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オアシス 後編⑥
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「さて······どんなもんの位置だ?」
石像を倒す作戦が決まり、ジャックは、一度目に当てる——重心をズラすための位置をミーナに確認していた。
「足の前のほう——スネの辺りを削れるのが望ましいわ。二回目は石像とゴーレムの一直線上で、一気に砕けるようによ」
「オッケー」
「気をつけてね」
「あぁ」
ジャックは避ける力を高めるため、白い丸薬を飲んだ。
ミーナは一つ後ろの石像へと移動する。
離れたミーナに目で合図を送ると、ジャックは、ゴーレムの前へと姿を現す。
「もうちょい、こっちに来てくれないかねぇ······」
ジャックは、ゴーレムの腕の届くところまで行き注意を引く。近くまで来た彼に狙いを定めたゴーレムは、右腕を振り上げる。
その動きを見たジャックは足に魔力を送り、攻撃に備える。
そして振り下ろされる瞬間、彼は左に跳び、攻撃をかわした。飛び散る石の破片。
地面に当たり損傷するゴーレムの右腕。
「案外、近くのほうが避けれそうだな······」
ゴーレムが修復するのを待つジャック。
そして、腕を直し終えた敵は、ジャックに向け歩き出す。
敵が一歩歩くと同時に、数歩下がるジャック。そうして間合いを取りながら敵を祈祷場の少し左へと移動する。
その時、ゴーレムが右腕を横に振ろうとする動きが見られた。想定外の動きに、ジャックは後ろへ下がり、側の壊れた像——壊れた左脚に背をつける。
するとゴーレムは、横に振った腕を切り離し、瓦礫の群れを転がしてきた。
「嘘だろ······」
ジャックは急いで足に力を込め、後ろの像へと跳び乗った。だが、それだけではまだ避けきれない。
もう一度足に力を込めたジャックは、祭壇側へと大きく跳び、像の左脚から下りる。
転がるように勢いを殺して着地したジャックは、自分の居た所を見る。
石像の左脚は凸凹に砕けていた。
腕を飛ばすのが大砲なら、群れの攻撃は、まるで散弾銃だった。
「あっぶねぇ······」
ジャックは自分が、改めて命の窮地に立たされていることを思い知る。
しかし彼は、もう少しだけその中を駆け抜けなければならない。
「······でもこれで、後は腕を飛ばさせるだけだな」
修復中のゴーレムの前を通って、ジャックは片脚を失った像の手前へ立つ。
そして、距離をとられたゴーレムは予想通り、腕を縦に振り、右腕を飛ばした。
すかさず像の陰に隠れるジャック。
敵の攻撃は石像の一部をかすめ、残りは、その勢いのまま何処かへと飛んでいった。
攻撃を避け、一息つこうとするジャック。だが、
「ジャック! 来るわよ!」
フィリカから連絡をもらったミーナが声を上げた。
ジャックには見えなかったが、さっき同様、ゴーレムは二発目を繰り出そうとしていた。
魔法を使い、急いでミーナの元へ移動するジャック。
そして、隠れる寸前で響く、爆破の音。
それと同時に石像がグググッと、計算通りゴーレムのほうへと傾いていく。
再び起きる地響きと轟音。
ジャックとミーナは、別の石像に背をつけて、それが止むのを待った。
「はぁ······はぁ······助かったよ······」
「それはフィリカに言ってちょうだい」
「······じゃあそう伝えといてくれ」
「そうね」
程なくして止み始める砂埃。
その時、何かを受け取ったミーナの目が、パッと見開く。
「どうした?」
「赤いモノ——核が見えるみたいだわ」
「本当か!?」
「えぇ。でも残念ながら割れたわけじゃないみたい。近くで確認しに行きましょう」
「あぁ」
二人は陰から出て、ゴーレムの元へと向かった。
彼女の言う通りゴーレムは、両手に収まるほどの核を剥き出しにしていた。
「重みに耐えられなくて、脚も壊れたのね」
胴体、前面部に石像が当たったゴーレムは足が先に崩れ、中央のほうへと弾き飛ばされていた。
半壊した胴体から、赤く明滅する核が見える。
「ジャック、早いうちにその剣と魔法でやってみてちょうだい。もし駄目だったら考え直さなきゃいけないわ」
「そうだな。――エドじいの剣と魔法が勝つか、それとも······」
彼は剣を引き抜いた。
そして魔力を身体限界まで送り込む。
「いくぞ」
剣を振り上げるジャック。
「うおおおおおおー!!」
——ガキンッ······!
甲高く鳴り響いた金属音。
折れたのはジャックの剣だった。
折れた刃は高く舞い、瓦礫の中へと消えていく。
剣を振り抜いた体勢のまま、彼は沈痛な面持ちを浮かべる。
「くそ······だめか······」
胴体の修復を続けるゴーレム。
だがそこで、何かに気付いたミーナが声を上げる。
「待って!」
その声に、ジャックがハッとする。
目の前に焦点を合わすと、核が今にも砕けそうなほどの、大きなヒビ割れを起こしていた。
「いけるわ! ジャック、もう一度!」
「あぁ!」
ジャックは剣を持ち替え、折れた剣を両手で突き刺すように振り下ろした。
だが、次の瞬間、核が赤く激しい明滅をした。それと同時に、爆発するよう弾けた未完成の胴体。
無数の石の破片が彼らに襲いかかる。
「ぐあっ!」
「きゃっ!」
飛んできた石の勢いで、後ろへ吹き飛ぶように転がる二人。
「うぅ······大丈夫······?」
「あぁ······」
しかし、転がった際の打撲や擦り傷。幾つかの石片によって、彼らは頬や手足に無数の傷を負った。
不幸中の幸いだったのは、胴体部分に細かい破片が多かったこと。そして、胴体部分が不完全であったこと。
それらが重なり、彼らは致命傷を避けられた。
「はやく······しないと······」
「あぁ······」
とはいえ、ダメージの大きい二人は、まだ立ち上がることが出来なかった。
それでも気力を振り絞り、怪我の程度の軽いミーナが、ジャックの剣を拾い、核へと向かっていく。
だが、フラフラとする彼女は、数歩歩いてはまた、膝をついてしまった。
先程よりも早く修復をするゴーレムの姿が、彼女の目に映る。
既に、核の一部分が隠れ始めていた。
「今回は······ダメかしら······」
諦めの声を漏らすミーナ。
その時、彼女の脳に、少女の声が響いた。
(ミーナさん、絶対動かないでください)
彼女が止まった刹那、二人の頭上を一本の槍がすり抜けた。
光速のように速いそれは、ゴーレムの核へと一直線に向かっていく。
——パキリッ······!
遠くで聞こえたその音は、今度は間違いなく、核の割れる音だった。
バラバラに砕ける赤い石。
同時に、崩れ始めた石の身体。
それを見たジャックとミーナは、後ろを振り返る。
「なっ、持ってきて正解だったろ?」
その槍を投げたのは、魔法を使ったスライだった。
「まったくヒヤヒヤさせんなよ」
「わるいな······」
仰向けに倒れたジャックは、左頬を上げる。
「あんたねぇ······投げるなら先言いなさいよ。こっちの心臓が止まるわ······」
「わるいわるい。でもアレぐらいの的、砂漠の獲物に比べりゃ楽勝よ」
そう言ってスライは、笑って誤魔化す。
その後ろから、走ってミーナの元へ行くフィリカ。
「ミーナさん! 大丈夫ですか! すぐ『キュア』しますから!」
「ありがとフィリカ。でも私は後でいいわ······。それよりジャックを······」
「なに言ってんだ······。これからやる事あんのはお前だろ······」
目の前の出来事に必死で、完全に薬を作る使命を忘れていたミーナ。
「そういえば······そうだったわね······」
「フィリカ、そいつ頼むわ······」
「はい」
そうして彼らは、陽が沈む直前まで、祈りの間で治療をしていた。
石像を倒す作戦が決まり、ジャックは、一度目に当てる——重心をズラすための位置をミーナに確認していた。
「足の前のほう——スネの辺りを削れるのが望ましいわ。二回目は石像とゴーレムの一直線上で、一気に砕けるようによ」
「オッケー」
「気をつけてね」
「あぁ」
ジャックは避ける力を高めるため、白い丸薬を飲んだ。
ミーナは一つ後ろの石像へと移動する。
離れたミーナに目で合図を送ると、ジャックは、ゴーレムの前へと姿を現す。
「もうちょい、こっちに来てくれないかねぇ······」
ジャックは、ゴーレムの腕の届くところまで行き注意を引く。近くまで来た彼に狙いを定めたゴーレムは、右腕を振り上げる。
その動きを見たジャックは足に魔力を送り、攻撃に備える。
そして振り下ろされる瞬間、彼は左に跳び、攻撃をかわした。飛び散る石の破片。
地面に当たり損傷するゴーレムの右腕。
「案外、近くのほうが避けれそうだな······」
ゴーレムが修復するのを待つジャック。
そして、腕を直し終えた敵は、ジャックに向け歩き出す。
敵が一歩歩くと同時に、数歩下がるジャック。そうして間合いを取りながら敵を祈祷場の少し左へと移動する。
その時、ゴーレムが右腕を横に振ろうとする動きが見られた。想定外の動きに、ジャックは後ろへ下がり、側の壊れた像——壊れた左脚に背をつける。
するとゴーレムは、横に振った腕を切り離し、瓦礫の群れを転がしてきた。
「嘘だろ······」
ジャックは急いで足に力を込め、後ろの像へと跳び乗った。だが、それだけではまだ避けきれない。
もう一度足に力を込めたジャックは、祭壇側へと大きく跳び、像の左脚から下りる。
転がるように勢いを殺して着地したジャックは、自分の居た所を見る。
石像の左脚は凸凹に砕けていた。
腕を飛ばすのが大砲なら、群れの攻撃は、まるで散弾銃だった。
「あっぶねぇ······」
ジャックは自分が、改めて命の窮地に立たされていることを思い知る。
しかし彼は、もう少しだけその中を駆け抜けなければならない。
「······でもこれで、後は腕を飛ばさせるだけだな」
修復中のゴーレムの前を通って、ジャックは片脚を失った像の手前へ立つ。
そして、距離をとられたゴーレムは予想通り、腕を縦に振り、右腕を飛ばした。
すかさず像の陰に隠れるジャック。
敵の攻撃は石像の一部をかすめ、残りは、その勢いのまま何処かへと飛んでいった。
攻撃を避け、一息つこうとするジャック。だが、
「ジャック! 来るわよ!」
フィリカから連絡をもらったミーナが声を上げた。
ジャックには見えなかったが、さっき同様、ゴーレムは二発目を繰り出そうとしていた。
魔法を使い、急いでミーナの元へ移動するジャック。
そして、隠れる寸前で響く、爆破の音。
それと同時に石像がグググッと、計算通りゴーレムのほうへと傾いていく。
再び起きる地響きと轟音。
ジャックとミーナは、別の石像に背をつけて、それが止むのを待った。
「はぁ······はぁ······助かったよ······」
「それはフィリカに言ってちょうだい」
「······じゃあそう伝えといてくれ」
「そうね」
程なくして止み始める砂埃。
その時、何かを受け取ったミーナの目が、パッと見開く。
「どうした?」
「赤いモノ——核が見えるみたいだわ」
「本当か!?」
「えぇ。でも残念ながら割れたわけじゃないみたい。近くで確認しに行きましょう」
「あぁ」
二人は陰から出て、ゴーレムの元へと向かった。
彼女の言う通りゴーレムは、両手に収まるほどの核を剥き出しにしていた。
「重みに耐えられなくて、脚も壊れたのね」
胴体、前面部に石像が当たったゴーレムは足が先に崩れ、中央のほうへと弾き飛ばされていた。
半壊した胴体から、赤く明滅する核が見える。
「ジャック、早いうちにその剣と魔法でやってみてちょうだい。もし駄目だったら考え直さなきゃいけないわ」
「そうだな。――エドじいの剣と魔法が勝つか、それとも······」
彼は剣を引き抜いた。
そして魔力を身体限界まで送り込む。
「いくぞ」
剣を振り上げるジャック。
「うおおおおおおー!!」
——ガキンッ······!
甲高く鳴り響いた金属音。
折れたのはジャックの剣だった。
折れた刃は高く舞い、瓦礫の中へと消えていく。
剣を振り抜いた体勢のまま、彼は沈痛な面持ちを浮かべる。
「くそ······だめか······」
胴体の修復を続けるゴーレム。
だがそこで、何かに気付いたミーナが声を上げる。
「待って!」
その声に、ジャックがハッとする。
目の前に焦点を合わすと、核が今にも砕けそうなほどの、大きなヒビ割れを起こしていた。
「いけるわ! ジャック、もう一度!」
「あぁ!」
ジャックは剣を持ち替え、折れた剣を両手で突き刺すように振り下ろした。
だが、次の瞬間、核が赤く激しい明滅をした。それと同時に、爆発するよう弾けた未完成の胴体。
無数の石の破片が彼らに襲いかかる。
「ぐあっ!」
「きゃっ!」
飛んできた石の勢いで、後ろへ吹き飛ぶように転がる二人。
「うぅ······大丈夫······?」
「あぁ······」
しかし、転がった際の打撲や擦り傷。幾つかの石片によって、彼らは頬や手足に無数の傷を負った。
不幸中の幸いだったのは、胴体部分に細かい破片が多かったこと。そして、胴体部分が不完全であったこと。
それらが重なり、彼らは致命傷を避けられた。
「はやく······しないと······」
「あぁ······」
とはいえ、ダメージの大きい二人は、まだ立ち上がることが出来なかった。
それでも気力を振り絞り、怪我の程度の軽いミーナが、ジャックの剣を拾い、核へと向かっていく。
だが、フラフラとする彼女は、数歩歩いてはまた、膝をついてしまった。
先程よりも早く修復をするゴーレムの姿が、彼女の目に映る。
既に、核の一部分が隠れ始めていた。
「今回は······ダメかしら······」
諦めの声を漏らすミーナ。
その時、彼女の脳に、少女の声が響いた。
(ミーナさん、絶対動かないでください)
彼女が止まった刹那、二人の頭上を一本の槍がすり抜けた。
光速のように速いそれは、ゴーレムの核へと一直線に向かっていく。
——パキリッ······!
遠くで聞こえたその音は、今度は間違いなく、核の割れる音だった。
バラバラに砕ける赤い石。
同時に、崩れ始めた石の身体。
それを見たジャックとミーナは、後ろを振り返る。
「なっ、持ってきて正解だったろ?」
その槍を投げたのは、魔法を使ったスライだった。
「まったくヒヤヒヤさせんなよ」
「わるいな······」
仰向けに倒れたジャックは、左頬を上げる。
「あんたねぇ······投げるなら先言いなさいよ。こっちの心臓が止まるわ······」
「わるいわるい。でもアレぐらいの的、砂漠の獲物に比べりゃ楽勝よ」
そう言ってスライは、笑って誤魔化す。
その後ろから、走ってミーナの元へ行くフィリカ。
「ミーナさん! 大丈夫ですか! すぐ『キュア』しますから!」
「ありがとフィリカ。でも私は後でいいわ······。それよりジャックを······」
「なに言ってんだ······。これからやる事あんのはお前だろ······」
目の前の出来事に必死で、完全に薬を作る使命を忘れていたミーナ。
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