半世紀生きて、やっと小説完成しました

さんかく ひかる

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しつこいけど、初めて投稿した長編の宣伝

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 このエッセイは、もともと自分の小説の宣伝のために始めました。
 初心? に立ち返り、しばらく小説の宣伝をさせていただきます。

 初めて投稿した長編小説『君を待つ宇宙 アラサー乙女、年下理系男子に溺れる』は、十八禁の恋愛小説です。
 この小説について今までいろいろ語ってきましたが、今回は元ネタを紹介します。

 私はハーレクインの漫画が好きなので、この小説は私なりのハーレクインです。舞台は田舎の大学で、ヒーローはセレブとは縁がない宇宙オタクで背も低いけど、私なりのハーレクインです。
 ベースはハーレクインですが、ほかにも過去に楽しんだコンテンツの影響を受けています。


 小説のヒロインは十八禁乙女ゲームにハマっています。
 が、この作者、十八禁乙女ゲームは未プレイです。あくまでも小説のために、どんな十八禁乙女ゲームがあるか検索しました……美麗スチルで凝った設定のゲームがいっぱいありますね。
 ……白状すると、若いころ、兄が遊んでいた男性向け十八禁RPGを、好奇心に負けて隠れて導入部分を遊びました。当時のゲームは、フロッピーディスク(といってもわからないか)で、今みたいなオートセーブ機能はありません。データを保存してなかったから、うん、バレてないと思う。あ、ギリギリ成人でした。

 ……話を続けます。
 作中ゲームのベースになっているのは、大昔にハマった十八禁ではない乙女ゲームと、十八禁女性向けシチュエーションボイスです。ちょっとだけ遊んだ男性向け十八禁ゲームもチラッと入っています。

 ベースの一つ、十八禁女性向けシチュエーションボイスって、なんのこっちゃですが、イケボイスの男性が、過激なシチュエーションで囁いてくれるボイスドラマです。
 シチュエーションは、女教師と男子高校生とか、姉と弟とか様々で、作家さんすごいです。
 これについては語ることあまりないや。シチュエーションドラマを書いてみたくもありますが……難しそうだし恥ずかしいし……って十八禁恋愛小説をアップした人間が何を言ってるんだ。

 もう一つのベース、大昔に私がハマった乙女ゲームについて語ります。
 それは、元祖乙女ゲーム『アンジェリーク』です。第一作が出てから三十年近く経ちます。私は最初のスーパーファミコン版に飛びつきましたが、どっぷり浸りました。
 当時、女性でもできるゲームはありましたが、女子向けに特化したゲームはなかったんです。たくさんのイケメンが登場して、少しずつ仲良くなり甘々なデートができる……夢のようでした。こういうゲームを待ってたんだよ~!!

 ゲームの目的は、宇宙の女王になるための試験をクリアすることです。試験では、守護聖と呼ばれる九人のイケメンの力を借ります。徐々にイケメンと仲良くなりつつ、無事に試験を突破し、ヒロインは次の女王となりますが……あれ? イケメンとはデートして終わり?

 女王エンディングのあと、二週目プレイに入ります。イケメンと雰囲気のいい湖でいつものようにデートしてたところ、イケメン、いつもと雰囲気が違い、いつも以上に甘々なセリフを囁き始めました。
 怒涛の告白ラッシュの後、甘々なエンディングスチルが表示されました。
 私はここで、ゲームの真の目的がわかったのです。それは、試験を突破することではなく、イケメンと結ばれることだったんだ!
 元祖乙女ゲームでは、キャラ攻略エンドは裏エンド扱いだったんです。

 このゲーム、ぼけーっとゲームをしていれば女王になることはできます。が、お目当てのイケメンと結ばれるのは難しいです。こちらから告白して玉砕することもあります。二股すると、デート現場をもう一人に目撃され好感度ダウンもあります。
 楽しかったな~。もちろん、九人のイケメンを全員攻略しました。

 私の小説内のゲームに「宇宙の暗黒皇帝」という超ベタなキャラクターが登場しますが、モデルは、RPG版のアンジェリーク『アンジェリーク~天空の鎮魂歌~』のボスキャラ、皇帝レヴィアスです。私はいわゆる二次創作を書いたことはほとんどありませんが、レヴィアスに惚れこんでしまい、大昔、彼の少年時代の短編を作ってしまいました。

 若かりし頃は、ちょこちょこ乙女ゲームを遊んでいたのですが、結婚してから、やらなくなりました。
 みなさん、パートナーの前でこの手のゲームできます? 私は本人の前ではできないなあ。


 作中ゲームについてはこれぐらいにして、本編ストーリーに影響を受けたゲームを紹介します。
 それは『レイジングループ』というホラーアドベンチャーです。私はNintendo Switch版で遊びました。
 人狼ゲームをモチーフにした和風ホラーアドベンチャーということで、かなり怖く、レーティングは17歳以上です。テキストの量が膨大でやりがいがあります。ゲームそのものは一方通行なので、ゲームというよりノベルに近いです。

 私、人狼ゲームというのを知りませんでした。結構流行ったんでしょうか?
 パーティーゲームの一種みたいですね。村に紛れた狼を見つけるため、村人は話し合い、狼らしい人を処刑します。外れたら狼が村人を一人殺します。村人がいなくなれば狼の勝利。狼を処刑したら村人の勝利です。なかなかえぐいゲームですね。
『レイジングループ』は、人狼ゲームがリアルに行われている集落が舞台という、恐ろしい設定です。
 ゲームで語られる日本神話や民話の世界に、私はどっぷり浸りました。

 このゲームに影響を受けたのか、投稿小説『君を待つ宇宙』でも、田舎の祭りや謎の儀式が大きなパートを占めています。

 残るは小説のテーマ『宇宙』パートの元ネタは、次の本です。

『マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか』野村泰紀

 本は小説を書き始めてから読みましたが、ウェブで野村氏のインタビューを参考にしました。
 タイトルの「マルチバース」とは、宇宙が私たちのいる宇宙だけではなく、無数といっていいほど沢山の宇宙が存在するという理論です。
 SFみたいでロマンがありますね。別宇宙の存在を証明するのは難しそうですが(別の宇宙には行けないし)この理論があると宇宙論の大きな謎がすっきりする……みたいですが、ごめん、よくわからない。わかってなくて、よく小説書いたなあ。


 以上、小説の元ネタを紹介しました。元ネタ紹介って小説の宣伝に……ならないか。
 小説の元ネタなのに、小説が一冊も入っていない、というのも微妙ですかね。
 以下は、万年初心者の妄言なので、スルーしてください。

 すごい小説を読みます。感動してそのすごい小説みたいな作品を書こうとします。しかし私のように力のない人間がトライしても、劣化コピーにしかなりません。
 かといって、小説を読まない方がいい、とは思いません。
 一つの小説を追いかけるだけではなくプラスアルファすると、未熟でも自分なりの小説が出来上がる気がします。
 プラスアルファは小説に限定せず、ゲームでもノンフィクションでもいいかと思います。ベースとなるコンテンツから離れたものをミックスすると、なかなかいい感じの小説になると思います。
 私も意識したわけではなく、自分の小説の元ネタを探った結果の話です。


 無名の素人が書いた三十二万字の十八禁小説って、なかなか手を出しにくいと思います。
 それでも読んでくださる方がいるので、本当に幸せです。ありがたいことです。
 次回も引き続き、同じ小説の宣伝となりますが、お付き合いいただければ幸いです。
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