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1章 はじまり
10話 *待て
♦
晴柊は、ピピピッという体温計が鳴る音で目を覚ました。そこには、約24時間ぶりの琳太郎がいた。最後に彼を見たのは、玩具を突っ込まれ放置され、挙句の果てにだらしない姿を晒したあれ以来だったので、晴柊は恥ずかしさに何も言えず体温計を確認する琳太郎を見た。
「下がったな。処女熱だから後は引かないだろう。」
全ての発端はこいつのせいなのだが、こいつの部下のおかげで回復できたことも確かだったので、文句は言えない。帰りは遅くなると言っていたから、今は夜中であろう。琳太郎はタバコを吸っていた。琳太郎からはタバコと香水の匂いがする。香水はいつもキツめだ。仕事柄返り血を浴びることも多く、香水を多めにつけるのが癖になっていた。
「昨日は随分よさそうだったな。あれ、気に入ったか?」
「そんな訳ないだろ…。」
「なんだ、元気そうじゃねえか。」
晴柊の返事を聞くなり琳太郎は意地悪く笑う。晴柊の方にあるベットサイドに置いていた灰皿で晴柊に覆いかぶさるようにしてタバコの火を消した。そしてよいしょっと晴柊の両脇に手を差し込み無理やり起き上がらせる。晴柊は、まだ琳太郎の雰囲気に慣れないでいた。殴るし蹴るし、酷いことするし、と日下部たちの様に接することはできないでいた。昨日の口端とお腹の傷は、篠ケ谷によって手当されていた。今日も拘束されるのかと思ったが、そうではないらしい。
「お前は淫乱の素質があるよ。2回目にしてここであんなに気持ちよくなれるのは、天才だよ。」
晴柊の股を割り、琳太郎がその間に入る。晴柊の秘所をトランクス越しになぞり、入口に指を当てがった。晴柊の肌が粟立つ。
「なっ……適当なこというなっ……!」
「おまけに、マゾっ気もあるときたもんだ。」
その手を上に滑らせ、晴柊の乳首をTシャツ越しにぎゅぅっと摘まんだ。痛い!と思ったのも束の間、ぱっと手が離されると、そのジンジンと後引く痛みに息を挙げた。布越しにもわかるくらい、晴柊の乳首は物欲しそうに立ち上がっていた。琳太郎はまだ脱がそうとせず、シャツ越しに乳首に爪を立て、カリカリと擦った。
「ひ、ぃっ……ん、ん、ぁっ……!」
思わず琳太郎の肩を掴む。そうしないと、ベットに背をつけ倒れこんでしまいそうだった。晴柊は初めて手が自由であったため、どうしたらいいかわかなくなっていた。今にでも目の前の男を殴ってやりたい気持ちもあるが、倍になって帰ってくることがわかっているので、なにもしない。
布を挟むことによって刺激が和らぐことで、気持ちよさが増大するその乳首の触り方に、足の指にぎゅっと力が入った。
「次はどうして欲しい?ご主人様にお願いしてみな。」
首を横に振るが、晴柊は腰を前後に揺らし自らのモノを琳太郎にこすりつけるようにしてゆっくりと揺らした。琳太郎はそんな晴柊を見て身体と気持ちで相反する動きをしていることに強情だなと思うと同時に、躾は早いうちにしておかないと後からでは大変だと本家で昔飼っていた犬の存在を思い出し、甘えることは許さないと、バシッと晴柊の頬を叩く。
「おい、口で言うんだよ、変態犬。」
子犬が鳴くように小さく声をあげた晴柊の頬をもう一度大きく、今度は催促を兼ねて叩いた。
「さ、……っ……て。」
「聞こえない。どこを、どうやって?ご主人様に対する口調にも気をつけろよ。次言えなかったら、ここにピアス開けるぞ。」
琳太郎が晴柊のモノに触れて指でぐりぐりとマークするように押した。晴柊はぎょっとして、恥ずかしさに涙が流れそうなのを必死に堪えながら、必死になって答えた。
「ちく、びっ……直接、かりかりしてぇっ……ち、ちんこ、もっ……ぐちゅぐちゅって……扱いてほしい、ですっ……ぁんっ!?」
言い終えたと同時に、琳太郎の手が晴柊のトランクスのなかに突っ込まれ、言われたとおりに、と言わんばかりに上下に扱いた。僅かに乳首を弄られ、頬を叩かれ、恥ずかしいことを言わされただけでこの有様だ。シャツを捲り上げ、空いている手で望み通り直接乳首に爪を立てた。晴柊は気持ちよさから、上半身を起こした体勢を維持することが困難になり、背中をぼふっとベットに預けた。激しく陰部を扱かれていることに、こみ上げてきた射精感に堪えられなくなった晴柊は一段と声を大きくして喘いだ。
「ぅ、ぁあっ……!い、くぅっ……イグぅっ……!」
「おい、誰がイッていいって言った?」
琳太郎の手がぴたっと止み、切なそうに涙を垂らすように我慢汁が漏れた晴柊の陰茎を、ぺしっと叩いた。その刺激だけでもイッてしまいそうになるが、ぐっと堪える。もどかしい。イッてしまいたい。羞恥を忘れ、目先にある大きな快感を得ようと、晴柊は必死になった。
「ご、ごめんなさぃっ……いかせて、いかせてくださぃっ……!」
今すぐ出して楽になりたい、と腰を揺らして懇願する。
「さっきからお願いばかりして、待てができない犬だなぁ。」
ぺちぺちと晴柊のモノを叩き続かれる。そうしろと命令してるのはお前の癖に、と言いたかったが、そんなこと言えるはずがない。今は彼の言うことを素直に聞いて、気に入られて、早く気持ちよくなりたい。晴柊は2日目にして初日とは圧倒的に、身体の快に対する貪欲さが変化していた。
「今日からご主人様のご奉仕も勉強しような。うまくできたらこれ、ぶち込んでやるから。」
そう言うと琳太郎は、スーツを脱ぎ、その大きなモノを晴柊の顔の前に当てがった。男らしい性的な匂いが晴柊の鼻をくすぐる。
晴柊の穴を裂けるまで犯したこれが、今はどうしようもなく欲しくてたまらなかった。あれほど痛かったはずのお尻が、今は疼いて仕方がない。たった2日でこの陥落ぶり、と一瞬晴柊は嫌悪感に襲われそうになったが、そんなこと一瞬で考えられなくさせたのは、琳太郎のタバコと香水と、雄の匂いだった。
晴柊は、ピピピッという体温計が鳴る音で目を覚ました。そこには、約24時間ぶりの琳太郎がいた。最後に彼を見たのは、玩具を突っ込まれ放置され、挙句の果てにだらしない姿を晒したあれ以来だったので、晴柊は恥ずかしさに何も言えず体温計を確認する琳太郎を見た。
「下がったな。処女熱だから後は引かないだろう。」
全ての発端はこいつのせいなのだが、こいつの部下のおかげで回復できたことも確かだったので、文句は言えない。帰りは遅くなると言っていたから、今は夜中であろう。琳太郎はタバコを吸っていた。琳太郎からはタバコと香水の匂いがする。香水はいつもキツめだ。仕事柄返り血を浴びることも多く、香水を多めにつけるのが癖になっていた。
「昨日は随分よさそうだったな。あれ、気に入ったか?」
「そんな訳ないだろ…。」
「なんだ、元気そうじゃねえか。」
晴柊の返事を聞くなり琳太郎は意地悪く笑う。晴柊の方にあるベットサイドに置いていた灰皿で晴柊に覆いかぶさるようにしてタバコの火を消した。そしてよいしょっと晴柊の両脇に手を差し込み無理やり起き上がらせる。晴柊は、まだ琳太郎の雰囲気に慣れないでいた。殴るし蹴るし、酷いことするし、と日下部たちの様に接することはできないでいた。昨日の口端とお腹の傷は、篠ケ谷によって手当されていた。今日も拘束されるのかと思ったが、そうではないらしい。
「お前は淫乱の素質があるよ。2回目にしてここであんなに気持ちよくなれるのは、天才だよ。」
晴柊の股を割り、琳太郎がその間に入る。晴柊の秘所をトランクス越しになぞり、入口に指を当てがった。晴柊の肌が粟立つ。
「なっ……適当なこというなっ……!」
「おまけに、マゾっ気もあるときたもんだ。」
その手を上に滑らせ、晴柊の乳首をTシャツ越しにぎゅぅっと摘まんだ。痛い!と思ったのも束の間、ぱっと手が離されると、そのジンジンと後引く痛みに息を挙げた。布越しにもわかるくらい、晴柊の乳首は物欲しそうに立ち上がっていた。琳太郎はまだ脱がそうとせず、シャツ越しに乳首に爪を立て、カリカリと擦った。
「ひ、ぃっ……ん、ん、ぁっ……!」
思わず琳太郎の肩を掴む。そうしないと、ベットに背をつけ倒れこんでしまいそうだった。晴柊は初めて手が自由であったため、どうしたらいいかわかなくなっていた。今にでも目の前の男を殴ってやりたい気持ちもあるが、倍になって帰ってくることがわかっているので、なにもしない。
布を挟むことによって刺激が和らぐことで、気持ちよさが増大するその乳首の触り方に、足の指にぎゅっと力が入った。
「次はどうして欲しい?ご主人様にお願いしてみな。」
首を横に振るが、晴柊は腰を前後に揺らし自らのモノを琳太郎にこすりつけるようにしてゆっくりと揺らした。琳太郎はそんな晴柊を見て身体と気持ちで相反する動きをしていることに強情だなと思うと同時に、躾は早いうちにしておかないと後からでは大変だと本家で昔飼っていた犬の存在を思い出し、甘えることは許さないと、バシッと晴柊の頬を叩く。
「おい、口で言うんだよ、変態犬。」
子犬が鳴くように小さく声をあげた晴柊の頬をもう一度大きく、今度は催促を兼ねて叩いた。
「さ、……っ……て。」
「聞こえない。どこを、どうやって?ご主人様に対する口調にも気をつけろよ。次言えなかったら、ここにピアス開けるぞ。」
琳太郎が晴柊のモノに触れて指でぐりぐりとマークするように押した。晴柊はぎょっとして、恥ずかしさに涙が流れそうなのを必死に堪えながら、必死になって答えた。
「ちく、びっ……直接、かりかりしてぇっ……ち、ちんこ、もっ……ぐちゅぐちゅって……扱いてほしい、ですっ……ぁんっ!?」
言い終えたと同時に、琳太郎の手が晴柊のトランクスのなかに突っ込まれ、言われたとおりに、と言わんばかりに上下に扱いた。僅かに乳首を弄られ、頬を叩かれ、恥ずかしいことを言わされただけでこの有様だ。シャツを捲り上げ、空いている手で望み通り直接乳首に爪を立てた。晴柊は気持ちよさから、上半身を起こした体勢を維持することが困難になり、背中をぼふっとベットに預けた。激しく陰部を扱かれていることに、こみ上げてきた射精感に堪えられなくなった晴柊は一段と声を大きくして喘いだ。
「ぅ、ぁあっ……!い、くぅっ……イグぅっ……!」
「おい、誰がイッていいって言った?」
琳太郎の手がぴたっと止み、切なそうに涙を垂らすように我慢汁が漏れた晴柊の陰茎を、ぺしっと叩いた。その刺激だけでもイッてしまいそうになるが、ぐっと堪える。もどかしい。イッてしまいたい。羞恥を忘れ、目先にある大きな快感を得ようと、晴柊は必死になった。
「ご、ごめんなさぃっ……いかせて、いかせてくださぃっ……!」
今すぐ出して楽になりたい、と腰を揺らして懇願する。
「さっきからお願いばかりして、待てができない犬だなぁ。」
ぺちぺちと晴柊のモノを叩き続かれる。そうしろと命令してるのはお前の癖に、と言いたかったが、そんなこと言えるはずがない。今は彼の言うことを素直に聞いて、気に入られて、早く気持ちよくなりたい。晴柊は2日目にして初日とは圧倒的に、身体の快に対する貪欲さが変化していた。
「今日からご主人様のご奉仕も勉強しような。うまくできたらこれ、ぶち込んでやるから。」
そう言うと琳太郎は、スーツを脱ぎ、その大きなモノを晴柊の顔の前に当てがった。男らしい性的な匂いが晴柊の鼻をくすぐる。
晴柊の穴を裂けるまで犯したこれが、今はどうしようもなく欲しくてたまらなかった。あれほど痛かったはずのお尻が、今は疼いて仕方がない。たった2日でこの陥落ぶり、と一瞬晴柊は嫌悪感に襲われそうになったが、そんなこと一瞬で考えられなくさせたのは、琳太郎のタバコと香水と、雄の匂いだった。
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