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番外編 山賊に愛されて
第6話
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「見つけたぞ」
「ヤンス‥‥!」
あの体型は、ヤンスしか考えられなかった。
「どこに行ってたかと不安になったぞ」
「それはすまなかった」
「オレは、らいが好きなんだ」
「それは聞いた」
ヤンスの気持ちはもうすでに知ってる。
だけど‥‥
「オレは、今でも愛してるぜ」
「愛してるなら、どうして?
僕たち、他人だよね?どこかで会ったことあるの?
見ず知らずの人に言われたくない」
「らい‥‥」
「僕たち、前世で何の関わりがあったか教えてよ」
「らいが言うなら‥‥。
オレ、タンパニー、ザイコスキーは幼なじみだった。
オレはこう見えても50年以上は生きている。
今から30年前、みつごの王子がいてな、
ザイコスキーは、第一王子を、
タンパニーは、第二王子を、
オレは、第三王子を愛するようになった。
らいは、第三王子の生まれ変わりなんだよ。
らい、前世みたくまたオレを愛してくれ」
「そんなこと言われても、前世なんてわからない‥‥。
そんな約束したのか?」
「してないが、一度も忘れたことなんかなかった。頼む‥‥」
「前世がそうだとしても、今の僕は違う‥‥」
「それでも‥‥」
男同士の恋愛なんてありだと思う?
考えれば、恋愛なんて自由。
恋する気持ちを体験したことはない。
女の子にモテるわけでもない‥‥。
「愛してくれるなら‥‥僕を閉じ込めないでよ‥‥」
「らい?」
「君の独占欲は強すぎる。こっちの気持ちにもなってほしい。
好きになるなら、それなりの‥‥」
何を言えばいい?傷つけたくない。
「自分だけ知ってるなんて不平等だよ。
愛しているなら、本当のことを行ってほしいよ。
自分だけの気持ちで成立させないで」
言いたいことは言いきった。
ヤンスは泣きそうになりながら、
「悪い、悪かった‥‥。
前世のことを知ったら、思い出したら、辛くなると思ったんだ」
ヤンスが僕を抱きしめたから、僕は受け入れた。
「一緒に帰ろう‥‥」
「うん」
ヤンスには、僕しかいないのかな?
ヤンスと一緒に山へ向かったら、氷山になっていた。
「これは、一体どうなっている?」
「みんな、殺しましたわ」
声のした方を向くと、見知らぬ女性。
「ヤンス様、あなたには不幸になってもらいますわよ」
「氷狩‥‥!」
この人が氷狩。
「諦めることですわね。みんな死んでしまいましたわ。
世界の山賊、海賊、空賊、全て滅ぼしたわ」
「らい、逃げるんだ‥‥」
「そんなせっかく‥‥」
「いいから」
ヤンスは目の前で、氷狩に剣で首を切られ、首が転がった‥‥。
僕はあまりのことで、状況が理解できなかった。
「次は、山賊専門退治屋のいる街を滅ぼすことですわね。
らい様、あたくしと一緒に行きましょう」
「いやだ、誰が君なんかと‥‥」
「同じ浮気相手の子ども同士仲良くしましょうよ」
「浮気相手の子ども‥‥?」
「何にも知らないですのね。なら、教えて差し上げますわ。
らい様は、あたくしの実の父とその浮気相手との間にできた子どもですのよ」
「そんな‥‥」
「では、質問しますわよ。
自分のお父様が誰かご存知ですか?」
「知らない‥‥」
僕はシングルマザーで、父親のことは一切語られてなかった。
「らい様の母、稲光様は雷の使い手で、男が既婚者と知らなくて妊娠しましたのよ。
稲光様は、逃げるように人間世界で、生活しましたわ。
つまり、らい様は異世界生まれの人間世界育ちですわよ」
「お願い、もう何も言わないで‥‥」
僕は泣いてしまいそうだった。
事実のような気がしたから。
だい巨、だい巨の兄、氷狩、僕、みんな異母きょうだいということになる。
自分は今まで一人っ子なのだと思っていた。
「あとは、だい巨とだい巨の両親も殺しておかなくちゃ」
「どうして、だい巨が何をしたの?」
「だい巨は、あたくしの父の奥様の娘さんよ」
「だからって‥‥?」
「あたくしは、不幸な浮気相手の子どもよ。
あなたもそうなんですのよ。姉弟仲良くしましょうよ」
「だい巨は、ずっとお兄さんを探しているから‥‥」
「お兄さんなら、あたくしが殺しましたわ」
「なら、浮気したのは誰だ?浮気するやつをやればいい」
「ええ。ですから、浮気できないように差し上げました。
浮気できないように、焼き殺しましたわよ」
僕は、氷狩に担がれた。
氷狩は、僕よりも小柄なはずなのに、腕力が強かった。
「見なさい。街のみんなの最後を、山賊専門退治屋の最後を、だい巨の最後を」
たしか、だい巨はこの街にいて、炎化、るら水、水湖は三人とも別の依頼で街を出てたはず。
「やめるんだ‥‥」
「おっしゃるだけならできますわ」
僕は、雷を空から出して、氷狩が感電した。
氷狩は、氷の上に僕を投げつけた。
衝撃で、氷が割れて、僕は水の中に落ちた。
「ヤンス‥‥!」
あの体型は、ヤンスしか考えられなかった。
「どこに行ってたかと不安になったぞ」
「それはすまなかった」
「オレは、らいが好きなんだ」
「それは聞いた」
ヤンスの気持ちはもうすでに知ってる。
だけど‥‥
「オレは、今でも愛してるぜ」
「愛してるなら、どうして?
僕たち、他人だよね?どこかで会ったことあるの?
見ず知らずの人に言われたくない」
「らい‥‥」
「僕たち、前世で何の関わりがあったか教えてよ」
「らいが言うなら‥‥。
オレ、タンパニー、ザイコスキーは幼なじみだった。
オレはこう見えても50年以上は生きている。
今から30年前、みつごの王子がいてな、
ザイコスキーは、第一王子を、
タンパニーは、第二王子を、
オレは、第三王子を愛するようになった。
らいは、第三王子の生まれ変わりなんだよ。
らい、前世みたくまたオレを愛してくれ」
「そんなこと言われても、前世なんてわからない‥‥。
そんな約束したのか?」
「してないが、一度も忘れたことなんかなかった。頼む‥‥」
「前世がそうだとしても、今の僕は違う‥‥」
「それでも‥‥」
男同士の恋愛なんてありだと思う?
考えれば、恋愛なんて自由。
恋する気持ちを体験したことはない。
女の子にモテるわけでもない‥‥。
「愛してくれるなら‥‥僕を閉じ込めないでよ‥‥」
「らい?」
「君の独占欲は強すぎる。こっちの気持ちにもなってほしい。
好きになるなら、それなりの‥‥」
何を言えばいい?傷つけたくない。
「自分だけ知ってるなんて不平等だよ。
愛しているなら、本当のことを行ってほしいよ。
自分だけの気持ちで成立させないで」
言いたいことは言いきった。
ヤンスは泣きそうになりながら、
「悪い、悪かった‥‥。
前世のことを知ったら、思い出したら、辛くなると思ったんだ」
ヤンスが僕を抱きしめたから、僕は受け入れた。
「一緒に帰ろう‥‥」
「うん」
ヤンスには、僕しかいないのかな?
ヤンスと一緒に山へ向かったら、氷山になっていた。
「これは、一体どうなっている?」
「みんな、殺しましたわ」
声のした方を向くと、見知らぬ女性。
「ヤンス様、あなたには不幸になってもらいますわよ」
「氷狩‥‥!」
この人が氷狩。
「諦めることですわね。みんな死んでしまいましたわ。
世界の山賊、海賊、空賊、全て滅ぼしたわ」
「らい、逃げるんだ‥‥」
「そんなせっかく‥‥」
「いいから」
ヤンスは目の前で、氷狩に剣で首を切られ、首が転がった‥‥。
僕はあまりのことで、状況が理解できなかった。
「次は、山賊専門退治屋のいる街を滅ぼすことですわね。
らい様、あたくしと一緒に行きましょう」
「いやだ、誰が君なんかと‥‥」
「同じ浮気相手の子ども同士仲良くしましょうよ」
「浮気相手の子ども‥‥?」
「何にも知らないですのね。なら、教えて差し上げますわ。
らい様は、あたくしの実の父とその浮気相手との間にできた子どもですのよ」
「そんな‥‥」
「では、質問しますわよ。
自分のお父様が誰かご存知ですか?」
「知らない‥‥」
僕はシングルマザーで、父親のことは一切語られてなかった。
「らい様の母、稲光様は雷の使い手で、男が既婚者と知らなくて妊娠しましたのよ。
稲光様は、逃げるように人間世界で、生活しましたわ。
つまり、らい様は異世界生まれの人間世界育ちですわよ」
「お願い、もう何も言わないで‥‥」
僕は泣いてしまいそうだった。
事実のような気がしたから。
だい巨、だい巨の兄、氷狩、僕、みんな異母きょうだいということになる。
自分は今まで一人っ子なのだと思っていた。
「あとは、だい巨とだい巨の両親も殺しておかなくちゃ」
「どうして、だい巨が何をしたの?」
「だい巨は、あたくしの父の奥様の娘さんよ」
「だからって‥‥?」
「あたくしは、不幸な浮気相手の子どもよ。
あなたもそうなんですのよ。姉弟仲良くしましょうよ」
「だい巨は、ずっとお兄さんを探しているから‥‥」
「お兄さんなら、あたくしが殺しましたわ」
「なら、浮気したのは誰だ?浮気するやつをやればいい」
「ええ。ですから、浮気できないように差し上げました。
浮気できないように、焼き殺しましたわよ」
僕は、氷狩に担がれた。
氷狩は、僕よりも小柄なはずなのに、腕力が強かった。
「見なさい。街のみんなの最後を、山賊専門退治屋の最後を、だい巨の最後を」
たしか、だい巨はこの街にいて、炎化、るら水、水湖は三人とも別の依頼で街を出てたはず。
「やめるんだ‥‥」
「おっしゃるだけならできますわ」
僕は、雷を空から出して、氷狩が感電した。
氷狩は、氷の上に僕を投げつけた。
衝撃で、氷が割れて、僕は水の中に落ちた。
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