152 / 393
番外編 さんにんは美魔法少女
第4話
しおりを挟む
はあああ‥‥力がみなぎって、あふれてくる。
この力が何なのか聞かれたらきっと答えられないと思う。
私自身にもわからない。
気がつけば三人はとんでもない格好‥‥になっていた。
「ええー」
三人で叫び声をあげた。
ここはマンションではなくて、土手にいた。
「ちょっと、この格好って‥‥?」
私は茶色のチェック柄のロングスカートに、厚底のスニーカー、スポーツブラの上に茶色のケープを羽織っている という‥‥奇抜、似合わない。
私、こんな服装いつ着替えたの?
肩まである長い茶色の髪は、ピンク混じりのショートヘアになっていた。
灰色は、眼鏡の形が変形して星形の眼鏡になり、背中まで長かった黒髪のロングヘアーがグレー混じりのショートヘアになっていた。瞳は左目が灰色、右目が黒。
靴はヒールのないサンダルにグレーのストッキング、キュロット、短い背中までしかないマントに、グレーのワイシャツ。
全体のイメージカラーは灰色と見てすぐにわかる。
ファッションの組み合わせがすごく悪い。
しかも、華奢な体型は筋肉質な体に変わり果てていた。
ゴールドも、腰まで長かったロングヘアがショートヘアになり、金髪の髪はオレンジの髪が混ざり、青い瞳は右目だけ黄色に変わり、ゴールドの嫌いなダメージデニム長ズボンになり、白い肌が褐色肌になり、モデルのように細かった体はお相撲さんのように太っていた。
「やだー、これー」
ゴールドが一人騒ぐ。
ゴールドが醜い豚かのような姿になっているのを見て、笑いを堪えることに必死になっていた。
私たち三人は変わりすぎるぐらい変わり果てていた。
もしかして、他の人からしたら私たちは違う人に見えるかもだし、むしろ変な人としか思われないかも。
「まず、ここがどこなのかを探るべきだわよね?」と灰色。
「うん。もしかしたらこれは夢かもしれないしね」
ゴールドは現実と受け入れたくないのかな?
あんな太っていて、不細工な顔立ちに変化したなら尚更‥‥。
「答えはひとつ。貴様ら三人は美魔法少女になれたんで」
小柄なおじさんが現れた。
「美魔法少女?」
「美的センスな魔法少女だ」
「どこが?なら、筋肉質もデブもいらないよね?」
「大丈夫だ。三人ともわしから見て可愛い。
わしの好みはデブや筋肉質だからな。
痩せている子は好きでないからな」
「あなたの好みで決めてたの?」
「そうだ」
おじさんが次の瞬間、熱烈に語り出した。
「巨乳や貧乳なんかよりも、美乳が第一なんでえ。
アニメに出てくる魔法少女を脚色させてもらった。
ピンクとかは流行りではない。これからは茶色、グレー、ゴールドを流行らす時代だがな。
わしの好きな色は茶色、グレー、ゴールド。
嫌いな色は、黄色と青。
青が一番嫌いでな、青は除外して考えたる。
ブラにケープは魅力的やん。
ブラにマント。
ブラに翼がはえてる。
ブラを隠す時代なんか変えてしまおうや。
髪の色は二色。
瞳はオッドアイ。
魔法少女は進化するし、戦い方も美を追求するようにならなくては。
ということで素手で戦うとか武器で戦うとかおてんばなことがあってはならんよ。
踊りながら戦うとか、歌いながらとかや」
「とにかく、ジジイ」
ゴールド‥‥、機嫌が悪いとそんな下品なことを言うようになる。
「ジジイではない。
名前を間違えとる。
ジージーだ」
名前を間違えたとかそんなんではなかったけど、意味がわかってなくてよかった。
だけど、ジージーなんて珍しい名前。
「妖精とか思っとくれ」
妖精には思えない。
「ジージーはどうしてワタシたちを魔法少女に?」と灰色。
「美魔法少女だ」
魔法少女も美魔法少女も一緒だよね?
美魔法少女にしてみたら、全然可愛くないし。
「うむ、よくぞ聞いておいた。
わしたちは戦う使命を放棄した。
何故なら、痛いのやだから」
「カッコ悪い」
ゴールドの言うとおり、カッコ悪いという言葉しか出てきそうにない。
「痛いのを三人協力して乗り越える。
これも使命」
何故、私たちが痛いのを体験しなくてはならない?
「痛いのは我慢すればおさまる。
が、わしは痛いの耐えられないから、貴様らが耐えてくれ」
「責任転嫁?」
灰色が腕を組んで、ジージーをにらみつけた。
「責任転嫁というより、なにかを救えた達成感をわしの代わりに体験することとなる。
敵はタコチューやん」
「タコチュー?」
「他己中心的の略だ。
他人中心の人生を優先して、自身を追い詰める猛威や」
タコチュー?
美魔法少女?
そんなフィクションみたいなことがあるかな?
この力が何なのか聞かれたらきっと答えられないと思う。
私自身にもわからない。
気がつけば三人はとんでもない格好‥‥になっていた。
「ええー」
三人で叫び声をあげた。
ここはマンションではなくて、土手にいた。
「ちょっと、この格好って‥‥?」
私は茶色のチェック柄のロングスカートに、厚底のスニーカー、スポーツブラの上に茶色のケープを羽織っている という‥‥奇抜、似合わない。
私、こんな服装いつ着替えたの?
肩まである長い茶色の髪は、ピンク混じりのショートヘアになっていた。
灰色は、眼鏡の形が変形して星形の眼鏡になり、背中まで長かった黒髪のロングヘアーがグレー混じりのショートヘアになっていた。瞳は左目が灰色、右目が黒。
靴はヒールのないサンダルにグレーのストッキング、キュロット、短い背中までしかないマントに、グレーのワイシャツ。
全体のイメージカラーは灰色と見てすぐにわかる。
ファッションの組み合わせがすごく悪い。
しかも、華奢な体型は筋肉質な体に変わり果てていた。
ゴールドも、腰まで長かったロングヘアがショートヘアになり、金髪の髪はオレンジの髪が混ざり、青い瞳は右目だけ黄色に変わり、ゴールドの嫌いなダメージデニム長ズボンになり、白い肌が褐色肌になり、モデルのように細かった体はお相撲さんのように太っていた。
「やだー、これー」
ゴールドが一人騒ぐ。
ゴールドが醜い豚かのような姿になっているのを見て、笑いを堪えることに必死になっていた。
私たち三人は変わりすぎるぐらい変わり果てていた。
もしかして、他の人からしたら私たちは違う人に見えるかもだし、むしろ変な人としか思われないかも。
「まず、ここがどこなのかを探るべきだわよね?」と灰色。
「うん。もしかしたらこれは夢かもしれないしね」
ゴールドは現実と受け入れたくないのかな?
あんな太っていて、不細工な顔立ちに変化したなら尚更‥‥。
「答えはひとつ。貴様ら三人は美魔法少女になれたんで」
小柄なおじさんが現れた。
「美魔法少女?」
「美的センスな魔法少女だ」
「どこが?なら、筋肉質もデブもいらないよね?」
「大丈夫だ。三人ともわしから見て可愛い。
わしの好みはデブや筋肉質だからな。
痩せている子は好きでないからな」
「あなたの好みで決めてたの?」
「そうだ」
おじさんが次の瞬間、熱烈に語り出した。
「巨乳や貧乳なんかよりも、美乳が第一なんでえ。
アニメに出てくる魔法少女を脚色させてもらった。
ピンクとかは流行りではない。これからは茶色、グレー、ゴールドを流行らす時代だがな。
わしの好きな色は茶色、グレー、ゴールド。
嫌いな色は、黄色と青。
青が一番嫌いでな、青は除外して考えたる。
ブラにケープは魅力的やん。
ブラにマント。
ブラに翼がはえてる。
ブラを隠す時代なんか変えてしまおうや。
髪の色は二色。
瞳はオッドアイ。
魔法少女は進化するし、戦い方も美を追求するようにならなくては。
ということで素手で戦うとか武器で戦うとかおてんばなことがあってはならんよ。
踊りながら戦うとか、歌いながらとかや」
「とにかく、ジジイ」
ゴールド‥‥、機嫌が悪いとそんな下品なことを言うようになる。
「ジジイではない。
名前を間違えとる。
ジージーだ」
名前を間違えたとかそんなんではなかったけど、意味がわかってなくてよかった。
だけど、ジージーなんて珍しい名前。
「妖精とか思っとくれ」
妖精には思えない。
「ジージーはどうしてワタシたちを魔法少女に?」と灰色。
「美魔法少女だ」
魔法少女も美魔法少女も一緒だよね?
美魔法少女にしてみたら、全然可愛くないし。
「うむ、よくぞ聞いておいた。
わしたちは戦う使命を放棄した。
何故なら、痛いのやだから」
「カッコ悪い」
ゴールドの言うとおり、カッコ悪いという言葉しか出てきそうにない。
「痛いのを三人協力して乗り越える。
これも使命」
何故、私たちが痛いのを体験しなくてはならない?
「痛いのは我慢すればおさまる。
が、わしは痛いの耐えられないから、貴様らが耐えてくれ」
「責任転嫁?」
灰色が腕を組んで、ジージーをにらみつけた。
「責任転嫁というより、なにかを救えた達成感をわしの代わりに体験することとなる。
敵はタコチューやん」
「タコチュー?」
「他己中心的の略だ。
他人中心の人生を優先して、自身を追い詰める猛威や」
タコチュー?
美魔法少女?
そんなフィクションみたいなことがあるかな?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!
本条蒼依
ファンタジー
氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。
死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。
大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる