モブヤンキーの証言

たたた、たん。

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あーーーー

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 うす。俺、佐藤元輝。東高一年で逢坂先輩を崇拝する一派の子分やってる者っす。
 あ、逢坂先輩って言うのは、かっこよくて強くて漢で、マジ学校中リスペクトされてる人なんすよ。自分でいうのも何なんすけど東高って、感じの悪いがり勉金持ちクラスと俺らみたいなかっこいい漢のヤンキークラスってのがあって、俺たちの方何かと荒れてたんすよ。
 なんすけど、入学したばかりの逢坂先輩が当時のボスぶったおして、平和になってるんす。なんか逢坂先輩的には、頭張るの面倒っていって中々前には出てこないんですけど、やっぱり皆逢坂先輩を憧れてて。なんて言うんすかね、公認の陰のドン、みたいな感じっすかねぇ。

 んで!!!俺見ちゃったんすよ!!!!
 あ、これ内緒すよ。絶対、120%オフレコで頼みますからね!!!!!


「はいはい。内緒、内緒。それで?」


 あ、うす。一昨日のことなんすけど、その日放課後俺は自作のクッキーを逢坂先輩に食べて欲しくて校舎中を歩き回ってたんすよ。でも、探しても探しても逢坂先輩は見つかんなくて。かくれんぼの技術も超一流で逢坂先輩ってやっぱりすげーと思ってたんすよ。


「・・・・・・帰ってるとは思わなかったの?」



 えっ!!!!そんな事思いもつきませんした。そっかぁ。普通なら帰ってるんすね。いや、思いつかなかったなぁ。
 あ、それで流石に諦めようかな、としてた時に聞こえて来たんですよ!!!!声が!!!!
 んで、しかもその声は社会科準備室から聞こえて!!!ヤバいすよね。俺、マジビックリしちゃって。あ、ほんとにここ使われてんだ、みたいな。あ、その社会科準備室ってヤリ場みたいな感じでほぼセックスする場所として使われているって噂だったんすよ。逢坂先輩は、そこの場所滅茶苦茶嫌ってて。ほら先輩漢すから、「ヤるならちゃんとしたとこでやんねえと相手が可哀想だろうが」って。やっぱりクールでかっこいいすよね。んで。逢坂先輩が嫌がってんのにそれでも懲りず社会科準備室をやり場として使ってんのが誰か覗いて確かめてやろうと思ったんすよ。逢坂先輩に報告しないとという使命感っすね。
 いやいや、俺チキンなんで流石に乗り込めないないすよ。相手が強かったら俺ボコボコにされちゃいますもん。
 そんで、扉の前に立ってみたらやっぱり聞こえてきたのは小さな喘ぎ声で。やってたんすよ。簡便ならん!!!て思って扉をちょっと開けて中を覗いてみたんす。勿論、鍵は掛かってたんすけど俺の数少ない長所にピッキングっツうのがあって、あ、それで俺みたいな小物も子分にして貰えたんすけど。あ、そだ。聞いてくださいよーー。俺、まだ子分になったばっかりのことなんすけどぉ


 あ。すいません。怒んないで下さいよ。俺馬鹿何でしょうがないじゃないすかぁ・・・
 それで、中を覗いて俺驚いたんす!!!!!だって、ヤッてたの男同士だったんすよ。どおりで喘ぎ声が妙にハスキーだったわけっす。いや、まあ驚きましたけどその喘ぎ声まあ、エロくてですね、あんあんいっちゃうーってよがりまくりっすよ。嫌悪感なんてすっ飛んで、AV見てる気分でした。あ、嫌悪感なんて俺が難しい言葉を知ってるかと言いますと、これはまた長くなります。あれは、六月の


「・・・・・・・・・」


 すんません・・・・・
 んで、ちょっと見てたら俺の使命を思い出して、頑張って、誰がやってるか確かめようとしたんすよ。でも、男役がドア側で女役が窓側だったんで全然顔見えなくて。もう、俺の息子が元気になりだしてたんで焦ってたら、女役が気持ちよすぎちゃったのか喘ぎながら男の名前呼んだんすよ。「タカオミ、チュウして」って。


「タカオミ?」


 うす。タカオミって。そしたら男役の方が「なに、俺の可愛い奥さん?」って返しててその声もよく考えたらタカオミの声のような気もしてですね。そんで、その声ドロドロに甘い声で


「いや、タカオミって誰?」


 ああ、タカオミですか。あいつは、あっち・・・金持ち側のボスっつうか。あれすよ、顔イイ、頭いい、家柄いいっていう馬鹿みたいにいけすかない宇宙人。もう、モテまくりで羨まし・・・・いや、逢坂先輩は嫌っていて、あの二人は滅茶苦茶仲悪いからなんか酷い欠点があるすんよ、きっと。サイコパスとか。ドエスだったり。裏表激しい・・・とか?・・・・駄目だ。俺のちっぽけな頭じゃこんな位にしか思いつけないっす。
 まあ、取り敢えず、逢坂先輩に釣り合う程人気と人望がある奴すよ。んで、取り敢えず、絶対チクってやるって決めましたね。


「それで?止めたの?」


 いや、もう止めても良かったんすけど、女役の方が気になって。だって滅茶苦茶エロイんすよ。あんあん良い声で喘ぎながら、なめかわしく腰ふって、まあ、体格は良さそうでしたけどあれ位気持ちよさそうなら俺も相手して欲しいなって。いや、俺の息子もギンギンだったんでしょうがないじゃないすか。そんな目で見ないでくださいっす!!!

 まあ、扉一枚挟んでたんで何を言ってるのかはほぼ聞き取れなかったんすけどそれでも俺は待ち続けました。女役の顔を確かめるチャンスを逃さない為息子を絶たせながら健気に待ったんすよ。
 そんで、チャンスは訪れました。
 タカオミが小休憩なのか横向いてなんか弄ったんすよ。そん時見えた顔はやっぱりタカオミでした。あともうちょっとずれたら女役の顔が見れるって所で、タカオミが急にこっちを向いてきたんすよ‼‼‼
 もう、俺焦って逃げました。タカオミは扉の方に近づいていったらしく、廊下の角からまたその部屋を覗いたら案の定鍵が閉めなおされていて、流石にもう覗きを続けられませんした。女役が誰か分からなくて悔しかったすけど相手はあのタカオミですし、怖いかったんで。後は、逢坂先輩に報告して褒めてもらおうと思いながらニヤニヤして帰ったす。
 その夜、やっと息子を可愛がってやってたんすよ。あの女役をおかずにして。そんで思い出したんすよ。その女役の足の裏に三角形にほくろがあったのを。
 俺は、その時一番驚きました。
 だって、その足の裏のほくろの持ち主は、逢坂先輩だったんすから!!!いやあ、もうあの逢坂先輩があんあん言って嵌められるところ思い出したらより息子に血が滾っちゃって。今までで一番良いオナニーでしたよ。


「えっ!!ていうことは、逢坂先輩ってホモでネコなの?」


 さあ?ネコってなんすか?かわいいってことすか?まあ、逢坂先輩はクールでキュートな一面もあるんでまあ、ネコっぽくもないこともないっすね。いつも厳しいのに時に優しくしてくれるとことかたまんねっす。
 あ!!!!ていうか、一番言いたいこと忘れてました!!!!


「まだ、なんかあんの!?」


 はい。逢坂先輩にタカオミの奴が社会科準備室でセックスしてましたって報告した方がいいすかね?


「えっ・・・・絶対ダメで」


『内緒話は楽しかった?』


 へ?
「へ?」


『じゃあ、もう終わりだよ。俺は可愛い奥さんの可愛い声を聴かれて我慢できるほど器量の良い男じゃないからね』


 タ、タ、タカオミ・・・・・


『大丈夫。一昨日までの記憶がなくなるだけだから』


















 あれ?俺今まで何してたんすかね?
「さあ・・・・・・なんでこんな遅い時間に教室にいんの?俺ら?」
 いや、さっぱりすよ。ところでどちら様すか?
「・・・・・・・・ずっと元輝を見て来た者だよ」
 え?
「大丈夫。元輝が処女童貞なことは知ってるから、優しくしてあげる」
 え?え?どういうことすか?
「ふふふ、全部俺に任せて」
 あ、あ、あーーーーーー!!!!














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