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9. 事前レク(Side詩織)
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キスをされた日。
あの後は担当スタイリストさんを呼んで、採寸してもらい、ボタンや裏地などのディテールを決め、スーツのオーダーが無事完了した。
私は何事もなかったように振る舞った。
瀬戸さんも「いきなりごめんね」と一言謝ってくれると、気さくで明るいいつも通りの様子だった。
ただ、あれ以降、瀬戸さんは仕事以外で特に私に絡んでこなくなった。
面倒な相手だと認識されたのだろう。
その方がいい。
あの時本気だと言われたけれど、きっと物珍しさで好きだと勘違いしているだけ。
瀬戸さんは素敵な人だし、部下の私なんかに構ってるより他の人に目を向けるべきだと思うのだ。
そんなある日、業務連絡で社長室を訪れた際、瀬戸さんから来週に控えたレセプションの同行を頼まれた。
「来週のレセプションなんだけど、小日向さんに同行してもらっていい?」
「植木さんと一緒に行かれる予定だったんじゃないんですか?」
「その予定だったんだけど、健一郎にどうしても外せない取引先との会合が入っちゃってさ。そっちの会合は健一郎がマストなんだよね」
「そうなんですね」
「レセプションは2名で招待受けてて、他の社員に同行してもらうことも検討したんだけど、色々考慮した結果、秘書に同行してもらうのがいいだろうって判断になったんだ」
「そういうことでしたら承知しました」
レセプションに秘書として同行するのは初めてだから緊張する。
でもこれからもありえることだろうから慣れなきゃなと気合いが入った。
「今回のレセプションは、大塚フードウェイの創業100周年パーティーなんだけど、大塚フードウェイとは以前コラボしたことがあってね」
大塚フードウェイといえば、誰でも知ってる大手食品会社だ。
瀬戸さんによれば、Actionが開発したスマホゲーム「モンエク」と大塚フードウェイで以前コラボを実施したことがあり、それ以来の取引先だという。
詳しくは知らないけど、確か当時話題になっていたからチラッとネットニュース見たことがある気がした。
「レセプションの前に先方のことは小日向さんにも知っておいて欲しいと思ってるから、当時コラボの担当だった健一郎と並木くんに聞いてもらえる?2人にはすでに話してあるから」
「はい、分かりました」
瀬戸さんからそう指示を受けた私はさっそく健ちゃんと並木さんに連絡を入れる。
早い方がいいだろうということで、翌日には2人から事前レクチャーを受けることになった。
「いや~俺が別件で行けなくなったから詩織ちゃんにお願いすることになってごめんね」
社内の会議室で開口一番健ちゃんが手を合わせて謝るポーズをしてくる。
その健ちゃんの隣には営業部の並木さんだ。
並木さんとは歓迎会の時に少し話した程度だが、聞くところによれば彼も健ちゃんの紹介で入社した人らしい。
大学時代の健ちゃんの後輩だという。
社内でも目立つ甘いマスクの容姿端麗な男性社員だ。
営業成績も良く、エースとして活躍しているそうだ。
「いえ、仕事だから全然大丈夫です。ちなみに当時ご担当だった並木さんが同行されるという選択肢はなかったんですか?」
「ああ、それは社長にも聞かれたんですけど俺が断ったんです」
「断ったんですか?」
「実は大塚フードウェイの常務の妻が俺の姉で。親族なんですよ。今回のレセプションは創業100周年を祝うパーティーなんですけど対取引先向けのもので、親族は別途催しがあって。俺はそっちに声かけてもらってるんで、会社の方は見合わせました」
大塚フードウェイともなると、親族向けのパーティーも別にあるらしい。
さすが大企業だ。
そして並木さんのお姉さんがその一族に嫁いでるとは驚きだった。
「大塚フードウェイと蒼太は切っても切り離せない関係だもんな~。なんせ彼女もあそこの社員だし?」
健ちゃんがニヤニヤと楽しそうな顔で並木さんにツッコミを入れる。
並木さんはというと、ちょっと呆れた顔をしていた。
その表情はまるで兄が健ちゃんに向けるものみたいだった。
……健ちゃんが恋愛話をしだすと皆んなこんな顔になるんだなぁ。
美帆さんもこういう時の健ちゃんは面倒くさいと言ってたけど、並木さんの態度を見ているとどうやら健ちゃんの悪癖は会社の中でも浸透しているようだ。
「まったく植木さんは。まぁ事実だから否定しませんけどね」
「まさかあのコラボの時のあの子と付き合うことになるとはね~」
「何度同じセリフ言うんですか。いい加減飽きてくださいよ」
「人の話は何度聞いても面白いから!」
「……とりあえず植木さんのことは置いといて、小日向さんに当社と大塚フードウェイの関わりとかを説明しますね」
並木さんは無理やり話を遮るように私の方に視線を向けてレクチャーを始め出した。
並木さんによると、大塚フードウェイとのコラボは数ヶ月前のことだそうだ。
RPGゲームのモンエク内でキャラクターが体力を回復させる時のアイテムとして、食品会社である大塚フードウェイが実際に販売している商品をゲームで登場させるというコラボだったらしい。
これがゲーム好きな人を中心にSNSで話題になり、トレンド入りもして大成功だったという。
話題になったことで、Actionとしてはモンエクの利用ユーザー数が増加、新しい顧客開拓にも繋がった。
一方で大塚フードウェイの方もゲーム内に登場する商品の売上が伸び、面白いことをしている会社としてブランドイメージの向上にも寄与した。
お互いにwin-winのコラボになったそうだ。
「で、その時のコラボ担当がうちの会社は植木さんと、俺と、あと広報の平井さんだったんです。このへんのコラボ関連のことは知っておいてくださいね。ちなみに小日向さんはモンエクはされたことあります?」
「入社することになって最近やり始めたんですけど、まだクリアはしてなくって」
「そうなんですね。俺の彼女もコラボきっかけでモンエクをプレイし始めたらしいんですけどハマってましたよ。姉も夢中になってましたし。女性でも楽しめるって好評です」
並木さんの彼女は、このコラボの時の大塚フードウェイ側の担当者の一人だったらしい。
最近付き合い始めたそうで彼女のことを話す並木さんはとても楽しそうだ。
「確かに女性受けもいいゲームだよな。ストーリー性が高いってよく言われるし」
健ちゃんも並木さんの言葉に頷く。
私もまだやり始めたばかりではあるけど、確かに先の気になる展開だった。
RPGゲームなので、主人公が冒険をしていくのだが、その冒険に思わず感情移入してしまうのだ。
「モンエクをプレイしてていっつも思うんだけどさ、千尋ってなにげにロマンチストなんだよな~」
「植木さんの言いたいことは分かります。あのストーリーはそんな感じですね」
モンエクは元々瀬戸さんが開発したゲームで、そのストーリーを描いたのも瀬戸さんだそうだ。
開発も担当する健ちゃんは改良版から加わってるらしい。
ゲームのストーリーはざっくり言うと、「真実の愛のための冒険」だ。
主人公の勇者が愛するオーロラ姫が魔王に呪いをかけられて意識不明になってしまう。
さらに、魔王は世界を滅ぼそうと企み、オーロラ姫と世界の平和のため、勇者は魔界への冒険に出る。
無事に魔王を討伐して世界には平和が訪れ、手に入れた魔法の薬をもって勇者はオーロラ姫のもとへ。
しかし薬を飲ませてもオーロラ姫は目を覚さない。
悲しむ勇者は、眠り続けるオーロラ姫のためにさらなる冒険に出る。
その冒険の果てで永遠の愛を誓うことこそ薬になると知った勇者。
勇者のキスと愛の言葉でオーロラ姫は目覚め、2人は幸せに暮らしましたとさ、というストーリーだ。
「本人はあんな女遊び激しいのに、このゲームのストーリーだけ見ると、実はアイツもこういう真実の愛とかに憧れてんのかなって思わされるわ」
「そうなんじゃないですか?そのうち社長も真実の愛に目覚めた!って言い出すかもですよ。この前話した時も何か様子がいつもと違いましたし。植木さんもウカウカしてられないですね」
「蒼太、お前自分が彼女できて絶好調だからって調子乗るなよ?」
「絶好調ですから許してください」
2人は先輩後輩らしく戯れるように言い合っている。
仲が良さそうだ。
それにしても瀬戸さんがロマンチストで実は真実の愛に憧れているという見解は、なんとなく的を得ているような気がした。
いつも明るく気さくな瀬戸さんだけど、ふとした時に寂しそうな影のある表情をするのが私は少し気になっていた。
もちろんそれはほんの一瞬のこと。
社長室を入退室する際にチラリとたまに目にするだけで、人前で見せる顔ではない。
……瀬戸さんも何か抱えているのかな?
女の子遊びがひどいというのも、実はその抱えているものへの反動だったりするんじゃないだろうか。
健ちゃんと並木さんからのレクチャーを受けながら、ふとそんなことを私は思った。
あの後は担当スタイリストさんを呼んで、採寸してもらい、ボタンや裏地などのディテールを決め、スーツのオーダーが無事完了した。
私は何事もなかったように振る舞った。
瀬戸さんも「いきなりごめんね」と一言謝ってくれると、気さくで明るいいつも通りの様子だった。
ただ、あれ以降、瀬戸さんは仕事以外で特に私に絡んでこなくなった。
面倒な相手だと認識されたのだろう。
その方がいい。
あの時本気だと言われたけれど、きっと物珍しさで好きだと勘違いしているだけ。
瀬戸さんは素敵な人だし、部下の私なんかに構ってるより他の人に目を向けるべきだと思うのだ。
そんなある日、業務連絡で社長室を訪れた際、瀬戸さんから来週に控えたレセプションの同行を頼まれた。
「来週のレセプションなんだけど、小日向さんに同行してもらっていい?」
「植木さんと一緒に行かれる予定だったんじゃないんですか?」
「その予定だったんだけど、健一郎にどうしても外せない取引先との会合が入っちゃってさ。そっちの会合は健一郎がマストなんだよね」
「そうなんですね」
「レセプションは2名で招待受けてて、他の社員に同行してもらうことも検討したんだけど、色々考慮した結果、秘書に同行してもらうのがいいだろうって判断になったんだ」
「そういうことでしたら承知しました」
レセプションに秘書として同行するのは初めてだから緊張する。
でもこれからもありえることだろうから慣れなきゃなと気合いが入った。
「今回のレセプションは、大塚フードウェイの創業100周年パーティーなんだけど、大塚フードウェイとは以前コラボしたことがあってね」
大塚フードウェイといえば、誰でも知ってる大手食品会社だ。
瀬戸さんによれば、Actionが開発したスマホゲーム「モンエク」と大塚フードウェイで以前コラボを実施したことがあり、それ以来の取引先だという。
詳しくは知らないけど、確か当時話題になっていたからチラッとネットニュース見たことがある気がした。
「レセプションの前に先方のことは小日向さんにも知っておいて欲しいと思ってるから、当時コラボの担当だった健一郎と並木くんに聞いてもらえる?2人にはすでに話してあるから」
「はい、分かりました」
瀬戸さんからそう指示を受けた私はさっそく健ちゃんと並木さんに連絡を入れる。
早い方がいいだろうということで、翌日には2人から事前レクチャーを受けることになった。
「いや~俺が別件で行けなくなったから詩織ちゃんにお願いすることになってごめんね」
社内の会議室で開口一番健ちゃんが手を合わせて謝るポーズをしてくる。
その健ちゃんの隣には営業部の並木さんだ。
並木さんとは歓迎会の時に少し話した程度だが、聞くところによれば彼も健ちゃんの紹介で入社した人らしい。
大学時代の健ちゃんの後輩だという。
社内でも目立つ甘いマスクの容姿端麗な男性社員だ。
営業成績も良く、エースとして活躍しているそうだ。
「いえ、仕事だから全然大丈夫です。ちなみに当時ご担当だった並木さんが同行されるという選択肢はなかったんですか?」
「ああ、それは社長にも聞かれたんですけど俺が断ったんです」
「断ったんですか?」
「実は大塚フードウェイの常務の妻が俺の姉で。親族なんですよ。今回のレセプションは創業100周年を祝うパーティーなんですけど対取引先向けのもので、親族は別途催しがあって。俺はそっちに声かけてもらってるんで、会社の方は見合わせました」
大塚フードウェイともなると、親族向けのパーティーも別にあるらしい。
さすが大企業だ。
そして並木さんのお姉さんがその一族に嫁いでるとは驚きだった。
「大塚フードウェイと蒼太は切っても切り離せない関係だもんな~。なんせ彼女もあそこの社員だし?」
健ちゃんがニヤニヤと楽しそうな顔で並木さんにツッコミを入れる。
並木さんはというと、ちょっと呆れた顔をしていた。
その表情はまるで兄が健ちゃんに向けるものみたいだった。
……健ちゃんが恋愛話をしだすと皆んなこんな顔になるんだなぁ。
美帆さんもこういう時の健ちゃんは面倒くさいと言ってたけど、並木さんの態度を見ているとどうやら健ちゃんの悪癖は会社の中でも浸透しているようだ。
「まったく植木さんは。まぁ事実だから否定しませんけどね」
「まさかあのコラボの時のあの子と付き合うことになるとはね~」
「何度同じセリフ言うんですか。いい加減飽きてくださいよ」
「人の話は何度聞いても面白いから!」
「……とりあえず植木さんのことは置いといて、小日向さんに当社と大塚フードウェイの関わりとかを説明しますね」
並木さんは無理やり話を遮るように私の方に視線を向けてレクチャーを始め出した。
並木さんによると、大塚フードウェイとのコラボは数ヶ月前のことだそうだ。
RPGゲームのモンエク内でキャラクターが体力を回復させる時のアイテムとして、食品会社である大塚フードウェイが実際に販売している商品をゲームで登場させるというコラボだったらしい。
これがゲーム好きな人を中心にSNSで話題になり、トレンド入りもして大成功だったという。
話題になったことで、Actionとしてはモンエクの利用ユーザー数が増加、新しい顧客開拓にも繋がった。
一方で大塚フードウェイの方もゲーム内に登場する商品の売上が伸び、面白いことをしている会社としてブランドイメージの向上にも寄与した。
お互いにwin-winのコラボになったそうだ。
「で、その時のコラボ担当がうちの会社は植木さんと、俺と、あと広報の平井さんだったんです。このへんのコラボ関連のことは知っておいてくださいね。ちなみに小日向さんはモンエクはされたことあります?」
「入社することになって最近やり始めたんですけど、まだクリアはしてなくって」
「そうなんですね。俺の彼女もコラボきっかけでモンエクをプレイし始めたらしいんですけどハマってましたよ。姉も夢中になってましたし。女性でも楽しめるって好評です」
並木さんの彼女は、このコラボの時の大塚フードウェイ側の担当者の一人だったらしい。
最近付き合い始めたそうで彼女のことを話す並木さんはとても楽しそうだ。
「確かに女性受けもいいゲームだよな。ストーリー性が高いってよく言われるし」
健ちゃんも並木さんの言葉に頷く。
私もまだやり始めたばかりではあるけど、確かに先の気になる展開だった。
RPGゲームなので、主人公が冒険をしていくのだが、その冒険に思わず感情移入してしまうのだ。
「モンエクをプレイしてていっつも思うんだけどさ、千尋ってなにげにロマンチストなんだよな~」
「植木さんの言いたいことは分かります。あのストーリーはそんな感じですね」
モンエクは元々瀬戸さんが開発したゲームで、そのストーリーを描いたのも瀬戸さんだそうだ。
開発も担当する健ちゃんは改良版から加わってるらしい。
ゲームのストーリーはざっくり言うと、「真実の愛のための冒険」だ。
主人公の勇者が愛するオーロラ姫が魔王に呪いをかけられて意識不明になってしまう。
さらに、魔王は世界を滅ぼそうと企み、オーロラ姫と世界の平和のため、勇者は魔界への冒険に出る。
無事に魔王を討伐して世界には平和が訪れ、手に入れた魔法の薬をもって勇者はオーロラ姫のもとへ。
しかし薬を飲ませてもオーロラ姫は目を覚さない。
悲しむ勇者は、眠り続けるオーロラ姫のためにさらなる冒険に出る。
その冒険の果てで永遠の愛を誓うことこそ薬になると知った勇者。
勇者のキスと愛の言葉でオーロラ姫は目覚め、2人は幸せに暮らしましたとさ、というストーリーだ。
「本人はあんな女遊び激しいのに、このゲームのストーリーだけ見ると、実はアイツもこういう真実の愛とかに憧れてんのかなって思わされるわ」
「そうなんじゃないですか?そのうち社長も真実の愛に目覚めた!って言い出すかもですよ。この前話した時も何か様子がいつもと違いましたし。植木さんもウカウカしてられないですね」
「蒼太、お前自分が彼女できて絶好調だからって調子乗るなよ?」
「絶好調ですから許してください」
2人は先輩後輩らしく戯れるように言い合っている。
仲が良さそうだ。
それにしても瀬戸さんがロマンチストで実は真実の愛に憧れているという見解は、なんとなく的を得ているような気がした。
いつも明るく気さくな瀬戸さんだけど、ふとした時に寂しそうな影のある表情をするのが私は少し気になっていた。
もちろんそれはほんの一瞬のこと。
社長室を入退室する際にチラリとたまに目にするだけで、人前で見せる顔ではない。
……瀬戸さんも何か抱えているのかな?
女の子遊びがひどいというのも、実はその抱えているものへの反動だったりするんじゃないだろうか。
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