための準備が必要なこと。初めは、研究本のように

興味深いものだったので、一気に読んでいた。

しかし、次のページをめくると、女性の裸体が鮮明に描かれている。

いきなり現れた生々しい裸体。思わず暴発してしまい、下着を濡らしてしまう。

俺は、恥ずかしながらもその本を借り、家に帰ることにした。

そして、また、その本をめくった。やはり見るだけで暴発してしまうこと10回。

11回目もまた、暴発すると思ったが、見慣れたようで大丈夫だった。

そして、膣というところに自身のモノを入れて、精子を入魂するとこれまた

図解でしっかり描かれていた。俺は、大きくなる股間に我慢できなくなり、

自分で触ってみた。気持ちよかった。その竿を手で握りゴシゴシと

しごく。あっという間にイってしまった。

俺はレベルアップしたようだ。大きくなればしごけばいいのなら

これで暴発は防げるようになる。と間違った解釈をするベンだった。
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