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ジャック・ザ・リッパー
後日談
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目が覚めると知らない天井が飛び込んできた。どこなんだここは?
「ディオン!起きたのか!」
「あれ、マッスルさん生きてたんですね。」
「ああ、なんとかな。魔術を使われてたら危なかったぜ。」
ということは、マッスルさんはアイクに勝ったのか。そういや、どれくらい寝てたんだろう。そうだ、調べなきゃ!
「マッスルさん、リアちゃんについて調べなきゃ!」
「落ち着いて、寝てろ。その件は全部ギルマスに話した。今、全力で捜索に当たっているからもうじき見つかるだろう。」
「よかった。」
あれ、やっぱり、全快してないのだろうか、頭がボーっとし、少しふらつく。
『マスター、急激に魔力を使いすぎたため、魔力欠乏症になっています。』
魔力の使い過ぎか、少し寝たら回復するか。
「マッスルさん、ちょっと魔力が足りてないんで寝ますね。あとの処理は頼みます。」
「おう、まかせとけ。つっても俺がやることはほとんどないんだけどな。」
……数時間が経過した
しばらく寝たことにより、だいぶ回復した。少し違和感が残るが動けそうだ。どうやら俺が寝ていた部屋はギルドの医務室の一つだった。部屋を出て、廊下を少し歩いていくとマッスルさんが酒を浴びるように飲んでいた。それよりもとても騒がしい。何が起こったんんだ?
「おい!英雄様の登場だ!!」
そう叫ばれると数十人の冒険者が俺の方を向き歓声をあげる。その中には、かつてパーティーを組んだことのある、ダンやマルコ、マイラが拍手を送っているのが見えた。俺は三人に寄っていき何があったのか話を聞く。
「なぁ、何があったんだ?」
「そっか、お前ずっと寝てたから知らねぇのか。」
「友達が英雄なんてな!自慢できるぜ!かわいい子は俺にも紹介しろよ~!」
「ちょっと、マルコ飲みすぎ!ディオン君困っちゃうでしょ!」
「で、英雄って?」
「実はなお前が退治した、あのでっけぇ化け物。調べたら100年ぐらい前に一国を滅ぼした厄災だったらしいぜ!Sランクが束になっても傷をつけるのが精いっぱいだったのに、お前はそいつを倒したんだ!」
「なるほどね、でもこの宴会はなんだ?」
「これはな、王様がよこの国を救ってくれた礼ってことで報奨金を出してくれたからさ。」
「それって、俺のじゃねぇの?」
「ああ!じゃなくて、いや、お前の分はちゃんとあるぞ。」
やっぱり、俺のじゃねぇか!どうなってんだ、誰が許可を出したんだよ!
「マッスルさんが、パーっと使っちまおうて言ってたから。」
「なるほど、マッスルね。ちょっと絞めてくる。」
「まぁまぁ、今は楽しもうよ!ね、せっかく無事で戻ってきたんだから。」
三人になだめられ、腑に落ちないが一人で使うよりかはよっぽど良いと思い込むことにした。そして、マッスルさんの席へ歩いていく。
「楽しそうですね、マッスルさん。」
「おお、ディオン。楽しんでるか!」
「あの、事件に進展はありましたか?」
「おう、リアの嬢ちゃんが見つかったてよ。まぁ、ひどいもんだったんだがな。イールバランの息がかかってる貴族のところにいたんだ。痛めつけられ、無理やり犯された痕もあったみたいだ。なによりひどいのがドラッグだ。薬漬けにしてたみたいでな、回復には時間がかかるみたいだ。だが、イールバランは死刑になるらしい。当たり前だな。」
「それは、姉のほうは?」
「イールバランに騙されたとはいえ一人殺しちまってるからな。何年か禁固されるかな。」
「で、あなたと戦っていたアイクはどうなったんですか?」
「あいつは薬の密売、生成といろいろ法に触れたことをやってたからな終身刑になったよ。そういや、薬の成分からよくわからん物質が見つかったてよ。」
薬、あの異常に力が発達するやるか。
「進展はあまりしてないが、アンディっだったか?あの化け物、あいつの血から同じ成分が見つかった。それ以外は痛みを感じにくくする薬と変わりないみたいだ。」
つまり、あの力はあの化け物によるものだったのか。副作用がないといいが。まぁ、思ったよりもいい結果になったのか。せっかくの宴会なので俺も好きな料理を取り、楽しむことにした。すると受付係のミリナさんが近寄ってきた。
「ディオン君、おめでとう!」
「えっと、何に対するお祝いですか?」
「えっと、ちょっとねギルマスが呼んでるから来てくれない?」
「ギルマスが?」
質問に答えてくれなかったが、いけばわかるだろう。ミリナさんに連れられギルマスの部屋に向かった。部屋に入るとギルマスが快く迎えてくれた。
「ディオン君、君は素晴らしい偉業を成し遂げてくれた。かの勇者カイトに肩を並べるような偉業だよ。そこでだ、君をSランクへのランクアップを申請しておいた。もし申請が通らなくても君はAランクに昇格だ。」
「本当ですか!ありがとうございます!」
「最年少のAランクだ。Sランクの申請が通ったら後日また知らせる。」
ギルマスの部屋から出て、宴会を楽しむことにする。魔力の使い過ぎで死ぬかと思ったんだ、朝まで騒ぐことにする。
Aランクに昇格したってことは仕事の幅も広がるし、稼ぎも多くなる。アリスに仕送りもしてやれるな。そろそろ、学院の長期休みも近いし会いに行こうかな。アリスどうしてるかな。
「ディオン!起きたのか!」
「あれ、マッスルさん生きてたんですね。」
「ああ、なんとかな。魔術を使われてたら危なかったぜ。」
ということは、マッスルさんはアイクに勝ったのか。そういや、どれくらい寝てたんだろう。そうだ、調べなきゃ!
「マッスルさん、リアちゃんについて調べなきゃ!」
「落ち着いて、寝てろ。その件は全部ギルマスに話した。今、全力で捜索に当たっているからもうじき見つかるだろう。」
「よかった。」
あれ、やっぱり、全快してないのだろうか、頭がボーっとし、少しふらつく。
『マスター、急激に魔力を使いすぎたため、魔力欠乏症になっています。』
魔力の使い過ぎか、少し寝たら回復するか。
「マッスルさん、ちょっと魔力が足りてないんで寝ますね。あとの処理は頼みます。」
「おう、まかせとけ。つっても俺がやることはほとんどないんだけどな。」
……数時間が経過した
しばらく寝たことにより、だいぶ回復した。少し違和感が残るが動けそうだ。どうやら俺が寝ていた部屋はギルドの医務室の一つだった。部屋を出て、廊下を少し歩いていくとマッスルさんが酒を浴びるように飲んでいた。それよりもとても騒がしい。何が起こったんんだ?
「おい!英雄様の登場だ!!」
そう叫ばれると数十人の冒険者が俺の方を向き歓声をあげる。その中には、かつてパーティーを組んだことのある、ダンやマルコ、マイラが拍手を送っているのが見えた。俺は三人に寄っていき何があったのか話を聞く。
「なぁ、何があったんだ?」
「そっか、お前ずっと寝てたから知らねぇのか。」
「友達が英雄なんてな!自慢できるぜ!かわいい子は俺にも紹介しろよ~!」
「ちょっと、マルコ飲みすぎ!ディオン君困っちゃうでしょ!」
「で、英雄って?」
「実はなお前が退治した、あのでっけぇ化け物。調べたら100年ぐらい前に一国を滅ぼした厄災だったらしいぜ!Sランクが束になっても傷をつけるのが精いっぱいだったのに、お前はそいつを倒したんだ!」
「なるほどね、でもこの宴会はなんだ?」
「これはな、王様がよこの国を救ってくれた礼ってことで報奨金を出してくれたからさ。」
「それって、俺のじゃねぇの?」
「ああ!じゃなくて、いや、お前の分はちゃんとあるぞ。」
やっぱり、俺のじゃねぇか!どうなってんだ、誰が許可を出したんだよ!
「マッスルさんが、パーっと使っちまおうて言ってたから。」
「なるほど、マッスルね。ちょっと絞めてくる。」
「まぁまぁ、今は楽しもうよ!ね、せっかく無事で戻ってきたんだから。」
三人になだめられ、腑に落ちないが一人で使うよりかはよっぽど良いと思い込むことにした。そして、マッスルさんの席へ歩いていく。
「楽しそうですね、マッスルさん。」
「おお、ディオン。楽しんでるか!」
「あの、事件に進展はありましたか?」
「おう、リアの嬢ちゃんが見つかったてよ。まぁ、ひどいもんだったんだがな。イールバランの息がかかってる貴族のところにいたんだ。痛めつけられ、無理やり犯された痕もあったみたいだ。なによりひどいのがドラッグだ。薬漬けにしてたみたいでな、回復には時間がかかるみたいだ。だが、イールバランは死刑になるらしい。当たり前だな。」
「それは、姉のほうは?」
「イールバランに騙されたとはいえ一人殺しちまってるからな。何年か禁固されるかな。」
「で、あなたと戦っていたアイクはどうなったんですか?」
「あいつは薬の密売、生成といろいろ法に触れたことをやってたからな終身刑になったよ。そういや、薬の成分からよくわからん物質が見つかったてよ。」
薬、あの異常に力が発達するやるか。
「進展はあまりしてないが、アンディっだったか?あの化け物、あいつの血から同じ成分が見つかった。それ以外は痛みを感じにくくする薬と変わりないみたいだ。」
つまり、あの力はあの化け物によるものだったのか。副作用がないといいが。まぁ、思ったよりもいい結果になったのか。せっかくの宴会なので俺も好きな料理を取り、楽しむことにした。すると受付係のミリナさんが近寄ってきた。
「ディオン君、おめでとう!」
「えっと、何に対するお祝いですか?」
「えっと、ちょっとねギルマスが呼んでるから来てくれない?」
「ギルマスが?」
質問に答えてくれなかったが、いけばわかるだろう。ミリナさんに連れられギルマスの部屋に向かった。部屋に入るとギルマスが快く迎えてくれた。
「ディオン君、君は素晴らしい偉業を成し遂げてくれた。かの勇者カイトに肩を並べるような偉業だよ。そこでだ、君をSランクへのランクアップを申請しておいた。もし申請が通らなくても君はAランクに昇格だ。」
「本当ですか!ありがとうございます!」
「最年少のAランクだ。Sランクの申請が通ったら後日また知らせる。」
ギルマスの部屋から出て、宴会を楽しむことにする。魔力の使い過ぎで死ぬかと思ったんだ、朝まで騒ぐことにする。
Aランクに昇格したってことは仕事の幅も広がるし、稼ぎも多くなる。アリスに仕送りもしてやれるな。そろそろ、学院の長期休みも近いし会いに行こうかな。アリスどうしてるかな。
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