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本編

大輝編63話~富沢家にて~

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「大輝くん、すごーい!!白いの、いっぱい出たね!!」
「あ、ああ……そうだね……でもその表現やめないか?」
「何でぇ?」

始めに言っておこう、俺たちは決していかがわしいことをしているわけではない。
なら何をしているんだ、という話になるのかもしれないが、絵里香ちゃんにせがまれて……そこ、卑猥な想像をしない!
絵里香ちゃんにせがまれて、俺の携帯に入っているゲームの……あの和歌さんさえも絶賛ドハマり中のゲーム、建築三代目をやっているのだ。

装備やキャラクターの強化に使うアイテムが敵からドロップするのだが、通常のアイテムはグレーの箱で落ちる。
一方俺のほしかったレアリティの高いアイテムは、白い箱で落ちるのだ。
前もって、こういうシステムで、とかほしいのが白い箱に入ってて、なんて余計な説明をしなければよかった、とちょっと後悔した。

何故なら部屋の外で両親が聞き耳を立てているからだ。
絵里香ちゃんは気づいていないのかもしれないが、俺たちが絵里香ちゃんの部屋に入って、割とすぐ両親は部屋の前に来ていた様に思える。
一瞬、さっきの絵里香ちゃんのセリフの直後にガタッ!という音が聞こえた様な気がするが、絵里香ちゃんも気づいていない様だし俺も聞き流すことにした。

試しに絵里香ちゃんにもやらせてみると……いや、ゲームをね。
これがまた上手い……うん、ゲームの話だから。
ひょっとしたら和歌さんとタメ張れるくらいには上手いんじゃないかというくらいのスキルを持っている。

部屋の中をよく見ると、年頃の女の子らしいファンシーなグッズに紛れてゲーム機がいくつか置いてある。
それと、あれは何だ……課金用のカード……だと……。
富沢先生……小学生に課金させてるんですか……。

「あ、気づいちゃった?このゲームはあんまりやったことなかったんだけど、私も結構ゲームやるんだぁ」
「へ、へぇ……そうなんだ……」

いや、高校生という身分でそれなりにバイトして稼いでるけど、俺でもあんなに課金したことはない。
和歌さんはそれなりに最近課金している様だが、もちろん和歌さんに並ぶほどじゃないのは何となくわかる。

「ほら見て、大輝くん」
「ん?」

絵里香ちゃんが自分の携帯を取り出して、ゲームフォルダを開いたとその先には、俺もやっているゲームタイトルがいくつかあった。
!!……これは……俺が最近始めたゲーム、白豚プロフェッショナルだ。
しかも……ここ一年近くのキャラに武器が全部コンプされているだと……。

「へへー、すごいでしょ!」
「う、うんすごいね……」
「大輝くんも入れてたよね、白豚」
「あ、うん……でも絵里香ちゃんより断然弱いと思うからちょっと……」
「そうなの?見せて見せて」

そう言って絵里香ちゃんが俺のスマホに入っている白豚を起動すると、へぇ……とため息をもらす。
言いたいことは何となくわかるよ、うん。
でも金で買える力なんてのはプレイヤースキルとしては……いや、絵里香ちゃん本人も鬼みたいに上手かったな、そういえば……。

「大輝くん……私のこと大事にしてくれるんだったら、私の大事なもの……あげるよ?」
「は?」

そう言って絵里香ちゃんが白豚の復旧コードを俺に手渡そうとしてくる。
こんな売春みたいな人身売買みたいな真似は、さすがに良くない。
そう思った直後、バタバタと両親が部屋になだれ込んできて、絵里香ちゃんも俺もびっくりした顔で二人を迎えることになった。

「え、絵里香……?何をあげるつもりだったのかしら……」

絵里香ちゃんママは笑顔だが、その顔のあちこちが引きつっていて逆に怖い。

「え、絵里香……そういうのはまだちょっと……」

富沢先生も冷や汗たっぷりで季節が変わったのかと錯覚してしまいそうだ。
きょとんとした様な絵里香ちゃんだったが、意味を理解したのかニヤリと笑って、携帯を両親に見せる。

「これだよ、ゲームのデータ。何あげると思ってたの?ていうか娘の部屋の前で立ち聞きとか、さすがにどうかと思うんだけど」

小学生の言うこととも思えない様なセリフが出てくる。
まぁ、両親の気持ちもわからないではない。
この家に来た直後だって、富沢先生から目で娘に変なことすんなよ、みたいな感じで言われたわけだし。

「あ、でもね絵里香ちゃん……そういうのは、俺も良くないと思うな」

両親がいるんだったらこちらとしても好都合だ。
ちょっと嫌われたりとかするかもしれないけど、こういうのははっきり言っておかないと将来絵里香ちゃんがこういうのを当たり前に育ってしまう懸念がある。

「そういうのって?」
「えっと……何て言うか……」

何て言えばいいんだ?
何かあげるから私を大事にしてくれ、なんて売春みたいな真似……とか説明するのか?
小学生に?

「え、えっとその……あ、愛情ってのはほら、金で買ったり物と交換するものじゃないっていうか……」
「そうなの?じゃあ大輝くんは何もあげなくても大事にしてくれる?」
「えと……」

どう答えればいいんだよこれ!!
いいえ、大事にしません、とか言ったら大変なことになる予感しかしない。
かと言ってはいそうです、とか言おうものなら両親やハーレムメンバーからロリコンのレッテルを張られるんだろう。

いや、それだけならまだいいかもしれない。
末永く娘をお願いします、なんて言われた日には……。

「ほら絵里香……大輝くんも困っていることだし……」
「パパは黙っててよ。これは私と大輝くんの問題なの!」

がーん、という効果音が入りそうな表情の富沢先生。
心中お察しします。

「でもね、絵里香。大輝くんの言う通りよ?」

お母さんから救いの手が!!
俺、何なら一生ついていきますから!!

「前にも大人になったら、って大輝くんの彼女の一人に言われたんでしょ?」
「…………」

何故今それを掘り返した……。
ていうかそんなことまで話したのか、絵里香ちゃん……。
俺のプライバシーは一体何処へ……。

「そうだけど……私だって彼氏の一人くらいほしいっていうか……」
「まだ絵里香には早いと思うなぁ?勉強しないといけないこと、沢山あるのよ?」

いいこと言った!
その調子で押し切ってしまえ!

「お勉強は嫌いじゃないけど……じゃあママは、何歳になったら大人だと思うの?」
「そうねぇ……二十歳くらいかしら」
「でも、女の子は十六歳で結婚出来るじゃん」

残念だったな絵里香ちゃん……その法律はもう少しで変わってしまうことになるのを知らない様だな。
女子も十八からに変わるんだ、覚えておくがいい。
ってことを直接言えればいいのだが、今この親子に割って入るのは何となく気が引けた。

「あら、絵里香知らないの?この間女の子も十八歳からになるって法律で決まったのよ?」
「え……」

絵里香ちゃんの顔色が一気に暗くなる。
言ったのは俺じゃないけど、改めて俺から言わなくてよかったと思った。
さすがに罪の意識に耐えられる気がしない。

「そ、そうなの?大輝くん、知ってた?」

何で俺に振るんだ……さっきそのこと考えてたところだよ。

「知ってたんだ……」
「あ、うん……」
「絵里香?大輝くんは悪くないわよ?多分さっきまで忘れてたんだと思うから」

うん、そうなんだけど……それだと俺が残念な子みたいだからもう少し表現をですね……。
まぁ、悪意を感じる言い方ではなかったけども。

「あの……まぁほら……大人とか子どもって線引きは人それぞれだと思うから」

何気なくフォローするべく言っただけのこの言葉を受けて、絵里香ちゃんママが先ほどよりも更に顔を引きつらせる。

「でも、世間一般で言う大人って大体二十歳くらいだと思うし……早くても十八からじゃないかしら」

言いながら俺を睨む様に見てくる絵里香ちゃんママ。
あ、そうか助けてくれようとしてるのか。

「そうだな……俺ももう高二になったし、もうすぐ高三だけどそれでもやっぱり大人になった、って実感ないしな」

普段から童顔だの何だの周りから言われてるしな。
何だか大人にはもう一生なれないんじゃないか、なんてことまでたまに考えてしまう。

「じゃあ私……大輝くんとお付き合いできないの……?」

おいおい……ちょっと泣きそうになってないか?
どうすりゃいいんだよこれ……。

「絵里香、彼氏とかそういうのって、気づいたらできたりしてるものだと思うから……慌てて作る必要なんかないんじゃないかしら」

うん、いいこと言う。
俺も大体同じ意見だ。
そもそも小学生のうちから彼氏だの彼女だのって、正直早すぎる気がする。

まぁ、小学校卒業してすぐ彼女作ってた俺が言えることではないかもしれないけど、ちゃんとお互いのことをよく知ってから、っていうのが一番じゃないかと思うし。

「そうだよ絵里香ちゃん。大体、よく知った間柄じゃないと、付き合って行くのって難しいんだぞ?絵里香ちゃんは、俺のこととか……」
「知ってるよ?名前は宇堂大輝。年齢十七歳。身長一六八センチ、体重五十二キロ。大きい胸の女の人が好きだけど、妹系キャラも好き。だけど一番の好みは睦月お姉ちゃんで……」
「ちょちょちょ……待って、何でそんな詳細情報知ってるの……」
「まだまだあるよ。食べ物で好きなのは鶏のから揚げで、趣味はスマホゲーム。去年のクリスマスイブにハーレムの一人に、エロ動画はもう見ないって宣言して……」
「や、やめてくれ!!誰から聞いたんだそんな話……」

全部合ってるから怖い。
そして絵里香ちゃんママと富沢先生の、俺を見る目がめちゃくちゃ冷ややかだ。
うん、盛大に地雷踏んだ。

もう帰ろうかなぁ……プレゼントだけ渡して。
どうもこの家は、俺にとっての鬼門でしかない気がしてならない。

「で、でもな、俺は絵里香ちゃんのこととかよく知らないし……」
「これから知っていくんじゃダメなの?」
「絵里香……これは言わないでおこうと思ったんだけど」

絵里香ちゃんママが、観念したかの様にため息をつく。
あれか、法律面の問題でも突きつけるつもりか。
というかもう、それしかないよな。

「大輝くんはね、小学生の女の子を彼女にしたりなんて、できないのよ」
「……どういうこと?」

さすがにこの発言には、絵里香ちゃんも顔色を変えた。
ここまで聡明な子が、青少年なんちゃらの法律を知らないとはちょっと考えにくいんだけど……。

「十八歳よりも年下の女の子に手を出すとね、大輝くんはお巡りさんに逮捕されちゃうのよ」

おおう、生々しいのきた。
確かにそうだけど、そんな未来は俺には必要ない。

「そうだな、これは嘘とか誤魔化しじゃないし、絵里香ちゃんも知ってたんじゃないか?」
「…………」
「だからね、絵里香……今はまだ我慢しなさい。大体、小学生と遊んでくれる高校生の子なんて、そうそういないんだから絵里香は幸せな方だと思うわよ?」
「…………」
「俺も、出来ればそういう方が安心できるかな。だって、絵里香ちゃんと……えっと……何だ。そう、絵里香ちゃんを彼女にしてすぐ俺がお巡りさんに捕まっちゃったら、会えなくなっちゃうんだぞ?」
「その通り。彼氏が前科持ちで、しかもそれが性犯罪だなんて……さすがに困るでしょ?」

性犯罪か……まぁ確かにそうなんだけど……。
現在進行形でかなりグレーなことしてる俺としては、下手なことをすれば即警察行きだからな、と言われている様で胃が痛くなりそうだ。

その日は結局、後輩二人に選んでもらったプレゼントを渡して、夕飯をご馳走になった。
普通の家庭の晩御飯って感じの夕飯だけど、美味しく頂けたと思う……夕飯をな。
絵里香ちゃんを頂いてしまうわけにはいかないし、元々そんな予定はない。

しかし途中から絵里香ちゃんは何やら考え込んでいた様で、夕飯が終わると部屋に引きこもってしまった。
俺もそれを追おうとして絵里香ちゃんの両親に止められて、ひとまずリビングにいる。

「えっと……お酒はまずいわよね、コーラでいいかしら」
「あ、ええ……頂きます」

絵里香ちゃんママは俺の分のコーラと、夫婦二人分のウィスキーを持って戻手t来る。
コーラを受け取って一口飲むと、両親もウィスキーを一口飲んで、俺の方を見た。

「あのね、大輝くん……絵里香のことなんだけど」

何だろう、さっきまでの引きつった顔してた時よりも穏やかな表情に見える。
まさか、将来絵里香ちゃんをもらってくれとかそんなお願いするつもりなんじゃ……。

「別に、今恋愛対象として見てるわけじゃないのよね?」

なるほど、何処まで行っても娘のことが心配で仕方ないんだな。
俺がどうこうしちゃうことよりも、絵里香ちゃんが暴走することを恐れているって感じに見える。

「まぁ、大体合ってますね。というか、そうじゃなかったらさすがにまずいと思いますよ、この状況自体が」
「そうよね。あまりにもすんなり来てくれたから、最初は勘ぐってしまったけど……ごめんなさい」
「そう思うのは仕方ないことでしょう、物騒な世の中ですから。それに……俺のことは大体聞いているんですよね?」

絵里香ちゃんママはウィスキーを煽って、そのまま何やら考えている様だ。

「何て言っていたかしら……ハーレム……あれ、性奴隷だったかしら」
「ぜ、前者で合ってます。何で性奴隷が出てくるんですか……」
「いえね、最近ニュースとかでよく聞く単語だったから、流行ってるのかと思って」

絵里香ちゃんが報告してるんだろうと思うが、小学生の口から性奴隷なんて言葉はさすがに聞きたくないぞ……。
第一どんなものか聞かれて答えに困るしな。

「あの子ね、最近友達とめっきり遊ばなくなっちゃったの」
「え?」
「趣味が合わないとかなんとか言ってたんだけど……携帯持たせたのが間違いだったのかしらね。ゲームにすっかりハマっちゃって」
「…………」
「パパも絵里香のこと甘やかすから、課金したいとか言われてほいほいカード買ってあげちゃうし」
「そ、そうだけど……絵里香はあんまり物をほしがらないから……」
「限度ってものがあると思うのよね。まぁ、家で遊んでてくれる分には安心と言えば安心なんだけど」

確かに絵里香ちゃんが友達と遊んでるとか、そういう話は聞かない。
そういえば初対面の時は、友達と仲直りするとか言ってた様な気がするが、どうやら失敗したのか?
だとすると、ゲームに依存してしまったり俺に依存してしまうのも致し方ないのかも、なんて考えてしまうが……。

「だからね、大輝くん……女の子として見てほしいなんてことは言わないから、どうか友達としてあの子を見守ってあげてもらうことはできないかしら……」

なるほど、今日のこの日をいかにして回避するかということばかりに目が行って、そういう考えには至らなかった。
確かにそれなら……いや、ギリギリアウトっぽいけど……。
まぁ、過剰に接触しなければ何も問題はないだろう。

知人の子の面倒を任されてるんです、とかなんとか言えば誤魔化せるだろうし。

「宇堂くん、僕からもお願いしたいんですよ。絵里香はきっと、寂しいんだと思います。僕たちがずっと家にいて構ってあげるというわけにもいきませんので……」
「…………」

正直、外で遊んでることが少ないんだったら俺の出番はそんなにないと思うんだけどな……。
いやしかし……一人で孤独に遊んでいる絵里香ちゃんを想像すると、何となく居た堪れない様な、そんな気持ちになってくる。

「でもそうなると……ご両親が不在の時に俺が家に上がりこんだりってこともあり得るんですが……良いんでしょうか」
「それは大丈夫、大輝くんは小学生に手を出す様な鬼畜ではないのよね?」

どうやら大いに誤解がありそうに思えるが、ちゃんと否定してくれているんだったらそれでいいか、と考える。
もし仮に今後、絵里香ちゃんが大きくなって俺とどうにかなりたいって言ってきたとしても、その前に友達として過ごす時間は無駄にはならないはずだ。
まぁ、そんな未来はない方がいいと思うけど。

だって、大事な娘がハーレムの一員とか……親だって本当ならいい気はしないんじゃないか、って思いがないわけじゃないから。

「わかりました、じゃあ絵里香ちゃんとはお友達から、って感じで言ってみようと思います。それで大丈夫ですか?」
「そうね、安心して、とまでは行かないけど、それでも大輝くんなら任せてもいい気がしてくるから」

何となく引っかかる言い方だが、それでも任せてくれようと言うのであれば、俺としても友達として彼女の寂しさを紛らわせてあげるくらいは協力しよう。


次回に続きます。
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