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出会いと、お別れの日々 (2)
エスカリーナの反撃とお別れ (4)
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「この!! 放せ! 俺を誰だと思っている!! 放せオポ!コポゴウ…………」
叫び声を上げるサリデストラーデの腹に、何発かの拳骨をめり込ませ、そして、容赦なく猿轡を噛ませ、声が出せなくしたのはルーケルさん。 手慣れてらっしゃるわね。 やっぱり、海賊相手に相当遣り合ったんでしょうね…… あんな手際……みたことないわ。 流石は元沿岸警備隊の隊長さん……
気を失っている様に見えるハンナさんを抱き起したルフーラ殿下は、懇願する様に、祈る様な表情で私を見詰めて言葉を紡ぎだしたの。
「薬師リーナ…… は、ハンナは…… ハンナは!」
「着衣に………… 乱れは御座いませんね。 乱暴されては、おられますまい。 ただ、気を失っておいでです。 御声掛けください。 ルフーラ様」
「そ、そうか…… ま、間に合ったのか?」
「ええ、その様に見えます。 ハンナお嬢様の柔肌に手が掛かる直前…… でしたわね」
「そ、そうか…… ハンナ…… 済まない。 護ると約束したのに…… 遅くなった…… ハンナ…… ハンナ…… 眼を…… 眼を覚ましておくれ……」
【眠り】 機能停止…… 霧散確認……
ハンナさんの瞼が震える。 ゆっくりと、瞼が開く…… 震えながら、怯えながら、男の人に抱かれているのが判ると、身体が強張っている。 焦点が、ルフーラ殿下の顔に合ったのか、その眼が大きく見開かれる。
「ハンナ、判るかい。 拙だよ。 ルフーラだ。 もう心配はない。 助けに来たよ。 護りに来たんだ」
「ル……フルーラ…… ルフーラ様ぁぁぁっぁぁぁ!! わぁぁっぁぁん 怖かったんです。 恐ろしかったんです!!! ルフーラ様ぁぁぁぁ!!!」
「済まなかった…… 本当に、済まなかった…… ハンナ……」
シッカリとハンナさんを抱き締めたルフーラ殿下。 ハンナさんもまた、縋りつくようにルフーラ殿下を抱き締めるの。 オイオイと泣くハンナさんを、親鳥が抱く雛鳥の様に優しく包み込むルフーラ殿下。 そっと、その姿から視線を外し、ベッドから離れるの。
室内を捜索しているルーケルさんが、私の思惑通り、椅子の上の置いた魔石に気が付き手に取られた。 同道している魔術師が、それを受け取り、【鑑定】を掛けられる。 まぁ、どんなへっぽこ魔術師でも、判る様に、判りやすくしてあったのよ。
「ルーケル隊長。 これは何らかの映像と音声が記録されております。 かなりの分量の情報ですから、この場では……」
「御城に持ち帰り、男爵閣下にお渡しせよ。 あちらには専用の魔道具もある筈だ」
「了解」
私が座っていた椅子の周辺で、そんな事を喋っていたルーケルさんに気が付いたハンナさん。 ルフーラ殿下の胸から顔を上げ、その方向に向かって顔を向けたの。 と、同時に上気していた顔から血の気が引いていた。
「ルーケル…… そこに、エスカリーナ姫様が居たはず…… どちらに?」
「……ハンナお嬢様…… 残念ですが、此処にエスカリーナ様は居られませんでした…… 代わりに魔石が、椅子の上に…… エスカリーナ様は、どこかに連れ去られた様に御座います」
「そ…… そんな……」
「ハンナ、私達が君を助けにこの部屋に突入した時、エスカリーナ嬢の姿は無かった。 なにか……なにかおもいだせることは?」
じっとルフーラ殿下の顔を見詰め、そして、首を横に振る。 そうよね、あの時は【意思剥奪】が掛けられいて、意識は【幻想】で見せられていた、偽物ルフーラ殿下に固定されていたものね。
私がこの椅子に座っているのを最後に見たのは…… 【恐怖】を私に打ち込まれた後…… 助けを…… ルフーラ殿下の御名前をお呼びになった時だけだもの。
「い、行かねばなりません! エスカリーナ姫様は、今もまだ囚われの身。 私は! 私は!!」
錯乱一歩手前のハンナさん。 そんな彼女に優しく声を掛けたの。 そう、探すのを諦めて貰うためにね。
「ハンナお嬢様、なにか思い出した事でも?」
「あ、貴女は…… 薬師リーナ様…… い、いいえ…… でも…… 泣いてらっしゃるわ。 きっと…… それでも、毅然として、矜持に満ちて…… だから、私は…… 助けに……」
「徒に走り回ったとしても、見つけられるとは、思いません。 それにハンナお嬢様は相当に消耗されておられます。 薬師として、このまま探し回る事など、許容できません。 ルフーラ殿下。 ハンナ様を御城に。 男爵様とよくご相談下さい」
「……そ、そんな……」
「薬師としての判断です。 ハンナお嬢様に置かれましては、これ以上無理をされると、取り返しがつかない程消耗されてしまいます。 どうか、どうか、御城にお戻りを」
ごめん、嘘ついた。 でも、闇雲に探し回るのは、本当に無駄。 だって、見つかりっこないもの。 私がエスカリーナだもの。 でも、言わない。 恐怖で記憶が混乱して、私の事をエスカリーナだって、認識してない…… ブラウニーが書き込んでくれた、私の偽経歴がその混乱に拍車を掛けているのが判るわ。
もう、これで、ハンナさんは、エスカリーナとリーナが同一人物とは思わないわ。
柔らかな心が少し壊れて…… 記憶が塗り替えられた……
幼い時から、薬師リーナになる直前までの記憶はそのままに…… 私はエスカリーナを、ハンナさんの記憶の中に押しとどめ、薬師リーナとの繋がりを絶ったの。
これでいい……
これで……
*******************************
ルフーラ殿下は、私の意見を尊重して下さった。 馬車を手配して、領都アレステンの居城へと、向かわれたわ…… 走り去る馬車を見送りって居た時、隣にルーケル様が立たれたの。
「薬師リーナ様…… いいのですか? それで……」
「ハンナ様の中には、記憶としてエスカリーナは存在します。 小さく、幼く、彼女の後を付いて回る様な、そんなエスカリーナは。 けれど、そんな彼女はもういません。 一人で立ち、自分の道を歩く者になったのです。 ルーケル様?」
「何でしょうか」
「貴方は私に云って下さった。 わたくしが何者でも構わないと。 私の素性を知る者は、これで、一人減りました。 けれど、私は覚えております。 そして、愛してもおります。 ……それで、よいのではないでしょうか?」
「……貴女と云う人は…… 判りました。 もう、なにも言いますまい。 ハンナお嬢様の鎖にならず、身を引かれるのならば、それも良いでしょう。 もし、ハンナお嬢様が記憶を取り戻した時には…… このルーケル、貴女と一緒に叱責を受けましょう。 よくも謀ったと、キツイ叱責に成りましょうな」
「誠に…… ごめんなさい…… そして…… ありがとう」
未だに続く、戒厳令の鐘の音……
夜空に光る、照明弾の光……
緊迫した空気の中、エスカリーナは、闇の中に消えて行ったと、その時は思っていたの。
闇の中に消えるの…… 誰も知らぬうちに、密やかに、静かに……
でも、それは、間違いだったわ。
港の向こう側の岬の反対側……
今は通る事すら難しい岬の反対側……
夜空に白い爆発が煌めいた。 最初は小さく……
そして、辺り一面を、真っ白な光が覆いつくすような……
そんな爆破的な光の洪水が、沸き起こったの……
叫び声を上げるサリデストラーデの腹に、何発かの拳骨をめり込ませ、そして、容赦なく猿轡を噛ませ、声が出せなくしたのはルーケルさん。 手慣れてらっしゃるわね。 やっぱり、海賊相手に相当遣り合ったんでしょうね…… あんな手際……みたことないわ。 流石は元沿岸警備隊の隊長さん……
気を失っている様に見えるハンナさんを抱き起したルフーラ殿下は、懇願する様に、祈る様な表情で私を見詰めて言葉を紡ぎだしたの。
「薬師リーナ…… は、ハンナは…… ハンナは!」
「着衣に………… 乱れは御座いませんね。 乱暴されては、おられますまい。 ただ、気を失っておいでです。 御声掛けください。 ルフーラ様」
「そ、そうか…… ま、間に合ったのか?」
「ええ、その様に見えます。 ハンナお嬢様の柔肌に手が掛かる直前…… でしたわね」
「そ、そうか…… ハンナ…… 済まない。 護ると約束したのに…… 遅くなった…… ハンナ…… ハンナ…… 眼を…… 眼を覚ましておくれ……」
【眠り】 機能停止…… 霧散確認……
ハンナさんの瞼が震える。 ゆっくりと、瞼が開く…… 震えながら、怯えながら、男の人に抱かれているのが判ると、身体が強張っている。 焦点が、ルフーラ殿下の顔に合ったのか、その眼が大きく見開かれる。
「ハンナ、判るかい。 拙だよ。 ルフーラだ。 もう心配はない。 助けに来たよ。 護りに来たんだ」
「ル……フルーラ…… ルフーラ様ぁぁぁっぁぁぁ!! わぁぁっぁぁん 怖かったんです。 恐ろしかったんです!!! ルフーラ様ぁぁぁぁ!!!」
「済まなかった…… 本当に、済まなかった…… ハンナ……」
シッカリとハンナさんを抱き締めたルフーラ殿下。 ハンナさんもまた、縋りつくようにルフーラ殿下を抱き締めるの。 オイオイと泣くハンナさんを、親鳥が抱く雛鳥の様に優しく包み込むルフーラ殿下。 そっと、その姿から視線を外し、ベッドから離れるの。
室内を捜索しているルーケルさんが、私の思惑通り、椅子の上の置いた魔石に気が付き手に取られた。 同道している魔術師が、それを受け取り、【鑑定】を掛けられる。 まぁ、どんなへっぽこ魔術師でも、判る様に、判りやすくしてあったのよ。
「ルーケル隊長。 これは何らかの映像と音声が記録されております。 かなりの分量の情報ですから、この場では……」
「御城に持ち帰り、男爵閣下にお渡しせよ。 あちらには専用の魔道具もある筈だ」
「了解」
私が座っていた椅子の周辺で、そんな事を喋っていたルーケルさんに気が付いたハンナさん。 ルフーラ殿下の胸から顔を上げ、その方向に向かって顔を向けたの。 と、同時に上気していた顔から血の気が引いていた。
「ルーケル…… そこに、エスカリーナ姫様が居たはず…… どちらに?」
「……ハンナお嬢様…… 残念ですが、此処にエスカリーナ様は居られませんでした…… 代わりに魔石が、椅子の上に…… エスカリーナ様は、どこかに連れ去られた様に御座います」
「そ…… そんな……」
「ハンナ、私達が君を助けにこの部屋に突入した時、エスカリーナ嬢の姿は無かった。 なにか……なにかおもいだせることは?」
じっとルフーラ殿下の顔を見詰め、そして、首を横に振る。 そうよね、あの時は【意思剥奪】が掛けられいて、意識は【幻想】で見せられていた、偽物ルフーラ殿下に固定されていたものね。
私がこの椅子に座っているのを最後に見たのは…… 【恐怖】を私に打ち込まれた後…… 助けを…… ルフーラ殿下の御名前をお呼びになった時だけだもの。
「い、行かねばなりません! エスカリーナ姫様は、今もまだ囚われの身。 私は! 私は!!」
錯乱一歩手前のハンナさん。 そんな彼女に優しく声を掛けたの。 そう、探すのを諦めて貰うためにね。
「ハンナお嬢様、なにか思い出した事でも?」
「あ、貴女は…… 薬師リーナ様…… い、いいえ…… でも…… 泣いてらっしゃるわ。 きっと…… それでも、毅然として、矜持に満ちて…… だから、私は…… 助けに……」
「徒に走り回ったとしても、見つけられるとは、思いません。 それにハンナお嬢様は相当に消耗されておられます。 薬師として、このまま探し回る事など、許容できません。 ルフーラ殿下。 ハンナ様を御城に。 男爵様とよくご相談下さい」
「……そ、そんな……」
「薬師としての判断です。 ハンナお嬢様に置かれましては、これ以上無理をされると、取り返しがつかない程消耗されてしまいます。 どうか、どうか、御城にお戻りを」
ごめん、嘘ついた。 でも、闇雲に探し回るのは、本当に無駄。 だって、見つかりっこないもの。 私がエスカリーナだもの。 でも、言わない。 恐怖で記憶が混乱して、私の事をエスカリーナだって、認識してない…… ブラウニーが書き込んでくれた、私の偽経歴がその混乱に拍車を掛けているのが判るわ。
もう、これで、ハンナさんは、エスカリーナとリーナが同一人物とは思わないわ。
柔らかな心が少し壊れて…… 記憶が塗り替えられた……
幼い時から、薬師リーナになる直前までの記憶はそのままに…… 私はエスカリーナを、ハンナさんの記憶の中に押しとどめ、薬師リーナとの繋がりを絶ったの。
これでいい……
これで……
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ルフーラ殿下は、私の意見を尊重して下さった。 馬車を手配して、領都アレステンの居城へと、向かわれたわ…… 走り去る馬車を見送りって居た時、隣にルーケル様が立たれたの。
「薬師リーナ様…… いいのですか? それで……」
「ハンナ様の中には、記憶としてエスカリーナは存在します。 小さく、幼く、彼女の後を付いて回る様な、そんなエスカリーナは。 けれど、そんな彼女はもういません。 一人で立ち、自分の道を歩く者になったのです。 ルーケル様?」
「何でしょうか」
「貴方は私に云って下さった。 わたくしが何者でも構わないと。 私の素性を知る者は、これで、一人減りました。 けれど、私は覚えております。 そして、愛してもおります。 ……それで、よいのではないでしょうか?」
「……貴女と云う人は…… 判りました。 もう、なにも言いますまい。 ハンナお嬢様の鎖にならず、身を引かれるのならば、それも良いでしょう。 もし、ハンナお嬢様が記憶を取り戻した時には…… このルーケル、貴女と一緒に叱責を受けましょう。 よくも謀ったと、キツイ叱責に成りましょうな」
「誠に…… ごめんなさい…… そして…… ありがとう」
未だに続く、戒厳令の鐘の音……
夜空に光る、照明弾の光……
緊迫した空気の中、エスカリーナは、闇の中に消えて行ったと、その時は思っていたの。
闇の中に消えるの…… 誰も知らぬうちに、密やかに、静かに……
でも、それは、間違いだったわ。
港の向こう側の岬の反対側……
今は通る事すら難しい岬の反対側……
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