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番外編 山賊に愛されて
第5話
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山賊専門退治屋には、グループがあるらしく、僕はるら水のグループを紹介された。
リーダー 水湖
副リーダー るら水
だい巨《こ》。
三人のグループで、グループが少ないから募集しているらしいけど、集まらないらしい。
だい巨は、身長が160センチぐらいあり、グループの中では一番高い。
だい巨は、ずっと前からいたわけではなく、ここ最近になって異世界に来た僕と同じ人間世界出身らしい。
きっかけは、津波に巻き込まれそうなところを、偶然通りかかった水の使い手に助けてもらったらしい。
「人間世界で、津波なんか起こったけ?」
「私の家は、海の近くだから」
「家族はどうしたの?」
「助かったよ。ただ、お兄ちゃんだけが行方不明で‥‥。
聞く話によると、空賊にさらわれたみたいで、お兄ちゃんを探すために山賊専門退治屋に入ったの」
「なら、空賊専門退治屋に入ればいいだろ?」
「空賊専門退治屋がなくなったの」
「え?」
「空賊専門退治屋という職がなくなって、みんな解雇。
水湖の妹が解雇になって、就職先どうしたんだろう?」
「あー、だい巨」
振り向くと、小柄な女の子。
「炎化《ほのか》ちゃん。
この子が、水湖の妹よ」
僕は、名字を聞くことにした。すると、
千羽《ちば》だい巨。
空園《そらぞの》炎化と、珊瑚礁《さんごしょう》水湖。
待てよ、何で姉妹で名字違うんだ?
水湖と炎化の姉が、海冷《かいれい》氷狩《ひかり》と教えてもらった。
姉妹三人で、何故名字が違う?
「うちたち、三人とも養子だから」と水湖。
「炎化の実の父が炎の使い手の空園さんで、母が水の使い手の珊瑚礁さんで、水湖とは本当の姉妹だけど、氷狩は従姉妹」
「離婚したの?」
「ううん、最初から結婚してない。事実婚だから。
それで、親権は、水湖が母で、炎化が父」
「うちが話すね。
水と炎の恋をしたの。
氷狩の母が、炎の恋と氷の恋。父の姉の娘となるの」
「禁断の恋にならないの?」
「そんなおとぎ話みたいなことないよ。
自己責任だもん」と水湖。
「だけど、氷の使い手は既婚者であることを知らなくて、氷狩の母は浮気相手の子どもとなるの」
「二股してたの?」
「ううん、三股」と炎化。「氷狩の実の父は結婚しておきながら二人の浮気相手がいて、その一人が氷狩の母だったんだよ」
「可哀想なことに、結婚している奥さんも、もう一人の浮気相手も妊娠していたの」
「そもそも三股なんてどうやってしたの?
しかも、三人とも妊娠って‥‥」
「氷狩の父は、巨乳好きで、巨乳の人を見つけては結婚を申し込んだり、結婚しても巨乳の人を見つけて『独身』と嘘ついて
浮気してたらしい。
三股がばれないように、仕事で忙しいと嘘ついていたらしい。
その上、DVとか奥さんにしてたから、奥さんは身も心も支配されていたらしいの。
二人の浮気相手は妊娠をきっかけに結婚を考えて、家族に挨拶に行ったら、浮気がばれて‥‥。
厄介なことに、三人とも妊娠していたと言う‥‥。」
「その一人が私とお兄ちゃんで、その一人が氷狩。
私の父は本当の父ではなくて、本当の父は、その人なの。
私とお兄ちゃんは誕生日が違う双子だから」
「ていうことは、氷狩の異母姉妹?」
「そうゆうことになるね」
「浮気相手の一人?」
「ううん、母さんは、浮気の被害者。
つまり、結婚してたの」
「っていうことは‥‥?」
「母さんは離婚した後、幼なじみである父さんと再婚したの。
だけど、氷狩は恐れているの。
母さんからしてみれば、氷狩の母も含めて浮気相手だから。
氷狩の母は、誰とも結婚していないし」
「氷狩の母さんはその後どうしたの?」
「氷狩の母は、炎の使い手。
炎の使い手は、氷の使い手の親権なんかとれないし、とっても育てられない。
氷狩を育てられる人に養子をとるか、父に親権を譲るか、父の親族に親権を譲るか」
「だけど、浮気相手との間にできた子どもだからね。
親権をとるも、冷たい目線らしいし」
「もう一人の浮気相手の子どもは‥‥?」
「もう一人は、雷の使い手で、子どもも雷の使い手だから問題ないけど、シングルマザーにはなるよね」
氷狩は聞けば聞くほど可哀想に思えた。
氷狩を救ってあげたい。
だけど、浮気相手の子どもという事実を変えるなんてできない。
リーダー 水湖
副リーダー るら水
だい巨《こ》。
三人のグループで、グループが少ないから募集しているらしいけど、集まらないらしい。
だい巨は、身長が160センチぐらいあり、グループの中では一番高い。
だい巨は、ずっと前からいたわけではなく、ここ最近になって異世界に来た僕と同じ人間世界出身らしい。
きっかけは、津波に巻き込まれそうなところを、偶然通りかかった水の使い手に助けてもらったらしい。
「人間世界で、津波なんか起こったけ?」
「私の家は、海の近くだから」
「家族はどうしたの?」
「助かったよ。ただ、お兄ちゃんだけが行方不明で‥‥。
聞く話によると、空賊にさらわれたみたいで、お兄ちゃんを探すために山賊専門退治屋に入ったの」
「なら、空賊専門退治屋に入ればいいだろ?」
「空賊専門退治屋がなくなったの」
「え?」
「空賊専門退治屋という職がなくなって、みんな解雇。
水湖の妹が解雇になって、就職先どうしたんだろう?」
「あー、だい巨」
振り向くと、小柄な女の子。
「炎化《ほのか》ちゃん。
この子が、水湖の妹よ」
僕は、名字を聞くことにした。すると、
千羽《ちば》だい巨。
空園《そらぞの》炎化と、珊瑚礁《さんごしょう》水湖。
待てよ、何で姉妹で名字違うんだ?
水湖と炎化の姉が、海冷《かいれい》氷狩《ひかり》と教えてもらった。
姉妹三人で、何故名字が違う?
「うちたち、三人とも養子だから」と水湖。
「炎化の実の父が炎の使い手の空園さんで、母が水の使い手の珊瑚礁さんで、水湖とは本当の姉妹だけど、氷狩は従姉妹」
「離婚したの?」
「ううん、最初から結婚してない。事実婚だから。
それで、親権は、水湖が母で、炎化が父」
「うちが話すね。
水と炎の恋をしたの。
氷狩の母が、炎の恋と氷の恋。父の姉の娘となるの」
「禁断の恋にならないの?」
「そんなおとぎ話みたいなことないよ。
自己責任だもん」と水湖。
「だけど、氷の使い手は既婚者であることを知らなくて、氷狩の母は浮気相手の子どもとなるの」
「二股してたの?」
「ううん、三股」と炎化。「氷狩の実の父は結婚しておきながら二人の浮気相手がいて、その一人が氷狩の母だったんだよ」
「可哀想なことに、結婚している奥さんも、もう一人の浮気相手も妊娠していたの」
「そもそも三股なんてどうやってしたの?
しかも、三人とも妊娠って‥‥」
「氷狩の父は、巨乳好きで、巨乳の人を見つけては結婚を申し込んだり、結婚しても巨乳の人を見つけて『独身』と嘘ついて
浮気してたらしい。
三股がばれないように、仕事で忙しいと嘘ついていたらしい。
その上、DVとか奥さんにしてたから、奥さんは身も心も支配されていたらしいの。
二人の浮気相手は妊娠をきっかけに結婚を考えて、家族に挨拶に行ったら、浮気がばれて‥‥。
厄介なことに、三人とも妊娠していたと言う‥‥。」
「その一人が私とお兄ちゃんで、その一人が氷狩。
私の父は本当の父ではなくて、本当の父は、その人なの。
私とお兄ちゃんは誕生日が違う双子だから」
「ていうことは、氷狩の異母姉妹?」
「そうゆうことになるね」
「浮気相手の一人?」
「ううん、母さんは、浮気の被害者。
つまり、結婚してたの」
「っていうことは‥‥?」
「母さんは離婚した後、幼なじみである父さんと再婚したの。
だけど、氷狩は恐れているの。
母さんからしてみれば、氷狩の母も含めて浮気相手だから。
氷狩の母は、誰とも結婚していないし」
「氷狩の母さんはその後どうしたの?」
「氷狩の母は、炎の使い手。
炎の使い手は、氷の使い手の親権なんかとれないし、とっても育てられない。
氷狩を育てられる人に養子をとるか、父に親権を譲るか、父の親族に親権を譲るか」
「だけど、浮気相手との間にできた子どもだからね。
親権をとるも、冷たい目線らしいし」
「もう一人の浮気相手の子どもは‥‥?」
「もう一人は、雷の使い手で、子どもも雷の使い手だから問題ないけど、シングルマザーにはなるよね」
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