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Are you hollow?
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帰りが遅くなった。
最低限の物を箱から出し、寝る場所を確保し順番に風呂に入った。
まず風呂場が広いことに驚いた。床もなんか、タイルじゃない何で出来ているかわからない水捌けのいいやつだし、洗面台も広いし鏡開いちゃってそれが収納スペースだし。
「俺も初見はビビった。なんか出てくるんじゃないかって怖かったよ」
ですよねぇ、何この最先端。
キッチンも絶対使わないけどコンロ3つ火掛けられるし流し広いし。
リビングも誰が用意してくれたのか、ソファーがあって。多分3人掛け。このソファーの黒いやつは確か隣の家にあった。ヤツの粋な計らいか。取り敢えず人は眠れる。
テレビが、前に使っていた16インチくらいのヤツなのが却って非現実的に思えてしまった。
こんなクソみてぇな高級マンションどうしよう、落ち着かない。
そして議論は。
「この、隣のベット部屋誰使う?」
「3人だからなぁ。前はお前ベットだったな」
「うん。ひとりはソファでいけそうだね」
「決まりじゃん?俺と文杜がベット、ハゲソファ」
「やっぱそうなのね。はーい」
そうなったらしい。
文杜としては「マジか」ナトリとしても「大丈夫かそれ」真樹としては「なにか?」だった。
何はともあれ、今日は疲れた。早々に就寝。の前に。
『就寝2時間前にまぁ2錠。朝晩。それ以上はあんまり好ましくない。多めにはやるが何かあったらすぐ電話なり来るなりしろ』
とのこと。そして。
『速効性もありゆっくり長く効くタイプの薬だ。だからこそ効きすぎてるとき注意。
過呼吸が、効きすぎか効いていないのかは時間を見るといい。3時間血中濃度最大値、つまりは一番利いてる時間だ。で、10時間で半減期、そこから24時間以内で効果が切れる。いいか、必要がないなら飲まなくていい。1錠でもいい。なんせ小柄だからな。
この薬は長年だが愛用してしまうとまぁどの薬もそうだが、依存する。眠いなら寝かせろ。抗不安薬だが催眠作用は強い』
という訳で薬を飲ませなければならないが。
「真樹、薬」
「あ、はぁい」
「具合は?」
「まぁまぁ。疲れたから2で」
なるほどな。
2錠与えて飲ませて。
布団に入り、何かを口ずさんでいた。それを見て文杜もナトリも、取り敢えず就寝モードへ。
電気も電気スタンドの小さな明かりに代え、それぞれが微睡んでいれば。
「う、みと、」
壁を向いたままふと、真樹が言った。
「ん?」
「かっこおかった」
舌足らずだ。
それからすぐ寝息が聞こえた。
なんだかなぁ。
まぁいいや。
瞼がそれから落ちてくるように。
あぁ、今日は長かった。
最低限の物を箱から出し、寝る場所を確保し順番に風呂に入った。
まず風呂場が広いことに驚いた。床もなんか、タイルじゃない何で出来ているかわからない水捌けのいいやつだし、洗面台も広いし鏡開いちゃってそれが収納スペースだし。
「俺も初見はビビった。なんか出てくるんじゃないかって怖かったよ」
ですよねぇ、何この最先端。
キッチンも絶対使わないけどコンロ3つ火掛けられるし流し広いし。
リビングも誰が用意してくれたのか、ソファーがあって。多分3人掛け。このソファーの黒いやつは確か隣の家にあった。ヤツの粋な計らいか。取り敢えず人は眠れる。
テレビが、前に使っていた16インチくらいのヤツなのが却って非現実的に思えてしまった。
こんなクソみてぇな高級マンションどうしよう、落ち着かない。
そして議論は。
「この、隣のベット部屋誰使う?」
「3人だからなぁ。前はお前ベットだったな」
「うん。ひとりはソファでいけそうだね」
「決まりじゃん?俺と文杜がベット、ハゲソファ」
「やっぱそうなのね。はーい」
そうなったらしい。
文杜としては「マジか」ナトリとしても「大丈夫かそれ」真樹としては「なにか?」だった。
何はともあれ、今日は疲れた。早々に就寝。の前に。
『就寝2時間前にまぁ2錠。朝晩。それ以上はあんまり好ましくない。多めにはやるが何かあったらすぐ電話なり来るなりしろ』
とのこと。そして。
『速効性もありゆっくり長く効くタイプの薬だ。だからこそ効きすぎてるとき注意。
過呼吸が、効きすぎか効いていないのかは時間を見るといい。3時間血中濃度最大値、つまりは一番利いてる時間だ。で、10時間で半減期、そこから24時間以内で効果が切れる。いいか、必要がないなら飲まなくていい。1錠でもいい。なんせ小柄だからな。
この薬は長年だが愛用してしまうとまぁどの薬もそうだが、依存する。眠いなら寝かせろ。抗不安薬だが催眠作用は強い』
という訳で薬を飲ませなければならないが。
「真樹、薬」
「あ、はぁい」
「具合は?」
「まぁまぁ。疲れたから2で」
なるほどな。
2錠与えて飲ませて。
布団に入り、何かを口ずさんでいた。それを見て文杜もナトリも、取り敢えず就寝モードへ。
電気も電気スタンドの小さな明かりに代え、それぞれが微睡んでいれば。
「う、みと、」
壁を向いたままふと、真樹が言った。
「ん?」
「かっこおかった」
舌足らずだ。
それからすぐ寝息が聞こえた。
なんだかなぁ。
まぁいいや。
瞼がそれから落ちてくるように。
あぁ、今日は長かった。
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