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大輝編45話~修学旅行最終日~

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最終日。
というか帰るだけだろ、なんて思っていたが、俺は重大なことを忘れていた。
そう、お土産を買っていない。

幸いなことに、お土産タイムなるものが用意されていたので俺はこの時とばかりに、チートを使った。
変身して羽だけ隠して、トイレに籠ってワープに次ぐワープ。
とりあえず俺たちが回った夕張、富良野、札幌のお土産は一通り買ってきた。
あとは白い恋人と……何だっけ。
何か食べたいって言ってた子がいた様な。

「六花亭のバターサンドでしょ」
「あ、それだ」

睦月が覚えていてくれて助かった。
あれ、俺も結構好きなんだよな。
ちょっと高いけど、余分に買って行くことにする。
レーズンが嫌い、という人にはあまり受けないのだが、あれはわかる人だけがわかっていればいいと俺は思う。

「大輝、今日はお礼にありがとう、愛してる、とか言わないの?」

班員が集合している前で、睦月がまたも爆弾を落とす。

「え、宇堂くんそんなこといつも言ってるの?」
「アツいっていうか、もう何か見てて恥ずかしくなるね」
「いや、言ってないから。そんないつも、俺の中にないから」

部屋で冷やかされた様に、俺はまたも弄りの対象になっていた。
こんな時間ももうすぐ終わってしまうんだなぁ、と思うと少し寂しさがこみあげてこないこともない。
勘違いされそうだから訂正しておくが、弄られたい訳ではない。
ただ、普段ほかの面子とわいわいやる機会はそんなにないから、って言う意味で。

「もう終わりなんだねぇ。早かったな」
「そうだな。観光ちょっと行った以外はそんなに普段と変わらない気がするが……」
「そう?昨日とか刺激的じゃなかった?」
「おっと、それ以上はいけない。お前はもう少し隠すって言葉を覚えるべきだ」

刺激的じゃなかったかと言われれば返事はノーではないが、それをこの場にいる面子の前で言われるとさすがにやばい。
先生だっているのに。
ただでさえ昨日の行方不明騒動で散々説教を食らったのに、それに続いて停学だのになったらシャレにならない。

「何を隠してるの?何かしてたの?」
「いや……あれだ、俺が睦月の水着を誉めなかったから……」
「だから私がへそ曲げたってだけなんだけどね」

何だ、やればできるじゃないか。
ちゃんと大事なところは隠す。
これ隠しごとの基本ね。

「で、へそ曲げて五時間ほどキスの嵐を……」
「おいこら!」
「うっそ、五時間も!?だから昨日いなかったんだ?」
「お、お前な……」

あながち嘘でもないのだが、こういうのはぺらぺら人に喋る様なものじゃないだろ、なんて思ってたのに。
だから俺は男子の追及を逃れたりと策を弄していた。
こんなことなら、睦月の特殊な性癖とか話してやったらよかったかな……と思うが、そんなことをぺらぺら喋りまくる自分を想像して、やっぱり俺のキャラじゃないなと思い直した。
それにそんなことをしたら、後でどんな報復が待っているか……。

「まぁ、ちゃんと大輝が私のこと見ててくれれば、こんな気の引き方したりしないんだけどね」
「ば、お前ちゃんと見てるだろ!?」
「足りないし。まぁハーレム王の大輝だから仕方ないのかもしれないけど」
「やめてくれ、俺が悪かった。ちゃんと見る様にするから……」
「宇堂くん、椎名さんに頭上がらないんだねぇ」
「そんなことはないと思うけど……でも、大輝は将来私が養うから」
「やめろ、そういう目で見られるのはさすがに困る」
「ひ、ヒモ志望なの?」
「ちげーっての!」

飛行機が来るまでの待ち時間、こんな会話をしながら俺たちは時間を潰した。
時間を潰すだけのはずが、俺の精神まで潰されそうになっていたのは気のせいだろうか。

少しして、搭乗時間が訪れる。
睦月はまたも俺の隣を陣取って、嬉しそうにしていた。
俺は疲れが取れないのか、まだ少しだるい。

「お疲れの様だね、大輝」
「ああ、おかげさまでな」
「私を怒らせるとどうなるか、わかった?」

昨日のことを思い出し、身震いする。
正直人が変わった様に、という表現がぴったりだった。
休みもほとんど与えられず、ひたすら搾り取られる恐怖。

そう、あれはほとんどただの搾取だった。
あれのおかげで、俺は今後睦月を怒らせまいと心に固く誓ったのだ。
もちろん、良かったから搾られるという結果にはなるんだけど……。

「心に刻み込んだ。正直お前を怒らせようとはもう思えないな……」
「そんな、本気で怯えなくてもいいじゃない……」

とは言ったって睦月のスイッチがわからない以上、怒らせないとか気を付けようがないんだけどな。
大体に於いて、俺の前であんなにも感情を表に出す睦月は初めてだったし。

『大輝くん、昨日何をしてたのか教えて』

機内モードにした携帯に、明日香からメッセージが飛んでくる。
機内Wi-fiを使って電波を入れてはいたが、あまり意味がなかったか、なんて思っていたら思わぬところで使うことになった。

『昨日か。嘘と本当、どっちのことが知りたい?』

俺は正直に話すのがちょっと気が引けて、先延ばしにできるならそうしようと考える。
隣で睦月が携帯をのぞき込んでくる。

「正直に話したらいいじゃない」
「バカ、真っ正直になんか言えるかよ、あんなの……」
「あんなの?まだ懲りてないんだ、大輝……」
「ち、違うから。ああいう内容だから、って意味。そりゃ言いにくいだろうよ……」
「なら私が代わりに送ろうか?」
「やめてくれ、お願いします」

機内の狭い座席で深々と頭を下げる。

『ちなみに、嘘なんか送ってきたらちょん切るから。大輝くんならまた生えてくるわよね?』

いや、生えてこないから。
股間の辺りにこう、ヒュン、っていうむずがゆさを覚えながら戦慄する。

「生えさせることなら可能だけどね。何なら私がカスタマイズを……」
「いや、結構です。生まれたままにしておいてください」

もうほとんどわかってんだろこれ……。
てか睦月、話したんじゃ……。

「あ、バレた?帰ったら多分また寝かせてもらえないかもね」
「お、お前俺に何か恨みでも……あるんでしたね」
「もう怒ってないよ?でも、今度またああいうことあったら……どうなるか自分でもわからないなぁ」
「…………」

怖い、怖すぎる。
十万石饅頭でもそんな謳い文句使わねーよ……。

『睦月に散々搾り取られていました。帰ったらちゃんと説明するので何卒』
『そう、知ってるけどね。でも、不公平じゃない?何回したの?』
『ざっと十二回ほど』
『頭おかしくなったの?普通に常識の範疇を超えているわよ』
『仰る通りで』

呆れられたのか、そこから返信はこなかった。

「何だって?明日香」
「頭おかしくなったの?だってさ」
「まぁ、回数が回数だからね」
「いや、大体はお前が……」
「まだ足りなかった?続きここでする?」
「ごめんなさいでした」

さすがにこんなところであんなことしてたら……遥か上空でのプレイ。
一生に何回できるのだろうか、なんて想像するが、やはり学校の行事の一環だしやめておこう。

「ねぇ、今日の晩御飯何がいい?」
「おい、こんなところで……」
「いいじゃん、これくらい。もうみんな知ってると思うし」
「大半お前がバラした様なもんだけどな……肉がいい。スタミナつきそうなやつ」

だって今夜も寝かせてもらえないんじゃ、俺死んじゃうかもしれないもん……。

「じゃあうなぎにする?あ、大輝うなぎ苦手なんだっけ」
「明日香の家で食ったのは旨かったけどな。市販されてるのはちょっとな……」
「それはあのうなぎを出前で、っていう振り?」
「いや違うから。普通の肉でいいよ、本当。うなぎとかすっぽんとかいらんから」

こんな会話を誰かに聞かれたら、また弄られるに決まってる。
男子の弄りなんかは本当下世話で直球なのもあるし……いや女子も変わらないか。
どっちにしても遠慮したい。

「じゃあ大輝の要望にお応えして、今日は肉にしよう」

睦月が鼻歌を歌いながらレシピ検索とかし始めている。
鼻歌にシャウトが混じったりしたら面白いのに、なんて思いながら俺はその様子を見つめていた。

一時間半の空の旅を終えて、俺たちは再び東京の土を踏む。
生きて、帰れた……!
まず最初に思ったのはそれだった。
もちろん、飛行機が落ちたりなんてそうそうあるもんでもないが、それ以前に搾り取られすぎて死んだりしないかな、という懸念があった。

『北海道でかさかさに干からびた少年のミイラ発見さる』

とか新聞の記事になったりしたら恥ずかしいだろ?
まぁ、そういうのが出るとしたら犯人はもちろんあいつらなんだけどな。

「家に帰るまでが修学旅行ですから、十分に注意して帰ってください」

先生がそう告げて、現地の羽田で解散になる。
今度は東京駅までのバスとかそういうのはない様だった。

「じゃ、買い物して帰る?荷物多いけど」
「どっちでもいいけど、とりあえず荷物は先に置きに帰った方がよくないか?」
「ふふん、そんなこともあろうかと」

睦月が指先一つで俺たちの荷物を消し去る。
あ、なるほど。
部屋に転送させたのね。

「便利だわ」
「まぁ、これなら身軽になるな」

睦月の地元まではさすがに電車を使って帰る。
ワープを、とも思ったがさすがに人目がありすぎる。
四人もの人間がいきなり消えたら騒ぎになるということで、自重した。


「大輝がうなぎ嫌だっていうから、今日は肉にしまーす」
「おい、悪意の籠もった言い方はやめろ。いやだとは言ってないだろ……肉がいい、とは言ったが」
「大輝くん、お肉食べたいの?」
「あ、うん。何となく……」
「今夜起こることが予見できてるのね」
「あ、やっぱりですか……」

マンション近くにあるスーパーで制服姿の四人組がこんな会話を繰り広げる。
すれ違う人々はみんな、不思議そうな顔をしている。
以前の買い物の時の様に、俺に言霊の能力はない。

だから物騒なことを言っても、なんて思うがこの三人を相手にそんなことを言えばどうなるか。
興味はあるけどやっぱり怖いから無難に買い物を楽しもう。

「あ、このチョコ食べたことある?結構おいしかったよ」
「そう?ならこれも買って行く?」
「お前ら甘いものばっか買ってるけど……後悔するなよ?」
「何言ってるの?食べたら運動よ。もちろん、付き合ってくれるんでしょ?」
「そ、それは強制なんでしょうか……」
「拒否権なんかあるとでも?」
「いえ……」

甘いものばっかりだと口の中も気持ち悪くなりそうなので、しょっぱいものを、ということでスナック菓子も買い込む。
それから夜中にお腹が空いたら困る、なんて言ってるのが約一名いて、冷凍のピザやチャーハンと言ったものをかごに放り込んでいた。

女子ってのはこんなもんだっけか?
割と食べ物ある程度気を付けて、とかそんな印象が強かったもんだけど……。

「太っちゃうのは、単に摂取量と消費量のバランスが悪いだけだから」

まぁ、こいつならバランス云々の前に太ることそのものを防止しちゃうんだろうけどな。
何なら年取るのだって自由自在なんじゃないか?
愛美さん辺りに言ってやれば喜んで飛びつくだろ、きっと。
絶対殺されるから俺からは勧められないけど。


「じゃ、ごはん作っちゃうからみんな、着替えてて」

睦月がノリノリで、鼻歌混じりに夕飯を作る。
先ほど転送された荷物を簡単に整理して、着替えを洗濯機に放り込んだ。

「で、昨日のことを説明してもらえるんだったかしら」
「お、覚えてたか……」
「忘れるなんて思ってるんだったら、大間違いだから」

昨日プールであったことを簡単に説明すると、明日香も桜子もため息をついていた。

「それは大輝くんが悪いわね……ちゃんと謝った?」
「そりゃまぁ……てか別に誰を最初に褒めたとかって……」
「割と重要よ、女の子からすればね。まぁ大輝くんみたいな朴念仁にはわからないかもしれないわね」
「ひどいな、割と……」
「でもさ、たとえばだけど大輝くんが睦月ちゃんの為にプレゼント用意したとしてね?それを渡したのにほとんどリアクションなくて、ほかの人からもらったもの喜んでたらどう思う?」

なるほど、わかりやすいたとえかもしれない。
想像してみる。
……案外、睦月はそういうことを……しそうにないな。
あいつは俺から物をもらったら、それこそ飛び上がって喜ぶ。
現に何度もそういう光景は目にしているし、それを考えると……。

『大輝が好きそうなの選んだのに』

睦月の言葉を思い出し、少し罪悪感が募る。
うん、完全に俺が悪い。
こればかりはどう言い繕っても、俺に酌量の余地はない気がしてくる。

「わかった?ちゃんと、考えられた?」
「ああ……確かに俺が悪い。もっとちゃんと見てやればよかったな」
「じゃ、もう一回謝ってきなさいな。もういい、って睦月は言うかもしれないけど、誠意を見せるのよ?」

明日香に背中を物理的に押されて、俺は台所にいる睦月のところへ。
昨日のことだし、もう怒ってない、とも言ってたことではあるので、改めて謝るとなると少し緊張する。

「あ、あの睦月……」
「どうしたの?もうお腹空いちゃった?もうちょっとだから待っててね?」

火を扱っているから、とも思ったが、差し障りのない範囲で、と思い後ろから睦月を抱きしめる。

「あれ、どうしたの、大輝。珍しいね」
「睦月、昨日のこと、ごめん。あれから色々考えた。どう考えても俺が悪かった」
「何だ、そんなこと?もう気にしてないって」
「いや、それでも謝りたかったんだ。ごめん。素直でなかったよ、俺が……」
「もう、そんなことずっと気にしてたの?」
「ずっとってわけじゃないけど……ていうかきっかけは明日香たちだし……」
「まぁ、そうだろうと思ったけどね」

睦月は火を弱めて俺を見た。

「抱きしめたら、次は何するの?」
「え?」
「ほら、ちゃんと考えて?私が何を欲しているか」

睦月は微笑みながら俺を見ている。
最近感情豊かになってきたな、こいつ、なんて思う。
けど、こいつがほしがってるものなんて、決まってる。

これじゃなかったら俺、死ぬほど恥ずかしいやつだよな、なんて考えた。
顎に手を添えて、静かに口づける。
長いと料理が焦げちゃうかな、とか余計なことを考えながら。

「んふ、正解。よくできました。じゃあ、これでもう許してあげるから。でも、これからはもっとちゃんと見てほしいかな」
「わかった、ちゃんと見るから」
「うん。もう少しでできるから、あっちで待ってて」

睦月の言う通りに、明日香たちが雑談をしている部屋に戻る。

「上手くいった?」
「行ったみたいだ。いや、ちょっと生きた心地しなかったけどな。話題掘り返すだけでもゴリゴリ精神削られた気分だったよ」
「まぁ自業自得だからね。でも、頑張ったね」

これで終わりなら、どんなに良かったか。

睦月が作った食事を食べて、風呂に入って、それから待っていたのはまさしく酒池肉林の、肉欲の夜だった。
いつかのロヴンさんやフレイヤと交わったときのことを彷彿とさせる様な、連射に次ぐ連射。
最中にほかの女のことを考えるなんて最低、なんて言われながら更に散々搾られる。

翌日の学校を休みたい、などと思ったのは初めてだったが、それでも生徒会の集まりもあるということで、俺は重い体を引きずって泥の中から這いずる様にして学校へ行くのだ。

やつれた俺と対照的にツヤツヤしてる、こいつらと一緒に。
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