半世紀生きて、やっと小説完成しました

さんかく ひかる

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「初心者」卒業!?

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 年寄りの小説投稿初心者エッセイです。
 二か月近くご無沙汰していました。現在、二本目の長編小説を毎日投稿しています。ちょっと前のエッセイでは二本目の長編より最初の長編の方に気持ちが傾いていましたが、いざ、投稿を始めると違いますね。ようやく書いてて楽しくなってきました。
 私が小説の投稿を始めたのが昨年の九月。そろそろ一年を迎えます。


 初心者と言えば、若葉マーク。
 普通自動車運転免許の初心者マークは、免許を取得してから一年間、車に貼り付ける義務があります。一年以内にマークを外したら、罰せられます。
 とはいえ走行距離は人それぞれ。十年以上ペーパードライバーをやって運転を始める人もいるかもしれない。
 自信のない人は、一年過ぎても若葉マークを車に貼っていいのでしょうか?

 一年経過して若葉マークを付けたままにしても、罰則はないそうです。慣れるまでは若葉マークを付けた方がいい、と勧める車関係のホームページもあります。

 ただ、田舎で二十年近く運転した(走行距離年間二千キロなので、田舎では馬鹿にされるレベル)人間として、一言。
 ほとんどのドライバーは初心者に優しいでしょうが、初心者に意地悪するドライバーもいるので、この辺は地域性によるでしょう。若葉マークの取り外しについては、ご近所のベテランドライバーに聞いてみるのがいいかと思います。

 なお、私はまーったく自信がなかったので、一年半ほど若葉マークを付けていました。
 外したきっかけは、仕事がらみです。当時私は、ほぼ事務所内の仕事をしていましたが、ある日、お客様宅を訪問することになりました。田舎なので車がないと移動できません。お客様に初心者マークを晒すのは恥ずかしい……ということで、「初心者」にサヨナラしました。
 遅かれ早かれ外したでしょうが、外出仕事がなければ、撤去はもう少し後になったかもしれません。

 もっともらしいことを書いたけど、小説書きの愚痴エッセイに、若葉マークを外すタイミングについて語っても仕方ありませんね。
 いや、そろそろ若葉マーク外したいなあ、と迷う人がたまたまこのエッセイを読む……わずかな可能性に期待して、本題に入ります。


 このエッセイ、「初心者」を看板に愚痴を書いてきましたが、一年経つのに「初心者」に逃げるのもいかがなものか、迷っております。
 しかし、免許を取得して一年以上経過しても、走行距離が千キロ以下とか、ペーパードライバーなら、法的にはともかく意識としては初心者でしょう。
 小説の場合は、文字数が目安でしょうか?

 私がこの11か月で投稿した文字数は、未発表の予約投稿を含めてざっと六十万文字になります。長編二本、短編六本、ポエム二本です。このエッセイは除きます。
 一年弱でこの文字数が多いか少ないかはおいといて、数だけならそろそろ初心者卒業してもいいかもしれません。

「初心者」看板は便利です。
 どんな失敗やらかそうが「初心者」で逃げられる。エッセイで愚痴を言おうが、適当に書き散らそうが「初心者」だから許される。
 実社会の新人も同じです。新人だから、敬語がアベコベでも質問に上手く答えられなくても、まあ許される……よね? え、違う? コンビニで明らかに新人なアルバイトさんがモサモサレジ操作をしていると、(がんばれー)って心の中で応援したくありません?

 運転免許にしろ、会社員にしろ、当人のスキルに関わらず「初心者」かどうかは機械的に時間で決定されます。
 では、趣味の投稿小説の場合、どうなんでしょう?

 私も年月と文字数からすれば、「初心者」を言い訳に逃げるのが厳しくなってきました。
 しかし肝心のスキルについては、初心者のままです。実際『投稿小説』『初心者』で検索してヒットした小説書き方ガイド、とても参考になります。これらが参考になると言うことは、スキル=初心者でいいでしょう。

 逃げる道具として「初心者」は便利。自己申告でも「初心者」。が、月日と文字数だけは「初心者」と逃げるのは厳しい。

 ということで、それらを満たすもっと便利な称号を見つけました。
 はい! 「万年初心者」にジョブチェンジします!
「万年」って超便利な冠です。「万年初心者」なら、相変わらず失敗しようが愚痴こぼそうが、許され……ないか。


 私はTwitterでも小説書きに関する愚痴を言っております。
 たまにチョコチョコいいねをいただきますが、一度、プロの方からお叱りを受けました。「リサーチも筆力向上も諦め、とにかく完結だけを目指す」と言う内容なので、真摯に作品に向き直っているプロフェッショナルからすれば、言語道断だったのでしょう。

 この発言は、現在連載中の小説についての愚痴です。
 舞台は二十二世紀の日本。日本語話者がたった三人という世界です。
 色々な気分が混じり、焦りまくって書きました。執筆のためのリサーチは、脳の仕組み・脳波測定・メタバース・アイヌ民族・邪馬台国の入門書をざっと読みした程度。あとは、チョコチョコ検索で補充しました。
 真面目に小説書くとなると、本、何十冊読んでも足りない~、無理~、でも書きたい~、という気持ちになり、上記の呟きにつながったわけです。プロにしろアマチュアにしろ、真面目に小説を書いている方からすれば、腹立つでしょう。

 お叱りを受けて考えてみたのですが……私、小説における向上心が、あまりありません。やばいです。
 Twitterを見ても、みなさまの小説に関するエッセイを読んでも、いかに書くか苦心されています。
 が、私は脳内妄想を具現化するだけで、力尽きてしまいます。

 なぜ私は焦っているのか?
 私の能力からして、長編小説は一年に1~2本が限度です。が、書きたいネタが四つほどあります。
 できればみな、表に出してあげたい。出来が悪くても形にしてあげたい。
 こういうスタンスには、「万年初心者」の称号が相応しい。
 おお、ちゃんとまとまったよ!

 あれ? 前回のエッセイでは「表記」をテーマに書くと言っていたのに、また愚痴になっちゃった。
 いや、今回こそ予告の内容を書こうとしたんですよ。「初心者」は前振りだったんですが、前振りが長くなり本文になっちゃったんです。
 ということで、次から「万年初心者」として、呟きます。
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