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第1話
チート四人とモンスターの群れ
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未来たちは元々住んでいた村に向かって歩いていた。
東方と呼ばれる場所だ。
東方では家名がある家が多い。
四人は少し前に、今いるこの世界から日本と呼ばれる場所に自ら力を求め転移したのだが、この世界の何者かによって日本からこの世界に召喚されたのだ。
この世界には、騎士、魔術師、商売人など沢山の職業があり、それぞれ好きな職業につくことができるように物事を教える魔法科学校というものが存在する。召喚は魔術師が、一生に一度だけ、能力が優れている者をほかの世界から呼び出せるというものである。一生に一度だけという事なので、普通の魔術師が召喚を行う事はそう無い。それに時間も金もかかる。
一、戦いに負けそうか。
二、戦争をおっ始めようとしているか。
三、ただ興味本位でやったか
未来は歩きながら考えていた。
右には手を繋いでいる絵馬が、左にはギャーギャーと何かを言っている叶が。後ろから未来達に着いてきている深夜が異世界で、日本にいる頃ハマったゲームのレベル上げをひたすらしている。
「お前ら良い加減にしろよ。」
「何でも良いけど深夜とくっつけ!未来!」
「五月蝿い」
「…………………」
「せめて何か言えにゃ」
叶が呆れながら深夜のしているゲームの画面を覗き込んだ。このゲームは四人全員がしている者である。
「にゃ!?レベル599!?私はまだ287だにゃ!」
このゲームはレベルの最高がない為世界的ゲーマーの深夜でも楽しく遊べるのだ。
「あ、600なりましたね。」
「私でさえ452。深夜早すぎる。にぃは?」
「あぁ、俺は確か582だったな。」
未来がそう言った後叶が叫び出した。
「チートゲーマーは黙れにゃ!早くくっつけにゃ!」
「また、それかよ!」
場は幼馴染同士の喧嘩によりほのぼのとした空気になった。
一一一一一一一一一一
そうこうしている内に四人はずっと変わっていないはずの村、故郷に帰ってきた。
しかし、家族との感動的再開は出来なかった。村が火の海になっていたのだから。出来るはずもない。
村はモンスターの大群とドラゴンにより壊滅していた。逃げ回る人。泣き出す人、神に祈りを捧げる人。叶と絵馬は我慢できずにとびこんでいった。
「ダメだ!俺たちはコボルトの一撃で死を彷徨うほどに弱いんだぞ!」
未来は叫んだ。
「やって見なけりゃわかんないにゃ!」
「にぃ、諦め、駄目。」
二人は微笑みながら一言言うと再び足を加速した。
「未来。僕たちも行きましょう。それとも僕と心中しますか?」
「ハッ、お断りでぇ。いくぜ相棒!」
未来と深夜は言葉を交わし走り出した。
前まで持っていない奴はクズだと言われた魔法すらも持ちながら使えなかった四人は心の中で自信を持ったのだ。
前まで水属性だった絵馬が魔法を発動した。そう、発動出来たのだ。
「水よ来たれ、我が望むは炎の消火。ウォーターアクション!」
いきなり何処からか出てきた水が村の炎目掛けて滝のように覆い被さった。
「魔法。出た。」
村の炎は絵馬の水魔法により一撃で消え失せた。
「まじか。」
三人は絵馬が魔法を使えたことにより自分も使えると感じた。
ドラゴンと目が合う。少しの沈黙。
「か、雷よ来たれ、我が望むは身体なる感電。ショック。」
バチッ
ドラゴンは叶の光魔法と絵馬の水魔法が重なり、通常の倍以上に電気が通り易くなっていたのだ。一撃で死んだ。ドラゴンが。
それと同時にモンスター達がこちらに走ってくる。
「重力操作」
深夜の放った言葉でひとまとまりになったモンスター、コボルトの群れは重力に逆らうことが出来ず、グシャッと音を立てながら死んでいった。240体同時に。
「やばいだろ」
未来はふと炎の初期魔法を使ってみることにした。
村とは反対側にいるモンスターに向かって。
「炎よ来たれ、我が来たるは炎の爆発。ファイヤーボール。」
ズドーン
未来が放ったファイヤーボールは辺り一面のモンスターが黒焦げになるほど威力が強かったのだ。
そして村は守られた。チート四人によって。
一一一一一一一一一一
村の人たちが駆け寄り、ありがとうと言ってくる。
未来と絵馬は一人の女性に抱きしめられていた。
「未来!絵馬!無事だった?村を助けてくれてありがとうね!」
未来と絵馬の、母親だ。
母親は無事だったのだ。深夜の親は転移する前に暗殺されている。叶の親は旅に出ていると言う。
「魔法、出た。」
絵馬がふと自分の母親にいった。
「本当に!?未来は?」
「にぃは、ファイヤーボールで辺りのモンスター消した。消し炭。」
少しの沈黙。そして笑いが起こった。初期魔法で何十体も倒せるわけがないからだ。みんな信じていない。それに村を救ったのは他の人を応援に連れて来たて思っているのだ。
「本当!」
「魔法が使えることが凄いんだよ!」
母親は絵馬の頭を撫でながら小学生を相手にしているかのように言った。
「なら、鑑定して見たらどうじゃ?」
ふと聞き覚えのない声が聞こえる。村長だ。
「村長!ですが、測って見てザコだった場合には王都にどう言えば!」
母親は必死に止めようとした。鑑定する機械が村に一つづつだけあるのだが、それは王都からの借り物なのだ。使わなければ一週間銅貨一枚。使って相手が弱ければ銅貨プラス金貨3枚の金を払わなければならないのだ。相手が強かった場合は王都に有る例の魔法科学校に強制的に受験させられる。受かれば入学。落ちれば試験代全額返金。
「ありがと。村長。」
「礼には及ばないよ。そこの二人もじゃ」
村長は叶と深夜を指差して言った。
村人達は諦めている人止めようとしている人がほとんどだった。
「始めるぞ。ここに手を置いてくれんか。まずは絵馬じゃな。」
「わかった。」
絵馬は板のようなものに手を置いた。
それと同時にステータスが表示される。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
火津月 絵馬
カズキ エマ 15歳
種族、ヒューマン
LV、452
HP、10879677/10879677
MP、56778/56778
力、5600
知力、69769
耐久、576770
素早さ、96760
運、560
属性、水/氷/水溶液
特殊能力、悪夢に勝る。(相手の弱体化、麻痺、身体操作。)LV10/10
固有スキル、威風堂々(不明)
武器、二刀流剣
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ヒッ
誰かが息を飲むのがわかる。最弱と呼ばれた人間が世界最強の勇者より強いと言うのだから誰もが驚くに決まっている。
「フォッッ。」
村長でさえも驚いているくらいだ。そんな時、四人は絵馬のレベルがゲームと同じだと気づいた。つまり、深夜はレベルが必然的に一番高くなるのだ。この世界では魔王がレベル200とされている。深夜は3倍の強さを持ち合わせていると言うことで有る。
「気を取り直して、次は叶だな。」
「了解にゃ!」
叶は板に手を置いた。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
樂雷 叶
ラクライ カナエ 15歳
種族、ヒューマン
L V、287
HP、5879676/5879676
MP、48667/48667
力、5300
知力、49677
耐久、547764
素早さ、54766
運、100000
属性、光/雷
特殊能力、檻の内のアリス(相手を捉える、檻の内にいる人は徐々にHPを削られていく)L V10/10
固有スキル、付和雷同(不明)
武器、鎌
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
先程の絵馬よりもレベルが低かった。が、運が異常だったため、場が一瞬でも静かになることはなかった。
「つ、次だ次!未来!親なしの深夜は最後だ!笑われてボコボコにされてしまえ!」
「お、俺?深夜…」
未来が深夜を前に押そうといたところで深夜に口を塞がれた。そして耳元に囁かれた。
「未来の強さを教えてあげて下さい。」
「ほ、ほふ」
未来は口をふさがれていたためしっかりと答えることはできながった。隣にはキャーキャー言っている奴もいる。
未来はしぶしぶ板に手を置いた。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
火津月 未来 生死不可
カズキ ミライ 15歳
種族、ヒューマン
L V、582
HP、10879976/10879976
MP、567796/567796
力、10765
知力、66973
耐久、697703
素早さ、10000
運、20760
属性、炎/血液
特殊能力、誰もが夢見る異世界へ(自分の想像を現実にする)L V10/10
固有スキル、大胆不敵(不明)天変地異(不明)
武器、両手剣
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
絵馬よりもレベルが高かったため倒れ出す人が出だした。
「け、血液属性、だと」
「世界に二人しかいないんじゃないのかにゃ?」
「み、未来、貴方強くなったの?」
母親に至っては泣き出してしまった。
「さ、最後だ、親なしは恥を知れ!」
この世界では親がいないものは親なしと呼ばれ蔑まれ、魔法科学校の一般受験を受けるにはレベルが50以上でないといけないというレベルである。
深夜は村長の言葉を聞き薄笑いを浮かべながら板に手を置いた。
「えぇ、笑われてあげますよ。笑えるのなら、ね?」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
一一一 深夜 不死身
一一一 シンヤ 15歳
L V、600
HP、1000000000/1000000000
MP、鑑定不可
力、鑑定不可
知力、10000000
耐久、1000000
素早さ、鑑定不可
運、鑑定不可
属性、闇/影/無(全属性)
特殊能力、異能作生(異能を作り出す)L V10/10
固有スキル、相思相愛(不明)起死回生(不明)
武器、刀 銃
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
王都で作られた装置に鑑定不可の文字がでた。それも四つも。固有スキルにいたっては四人全員不明である。
もちろん笑える人などは誰もいない。
「な、何者なのだ?!」
深夜は微笑みながら言った。
「親なし自殺愛好家ですが、何か?」
深夜は手を離すと未来の頭に手を置き、撫で始めた。
「未来、そこら辺の川にでも飛び込んできますね。」
「いや、今行くな!」
「後でならいいのですか?」
「ハァ、せめて俺のいるところで飛び込め。」
「ハイハイ。未来は相変わらず優しいですね。」
深夜がそういうと未来は少し顔を染めながら言った。
「べ、別に嬉しいとかじゃねーし。」
これはいわゆるツンデレと言うものである。
「ぬぬぬ、、認めないからな!」
「何を認めないって?村長?」
いきなり入口の方から声が聞こえた。
そこには、ここにはいないはずの、いてはいけないはずの国王がいたのだ。
「こ、国王、、何故こ、ここに」
「いちゃ悪いのかい?」
「そ、そう言うわけでは無く。」
四人以外は土下座の状態で頭を下げていた。四人の脳内は嫌、いちゃ悪いだろ!
と言う感じであった。
本当に何故国王がこんな薄汚い村にいるのだろうか。
未来は脳内で村をディスりながらそんなことを考えていた。
「隠そうとしていないかい?村長。」
「ツッ、そ、そんなことは」
「その反応はイエスだな。」
村長は国王の鋭い言葉により折れた。
「で、ですが。親なしが世界一というのは、王都的にも良くないのでは、」
「黙れ、お前には聞いていない。君達だ。どうだい?学校に通う気は無いかい?」
顔を向けた先には四人がいた。唐突に言われた言葉には四人よりも村人の方が動揺していた。
「どうだいって言われてもニャァ。いきなりすぎてにゃ」
「国王の私の前で堂々と喋ってくる者が居なかったのでな。正直浮かれてるのかも知れん」
「なら条件にゃ!」
叶は言いながら自分のポケットからメモ帳とペンを取り出し、絵馬に渡した。
絵馬は渡されたメモを見て理解したのかスラスラとペンで文字を書き、ペンとメモ帳を深夜に渡した。深夜は受け取り何かを書き、後ろから覗いていた未来の分も書いた。叶にメモ帳とペンが戻ってくる。
「ハイ!国王!」
メモにはこう書いてあった。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
カナエ ・おやつと遊び相手になって
エマ ・みんなが居ればそれでいい
シンヤ ・良い川あったら教えてください
ミライ ・家族の安全と叶の世話
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
「ふっ、、君達は面白いねぇ。いいだろう条件を飲もう。これからは魔法科学校
に転入生として通ってもらうよ。エマ、ミライ、シンヤ、カナエ。」
「よろしくにゃ!」
「よろしく」
「よろしくなぁ」
「よろしくお願いします。」
これからは面白くなりそうだ。
最弱の人間四人は再び同じ所に来ると最強でチートスキル持ちになりました!
東方と呼ばれる場所だ。
東方では家名がある家が多い。
四人は少し前に、今いるこの世界から日本と呼ばれる場所に自ら力を求め転移したのだが、この世界の何者かによって日本からこの世界に召喚されたのだ。
この世界には、騎士、魔術師、商売人など沢山の職業があり、それぞれ好きな職業につくことができるように物事を教える魔法科学校というものが存在する。召喚は魔術師が、一生に一度だけ、能力が優れている者をほかの世界から呼び出せるというものである。一生に一度だけという事なので、普通の魔術師が召喚を行う事はそう無い。それに時間も金もかかる。
一、戦いに負けそうか。
二、戦争をおっ始めようとしているか。
三、ただ興味本位でやったか
未来は歩きながら考えていた。
右には手を繋いでいる絵馬が、左にはギャーギャーと何かを言っている叶が。後ろから未来達に着いてきている深夜が異世界で、日本にいる頃ハマったゲームのレベル上げをひたすらしている。
「お前ら良い加減にしろよ。」
「何でも良いけど深夜とくっつけ!未来!」
「五月蝿い」
「…………………」
「せめて何か言えにゃ」
叶が呆れながら深夜のしているゲームの画面を覗き込んだ。このゲームは四人全員がしている者である。
「にゃ!?レベル599!?私はまだ287だにゃ!」
このゲームはレベルの最高がない為世界的ゲーマーの深夜でも楽しく遊べるのだ。
「あ、600なりましたね。」
「私でさえ452。深夜早すぎる。にぃは?」
「あぁ、俺は確か582だったな。」
未来がそう言った後叶が叫び出した。
「チートゲーマーは黙れにゃ!早くくっつけにゃ!」
「また、それかよ!」
場は幼馴染同士の喧嘩によりほのぼのとした空気になった。
一一一一一一一一一一
そうこうしている内に四人はずっと変わっていないはずの村、故郷に帰ってきた。
しかし、家族との感動的再開は出来なかった。村が火の海になっていたのだから。出来るはずもない。
村はモンスターの大群とドラゴンにより壊滅していた。逃げ回る人。泣き出す人、神に祈りを捧げる人。叶と絵馬は我慢できずにとびこんでいった。
「ダメだ!俺たちはコボルトの一撃で死を彷徨うほどに弱いんだぞ!」
未来は叫んだ。
「やって見なけりゃわかんないにゃ!」
「にぃ、諦め、駄目。」
二人は微笑みながら一言言うと再び足を加速した。
「未来。僕たちも行きましょう。それとも僕と心中しますか?」
「ハッ、お断りでぇ。いくぜ相棒!」
未来と深夜は言葉を交わし走り出した。
前まで持っていない奴はクズだと言われた魔法すらも持ちながら使えなかった四人は心の中で自信を持ったのだ。
前まで水属性だった絵馬が魔法を発動した。そう、発動出来たのだ。
「水よ来たれ、我が望むは炎の消火。ウォーターアクション!」
いきなり何処からか出てきた水が村の炎目掛けて滝のように覆い被さった。
「魔法。出た。」
村の炎は絵馬の水魔法により一撃で消え失せた。
「まじか。」
三人は絵馬が魔法を使えたことにより自分も使えると感じた。
ドラゴンと目が合う。少しの沈黙。
「か、雷よ来たれ、我が望むは身体なる感電。ショック。」
バチッ
ドラゴンは叶の光魔法と絵馬の水魔法が重なり、通常の倍以上に電気が通り易くなっていたのだ。一撃で死んだ。ドラゴンが。
それと同時にモンスター達がこちらに走ってくる。
「重力操作」
深夜の放った言葉でひとまとまりになったモンスター、コボルトの群れは重力に逆らうことが出来ず、グシャッと音を立てながら死んでいった。240体同時に。
「やばいだろ」
未来はふと炎の初期魔法を使ってみることにした。
村とは反対側にいるモンスターに向かって。
「炎よ来たれ、我が来たるは炎の爆発。ファイヤーボール。」
ズドーン
未来が放ったファイヤーボールは辺り一面のモンスターが黒焦げになるほど威力が強かったのだ。
そして村は守られた。チート四人によって。
一一一一一一一一一一
村の人たちが駆け寄り、ありがとうと言ってくる。
未来と絵馬は一人の女性に抱きしめられていた。
「未来!絵馬!無事だった?村を助けてくれてありがとうね!」
未来と絵馬の、母親だ。
母親は無事だったのだ。深夜の親は転移する前に暗殺されている。叶の親は旅に出ていると言う。
「魔法、出た。」
絵馬がふと自分の母親にいった。
「本当に!?未来は?」
「にぃは、ファイヤーボールで辺りのモンスター消した。消し炭。」
少しの沈黙。そして笑いが起こった。初期魔法で何十体も倒せるわけがないからだ。みんな信じていない。それに村を救ったのは他の人を応援に連れて来たて思っているのだ。
「本当!」
「魔法が使えることが凄いんだよ!」
母親は絵馬の頭を撫でながら小学生を相手にしているかのように言った。
「なら、鑑定して見たらどうじゃ?」
ふと聞き覚えのない声が聞こえる。村長だ。
「村長!ですが、測って見てザコだった場合には王都にどう言えば!」
母親は必死に止めようとした。鑑定する機械が村に一つづつだけあるのだが、それは王都からの借り物なのだ。使わなければ一週間銅貨一枚。使って相手が弱ければ銅貨プラス金貨3枚の金を払わなければならないのだ。相手が強かった場合は王都に有る例の魔法科学校に強制的に受験させられる。受かれば入学。落ちれば試験代全額返金。
「ありがと。村長。」
「礼には及ばないよ。そこの二人もじゃ」
村長は叶と深夜を指差して言った。
村人達は諦めている人止めようとしている人がほとんどだった。
「始めるぞ。ここに手を置いてくれんか。まずは絵馬じゃな。」
「わかった。」
絵馬は板のようなものに手を置いた。
それと同時にステータスが表示される。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
火津月 絵馬
カズキ エマ 15歳
種族、ヒューマン
LV、452
HP、10879677/10879677
MP、56778/56778
力、5600
知力、69769
耐久、576770
素早さ、96760
運、560
属性、水/氷/水溶液
特殊能力、悪夢に勝る。(相手の弱体化、麻痺、身体操作。)LV10/10
固有スキル、威風堂々(不明)
武器、二刀流剣
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ヒッ
誰かが息を飲むのがわかる。最弱と呼ばれた人間が世界最強の勇者より強いと言うのだから誰もが驚くに決まっている。
「フォッッ。」
村長でさえも驚いているくらいだ。そんな時、四人は絵馬のレベルがゲームと同じだと気づいた。つまり、深夜はレベルが必然的に一番高くなるのだ。この世界では魔王がレベル200とされている。深夜は3倍の強さを持ち合わせていると言うことで有る。
「気を取り直して、次は叶だな。」
「了解にゃ!」
叶は板に手を置いた。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
樂雷 叶
ラクライ カナエ 15歳
種族、ヒューマン
L V、287
HP、5879676/5879676
MP、48667/48667
力、5300
知力、49677
耐久、547764
素早さ、54766
運、100000
属性、光/雷
特殊能力、檻の内のアリス(相手を捉える、檻の内にいる人は徐々にHPを削られていく)L V10/10
固有スキル、付和雷同(不明)
武器、鎌
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
先程の絵馬よりもレベルが低かった。が、運が異常だったため、場が一瞬でも静かになることはなかった。
「つ、次だ次!未来!親なしの深夜は最後だ!笑われてボコボコにされてしまえ!」
「お、俺?深夜…」
未来が深夜を前に押そうといたところで深夜に口を塞がれた。そして耳元に囁かれた。
「未来の強さを教えてあげて下さい。」
「ほ、ほふ」
未来は口をふさがれていたためしっかりと答えることはできながった。隣にはキャーキャー言っている奴もいる。
未来はしぶしぶ板に手を置いた。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
火津月 未来 生死不可
カズキ ミライ 15歳
種族、ヒューマン
L V、582
HP、10879976/10879976
MP、567796/567796
力、10765
知力、66973
耐久、697703
素早さ、10000
運、20760
属性、炎/血液
特殊能力、誰もが夢見る異世界へ(自分の想像を現実にする)L V10/10
固有スキル、大胆不敵(不明)天変地異(不明)
武器、両手剣
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
絵馬よりもレベルが高かったため倒れ出す人が出だした。
「け、血液属性、だと」
「世界に二人しかいないんじゃないのかにゃ?」
「み、未来、貴方強くなったの?」
母親に至っては泣き出してしまった。
「さ、最後だ、親なしは恥を知れ!」
この世界では親がいないものは親なしと呼ばれ蔑まれ、魔法科学校の一般受験を受けるにはレベルが50以上でないといけないというレベルである。
深夜は村長の言葉を聞き薄笑いを浮かべながら板に手を置いた。
「えぇ、笑われてあげますよ。笑えるのなら、ね?」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
一一一 深夜 不死身
一一一 シンヤ 15歳
L V、600
HP、1000000000/1000000000
MP、鑑定不可
力、鑑定不可
知力、10000000
耐久、1000000
素早さ、鑑定不可
運、鑑定不可
属性、闇/影/無(全属性)
特殊能力、異能作生(異能を作り出す)L V10/10
固有スキル、相思相愛(不明)起死回生(不明)
武器、刀 銃
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
王都で作られた装置に鑑定不可の文字がでた。それも四つも。固有スキルにいたっては四人全員不明である。
もちろん笑える人などは誰もいない。
「な、何者なのだ?!」
深夜は微笑みながら言った。
「親なし自殺愛好家ですが、何か?」
深夜は手を離すと未来の頭に手を置き、撫で始めた。
「未来、そこら辺の川にでも飛び込んできますね。」
「いや、今行くな!」
「後でならいいのですか?」
「ハァ、せめて俺のいるところで飛び込め。」
「ハイハイ。未来は相変わらず優しいですね。」
深夜がそういうと未来は少し顔を染めながら言った。
「べ、別に嬉しいとかじゃねーし。」
これはいわゆるツンデレと言うものである。
「ぬぬぬ、、認めないからな!」
「何を認めないって?村長?」
いきなり入口の方から声が聞こえた。
そこには、ここにはいないはずの、いてはいけないはずの国王がいたのだ。
「こ、国王、、何故こ、ここに」
「いちゃ悪いのかい?」
「そ、そう言うわけでは無く。」
四人以外は土下座の状態で頭を下げていた。四人の脳内は嫌、いちゃ悪いだろ!
と言う感じであった。
本当に何故国王がこんな薄汚い村にいるのだろうか。
未来は脳内で村をディスりながらそんなことを考えていた。
「隠そうとしていないかい?村長。」
「ツッ、そ、そんなことは」
「その反応はイエスだな。」
村長は国王の鋭い言葉により折れた。
「で、ですが。親なしが世界一というのは、王都的にも良くないのでは、」
「黙れ、お前には聞いていない。君達だ。どうだい?学校に通う気は無いかい?」
顔を向けた先には四人がいた。唐突に言われた言葉には四人よりも村人の方が動揺していた。
「どうだいって言われてもニャァ。いきなりすぎてにゃ」
「国王の私の前で堂々と喋ってくる者が居なかったのでな。正直浮かれてるのかも知れん」
「なら条件にゃ!」
叶は言いながら自分のポケットからメモ帳とペンを取り出し、絵馬に渡した。
絵馬は渡されたメモを見て理解したのかスラスラとペンで文字を書き、ペンとメモ帳を深夜に渡した。深夜は受け取り何かを書き、後ろから覗いていた未来の分も書いた。叶にメモ帳とペンが戻ってくる。
「ハイ!国王!」
メモにはこう書いてあった。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
カナエ ・おやつと遊び相手になって
エマ ・みんなが居ればそれでいい
シンヤ ・良い川あったら教えてください
ミライ ・家族の安全と叶の世話
一一一一一一一一一一一一一一一一一一
「ふっ、、君達は面白いねぇ。いいだろう条件を飲もう。これからは魔法科学校
に転入生として通ってもらうよ。エマ、ミライ、シンヤ、カナエ。」
「よろしくにゃ!」
「よろしく」
「よろしくなぁ」
「よろしくお願いします。」
これからは面白くなりそうだ。
最弱の人間四人は再び同じ所に来ると最強でチートスキル持ちになりました!
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夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
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貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
《完結》悪役聖女
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聖女になり、王妃となるため十年間も教育を受けて来たのに蓋を開ければ妹が聖女の力を持っていて私はには聖女の力が無かった。そのため祖国を追放されて隣国へと旅立ったがそこで……
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