半世紀生きて、やっと小説完成しました

さんかく ひかる

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2025年にあたって

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 小説投降に関するあれこれを語るエッセイ、2025年が明けました。ということで、今回は新年の抱負を語ります。

「一年の計は元旦にあり」といいます。また「三日坊主」ともいいます。
 毎年、年末になると「来年こそちゃんとしよう」と呟いております。で、来年が今年になった途端、決意が三日坊主どころか一日も持ちません。
 でも「もう少し沢山小説を書きたい」&「もう少しましな小説を書きたい」気持ちがないわけじゃありません。

 小説を書きたい気持ちはあっても、自分の知識教養のなさが足かせになっております。
 私の小説は基本会話劇なのですが、会話だけでまったく地の文がないと読んでいて辛いですよね。
 なのでちょいちょい地の文を挟むのですが、語彙がないのですぐレパートリーが枯渇します。
 ほとんどの地の文が

・彼は頷いた。
・彼女は微笑んだ。
・私はため息をついた。

 この三種に集約されます。特に私「頷く」が異常に多く、一話にニ十回ぐらい登場してるんじゃないかな。
 そこで「頷く」の言い換えはないかネットの類語辞典にあたりました。

・コクリとする
・コクッとする
・首を縦に振る
・肯(うべな・うけが)う
・肯(がえ)んずる
・肯(うなず)く
・ぬかずく

 私の小説で使えるのは、上の三語ですね。いやこの三つなら、散々使ってきたよ~。
 なお、下四つの「肯」の読み方、全然知りませんでした。また「ぬかずく」は、もともと地面に頭をつけるという意味なので除外します。

 なので、もう少し広く「相手を受け入れる」と解釈します。

・承諾する・了承する・受け入れる・容認する・認める・同意する・許諾する・イエスと答える・是とする・よしとする・許可する・認可する・ゴーサインを出す・オーケーする・OKする・支持する・反対しない・聞き入れる・首肯する・容れる・認めてやる・OKを出す・オーケーを出す・承服する・承知する・是認する・受容する

 よし、これぐらいあれば、「頷く」ワンパターン化は避けられそうだ。がんばろう。

 同じように「微笑む」で検索したら、それなりに言い換えパターンがヒットしました。
 ただし「ため息を吐く」は、あまりバリエーションがありません。もう少し意味を広く解釈して、「あきれる」「失望する」といった感情表現に置き換えるのがいいようです。

 とはいえ、地の文の貧困さは、基本的な教養がないことが問題のようです。
 普通小説を書く人って本をたくさん読みますよね? 私、恥ずかしながら全然本を読んでないんです。
 教養のなさは、読書が圧倒的に足りないのでしょう。
 今年こそ、積読を一冊でも解消します!


 さて今年の執筆目標です。

 ・連載小説は一週間に二話
 ・小説投稿エッセイは、月に二本
 ・読書感想エッセイは、月に一本

 また、長期連載小説については

 ・現在の連載は、三月中に完結させる
 ・中断しているギリシャ神話ファンタジーは、六月ごろ再開し、今年中に完結させる

 いつも目標を立てても実現できてないので、無理なく達成できる目標を立ててみました。
 本年もよろしくお願いいたします。
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