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卯月と紅葉
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「でね、亀ちゃん」
着替えろと言ったはいい。
どうやら話したかったことを思い出したらしい依田は着物は脱いだが、パンツ一丁で寝室からリビングに現れた。
「ほら変態じゃねぇかバカちんが」
茄子の頭をヤツにぶん投げてやった。
「痛っ。
ちょっと食べ物粗末にしちゃいけないんだよ!ねぇ!」
「うるせぇそれは生ゴミだわバーカ!いいから服着ろよ変態!」
「でさぁ、」
「いや聞け。人の話」
うるさいなぁ。
そう言いながらその場でソファに脱ぎっぱなしの黒い七分Vネックと長袖のジャージを履く依田。
どうかと思う。夏なのに。半ズボンじゃないとかよくわかんない。
「で?」
「うん。亀ちゃん俺さぁ。
バイセクシャルかもしれない」
「はぁ、で?」
「うん。そんだけ」
依田は満足したように一人頷いてソファに座り、ぶん投げるように置いてあった三味線に手を伸ばすのだから、あたしは流石に「おい待て」を掛けるしかない、ないじゃないか、だってさぁ…。
「え?なに?」
「なんだそれは」
「だから、太棹の猫皮だって何回」
「違ぇよ相棒の話じゃねぇよ」
「あ、相棒?穂咲兄さんでしょ?」
「違ぇよ相棒の話じゃねぇよ」
「え何?よくわかんないんだけど」
ポイズン?とか言ってやがる。投げる物がない。
「じゃなくて!
なんで突然のカミングアウトなの?」
「かみんぐあうと」
「告白!」
「え、俺別に穂咲兄さん好きくないよ。話が飛んじゃったなぁ嫌だなぁ。
あ、いや好きよ声とか。けど違うあれは商売で、
あいやぁ、でもどうかなぁ」
「うっせぇよどうでもいいよ」
「ゆくーぅ、そらぁぁのぉ、」
ぽん、ちゃらん。
「あぁぁ、うるさい!
何?言いたくないの言いたいの?」
「え、聞きたいの?聞きたくないの?」
なにこいつ。
「うぜぇぇぇ!」
「はははー、よく言われるー♪今日もししょーに言われた」
「で、話が進まない。
ししょー曰く、『雀次が只事じゃない』そうですがそれとは関係」
「ありますな。はっはー」
なんなんだこいつ。
とても素敵すぎる笑顔で振り返る泣き黒子。あぁ、これ普通の女だったら落ちてるよ。普通の女だったらね。
依田はまぁ、わりと男前なんでしょう。あたくし沢山の男に一応会ってきましたが、まぁ、10番目くらいにはかっこいいよ多分一般的にね。一般人でね。二重だし鼻高いし、笑いエクボとかね。
けどこいつそう。
「てか、ししょーにそう言われたかぁ。俺もう終わりじゃん、人として終わりじゃん。
いや待て認められたのかな?ねぇどうかな?ねぇ?」
史上最大級にして変人であり。
「だったらスゴい。明日ヤバイ。言いふらしてしまおうかな。乃崎一門にまで言いふらしてしまおうかな」
「やめとけ多分左腕へし折られるよ、ししょーに。あと多分違うから口が裂けても言うんじゃないよ」
史上最大級のポジティブクソ野郎である。
諭してやればポジティブクソ野郎、「だよねぇ、」とそれでも笑顔。
なんだろう、一度誰かに捻り潰されればいいのにこのバカは。
「で、何を持ってしてお前はゲイだと?芸道の鬼鷹沢雀次よ」
「いやゲイじゃないよ多分。多分」
何故二回言った。
「だって俺君のこと抱けるでしょうが君ってなんでそうヘタクソなの表現が」
「昔過ぎて忘れてたじゃねぇかクソッタレぇ!じゃあれか衆道か、あ?」
「それ意味微妙に違うけど一緒!
じゃなくて!お前ってなんでそう色気がないの!?あり得ない、お亀を見習えよ」
「悪かったな、これでもSMバーでは人気3位だわ」
「知ってるわぁ!そーゆーとこが色気ないヤダもうホント」
そうなんです。
あたくし、亀田卯月は、とあるバンドのベース担当をしつつ。
食っていけないのでキャバクラを引退しいまや3年ほどSMバーでバイトをしております。
依田紅葉とはそのSMバーで出会いました。
意気投合したきっかけは、楽器でした。
三味線奏者鷹沢雀次、ベース奏者亀田卯月。
彼は出会ってすぐの頃、あたしに言いました『卯月の紅葉みたいだ』と。
よくわかりません、いまだに。
初めて彼が店に来たときはもう、
「えすえむばー?」
状態でした。
何故来たか。
ご師匠、鷹沢雀生様様、彼の性癖の問題でした。ちなみにジャクソンくん(雀三くん)もご一緒だったと、さっき思い出しました。
彼はその時確か、「けいこが」と言ってししょーとこいつとその他太夫を置いて帰ったので、あたくしてっきりそれは彼女の名前かと思ってましたが、違ったようですね、納得。
一人馴染めぬこいつに、あたしは仕方なく営業トークをしまくり、挙動不審のこいつ、しかし見込みがありそうだとどうにか頑張った結果。
その日酔っぱらいまくったこいつに襲われ、レズビアンだとあたしが泣き喚いたら「責任持ちます」と家を与えられ今に至り。
確かに、才能あったらしい。
しかし、まさかの3年目にして発覚、しかもこのパターン。あたしはこれ、どないせーっちゅーねん。
「んで、何、誰」
「なんでそーゆーときだけ女子目線なのホント。まぁいいよ恋バナ恋バナ。焼酎と麻婆茄子持ってきて」
「あっ」
「えなに」
「切ってたの忘れてた」
「えぇぇぇ!
それってさぁ、」
「うん黒い」
「うわぁ、まぁ、食べられるけど…ホントにそんな女子いるんだ」
「うるさいな、お前作れし」
「手切ったら殺される。あと水に晒したら音ブレる殺される」
「めんどいだけだろ」
「バレた。わかったよ、はい座って。ギターでも弾いたら?」
「うぇーい」
麻婆茄子選手交代。
女子力はあたしよりも高いクソ野郎、依田紅葉。一人暮しが長いとか、なんとか。
ビールを冷蔵庫から取り、女子力皆無なあたしはそそくさと退散。大体、麻婆茄子に焼酎なんてこいつの気が知れない。
「うわっ、マジか」と茄子を見て言うのを尻目に、あたしはソファに座る。
着替えろと言ったはいい。
どうやら話したかったことを思い出したらしい依田は着物は脱いだが、パンツ一丁で寝室からリビングに現れた。
「ほら変態じゃねぇかバカちんが」
茄子の頭をヤツにぶん投げてやった。
「痛っ。
ちょっと食べ物粗末にしちゃいけないんだよ!ねぇ!」
「うるせぇそれは生ゴミだわバーカ!いいから服着ろよ変態!」
「でさぁ、」
「いや聞け。人の話」
うるさいなぁ。
そう言いながらその場でソファに脱ぎっぱなしの黒い七分Vネックと長袖のジャージを履く依田。
どうかと思う。夏なのに。半ズボンじゃないとかよくわかんない。
「で?」
「うん。亀ちゃん俺さぁ。
バイセクシャルかもしれない」
「はぁ、で?」
「うん。そんだけ」
依田は満足したように一人頷いてソファに座り、ぶん投げるように置いてあった三味線に手を伸ばすのだから、あたしは流石に「おい待て」を掛けるしかない、ないじゃないか、だってさぁ…。
「え?なに?」
「なんだそれは」
「だから、太棹の猫皮だって何回」
「違ぇよ相棒の話じゃねぇよ」
「あ、相棒?穂咲兄さんでしょ?」
「違ぇよ相棒の話じゃねぇよ」
「え何?よくわかんないんだけど」
ポイズン?とか言ってやがる。投げる物がない。
「じゃなくて!
なんで突然のカミングアウトなの?」
「かみんぐあうと」
「告白!」
「え、俺別に穂咲兄さん好きくないよ。話が飛んじゃったなぁ嫌だなぁ。
あ、いや好きよ声とか。けど違うあれは商売で、
あいやぁ、でもどうかなぁ」
「うっせぇよどうでもいいよ」
「ゆくーぅ、そらぁぁのぉ、」
ぽん、ちゃらん。
「あぁぁ、うるさい!
何?言いたくないの言いたいの?」
「え、聞きたいの?聞きたくないの?」
なにこいつ。
「うぜぇぇぇ!」
「はははー、よく言われるー♪今日もししょーに言われた」
「で、話が進まない。
ししょー曰く、『雀次が只事じゃない』そうですがそれとは関係」
「ありますな。はっはー」
なんなんだこいつ。
とても素敵すぎる笑顔で振り返る泣き黒子。あぁ、これ普通の女だったら落ちてるよ。普通の女だったらね。
依田はまぁ、わりと男前なんでしょう。あたくし沢山の男に一応会ってきましたが、まぁ、10番目くらいにはかっこいいよ多分一般的にね。一般人でね。二重だし鼻高いし、笑いエクボとかね。
けどこいつそう。
「てか、ししょーにそう言われたかぁ。俺もう終わりじゃん、人として終わりじゃん。
いや待て認められたのかな?ねぇどうかな?ねぇ?」
史上最大級にして変人であり。
「だったらスゴい。明日ヤバイ。言いふらしてしまおうかな。乃崎一門にまで言いふらしてしまおうかな」
「やめとけ多分左腕へし折られるよ、ししょーに。あと多分違うから口が裂けても言うんじゃないよ」
史上最大級のポジティブクソ野郎である。
諭してやればポジティブクソ野郎、「だよねぇ、」とそれでも笑顔。
なんだろう、一度誰かに捻り潰されればいいのにこのバカは。
「で、何を持ってしてお前はゲイだと?芸道の鬼鷹沢雀次よ」
「いやゲイじゃないよ多分。多分」
何故二回言った。
「だって俺君のこと抱けるでしょうが君ってなんでそうヘタクソなの表現が」
「昔過ぎて忘れてたじゃねぇかクソッタレぇ!じゃあれか衆道か、あ?」
「それ意味微妙に違うけど一緒!
じゃなくて!お前ってなんでそう色気がないの!?あり得ない、お亀を見習えよ」
「悪かったな、これでもSMバーでは人気3位だわ」
「知ってるわぁ!そーゆーとこが色気ないヤダもうホント」
そうなんです。
あたくし、亀田卯月は、とあるバンドのベース担当をしつつ。
食っていけないのでキャバクラを引退しいまや3年ほどSMバーでバイトをしております。
依田紅葉とはそのSMバーで出会いました。
意気投合したきっかけは、楽器でした。
三味線奏者鷹沢雀次、ベース奏者亀田卯月。
彼は出会ってすぐの頃、あたしに言いました『卯月の紅葉みたいだ』と。
よくわかりません、いまだに。
初めて彼が店に来たときはもう、
「えすえむばー?」
状態でした。
何故来たか。
ご師匠、鷹沢雀生様様、彼の性癖の問題でした。ちなみにジャクソンくん(雀三くん)もご一緒だったと、さっき思い出しました。
彼はその時確か、「けいこが」と言ってししょーとこいつとその他太夫を置いて帰ったので、あたくしてっきりそれは彼女の名前かと思ってましたが、違ったようですね、納得。
一人馴染めぬこいつに、あたしは仕方なく営業トークをしまくり、挙動不審のこいつ、しかし見込みがありそうだとどうにか頑張った結果。
その日酔っぱらいまくったこいつに襲われ、レズビアンだとあたしが泣き喚いたら「責任持ちます」と家を与えられ今に至り。
確かに、才能あったらしい。
しかし、まさかの3年目にして発覚、しかもこのパターン。あたしはこれ、どないせーっちゅーねん。
「んで、何、誰」
「なんでそーゆーときだけ女子目線なのホント。まぁいいよ恋バナ恋バナ。焼酎と麻婆茄子持ってきて」
「あっ」
「えなに」
「切ってたの忘れてた」
「えぇぇぇ!
それってさぁ、」
「うん黒い」
「うわぁ、まぁ、食べられるけど…ホントにそんな女子いるんだ」
「うるさいな、お前作れし」
「手切ったら殺される。あと水に晒したら音ブレる殺される」
「めんどいだけだろ」
「バレた。わかったよ、はい座って。ギターでも弾いたら?」
「うぇーい」
麻婆茄子選手交代。
女子力はあたしよりも高いクソ野郎、依田紅葉。一人暮しが長いとか、なんとか。
ビールを冷蔵庫から取り、女子力皆無なあたしはそそくさと退散。大体、麻婆茄子に焼酎なんてこいつの気が知れない。
「うわっ、マジか」と茄子を見て言うのを尻目に、あたしはソファに座る。
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※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
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