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番外編 モテるお嬢様の苦悩
第3話
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綺麗な容姿のせいで、悲惨なことが起こる。
18歳の誕生日に結婚を迫られたこともあったし、
店員さんに入った瞬間に話かけられ、この服が似合うとすすられたり、
他校の全然知らない生徒に告白されたり、
ストーカー被害に会ったこともあったし、
芸能やモデルのスカウトを受けたこともあった。
だから、綺麗な容姿がいやでしかたなかった。
共学だったころは、女子に妬まれ、女子を敵に回したことがあって、
居づらくなって、女子校に転校したこともあった。
男女の友情も最初は仲良くなれたものの、そのうち、異性の友達は私を友達として見てくれなくなり、異性として見ては、告白するようになっていた。
女子校に転校しても、他校の男子生徒から告白されるようになったため、
女子校では最初はうらやましがられても、妬む人も出てきて、
高校から大学は、通信制にしていた。
私の中身なんて、見てくれない。
中身で好きになってほしかった。
「どうだろうと、私には関係ない」
冷たく言い放ってしまった。
「ほう。性格はひねくれてるんだな」
外見は綺麗とかよく言われたけれど、性格がいいとか言われたことはない。
いつも、性格ブスだったような気がする。
男子のことは悪く言うし、いやなことは我慢できないし、男の子に負けることがいやで勝負ごとは何回も挑戦したり、ゲームとか少年漫画は嫌いで、少女漫画を男子にすすめたりもした。
なぜか、男子は少女漫画を嫌がる。
少女漫画みたいなイケメンになってくれれば、私も、男子を見直せたのに。
私はスポーツとか好きで、筋肉質にもなっていた。殴り合うスポーツとか好きだった。ボクシングは好きで、中学の時は、ボクシング部に入っていた。
そして、お風呂は嫌いで、三日もお風呂に入っていないこともあった。
何よりも、私は大のファザコンと呼ばれるくれいのお父さん大好き。
お父さんと父方のおじいちゃんも好き。
お父さんとおじいちゃんみたいな人は、私の身近にいなかった。
「性格なんて、そんなひねくれてる?」
「自分の性格は、わかっているのか?」
「わからないけど、気にしたことはなかった」
「そうか。やはり、第一王女の子供なんだな」
「第一王女がなんだか知らないけど、私は私。
まず、あんたが何者か、語ってよ」
「オレは、第一王女の元花婿候補の隣国の王子だ。名前は、ヤッシュと言う」
「ふうん、ヤッシュかあ、私は冬胡」
「知ってる。第一王女が人間と結ばれて、子供ができたという話を聞いて、その長女と結婚するという話を、第二王女から、女王になった者から聞いた」
18歳の誕生日に結婚を迫られたこともあったし、
店員さんに入った瞬間に話かけられ、この服が似合うとすすられたり、
他校の全然知らない生徒に告白されたり、
ストーカー被害に会ったこともあったし、
芸能やモデルのスカウトを受けたこともあった。
だから、綺麗な容姿がいやでしかたなかった。
共学だったころは、女子に妬まれ、女子を敵に回したことがあって、
居づらくなって、女子校に転校したこともあった。
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女子校に転校しても、他校の男子生徒から告白されるようになったため、
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冷たく言い放ってしまった。
「ほう。性格はひねくれてるんだな」
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いつも、性格ブスだったような気がする。
男子のことは悪く言うし、いやなことは我慢できないし、男の子に負けることがいやで勝負ごとは何回も挑戦したり、ゲームとか少年漫画は嫌いで、少女漫画を男子にすすめたりもした。
なぜか、男子は少女漫画を嫌がる。
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私はスポーツとか好きで、筋肉質にもなっていた。殴り合うスポーツとか好きだった。ボクシングは好きで、中学の時は、ボクシング部に入っていた。
そして、お風呂は嫌いで、三日もお風呂に入っていないこともあった。
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「性格なんて、そんなひねくれてる?」
「自分の性格は、わかっているのか?」
「わからないけど、気にしたことはなかった」
「そうか。やはり、第一王女の子供なんだな」
「第一王女がなんだか知らないけど、私は私。
まず、あんたが何者か、語ってよ」
「オレは、第一王女の元花婿候補の隣国の王子だ。名前は、ヤッシュと言う」
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