狂い咲く花、散る木犀

伊藤納豆

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1章 はじまり

11話 *雄と雌

ベッドに腰掛ける琳太郎の足の間にペタンと座り、その大きなモノに舌を這わせる。勿論晴柊にフェラの経験は無く、拙いものだった。


「そんなんじゃ全然満足できねえよ。舌出せ。」


琳太郎が晴柊の舌を抜かんばかりにグイッと引っ張る。自然と琳太郎を見上げる形になり、晴柊の恍惚な表情が琳太郎の加虐心をより煽っていく。晴柊の口の中に、お構いなしと言わんばかりに自らのモノを射し込む。晴柊の口は生暖かく、思った以上に狭かった。苦しそうに身を離そうとする晴柊の背中に、琳太郎は片足を乗せ、グッと押す。すると、必然的に晴柊の喉奥に琳太郎のモノが刺さり、苦しさにもがこうとしても動くことができない状況になった。


「歯は立てるなよ。そう、奥で擦りつけるようにしてしゃぶるんだ。視線はこっちに。……はは、うまそうな顔するじゃないか。」


今にでも咽かえりそうな晴柊をよそに、琳太郎は好き勝手に命令した。歯を立てまいと必死にすればするほど、喉の奥に大きな亀頭が擦りつけられる。自然と涙が零れ、琳太郎の両腿に手を置き、視線は言いつけ通り琳太郎の方に寄こした。熱くて硬くて、濃い。早く自分のナカに入れて欲しい。どこかでそう思ってしまっている自分がいる。琳太郎の言う通り、自分はマゾで変態で淫乱なのだろうか。頭に酸素が回らず、窒息寸前になったとき、背中に乗せられていた足が解放され、前髪を掴まれ口から勢いよく琳太郎のモノが引き抜かれる。


「はぁ、はぁっ…………ぁ、はぁっ……」

「フェラはまだ練習が必要だな。」


息を必死に整えて、地面にぺたりと力なく座ったままでいると、いとも容易く抱えられベットの上に四つん這いの状態にさせられる。琳太郎のモノを咥えていただけなのに、それでも晴柊のものは興奮冷めやらぬ状態で、先ほどの射精寸前の限界状態だった。晴柊がぼーっと寝室の壁を見ていると、琳太郎の指がいきなり二本入ってくる。晴柊の肉壁をかき分けるようにして進んだ指は、奥の方で二本の指をぐいっと広げられる。


「ぐずぐずじゃねえか。二日前まで処女だったとは思えないほど、立派なメスマンコになってんぞ。」


バシンッ、と晴柊の尻が叩かれる。すぐに赤みを帯びたお尻を、琳太郎はもう一度強く叩く。


「あ、ぁんっ!ご、めんなさっ…………ひ、ぁあっ!」

「イクんじゃねえぞ。待てだ、待て。」


パシンパシンと、乾いた音が室内に響く。叩かれるたびに尻の筋肉がきゅっと閉まり、自然とナカの琳太郎の指を締め付けた。それに反発するように琳太郎は指を広げようとしてくるので、晴柊はたまらず甘い声をあげた。晴柊は必死にイかないように、歯を食いしばって耐えた。


ずるっと指が抜かれると、熱いモノが晴柊の入り口をくちくちと焦れったく擦り当てた。それだけでビクビクと身体を震わせる晴柊を見抜いて、琳太郎はしばらくそれを楽しむように眺めていた。


「ケツ穴、ヒクつかせて誘ってるのか?ほら、何か言うことは?」

「、っ……ぁ、あ”っ!」

「何言ってるかわかんねえよ、駄犬。ほら、『ケツマンコにご主人様のおちんぽ入れてください。』だろ?」


琳太郎が既に真っ赤になっている尻を更に叩く。その度に晴柊の身体がしなり、甘い声を挙げる。痛いはずなのに、気持ちい。頭がバカになる……。晴柊にとって、「待て」は、とっくに限界だった。


「ぁ、っ…はる、ひの…ケツマンコにぃっ…………ぁ、んっご主人さまのおちんぽ、入れてくら、さぃっ…………あぁ”んっ!!」


琳太郎の熱く大きなものが、晴柊のナカに埋め込まれる。たった一日で順調すぎるぐらいにほぐれたな、と笑みが零れた。晴柊本人もあんなに痛くて泣き叫んだとは思えないほど、快楽に溺れていた。気付けば、晴柊は入れられた瞬間に射精してしまっていた。琳太郎は晴柊の首根っこを掴み、枕元に押し付ける。


「勝手にイッたな?はい、ピアス決定。ああ、怖がるなよ。まずはこっちから開けてやるからさ。」

「あ、ぁっん!い、やぁ”っ……ぁあっっ!」

晴柊の敏感な乳首を擦って、ここにピアスをつけることを想像すると、琳太郎はモノを大きくして興奮した。首根っこを掴まれているせいで、息がしづらい状態が続き、低酸素状態が、晴柊の浮遊感を増大させた。イッたばかりにもかかわらず容赦なく責め立てられているせいで、ナカに力が入り、ぎゅぅっと琳太郎のものを締め付ける。出すぞ、という声が頭上からしたと思えば、熱いものがナカの奥にじわりと広がったのがわかった。お尻を突き上げた格好で、晴柊は琳太郎の精子を搾り取るようにして受け取った。


動きが止み、首元が解放される。咳き込み、「終わった」と油断していると、俯せの状態のまま、晴柊の足が延ばされる。戸惑う暇も与えられないまま、琳太郎のモノが上から滑り込むようにして挿入された。今日は拘束をされていないというのに、身体が拘束されているかのように動けない寝バックの体勢に、晴柊はもう喘ぐだけの玩具になった気分だった。


「ぁ、あ”~っ……!!ん、んっ、ぅっ…!」

「おら、まだへばんなよ。ケツ穴締めてご主人様にご奉仕だろ。ん、ナカ、きゅんきゅん締め付けてきたな。ちゃんとメス堕ちできてえらいえらい。」


琳太郎の手が晴柊の頭を優しく撫でたかと思えば、そのままぐっと掴み頭を挙げさせる。声が抑えられない。何度もお腹の中に精液を注がれているのがわかる。初めての時とは明確に違う気持ちよさが、晴柊の身体を飲み込んでいった。まるで本当の獣の交尾のような寝バックに、少なからず琳太郎も当てられていた。
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