51 / 56
【第四章】God Sees All
第7話:初めての発情期(※性描写あり)
楡材の扉を薄く開けるだけで、フェロモンの匂いが一層濃くなる。
花の香りだ。くらくらするような、芳しい香り。
魅惑の香りであった。それがアーサーの決意と覚悟を揺さぶった。…
ベッドと反対側の部屋の左隅、カイルがいた。
鍵を開けて、そのまま床にへたり込んでしまったのだろう。ダマスク模様の壁に左肩を預け、アーサーに背を向けてやや前屈みに蹲っていた。
上にはグレイのトレーナーを着ていたが、下半身は素っ裸である。
突き抜けるような白い脚が折りたたまれて曝け出されていた。
荒い呼吸音がする。部屋の湿度が高くて不快だった。
「カイル。そんな場所では冷えるだろう」
努めて優しい声を出そうとしたが、試みが成功したかはわからなかった。
自分を抑えるので必死だったし、このフェロモンの中で冷静でいられるほうが異常だとさえ思うから。
熱っぽい息を吐くカイルの隣に膝をつき、彼の肘の辺りを握る。
こちらが火傷しそうな体温だった。
「———……アー、サー」
カイルがまた、あの濡れた声で名前を呼ぶ。
アーサーは無意識に唾を飲み込んでいた。
「辛いのか?抑制剤は」
「んっ……わかん、な……。打ったのに、変わんなくて」
窓辺にある机を見れば、使用済みの緊急抑制剤が転がっている。
どうやら辛くてすでに使ったが、効果がないらしい。
(体質か…?変異したばかりなせいだと思いたいが、そうだとしたら厄介だな)
脳髄を揺らすような甘い香りから思考を逸らし、そんなことを考えた。
しかし今度はカイルがアーサーの膝に触れる。
「アーサー、助けて。もう無理…!」
「ッ、」
「お願いです。さわって……ああ違う、ダメ……帰って!!」
思考もまとまらないのだろう。支離滅裂な哀願さえ己を誘う。
抗いがたい欲求はアーサーの体内を蝕み、今すぐにでも放埒の極みへ突き落とそうと蠢いている。
気づけば彼の腕を握る手に力が入っていた。
こうなるかもしれないと、ここに来る前から自分は分かっていたはずだ。
されど彼が苦しんでいるのであれば見て見ぬふりはできまいと。
これまで通り己を律し、立場と責務で出来た理性の蓋で本能を締め出せば問題ないと思っていた。
だがしかし今、アーサーはひどくぐらついていた。
目の前には扇情的な光景が広がる。他でもないカイルが、これだけ自分を求めている。
その事実だけでも辛抱ならないというのに、そう、この香りだ。
オメガのフェロモン。アルファである自分を誘惑するこの香り。
人間の嗅覚は、記憶と強く結びついているという。
だからだろう、アーサーはあの日のことを思い出した。
カイルを抱いた日。彼の人生が全て変わった日だ。
するとアーサーの心中には、……これ以上彼を傷つけてはいけないという、強迫観念じみたものが湧き上がるのだ。
「カイル、それは。———駄目だ」
「……どうして、」
カイルが伏せた顔を上げる。涙でくたくたの顔だった。
ヘーゼルの瞳がこちらを見ている。
「助けて、アーサー……———」
理性の蓋がこじ開けられた。
途端、アーサーの中で本能が叫びだす。情動が溢れる。
唇を塞ぎ、手籠にし、彼の心臓に己の名前を刻め。
人生など奪ってしまえばいい。アルファの自分にはその資格がある!…
(ああ、もうダメだ)
アーサーは無駄な抵抗をやめた。
そして心の中で、できない約束をしたことをエリオットに謝罪した。
❖
乱暴に押し入ったアーサーが腰を振るたび、カイルは打ち震えた。
ベッドに仰向けに転がされ、気がつけばお互いに何も纏っていなかった。
激しく揺さぶられれば品性のカケラもない喘ぎ声が漏れる。
もうずっと達している気がする。自身から白濁が出ているのか出ていないのかさえわからなかった。
「ぁ、あっ!だめ、また———ッ……!」
追い討ちをかけるように、アーサーが胸の飾りを食む。
同時、迸る絶頂感に足の指を丸めた。
カイルが逝ったのを見て、アーサーはようやく追撃の手を緩める。
上半身を起こした彼は顎に伝った汗を乱雑に手の甲で拭う。
窓から射す西日が彼の金髪をキラめかせ、柔らかな輪郭を創り出していた。
ぼんやりする意識のなか、カイルは気づけばそれに手を伸ばしていた。
暖かく波打つ金色を指で掬い上げ、後頭部を撫で付ける。
それを彼はキスの要求と受け取ったのか、齧り付くように唇を重ねてくる。
舌を絡め、唾液を混ぜ合わせていれば、再びアーサーが律動を再開する。
また甘い嬌声が漏れて、思わず汗ばんだ背中に腕を回した。
お返しとばかりにアーサーが片腕でカイルの肩を抱き込む。
もう片方の腕はカイルの顔の横にあって、まるで熱い檻に閉じ込められたみたいだった。
そのまま突き動かされ、また絶頂に押し上げられる。
「んっ、ア、あぁっ…!アーサー、そこ…ッ!」
「、……」
至近距離でアーサーが息を詰めたのがわかった。
顔を寄せられ、ネックガードの上から何度も首筋を噛まれる。
堪らなくなって彼の脚に自分の脚を絡めた。
「ッ……お前は、本当に。———」
抽送が激しさを増す。
背中に回した腕が引き剥がされ、無理やり手のひらを合わせられる。
まるで恋人みたいな仕草に胸が詰まる。
頭皮がジンと痺れた。
そして再び、電流のような強い快感がカイルの全身に広がった時。
アーサーもまた低い呻き声を漏らして、カイルの中で欲望を吐き出した。———
二人は夕食の時間になってもまだ繋がっていた。
明日が来ないみたいに時間を惜しんで抱き合って、気がつけば日もとっぷりと暮れていた。
疲労感からようやく体を起こしたアーサーが、窓の外を見て「もう夜か」と呟いた。
カイルも霞む目を凝らして時計を見れば、時刻は20時17分。
寮の門限は例外なく19時なので、アーサーは見事に規則違反をしてしまった。
寮監からの叱責は免れないだろう。
「………帰らなくちゃ」
カイルは諭すように言ったつもりだったが、どことなくその言葉は寂しそうな響きを孕んでいた。
清潔なタオルで簡単にカイルと自身の体を拭いたアーサーは、再び制服を着込む。
だが全てをかっちり着るのは億劫だったようで、ガウンとネクタイは気だるげに彼の腕に引っ掛けられた。
随分と気の抜けた姿だ。カイルがオメガになった翌日、〈マーガレット・ハウス〉を訪ねてきてくれたあの時を思い出した。
最もあの時とは彼への気持ちも随分変わったが。
アーサーの乱れた髪と、まだ上気した肌が色っぽい。いやが応にも彼が先ほどまで自分とベッドにいたという事実を思い出させられ、カイルは下腹部を疼かせた。
「その発情期はいつまでだ」
「ぇ、」
そのまま立ち去るものと思っていたが、ブラックのチェスターコートに腕を通しながら不意に彼は口を開いた。
突然そんなことを聞かれると思っていなかったので、カイルはしどろもどろになりながら「い、一週間くらい。たぶん…」と答えた。
するとアーサーはベッドの端に座り、不思議そうな顔をしたカイルの唇に触れるだけのキスをした。
「明日も来る」
硬い指先が火照った頬を撫でる。
心の中に蝋燭がポッと灯ったようだった。
突然世界が輝き出し、カイルの悩みや不安なんて全て吹っ飛んでしまった。
(恋ってすごい…!)
今から想い人はここから去るというのに、カイルはこの上なく幸福だった。
期待に満ちた表情で何度も頷くと、アーサーは唇を歪めて失笑した。
そして未練を断ち切るように立ち上がって扉へ向かうと、「おやすみ」と言って帰っていった。
次の日の午後、アーサーは監督生の仕事を全て済ませた上で本当に〈マーガレット・ハウス〉へやって来た。
週が明けて月曜日になっても、授業を終えるとカイルのために飛んできてくれた。
そして顔を見るなりカイルに熱いキスをして、何もかも分かっているかのようにヒート中のカイルを抱くのであった。
そんな日が続いて五日目。
ヒートの症状も体が火照る程度に治った日のことである。
この日もアーサーは放課後に来てくれたのだが、様子がおかしかった。
葬式に行くみたいな顔をして、カイルを見ると気まずそうに瞳を揺らした。
一体どうしたのかとカイルが聞くと、アーサーは重々しく口を開いた。
———エリオット・スワンが校舎の階段から落ちて病院に運ばれた。
———誰かに突き落とされた疑いがある。
花の香りだ。くらくらするような、芳しい香り。
魅惑の香りであった。それがアーサーの決意と覚悟を揺さぶった。…
ベッドと反対側の部屋の左隅、カイルがいた。
鍵を開けて、そのまま床にへたり込んでしまったのだろう。ダマスク模様の壁に左肩を預け、アーサーに背を向けてやや前屈みに蹲っていた。
上にはグレイのトレーナーを着ていたが、下半身は素っ裸である。
突き抜けるような白い脚が折りたたまれて曝け出されていた。
荒い呼吸音がする。部屋の湿度が高くて不快だった。
「カイル。そんな場所では冷えるだろう」
努めて優しい声を出そうとしたが、試みが成功したかはわからなかった。
自分を抑えるので必死だったし、このフェロモンの中で冷静でいられるほうが異常だとさえ思うから。
熱っぽい息を吐くカイルの隣に膝をつき、彼の肘の辺りを握る。
こちらが火傷しそうな体温だった。
「———……アー、サー」
カイルがまた、あの濡れた声で名前を呼ぶ。
アーサーは無意識に唾を飲み込んでいた。
「辛いのか?抑制剤は」
「んっ……わかん、な……。打ったのに、変わんなくて」
窓辺にある机を見れば、使用済みの緊急抑制剤が転がっている。
どうやら辛くてすでに使ったが、効果がないらしい。
(体質か…?変異したばかりなせいだと思いたいが、そうだとしたら厄介だな)
脳髄を揺らすような甘い香りから思考を逸らし、そんなことを考えた。
しかし今度はカイルがアーサーの膝に触れる。
「アーサー、助けて。もう無理…!」
「ッ、」
「お願いです。さわって……ああ違う、ダメ……帰って!!」
思考もまとまらないのだろう。支離滅裂な哀願さえ己を誘う。
抗いがたい欲求はアーサーの体内を蝕み、今すぐにでも放埒の極みへ突き落とそうと蠢いている。
気づけば彼の腕を握る手に力が入っていた。
こうなるかもしれないと、ここに来る前から自分は分かっていたはずだ。
されど彼が苦しんでいるのであれば見て見ぬふりはできまいと。
これまで通り己を律し、立場と責務で出来た理性の蓋で本能を締め出せば問題ないと思っていた。
だがしかし今、アーサーはひどくぐらついていた。
目の前には扇情的な光景が広がる。他でもないカイルが、これだけ自分を求めている。
その事実だけでも辛抱ならないというのに、そう、この香りだ。
オメガのフェロモン。アルファである自分を誘惑するこの香り。
人間の嗅覚は、記憶と強く結びついているという。
だからだろう、アーサーはあの日のことを思い出した。
カイルを抱いた日。彼の人生が全て変わった日だ。
するとアーサーの心中には、……これ以上彼を傷つけてはいけないという、強迫観念じみたものが湧き上がるのだ。
「カイル、それは。———駄目だ」
「……どうして、」
カイルが伏せた顔を上げる。涙でくたくたの顔だった。
ヘーゼルの瞳がこちらを見ている。
「助けて、アーサー……———」
理性の蓋がこじ開けられた。
途端、アーサーの中で本能が叫びだす。情動が溢れる。
唇を塞ぎ、手籠にし、彼の心臓に己の名前を刻め。
人生など奪ってしまえばいい。アルファの自分にはその資格がある!…
(ああ、もうダメだ)
アーサーは無駄な抵抗をやめた。
そして心の中で、できない約束をしたことをエリオットに謝罪した。
❖
乱暴に押し入ったアーサーが腰を振るたび、カイルは打ち震えた。
ベッドに仰向けに転がされ、気がつけばお互いに何も纏っていなかった。
激しく揺さぶられれば品性のカケラもない喘ぎ声が漏れる。
もうずっと達している気がする。自身から白濁が出ているのか出ていないのかさえわからなかった。
「ぁ、あっ!だめ、また———ッ……!」
追い討ちをかけるように、アーサーが胸の飾りを食む。
同時、迸る絶頂感に足の指を丸めた。
カイルが逝ったのを見て、アーサーはようやく追撃の手を緩める。
上半身を起こした彼は顎に伝った汗を乱雑に手の甲で拭う。
窓から射す西日が彼の金髪をキラめかせ、柔らかな輪郭を創り出していた。
ぼんやりする意識のなか、カイルは気づけばそれに手を伸ばしていた。
暖かく波打つ金色を指で掬い上げ、後頭部を撫で付ける。
それを彼はキスの要求と受け取ったのか、齧り付くように唇を重ねてくる。
舌を絡め、唾液を混ぜ合わせていれば、再びアーサーが律動を再開する。
また甘い嬌声が漏れて、思わず汗ばんだ背中に腕を回した。
お返しとばかりにアーサーが片腕でカイルの肩を抱き込む。
もう片方の腕はカイルの顔の横にあって、まるで熱い檻に閉じ込められたみたいだった。
そのまま突き動かされ、また絶頂に押し上げられる。
「んっ、ア、あぁっ…!アーサー、そこ…ッ!」
「、……」
至近距離でアーサーが息を詰めたのがわかった。
顔を寄せられ、ネックガードの上から何度も首筋を噛まれる。
堪らなくなって彼の脚に自分の脚を絡めた。
「ッ……お前は、本当に。———」
抽送が激しさを増す。
背中に回した腕が引き剥がされ、無理やり手のひらを合わせられる。
まるで恋人みたいな仕草に胸が詰まる。
頭皮がジンと痺れた。
そして再び、電流のような強い快感がカイルの全身に広がった時。
アーサーもまた低い呻き声を漏らして、カイルの中で欲望を吐き出した。———
二人は夕食の時間になってもまだ繋がっていた。
明日が来ないみたいに時間を惜しんで抱き合って、気がつけば日もとっぷりと暮れていた。
疲労感からようやく体を起こしたアーサーが、窓の外を見て「もう夜か」と呟いた。
カイルも霞む目を凝らして時計を見れば、時刻は20時17分。
寮の門限は例外なく19時なので、アーサーは見事に規則違反をしてしまった。
寮監からの叱責は免れないだろう。
「………帰らなくちゃ」
カイルは諭すように言ったつもりだったが、どことなくその言葉は寂しそうな響きを孕んでいた。
清潔なタオルで簡単にカイルと自身の体を拭いたアーサーは、再び制服を着込む。
だが全てをかっちり着るのは億劫だったようで、ガウンとネクタイは気だるげに彼の腕に引っ掛けられた。
随分と気の抜けた姿だ。カイルがオメガになった翌日、〈マーガレット・ハウス〉を訪ねてきてくれたあの時を思い出した。
最もあの時とは彼への気持ちも随分変わったが。
アーサーの乱れた髪と、まだ上気した肌が色っぽい。いやが応にも彼が先ほどまで自分とベッドにいたという事実を思い出させられ、カイルは下腹部を疼かせた。
「その発情期はいつまでだ」
「ぇ、」
そのまま立ち去るものと思っていたが、ブラックのチェスターコートに腕を通しながら不意に彼は口を開いた。
突然そんなことを聞かれると思っていなかったので、カイルはしどろもどろになりながら「い、一週間くらい。たぶん…」と答えた。
するとアーサーはベッドの端に座り、不思議そうな顔をしたカイルの唇に触れるだけのキスをした。
「明日も来る」
硬い指先が火照った頬を撫でる。
心の中に蝋燭がポッと灯ったようだった。
突然世界が輝き出し、カイルの悩みや不安なんて全て吹っ飛んでしまった。
(恋ってすごい…!)
今から想い人はここから去るというのに、カイルはこの上なく幸福だった。
期待に満ちた表情で何度も頷くと、アーサーは唇を歪めて失笑した。
そして未練を断ち切るように立ち上がって扉へ向かうと、「おやすみ」と言って帰っていった。
次の日の午後、アーサーは監督生の仕事を全て済ませた上で本当に〈マーガレット・ハウス〉へやって来た。
週が明けて月曜日になっても、授業を終えるとカイルのために飛んできてくれた。
そして顔を見るなりカイルに熱いキスをして、何もかも分かっているかのようにヒート中のカイルを抱くのであった。
そんな日が続いて五日目。
ヒートの症状も体が火照る程度に治った日のことである。
この日もアーサーは放課後に来てくれたのだが、様子がおかしかった。
葬式に行くみたいな顔をして、カイルを見ると気まずそうに瞳を揺らした。
一体どうしたのかとカイルが聞くと、アーサーは重々しく口を開いた。
———エリオット・スワンが校舎の階段から落ちて病院に運ばれた。
———誰かに突き落とされた疑いがある。
あなたにおすすめの小説
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
当たり前の幸せ
ヒイロ
BL
結婚4年目で別れを決意する。長い間愛があると思っていた結婚だったが嫌われてるとは気付かずいたから。すれ違いからのハッピーエンド。オメガバース。よくある話。
初投稿なので色々矛盾などご容赦を。
ゆっくり更新します。
すみません名前変えました。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
奇跡に祝福を
善奈美
BL
家族に爪弾きにされていた僕。高等部三学年に進級してすぐ、四神の一つ、西條家の後継者である彼が記憶喪失になった。運命であると僕は知っていたけど、ずっと避けていた。でも、記憶がなくなったことで僕は彼と過ごすことになった。でも、記憶が戻ったら終わり、そんな関係だった。
※不定期更新になります。