44 / 393
番外編 Y戦士~みちびの場合~
第6話
しおりを挟む
国王ちゃまから言われたのです。「お主が英雄になればいいのでは?」と。
「今まで英雄探しをしときながら、今さらおれが英雄になるとか信じられないのです」
「他力本願とはお主のような方をさすと思うがな」
「おれは戦闘向きではないのです」
おれは戦闘に向いてないのです。
きっと、決着がつかないまま、延々と敵対してほしいと申すのですか?
「何も一人で戦えなんてことはないぞ。
仲間がいてもいいと思うがな」
「仲間ですか?」
いまいちピンとこなかったのです。
仲間を作るとか、ファンタジーの世界と言えるのです。
まずおれ達の住む世界がもしかしたら、異世界からしてファンタジーと思われる方もいらっしゃることと存じますが、そこは何も触れないでほしいのです。
「仲間の協力も必要とか思うがな」
「はあ…」
力の抜けた返事しかできなくなっていたのです。
おれはどんなに修行を重ねても、一般人よりは強くなれますが、才能には勝てないのです。
やはり、どの世界にも才能は必要不可欠と思われるのです。
問題はどの才能に恵まれていて、その才能を何に生かせるかなのです。
おれには何もできないのです。というか、自分が何者かもはっきりしてないのです。
姉妹揃って髪の色は違いますし、顔も似てないので、本当に血の繋がりがあるか疑わしくなるのです。
まず母子手帳とか存在しないですし、本当は養子なのでは?と疑ったこともあったのです。
もし、養子となれば本当の親のことを聞かなくてはならなくなるのです。
「何をぼーとしとる?」
「何でもないのです」
英雄探しをしたら、おれが振り回されそうな気がしたのです。
ならば、他の手段をとるとするのです。
「わかりましたのです。
考えておくのです」
「お主にしては珍しい回答だな」
おれだって、考えるのです。
おれには、悩みがあるのです。
胸が大きい故に女友達ができないのです。巨乳なんて概念、何で生まれたのでしょうか?
おれはでかいだけのHカップあって、妹からも羨ましがられるのですが、おれは妹が羨ましいのです。
男に媚びてるとかそんなわけなくて、確かに嫌らしい目で見られたりはしますが…。
巨乳のお友達を作ればいいんでしょうか?
ですが、それはそうそういないはずと思われるのです。
おれは、巨乳の女王や王女がいるお城に向かったのです。
王配は数年前に他界(何年前かは存じませんが)、今は女王と第一王女と第二王女だけみたいなのです。
城の兵士やメイドになることを考えていまして、おれにはどんな職場が向いているのかわからないからこそ、女王とお話する必要があるのです。
「女王様、働かせてくれませんか?」
「ならば、Y戦士の助手として働けばよかろう」
「助手ですか?」
「いいサポートになると思うぞ」
嫌な予感しかしないのは気のせいでしょうか?
「今まで英雄探しをしときながら、今さらおれが英雄になるとか信じられないのです」
「他力本願とはお主のような方をさすと思うがな」
「おれは戦闘向きではないのです」
おれは戦闘に向いてないのです。
きっと、決着がつかないまま、延々と敵対してほしいと申すのですか?
「何も一人で戦えなんてことはないぞ。
仲間がいてもいいと思うがな」
「仲間ですか?」
いまいちピンとこなかったのです。
仲間を作るとか、ファンタジーの世界と言えるのです。
まずおれ達の住む世界がもしかしたら、異世界からしてファンタジーと思われる方もいらっしゃることと存じますが、そこは何も触れないでほしいのです。
「仲間の協力も必要とか思うがな」
「はあ…」
力の抜けた返事しかできなくなっていたのです。
おれはどんなに修行を重ねても、一般人よりは強くなれますが、才能には勝てないのです。
やはり、どの世界にも才能は必要不可欠と思われるのです。
問題はどの才能に恵まれていて、その才能を何に生かせるかなのです。
おれには何もできないのです。というか、自分が何者かもはっきりしてないのです。
姉妹揃って髪の色は違いますし、顔も似てないので、本当に血の繋がりがあるか疑わしくなるのです。
まず母子手帳とか存在しないですし、本当は養子なのでは?と疑ったこともあったのです。
もし、養子となれば本当の親のことを聞かなくてはならなくなるのです。
「何をぼーとしとる?」
「何でもないのです」
英雄探しをしたら、おれが振り回されそうな気がしたのです。
ならば、他の手段をとるとするのです。
「わかりましたのです。
考えておくのです」
「お主にしては珍しい回答だな」
おれだって、考えるのです。
おれには、悩みがあるのです。
胸が大きい故に女友達ができないのです。巨乳なんて概念、何で生まれたのでしょうか?
おれはでかいだけのHカップあって、妹からも羨ましがられるのですが、おれは妹が羨ましいのです。
男に媚びてるとかそんなわけなくて、確かに嫌らしい目で見られたりはしますが…。
巨乳のお友達を作ればいいんでしょうか?
ですが、それはそうそういないはずと思われるのです。
おれは、巨乳の女王や王女がいるお城に向かったのです。
王配は数年前に他界(何年前かは存じませんが)、今は女王と第一王女と第二王女だけみたいなのです。
城の兵士やメイドになることを考えていまして、おれにはどんな職場が向いているのかわからないからこそ、女王とお話する必要があるのです。
「女王様、働かせてくれませんか?」
「ならば、Y戦士の助手として働けばよかろう」
「助手ですか?」
「いいサポートになると思うぞ」
嫌な予感しかしないのは気のせいでしょうか?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜
音無響一
ファンタジー
わーい、異世界来ちゃった!
スキルスキル〜何かな何かな〜
ネットスーパー……?
これチートでしょ!?
当たりだよね!?
なになに……
注文できるのは、食材と調味料だけ?
完成品は?
カップ麺は?
え、私料理できないんだけど。
──詰みじゃん。
と思ったら、追放された料理人に拾われました。
素材しか買えない転移JK
追放された料理人
完成品ゼロ
便利アイテムなし
あるのは、調味料。
焼くだけなのに泣く。
塩で革命。
ソースで敗北。
そしてなぜかペンギンもいる。
今日も異世界で、
調味料無双しちゃいます!
異世界でトラック運送屋を始めました! ◆お手紙ひとつからベヒーモスまで、なんでもどこにでも安全に運びます! 多分!◆
八神 凪
ファンタジー
日野 玖虎(ひの ひさとら)は長距離トラック運転手で生計を立てる26歳。
そんな彼の学生時代は荒れており、父の居ない家庭でテンプレのように母親に苦労ばかりかけていたことがあった。
しかし母親が心労と働きづめで倒れてからは真面目になり、高校に通いながらバイトをして家計を助けると誓う。
高校を卒業後は母に償いをするため、自分に出来ることと言えば族時代にならした運転くらいだと長距離トラック運転手として仕事に励む。
確実かつ時間通りに荷物を届け、ミスをしない奇跡の配達員として異名を馳せるようになり、かつての荒れていた玖虎はもうどこにも居なかった。
だがある日、彼が夜の町を走っていると若者が飛び出してきたのだ。
まずいと思いブレーキを踏むが間に合わず、トラックは若者を跳ね飛ばす。
――はずだったが、気づけば見知らぬ森に囲まれた場所に、居た。
先ほどまで住宅街を走っていたはずなのにと困惑する中、備え付けのカーナビが光り出して画面にはとてつもない美人が映し出される。
そして女性は信じられないことを口にする。
ここはあなたの居た世界ではない、と――
かくして、異世界への扉を叩く羽目になった玖虎は気を取り直して異世界で生きていくことを決意。
そして今日も彼はトラックのアクセルを踏むのだった。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
異世界で大往生した私、現代日本に帰還して中学生からやり直す。~最強の補助魔法で、冴えないおっさんと最強美女を操って大金持ちになります~
タカノ
ファンタジー
異世界へ転移し、聖女として崇められ、愛する家族に囲まれて88歳で大往生した……はずだった。 目が覚めると、そこは現代日本。 孤児の中学2年生、小金沢ヒナ(14)に戻っていた。
時間は1秒も進んでおらず、待っていたのは明日のご飯にも困る極貧生活。 けれど、ヒナの中身は酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃん(88歳)のまま!
「もう一度、あの豊かで安らかな老後(スローライフ)を手に入れてみせる!」
ヒナは決意する。異世界で極めた国宝級の【補助魔法】と【回復魔法】をフル活用して、現代社会で大金を稼ぐことを。 ただし、魔法は自分自身には使えないし、中学生が目立つと色々面倒くさい。 そこでヒナがビジネスパートナー(手駒)に選んだのは――
公園で絶望していた「リストラされた冴えないおっさん」と、 借金取りに追われる「ワケあり最強美女」!?
おっさんを裏から魔法で強化して『カリスマ社長』に仕立て上げ、 美女をフルバフで『人間兵器』に変えてトラブルを物理的に粉砕。 表向きはニコニコ笑う美少女中学生、裏では彼らを操るフィクサー。
「さあ善さん、リオちゃん。稼ぎますよ。すべては私の平穏な老後のために!」
精神年齢おばあちゃんの少女が、金と魔法と年の功で無双する、痛快マネー・コメディ開幕!
余命僅かな大富豪を看取って、円満に未亡人になるはずでした
ぜんだ 夕里
恋愛
傾きかけた家を救うため、私が結んだのはあまりにも不謹慎な契約――余命いくばくもない大富豪の辺境伯様と結婚し、彼の最期を穏やかに看取ることで莫大な遺産を相続する、というものだった。
しかし、人の死を利用して富を得るなど不正義!
そう考えた私が立てたのは、前代未聞の計画。
「そうだ、遺産が残らないくらい贅沢の限りを尽くしてもらえば、すべて丸く収まるじゃない!」
氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!
本条蒼依
ファンタジー
氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。
死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。
大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる