2 / 39
前編『絆魂光(はんこんこう)』
プロローグ『再光』
手を離してはいけなかった。
そう思った夜ごと、心は雪に閉ざされた。
大人になった今、その後悔は雪のように積もるばかりだ。
気が付けば、心全体を白く染め上げていた。
幾度となく願った。
あの時、あの手を離さなければよかったと。
――五年後の冬。水の國、村外れ。
雪が静かに降り積もり、すべての色を白く覆い隠す。水の國の畑道を、大人になった水星は冷たい風を頬に感じながら進む。吐き出す白い息が、寒空に静かに溶けていった。
風に流れる、癖のない黒髪。何かで整えた様子もなく、けれど不思議と乱れずにまとまっている。
その自然体の髪型は、彼の無駄を嫌う性格をそのまま体現しているようだった。
額にかかる前髪の隙間から覗く青の瞳は、感情を見せないまま、後ろを気にしていた。
その背後では、水星に少し似た優男が、穏やかな表情で右目に古傷のある男と会話をしている。
視線に気が付いた優男は、扇子を口元に当てて、そんな水星を見つめた。
「水星、どうした?」
「いえ、妖の気配が……」
その時だった。
森の奥から響いたのは、カタカタと不気味な音。暗闇を裂くように、赤い目が揺らめき、黒い人形が飛び出してきた。水星が弾かれたように、剣を抜く。
「雲霧兄、下がって!」
現れたのは潰れた顔に赤い目の人形。瘴気を放ち、機械的な動きで優男――雲霧を狙う。
隣にいた古傷のある男が雲霧を庇うように、剣を構えた瞬間だ。
水星は低く身を沈める。青い魔気が刀身に宿り、雪を照らすように輝いた。剣が一閃、青い魔気が人形の爪を弾く。その動きが鈍った隙に、水星の剣が正確に急所を突いた。
「流石、坊ちゃんだな」と古傷のある男が口笛を吹く。
人形はバラバラと部品ごとに崩れ落ち、動かなくなった。
「帳、こいつ……妖じゃない」と水星が呟いた。
古傷のある男性――帳は人形に近づき、足で小突く。
「村の死人はこいつが原因ってところか」と呟いた。
水星が仕留めた人形を眺める。赤い目は事切れたように、真っ白に染まっていた。
「雲霧坊ちゃんの背中を守ってくれてありがとよ」
「帳、従者のお前がしっかりしないでどうするんだ。あんたは俺と雲霧兄の護衛でもあるんだぞ」
「はは、お強い水星坊ちゃんがいるからな。背中は任せてた」
帳の言葉を胸に、水星はむくれた顔でそっぽを向き、「別に」と返した。
「ふむ、よくやった。水星、帳」
穏やかな雲霧の声で、水星ははっとしたように顔をあげた。雲霧は帳の肩を感謝を示すように優しく叩き、水星の近くにやってくる。そして、傍らにいた雲霧は彼の頭を撫でまわす。
「よくやったぞ、水星」
「雲霧兄、やめてください。髪が乱れます」
雲霧は水星に軽く弾かれた手を戻し、残念そうに笑った。
「昔のように触らせてはくれないか」
「……俺にいつまでも構ってないで、創者として、水の國のことをしっかり見てくださいよ」と口を尖らせた水星。
「ああ。わかってるよ。まったく、厳しい子だ」
水星と雲霧のやりとりを見ていた帳だったが、「ささ、早く行きましょうよ」と急かすように言った。
三人は白い雪道を進む。
全てを白く塗り潰す雪が農民たちの姿を急かしていた。畑で白菜の収穫を行う農民の顔は、雪よりも青白く、怯えた目をしている。水星が村人を眺める。
先程現れた妖がたくさんいるのだ。村の不穏な気配に、彼らもきっと不安だろうと思った。
「先ほど、農民とは話した。村に見慣れない者の出入りがあったそうだ。先ほどの妖と関係があるかもしれない」
「この調査に創者である雲霧兄がわざわざ出向くこともなかったでしょうに。俺と帳だけで良かった」
水星は眉間に皺を寄せ、明らかに不機嫌そうな様子だ。
「創者だからこそだ。水の國の当主とし、未来を守るため、俺が動かねばならん。頭が引っ込んでいて、どうする」
雲霧はそんな彼を和やかに見つめ、くすりと笑う。水星はため息をつく。
「雲霧兄は水の國で一番偉いんですよ。水蔵(水の國の行政を仕切る場)で威張ってればいい」
その言葉に雲霧が、「手厳しいな」と笑った。
やがて、一行は雪に埋もれた道を進み、農村の奥にそびえる荒れた山へと近づいた。
風が不気味に唸り、洞窟の入り口が黒く口を開けていた。雲霧の目が鋭さを増し、水星は思わず剣に手を伸ばした。
「ここが、遺体の発見エリアの手前です。突入しますぜ」
帳の言葉に雲霧と水星が頷く。水星と帳は剣を抜き、洞窟の奥へ慎重に進んだ。
洞窟は短いものだが、ろうそくが灯っていた。
「これは、火の國の力だな……」
雲霧がぽつりと呟く。火の國という単語に水星の目が見開く。しかし、それは一瞬だ。
「行きましょう」と先を急ぐように言う水星。
更に進んだ洞窟の奥では、血と腐臭が鼻をつく。洞窟の開けた中央に、死体が積み重なっていた。
水星と帳が息を飲む。帳が意を決したように死体を調べながら、「魂が抜き取られたみたいに、外傷なく死んでますぜ」と呟く。
沈んだ表情をしていた雲霧は、「遅かったか。報告をしてくる。二人は調査を続けてくれ。くれぐれも離れないように」と外へ向かった。
残された水星と帳は調査を続けた。亡くなった彼らには外傷こそはなかったが、数人は切って殺された痕が残る。
帳が死体をどかす一方、水星は洞窟の奥へ目を向けた。
ふと、薄暗い洞窟の奥。
そこには白髪の男がいた。男は拘束されていた。
天井から伸びる鎖に四肢や首を繋がれている。虚ろな赤い瞳、傷だらけの手足。服はぼろぼろだった。足元から視線をあげていく。水星は気が付く。
その繋がれた男の右耳には、不似合いな金色の耳飾りがつけられている。小さく楓の葉を模しており、職人泣かせの精巧さ。
ろうそくの灯に照らされた金の耳飾りが、ひそやかに光る。水星はその輝きに導かれるように、男に近づいた。
赤い瞳。なぜだか、異様な胸騒ぎがした。耳飾りは見覚えのある形だったからだ。
水星は一瞬息を呑み、震える手で男に触れた。着物の襟元を簡易的に脱がせ、肩の傷を見て目を見開く。
「お前は……いや、そんな訳が」
水星はすぐに剣を抜刀し、鎖を断ち切った。水星は洞窟の岩に体をぶつける前に男を抱き起こす。すぐに脱がせた着物は着せた。良く目を凝らせば、男が居た床には妖用の陣が血で描かれている。妖を拘束するためのものだ。
腕に抱いた男の骨と皮だけの体は小さく震えていた。体は冷えており、水星は思わず自分の羽織を被せた。
「そんな……わけないだろ……」
いつの間にか傍に来た帳が、「生存者ですかい?」と言葉を続けた。その問いに水星は言葉なく頷いた。
「長居は無用だ。早く行こう。処理班が来る。こっちは全部ダメだ」
「わかった。行きましょう」
歩き出した水星と帳。その歩きで金の耳飾りが僅かに揺れる。立ち止まった水星はそっと、その耳飾りに触れた。
「……焔尽」
返事はない。ただ、男の唇が、小さく動いたように見えた。自分の名前が呼ばれた気がし、水星は目を見開く。
抱えた体の冷たさに、ふと過去が蘇る。
「まさか、お前……こんな場所に……」
呟きは冷たい風に飲み込まれた。背後では、雲霧が到着した者に指示を出し、亡骸の移送が始まっていた。
洞窟の血と腐臭がまだ鼻をつき、抱く手が微かに震える。
「水星坊ちゃん、早く行きましょう。ここは彼らに任せます」
帳の声に、水星は頷き、男を抱き直した。雪に吸い込まれる足音が、ただひたすらに響いた。
洞窟の外では、雪が静かに降り続けていた。すべての色を、白く、静かに覆い隠してゆく。
そう思った夜ごと、心は雪に閉ざされた。
大人になった今、その後悔は雪のように積もるばかりだ。
気が付けば、心全体を白く染め上げていた。
幾度となく願った。
あの時、あの手を離さなければよかったと。
――五年後の冬。水の國、村外れ。
雪が静かに降り積もり、すべての色を白く覆い隠す。水の國の畑道を、大人になった水星は冷たい風を頬に感じながら進む。吐き出す白い息が、寒空に静かに溶けていった。
風に流れる、癖のない黒髪。何かで整えた様子もなく、けれど不思議と乱れずにまとまっている。
その自然体の髪型は、彼の無駄を嫌う性格をそのまま体現しているようだった。
額にかかる前髪の隙間から覗く青の瞳は、感情を見せないまま、後ろを気にしていた。
その背後では、水星に少し似た優男が、穏やかな表情で右目に古傷のある男と会話をしている。
視線に気が付いた優男は、扇子を口元に当てて、そんな水星を見つめた。
「水星、どうした?」
「いえ、妖の気配が……」
その時だった。
森の奥から響いたのは、カタカタと不気味な音。暗闇を裂くように、赤い目が揺らめき、黒い人形が飛び出してきた。水星が弾かれたように、剣を抜く。
「雲霧兄、下がって!」
現れたのは潰れた顔に赤い目の人形。瘴気を放ち、機械的な動きで優男――雲霧を狙う。
隣にいた古傷のある男が雲霧を庇うように、剣を構えた瞬間だ。
水星は低く身を沈める。青い魔気が刀身に宿り、雪を照らすように輝いた。剣が一閃、青い魔気が人形の爪を弾く。その動きが鈍った隙に、水星の剣が正確に急所を突いた。
「流石、坊ちゃんだな」と古傷のある男が口笛を吹く。
人形はバラバラと部品ごとに崩れ落ち、動かなくなった。
「帳、こいつ……妖じゃない」と水星が呟いた。
古傷のある男性――帳は人形に近づき、足で小突く。
「村の死人はこいつが原因ってところか」と呟いた。
水星が仕留めた人形を眺める。赤い目は事切れたように、真っ白に染まっていた。
「雲霧坊ちゃんの背中を守ってくれてありがとよ」
「帳、従者のお前がしっかりしないでどうするんだ。あんたは俺と雲霧兄の護衛でもあるんだぞ」
「はは、お強い水星坊ちゃんがいるからな。背中は任せてた」
帳の言葉を胸に、水星はむくれた顔でそっぽを向き、「別に」と返した。
「ふむ、よくやった。水星、帳」
穏やかな雲霧の声で、水星ははっとしたように顔をあげた。雲霧は帳の肩を感謝を示すように優しく叩き、水星の近くにやってくる。そして、傍らにいた雲霧は彼の頭を撫でまわす。
「よくやったぞ、水星」
「雲霧兄、やめてください。髪が乱れます」
雲霧は水星に軽く弾かれた手を戻し、残念そうに笑った。
「昔のように触らせてはくれないか」
「……俺にいつまでも構ってないで、創者として、水の國のことをしっかり見てくださいよ」と口を尖らせた水星。
「ああ。わかってるよ。まったく、厳しい子だ」
水星と雲霧のやりとりを見ていた帳だったが、「ささ、早く行きましょうよ」と急かすように言った。
三人は白い雪道を進む。
全てを白く塗り潰す雪が農民たちの姿を急かしていた。畑で白菜の収穫を行う農民の顔は、雪よりも青白く、怯えた目をしている。水星が村人を眺める。
先程現れた妖がたくさんいるのだ。村の不穏な気配に、彼らもきっと不安だろうと思った。
「先ほど、農民とは話した。村に見慣れない者の出入りがあったそうだ。先ほどの妖と関係があるかもしれない」
「この調査に創者である雲霧兄がわざわざ出向くこともなかったでしょうに。俺と帳だけで良かった」
水星は眉間に皺を寄せ、明らかに不機嫌そうな様子だ。
「創者だからこそだ。水の國の当主とし、未来を守るため、俺が動かねばならん。頭が引っ込んでいて、どうする」
雲霧はそんな彼を和やかに見つめ、くすりと笑う。水星はため息をつく。
「雲霧兄は水の國で一番偉いんですよ。水蔵(水の國の行政を仕切る場)で威張ってればいい」
その言葉に雲霧が、「手厳しいな」と笑った。
やがて、一行は雪に埋もれた道を進み、農村の奥にそびえる荒れた山へと近づいた。
風が不気味に唸り、洞窟の入り口が黒く口を開けていた。雲霧の目が鋭さを増し、水星は思わず剣に手を伸ばした。
「ここが、遺体の発見エリアの手前です。突入しますぜ」
帳の言葉に雲霧と水星が頷く。水星と帳は剣を抜き、洞窟の奥へ慎重に進んだ。
洞窟は短いものだが、ろうそくが灯っていた。
「これは、火の國の力だな……」
雲霧がぽつりと呟く。火の國という単語に水星の目が見開く。しかし、それは一瞬だ。
「行きましょう」と先を急ぐように言う水星。
更に進んだ洞窟の奥では、血と腐臭が鼻をつく。洞窟の開けた中央に、死体が積み重なっていた。
水星と帳が息を飲む。帳が意を決したように死体を調べながら、「魂が抜き取られたみたいに、外傷なく死んでますぜ」と呟く。
沈んだ表情をしていた雲霧は、「遅かったか。報告をしてくる。二人は調査を続けてくれ。くれぐれも離れないように」と外へ向かった。
残された水星と帳は調査を続けた。亡くなった彼らには外傷こそはなかったが、数人は切って殺された痕が残る。
帳が死体をどかす一方、水星は洞窟の奥へ目を向けた。
ふと、薄暗い洞窟の奥。
そこには白髪の男がいた。男は拘束されていた。
天井から伸びる鎖に四肢や首を繋がれている。虚ろな赤い瞳、傷だらけの手足。服はぼろぼろだった。足元から視線をあげていく。水星は気が付く。
その繋がれた男の右耳には、不似合いな金色の耳飾りがつけられている。小さく楓の葉を模しており、職人泣かせの精巧さ。
ろうそくの灯に照らされた金の耳飾りが、ひそやかに光る。水星はその輝きに導かれるように、男に近づいた。
赤い瞳。なぜだか、異様な胸騒ぎがした。耳飾りは見覚えのある形だったからだ。
水星は一瞬息を呑み、震える手で男に触れた。着物の襟元を簡易的に脱がせ、肩の傷を見て目を見開く。
「お前は……いや、そんな訳が」
水星はすぐに剣を抜刀し、鎖を断ち切った。水星は洞窟の岩に体をぶつける前に男を抱き起こす。すぐに脱がせた着物は着せた。良く目を凝らせば、男が居た床には妖用の陣が血で描かれている。妖を拘束するためのものだ。
腕に抱いた男の骨と皮だけの体は小さく震えていた。体は冷えており、水星は思わず自分の羽織を被せた。
「そんな……わけないだろ……」
いつの間にか傍に来た帳が、「生存者ですかい?」と言葉を続けた。その問いに水星は言葉なく頷いた。
「長居は無用だ。早く行こう。処理班が来る。こっちは全部ダメだ」
「わかった。行きましょう」
歩き出した水星と帳。その歩きで金の耳飾りが僅かに揺れる。立ち止まった水星はそっと、その耳飾りに触れた。
「……焔尽」
返事はない。ただ、男の唇が、小さく動いたように見えた。自分の名前が呼ばれた気がし、水星は目を見開く。
抱えた体の冷たさに、ふと過去が蘇る。
「まさか、お前……こんな場所に……」
呟きは冷たい風に飲み込まれた。背後では、雲霧が到着した者に指示を出し、亡骸の移送が始まっていた。
洞窟の血と腐臭がまだ鼻をつき、抱く手が微かに震える。
「水星坊ちゃん、早く行きましょう。ここは彼らに任せます」
帳の声に、水星は頷き、男を抱き直した。雪に吸い込まれる足音が、ただひたすらに響いた。
洞窟の外では、雪が静かに降り続けていた。すべての色を、白く、静かに覆い隠してゆく。
あなたにおすすめの小説
【完結】I adore you
ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。
そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。
※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
転生天使は平穏に眠りたい〜社畜を辞めたら美形王子の腕の中でとろとろに甘やかされる日々が始まりました〜
メープル
BL
毎日深夜まで残業、食事はコンビニの冷たいパン。そんな社畜としての人生を使い果たし、過労死した俺が転生したのは――なんと、四枚の美しい羽を持つ本物の天使だった。
「今世こそは、働かずに一生寝て過ごしたい!」
平穏な隠居生活を夢見るシオンは、正体を隠して王国の第一王子・アリスターの元に居候することに。ところが、この王子、爽やかな笑顔の裏で俺への重すぎる執着を隠し持っていた!?
山王学園シリーズ〜カサブランカの君へ〜
七海セレナ
BL
16歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は、訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
特に慌てることも無く、堂々と入学式に遅刻するどころか、式に行く意味を見出せない雅臣は聞こえてくる喧騒につい足を止めてしまった。
この出会いが、自分の運命を変えるとも知らずに__
学園で出会った同級生の2人組、柊夕太と蓮池楓が、雅臣の意思とは関係なく、否応なしに様々な日常へ巻き込んでいく。
新しく通う山王学園高等部での日々が、そこで出会う人々が、自分の運命を大きく変える事となる。
生きることにままならない子供達は、出会う人々の価値観に触れ、知ることで、傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしないと伝わらないだろ……!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
※下記注意事項
作品について
・作品の一部又は全部を、無断で複写、複製、転載することを禁じます。
・禁無断複製
・有償・無償にかかわらず、権利者の書面による事前の承認を得ず作品を貸与・複製・公来送・上演等を行うことを禁止いたします。
・作品を許可なく複製・改変・レンタル・営利目的で使用・公に上映・送信することを禁止します。
・いかなる形式においても著作権者に無断で作品の全部又は一部を複製し、利用することを固く禁じます。
【完結】毎日きみに恋してる
藤吉めぐみ
BL
青春BLカップ1次選考通過しておりました!
応援ありがとうございました!
*******************
その日、澤下壱月は王子様に恋をした――
高校の頃、王子と異名をとっていた楽(がく)に恋した壱月(いづき)。
見ているだけでいいと思っていたのに、ちょっとしたきっかけから友人になり、大学進学と同時にルームメイトになる。
けれど、恋愛模様が派手な楽の傍で暮らすのは、あまりにも辛い。
けれど離れられない。傍にいたい。特別でありたい。たくさんの行きずりの一人にはなりたくない。けれど――
このまま親友でいるか、勇気を持つかで揺れる壱月の切ない同居ライフ。
とあるΩ達の試練
如月圭
BL
吉住クレハは私立成城学園に通う中学三年生の男のオメガだった。同じ学園に通う男のオメガの月城真とは、転校して初めてできた同じオメガの友達だった。そんな真には、番のアルファが居て、クレハはうらやましいと思う。しかし、ベータの女子にとある事で目をつけられてしまい……。
この話はフィクションです。更新は、不定期です。
勇者様への片思いを拗らせていた僕は勇者様から溺愛される
八朔バニラ
BL
蓮とリアムは共に孤児院育ちの幼馴染。
蓮とリアムは切磋琢磨しながら成長し、リアムは村の勇者として祭り上げられた。
リアムは勇者として村に入ってくる魔物退治をしていたが、だんだんと疲れが見えてきた。
ある日、蓮は何者かに誘拐されてしまい……
スパダリ勇者×ツンデレ陰陽師(忘却の術熟練者)