特典付きの錬金術師は異世界で無双したい。

TEFt

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海の街ララシャ編

いろいろと事件ですっ!! 後編

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  誘拐事件などが起こり、また狙われるかもしれないということで、帰ることになりました。護衛も6人ほどいます。やはり金持ちは狙われるのですね。赤ん坊の俺なんか格好の獲物だっただろうに。

 身支度を終えて、馬車に乗る。マルクスは少々拗ねていたが仕方がないことだ。出発したのは昼頃である。向こうに着くのはすでに夜だろう。

 「あーあ、もう少し遊んでたかったなぁ。」
 「仕方ないでしょ、誘拐犯が出たんだから。もしかしたら盗賊かもしれないのよ。」
 「そんなの、僕の魔法ですぐにやっつけられますよ。」

  そんなに甘いものではないと思うけどな。とりあえず俺も探知だけは発動させておこう。
  
  そういえば、普通の冒険者のステータスってどんなんなんだろう?ちょっと見させてもらおう。『鑑定』

    マーズ      Cランク冒険者Lv 6

  体力  560/560
  魔力  320/320

  筋力  360/360
  俊敏  270/270
  魔攻  120/120
  魔防    80/80

スキル
剣術Lv 8、豪撃Lv 3、アイテムボックス、

なるほど。Cランク冒険者になると普通の人間の2倍程度になっているようだ。ちなみに冒険者のランクはどんな風になっているのか。

  『下からF、 E、 D、 C、 B、 A、 S となっています。ランクの上がり方はLv で上がります。Fランク冒険者のレベルが10になるとE ランク冒険者にジョブチェンジできます。』

 へぇ、この世界はジョブごとにLv が変わるんだね。ちなみに今の俺はどうなんだ?

 『マスターは無職ですのでLv はありません。』

 えっ、嘘だろ。俺っていま無職。せめて転生者とかは…

 『ありません。』

 ええー。俺はいつかきっと働いてやる。

『マスター、盗賊らしき反応が30程あります。早く備えてください。』

 はっ、盗賊だと。いきなり過ぎるだろ。どうにかするには、

 「あぁーう。あー、あー、」

  とりあえず叫ぶ。異常な程に叫ぶ。頼む気づいてくれっ。

 「どうしたのディオン。いきなり叫びだして。」
 「まてエリーゼ、ディオンは何かの気配を感じたんじゃないのか。」
 「そうかしら。わかったわ、一応迎撃用の魔道具を用意しておくわね。」
 「皆、攻撃に備えておけ!!」
 「ガルドさん!!俺達の馬車が囲まれてます。」
 「くそっ、盗賊か。金になりそうなものなど今は持ってないというのに。」
 「早く戦闘態勢をとってください!!」 

 その掛け声と同時に風邪の切る音、ヒュンッと放たれたであろう弓矢が馬車に刺さる。

 「わっ私が『私が求めるのは隔絶するもの水よ皆を守る結界となれ水結界』」 

 冒険者パーティーの魔術師ぽい子が詠唱し結界を出した。その間も盗賊達は近づいてくる。

 「その年で中級水魔術を使えるとはたいしたものだな。」
 「すみませんっ、魔力がっ。」
 「これを使いなさい。マナポーションよ。」
 「ありがとうごさいます 。」

やはり中級にもなると魔力消費量がバカでかくなるようだ。そして盗賊達との距離が残り30メートルほどになったとき。

 「魔術師を殺せー。進めー。」
 
  やはりそうなるよな。なんとか守り抜かないと。

 「皆魔道具を使うから衝撃に備えて!!」

 母さんがそんなことを言ったが何をするきなんだろう。
 
  「くらいなさい、『炎爆』」
 「ぐぅああああぁぁぁぁ。死ぬゥーー。」

 うわー。スゴーい。ものすごい轟音とともに俺達の周りが一瞬で真っ赤に染まった。盗賊達の叫び声と炎が無くなると。そこは半径50メートル程が焼け野原となっていた。盗賊の遺体なんて残ってなかった。

 「エリーゼやりすぎだ。」
 「ごめんなさい、あなた。でもちょうど花火が見たかったのよ。」

  こえーよ。あきらかにヤバめの方だよ。こんな威力あるもの一瞬で作り出すとか兵器だよ。
 
 「でも火薬が全部無くなっちゃった。」 

 その後盗賊達の間ではフオーリナー家に手を出したら骨すら残らない、やら 手を出してはいけないという暗黙のルールができたそうです。

  結論をいえば、エリーゼ母さんが最強ということ。こうして俺達は無事家に帰れたのであった。



作者の時間
最強なのはエリーゼさんでした。今回は冒険者の説明とかができたので良かったです。次はそろそろディオン君が少年期にはいれるといいなって感じです。ではさよーなら。
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感想 89

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