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話をつなげるのが難しい
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投稿小説にまつわる愚痴エッセイ。前回はエッセイのコンセプト通り愚痴全開でした。
最近、書く方に没頭し読む方をおろそかにしていたので、他の方の小説を拝読しました。
緻密に構築された異世界、女子心に響く胸キュンワールド、自分の暗部に突き刺さるフレーズ……いや~、タダで素晴らしい小説読めるってウェブ小説すごいわ。
書店に並ぶ本も素晴らしいのですが、ウェブ小説の良さって、今言われている「多様性」でないかと思います。
市販の本はそれなりの部数が売れないと元が取れません。なので、多くの人の需要にあったものとなります。
が、ウェブ小説は……もちろん、作家さんの気持ちには、多くの人に読んでほしい、プロになりたい、というのはあるでしょうが、好きなことを好きなように書けます。
マニアック過ぎた設定で書店ではお目にかかれない小説でも、ウェブなら読める……ニッチこそウェブ小説の魅力なんじゃないかと思った次第です。
前回のエッセイでは力みすぎてしまいましたが、肩の力を抜くことにしました。
現在、連載中のなんちゃってファンタジーが迷走していますが、そのままグルグル迷走ファンタジーを突っ走ることにします。
前置きはこれくらいにして、ネガティブですが、書けなくなったら、の話を続けます。
今回は、大まかなストーリーは決まっても、細かいところが決められない、という場合です。
最近、小説指南サイトを巡回し、どのようなストーリーが喜ばれるか段々わかってきました。が、それを細かく落とし込む段階で、引き出しのない自分、どーしよー状態になります。
最初に投稿した長編は、恋愛小説です。主人公はアラサー女子。ヒーローは年下の宇宙オタク。恋愛なので、彼らが出会ってから結ばれるまでの話ですが……すべてが悩みまくりでした。
まず、ヒロインとヒーローの出会いで悩みまくります。
この話はファンタジーではないので、空から天使が降りてきた、戦国武将がタイムスリップしてきた、という技は使えません。
ジャンルのせいにしてはいけません。現代恋愛物でもなかなかドラマティックな出会いがあります。夜の海岸で~、エレベーターに閉じ込められて~、車にぶつかりそうになって~、あああ、ないっす! エレベーターに閉じ込められたら恐怖でしかないし、交通事故には遭いたくないです。
一人旅したけど、私に声をかけてきたのは、客引きのタクシーと、なぜか道を尋ねてきた地元のマダム……想像力と実体験の貧困で、ドラマティックな出会いが思いつきません。
ということで、私が最初に投稿した長編小説では、とても地味な出会いになりました。
ヒロインは、経営が怪しい塾の講師。夜、仕事帰り、塾に男子高校生がやってきます。入塾希望者のようです。バスで来たようですが、夜遅く、帰りのバスはありません。そこでヒロインは彼を車で送ります。
すごく地味です。散々悩んで思いついたのがコレです。
もう一つ、この前完結した長編。こちらは近未来日本が舞台のSFです。
私は、富豪の男性が貧しい少女と同居する話を書きたかったのですが……同居までのプロセスに苦労しました。
家族でも恋人でもない男女が同居する物語、いーっぱいあります。
が、自分、昭和脳なので悩みます。
今どきの若い人だと、恋愛関係がない男女がルームシェアするのは普通なんですかね?
昭和脳な自分、娘(いませんが)が彼氏じゃない男と同居すると言ったら、ぜーったい反対するだろうなあ。
でも物語だと、風呂が壊れたから……アパートの更新できなかったから……仕事がクビになって家賃払えないから……いろんな理由で、ただの男友達と同居します。もしかすると、現実でもそういう方いるのかな?
ハーレクインのようなセレブの世界だと、結婚しないと会社を継げないから、という謎な理由の契約結婚が登場します。
二人を出会わせるのも大変ですが、ナチュラルな会話で物語を進行させるのも大変でした。
私は、上手に伏線を張ることができないので、会話に頼ります。すると会話の中に入れたい項目が出てきますが、どうも不自然になってしまいます。なぜ、ここでその話題をする? となります。天気、家族、仕事といった自然な話題の中に、キーワードを散りばめ、話を進展させなければならない……会話シーンって難しいです。
恋愛イチャイチャを妄想するのは楽しいのですが、物語としてそれを滑らかに繋げるのは本当に大変だと、書いてはじめてわかりました。
これらの苦労は、小説をたくさん読んで引き出しを増やすしかないのでしょうね。
ひとつ想像力の訓練として、恋愛関係のない男女が同居してもおかしくないケースを考えてみます。
売れないフィットネスジムのイケメンオーナーが、太め女子を激ヤセさせ広告塔にするため、太め女子と同居するとか?(リアルでもフィクションでもありそう、いや、恋愛抜きで本当にそういうトレーナーいてほしい)
クリエイター志望の男子が、女性のリアルな生活を知りたい、とか?(こっちも普通にありそう)
……精一杯がんばって、これぐらいしか思いつきません。
今まで私が書いた小説は、現実であり得る話がほとんどです。小説ですから物理法則を無視して、人が飛ぶ、呪文を唱えたら隕石が落ちるなど、自由でいいのに、頭が硬くてそういう発想になれません。
道端に転がっている謎のイケメンを連れて帰る、という展開を違和感なく書く方が、重要な気がしてきました。
巨大な猫型ロボットが家にいるのはすごくおかしい状況なのに、読者は普通に受け入れてしまう……そういう非日常をナチュラルに書けるようになりたい……道は遠いなあ。
ネガティブテーマはこの辺にして、次回からポジティブに、小説を書いて気がついたことをお話します。
最近、書く方に没頭し読む方をおろそかにしていたので、他の方の小説を拝読しました。
緻密に構築された異世界、女子心に響く胸キュンワールド、自分の暗部に突き刺さるフレーズ……いや~、タダで素晴らしい小説読めるってウェブ小説すごいわ。
書店に並ぶ本も素晴らしいのですが、ウェブ小説の良さって、今言われている「多様性」でないかと思います。
市販の本はそれなりの部数が売れないと元が取れません。なので、多くの人の需要にあったものとなります。
が、ウェブ小説は……もちろん、作家さんの気持ちには、多くの人に読んでほしい、プロになりたい、というのはあるでしょうが、好きなことを好きなように書けます。
マニアック過ぎた設定で書店ではお目にかかれない小説でも、ウェブなら読める……ニッチこそウェブ小説の魅力なんじゃないかと思った次第です。
前回のエッセイでは力みすぎてしまいましたが、肩の力を抜くことにしました。
現在、連載中のなんちゃってファンタジーが迷走していますが、そのままグルグル迷走ファンタジーを突っ走ることにします。
前置きはこれくらいにして、ネガティブですが、書けなくなったら、の話を続けます。
今回は、大まかなストーリーは決まっても、細かいところが決められない、という場合です。
最近、小説指南サイトを巡回し、どのようなストーリーが喜ばれるか段々わかってきました。が、それを細かく落とし込む段階で、引き出しのない自分、どーしよー状態になります。
最初に投稿した長編は、恋愛小説です。主人公はアラサー女子。ヒーローは年下の宇宙オタク。恋愛なので、彼らが出会ってから結ばれるまでの話ですが……すべてが悩みまくりでした。
まず、ヒロインとヒーローの出会いで悩みまくります。
この話はファンタジーではないので、空から天使が降りてきた、戦国武将がタイムスリップしてきた、という技は使えません。
ジャンルのせいにしてはいけません。現代恋愛物でもなかなかドラマティックな出会いがあります。夜の海岸で~、エレベーターに閉じ込められて~、車にぶつかりそうになって~、あああ、ないっす! エレベーターに閉じ込められたら恐怖でしかないし、交通事故には遭いたくないです。
一人旅したけど、私に声をかけてきたのは、客引きのタクシーと、なぜか道を尋ねてきた地元のマダム……想像力と実体験の貧困で、ドラマティックな出会いが思いつきません。
ということで、私が最初に投稿した長編小説では、とても地味な出会いになりました。
ヒロインは、経営が怪しい塾の講師。夜、仕事帰り、塾に男子高校生がやってきます。入塾希望者のようです。バスで来たようですが、夜遅く、帰りのバスはありません。そこでヒロインは彼を車で送ります。
すごく地味です。散々悩んで思いついたのがコレです。
もう一つ、この前完結した長編。こちらは近未来日本が舞台のSFです。
私は、富豪の男性が貧しい少女と同居する話を書きたかったのですが……同居までのプロセスに苦労しました。
家族でも恋人でもない男女が同居する物語、いーっぱいあります。
が、自分、昭和脳なので悩みます。
今どきの若い人だと、恋愛関係がない男女がルームシェアするのは普通なんですかね?
昭和脳な自分、娘(いませんが)が彼氏じゃない男と同居すると言ったら、ぜーったい反対するだろうなあ。
でも物語だと、風呂が壊れたから……アパートの更新できなかったから……仕事がクビになって家賃払えないから……いろんな理由で、ただの男友達と同居します。もしかすると、現実でもそういう方いるのかな?
ハーレクインのようなセレブの世界だと、結婚しないと会社を継げないから、という謎な理由の契約結婚が登場します。
二人を出会わせるのも大変ですが、ナチュラルな会話で物語を進行させるのも大変でした。
私は、上手に伏線を張ることができないので、会話に頼ります。すると会話の中に入れたい項目が出てきますが、どうも不自然になってしまいます。なぜ、ここでその話題をする? となります。天気、家族、仕事といった自然な話題の中に、キーワードを散りばめ、話を進展させなければならない……会話シーンって難しいです。
恋愛イチャイチャを妄想するのは楽しいのですが、物語としてそれを滑らかに繋げるのは本当に大変だと、書いてはじめてわかりました。
これらの苦労は、小説をたくさん読んで引き出しを増やすしかないのでしょうね。
ひとつ想像力の訓練として、恋愛関係のない男女が同居してもおかしくないケースを考えてみます。
売れないフィットネスジムのイケメンオーナーが、太め女子を激ヤセさせ広告塔にするため、太め女子と同居するとか?(リアルでもフィクションでもありそう、いや、恋愛抜きで本当にそういうトレーナーいてほしい)
クリエイター志望の男子が、女性のリアルな生活を知りたい、とか?(こっちも普通にありそう)
……精一杯がんばって、これぐらいしか思いつきません。
今まで私が書いた小説は、現実であり得る話がほとんどです。小説ですから物理法則を無視して、人が飛ぶ、呪文を唱えたら隕石が落ちるなど、自由でいいのに、頭が硬くてそういう発想になれません。
道端に転がっている謎のイケメンを連れて帰る、という展開を違和感なく書く方が、重要な気がしてきました。
巨大な猫型ロボットが家にいるのはすごくおかしい状況なのに、読者は普通に受け入れてしまう……そういう非日常をナチュラルに書けるようになりたい……道は遠いなあ。
ネガティブテーマはこの辺にして、次回からポジティブに、小説を書いて気がついたことをお話します。
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