不思議な黒石(ケンタ編・京子編)

當宮秀樹

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三メメ登場

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三メメ登場

 シリパのところにひとりの女性が「よろしいですか?」 

「はい、どうぞ。いらっしゃい、私はシリパです。 
あなたのニックネームと生年月日と聞きたいこと言って下さい」  

「大谷尚子、聞きたいことは私の主人が暴力をふるうの。 普段は気の小さい主人なんですけど
酒を飲むと人を叩く癖があるんです。 対処法があれば聞きたいです」

「ご主人の顔写真ありますか?」

「いえ持ってませんけど……」

「じゃあ、目をつぶってご主人の顔を思い浮かべてもらえますか」

女性はじっと目を閉じていた。 

「はい、けっこうです。 ご主人は幼児期に父親から虐待を受けておりました。 
自分が大きくなったら絶対に暴力はしないと子供ながら考えたのね。 
でも、その時の恐怖が酒を飲むと無意識に出てきて反発するの。 その矛先があなただったの。 
心に大きな傷を今でも背負ってるのよ。 多少時間掛かるけど、この方法を試してみて下さい。 
まず第一に事が起きても反発しない。 そして毎日寝るときにご主人と笑談してる姿を思い浮かべ
睡眠に入って下さい。 ご主人と奥さんの潜在意識から変えていきましょう。

大谷さんあなたなら出来ます。 何故ならあなたは前世でご主人に助けてもらった経緯があります。 
その時は兄弟でした。 あなたは兄である今のご主人に救われました。 
今あなたがその借りを返す時期に来てます。 大丈夫! 勇気を持ってください」  

「私の意識も変える必要があるんですか……?」 

「そうです。 奥さんも嫌だ嫌だと思う負のエネルギーが、ご主人に働きかけることになるので、
結果、負のエネルギーが暴力を呼んでしまうんです。

ここは夫婦ふたりで乗り越えて下さい。 

ここで逃げたら未来世で形を変えてでも、おなじようなことが起きます。 
今、頑張って下さい! 近い未来ですが夫婦で笑った顔が私には視えます。
 勇気を持って実践して下さい。 もうここに同じ相談にこないように願ってます。 あとは努力です」


「いらっしゃい、私はシリパです。 あなたの名前又はニックネームと生年月日と質問事項を言って下さい」  

「名前はメメです。 人間って何ですか?」 

「あなた、いきなり難しい質問するわね、あなたはどう思うの……?」 

「解らないから相談にきました……」 

シリパは笑いながら応えた「もっと具体的な質問がないわけ? 今のあなたにとって
一番聞きたいこととか? 人間って何かなんて死ぬ時に答え出したっていいのよ。 ゆっくり考えたら?」 

「他に質問ないならお金はいらないから旨いもの喰って帰りなよ」

「じゃあ質問変えます。 人間死んだらどうなるんですか?」 

めんどくせえ客に捕まったとシリパは思った。 

「メメちゃんはどう思うの?」 

「解ったら聞きません」 

「ゴメンねシリパが悪かった……」シリパは少しむかついた。 

「じゃあ私の見解で話しするね。 元々この身体は肉体と他に非物質の身体があって重なっているのね。 
この世でいわれる死とは肉体の死を意味するの。
魂が肉体を着ていると思ってね。 だから肉体を脱ぎ捨てた魂は本来の世界に戻るの人間世界では
それを死というの。 つまりこっちの肉体は仮の宿。 ここで何か質問ある……?」

「どの肉体に宿るかは誰が決めるの?」 

「良い質問ね。 選ぶのは自分。 この世に生まれる時はあなたに縁がある家庭を選ぶの、
父母兄弟みんな魂の知り合いなの。 それだけじゃないのよ、友達、伴侶、子供などみんな縁で
繋がってるの。 話し逸れたけど死んだあとの魂は俗にいうあの世に移行するの。 
移行先は無数の世界があるの。

沢山ある中で自分の意識に合った世界に行くの。 だから死んだときの意識状態や生前の行ないが
決めるのね。 結構大事なのよ。 だから今を大事に生きなくちゃね。 修羅場が好きな魂は修羅場へ。 
穏やかな心の魂は穏やかな世界に行きやすい。

誤魔化しは絶対効かないの。 当然ワイロも効かない。 だって自分が自分を裁くのね。
閻魔様じゃないのよ。 自分に嘘はつけないから…… 少し仏教というか宗教的な話し方をしたけど、
ここまでで質問は?」  

「暗い世界へいった魂はどうなるの?」  

「人間的にいうと修行の道に入るのね。 悟った瞬間元いた明るい世界に帰るの」  

「帰るって?」

「魂は本来自由なの。 そこから人間の制約ある世界に生まれるの。 いわばこの世は旅の途中なの。 
帰る家はあの世。 人は旅に出てることを忘れてるのよ。 旅に出てる自分や環境が総てだと
勘違いしてるの。 ねえメメさんはこんな話し聞きたいわけ……?」  

「解らないです。 シリパさんを見ていたら質問したくなったんです」 

「年頃の娘さんなんだから色っぽい依頼とかないわけ?」 

「私は根暗だから駄目です」 

「そんなことないわよ。 あなたのガイドが今後の出会がのあなたの人生に大きくかかわってくるって
私に伝えてくるよ」  

「えっガイドってなんですか?」 

「えっ、今後の出会いじゃなくそっちに食いついてくるわけ? 非物質のあなた自身。 
守護霊って知ってる? その存在。 私は宗教用語を使いたくないのよ。 霊能者じゃないから…… 
だからガイドっていうの」  

「霊能者じゃなくなになんですか?」 

「メッセンジャーかな……」 

「どこが違うんですか?」 

「うん、単純に霊能者って言葉が嫌いなの。 なんか、さも特殊能力扱いして私は特別よみたいな
人が多いでしょ。 それが嫌いなの。 本当は特殊能力じゃないのよ。 

その特殊な能力扱いは一般的な思いこみなの。 それに霊能者さんも変なのが多いのね。 
昔から変人が多いのよ。 おどろおどろしい言い回しをしたり、私は○○神の使いです。 
○○神の生まれ変わりですみたいな言い回しをするでしょ?

現代はチャネラーと言ったりもするのね。 全部が全部否定しないけど気色悪いのよ私的にはね。 
霊能者さんを毛嫌いする人多いけど、理由が解るわよ、私も気持ち悪いもの」 

メメは不思議に思った。 

「この能力は誰でも簡単に出来る能力なの。 特殊じゃないのよ。 私は出来ないんだと勘違いしてるのよ。 
そろいも揃って勘違いよ……ハハ」  

「私もシリパさんみたいになれますか?」 

「当然よ! 私も以前は全然興味無かったんだから。 幼なじみのケンタっていう馬鹿たれが私に
切っ掛けをくれたのよ。 それが始まりだったのね。

メメさんは目に見えない世界があるって知ってるから興味が湧いたのよ。 姓名判断や手相見に行かずに
私を選んだってこともその証しよね。 この世にも別世界にも偶然って無いの。 すべてが必然なの……」  

「実は私、夢で視たんです」 

「ほらきた…… で、どんな?」

「狸小路を歩いていたらマイクロバスを発見したの。 こんな所にと思った瞬間バスの中にいたんです。 
それが移動式の診察バスだったんです。次の瞬間診療台に私は座っていて、白衣を着た女医さんに
診断をうける処で目が覚めたんです。 それから狸小路が気になって何度も日中に来たんです。 
夜は今日が初めてで、急にシリパさんに話しかけたくなったんです」 

「そう」 

「で、なんか発見あった?」 

「はい、シリパさんと合う暗示だったんですね。 私を弟子にして下さい! お願いします……」  

「は? 弟子に? この私の? 私そんな柄じゃないのよね。 さっき話したケンタを紹介するから
そっちに習いな。 ケンタなら以前、居酒屋のママさんを指導した経緯があるから。 
コツを習ってみてそれからもう一度どうするか考えなよ……」  

「是非お願いします」

京子はケンタに一部始終を話した。 

「いいけどなんか責任感じるよ……」  

「大丈夫、マチコママにしたようにすれば。 私は石に頼ってるからどうせならケンタのやり方の
方がいいと思ったのよ。 ゴメンね……」 

「うん解った。 一度会わせてよ」  

「サンキューまた連絡するね」 

数日後マチコママの店で落ち合い四人は話しをして、ケンタはメメにレクチャーすることになった。


 シリパのところにひとりの女性が「よろしいですか?」 

「はい、どうぞ。いらっしゃい、私はシリパです。 あなたのニックネームと生年月日と聞きたいこと
言って下さい」  

「大谷尚子、聞きたいことは私の主人が暴力をふるうの。 普段は気の小さい主人なんですけど
酒を飲むと人を叩く癖があるんです。 対処法があれば聞きたいです」

「ご主人の顔写真ありますか?」

「いえ持ってませんけど……」

「じゃあ、目をつぶってご主人の顔を思い浮かべてもらえますか」

女性はじっと目を閉じていた。 

「はい、けっこうです。 ご主人は幼児期に父親から虐待を受けておりました。 
自分が大きくなったら絶対に暴力はしないと子供ながら考えたのね。 
でも、その時の恐怖が酒を飲むと無意識に出てきて反発するの。 その矛先があなただったの。 
心に大きな傷を今でも背負ってるのよ。 多少時間掛かるけど、この方法を試してみて下さい。 
まず第一に事が起きても反発しない。 そして毎日寝るときにご主人と笑談してる姿を思い浮かべ
睡眠に入って下さい。 ご主人と奥さんの潜在意識から変えていきましょう。

大谷さんあなたなら出来ます。 何故ならあなたは前世でご主人に助けてもらった経緯があります。 
その時は兄弟でした。 あなたは兄である今のご主人に救われました。 今あなたがその借りを返す
時期に来てます。 大丈夫! 勇気を持ってください」  

「私の意識も変える必要があるんですか……?」 

「そうです。 奥さんも嫌だ嫌だと思う負のエネルギーが、ご主人に働きかけることになるので、
結果、負のエネルギーが暴力を呼んでしまうんです。

ここは夫婦ふたりで乗り越えて下さい。 

ここで逃げたら未来世で形を変えてでも、おなじようなことが起きます。 
今、頑張って下さい! 近い未来ですが夫婦で笑った顔が私には視えます。 
勇気を持って実践して下さい。 もうここに同じ相談にこないように願ってます。 あとは努力です」


「いらっしゃい、私はシリパです。 あなたの名前又はニックネームと生年月日と質問事項を言って下さい」  

「名前はメメです。 人間って何ですか?」 

「あなた、いきなり難しい質問するわね、あなたはどう思うの……?」 

「解らないから相談にきました……」 

シリパは笑いながら応えた「もっと具体的な質問がないわけ? 今のあなたにとって
一番聞きたいこととか? 人間って何かなんて死ぬ時に答え出したっていいのよ。 ゆっくり考えたら?」 

「他に質問ないならお金はいらないから旨いもの喰って帰りなよ」

「じゃあ質問変えます。 人間死んだらどうなるんですか?」 

めんどくせえ客に捕まったとシリパは思った。 

「メメちゃんはどう思うの?」 

「解ったら聞きません」 

「ゴメンねシリパが悪かった……」シリパは少しむかついた。 

「じゃあ私の見解で話しするね。 元々この身体は肉体と他に非物質の身体があって重なっているのね。 
この世でいわれる死とは肉体の死を意味するの。
魂が肉体を着ていると思ってね。 だから肉体を脱ぎ捨てた魂は本来の世界に戻るの人間世界では
それを死というの。 つまりこっちの肉体は仮の宿。 ここで何か質問ある……?」

「どの肉体に宿るかは誰が決めるの?」 

「良い質問ね。 選ぶのは自分。 この世に生まれる時はあなたに縁がある家庭を選ぶの、
父母兄弟みんな魂の知り合いなの。 それだけじゃないのよ、友達、伴侶、子供などみんな縁で繋がってるの。 話し逸れたけど死んだあとの魂は俗にいうあの世に移行するの。 移行先は無数の世界があるの。

沢山ある中で自分の意識に合った世界に行くの。 だから死んだときの意識状態や生前の行ないが決めるのね。 結構大事なのよ。 だから今を大事に生きなくちゃね。 修羅場が好きな魂は修羅場へ。 
穏やかな心の魂は穏やかな世界に行きやすい。

誤魔化しは絶対効かないの。 当然ワイロも効かない。 だって自分が自分を裁くのね。
閻魔様じゃないのよ。 自分に嘘はつけないから…… 
少し仏教というか宗教的な話し方をしたけど、ここまでで質問は?」  

「暗い世界へいった魂はどうなるの?」  

「人間的にいうと修行の道に入るのね。 悟った瞬間元いた明るい世界に帰るの」  

「帰るって?」

「魂は本来自由なの。 そこから人間の制約ある世界に生まれるの。 いわばこの世は旅の途中なの。 
帰る家はあの世。 人は旅に出てることを忘れてるのよ。 旅に出てる自分や環境が総てだと
勘違いしてるの。 ねえメメさんはこんな話し聞きたいわけ……?」  

「解らないです。 シリパさんを見ていたら質問したくなったんです」 

「年頃の娘さんなんだから色っぽい依頼とかないわけ?」 

「私は根暗だから駄目です」 

「そんなことないわよ。 あなたのガイドが今後の出会がのあなたの人生に大きくかかわってくるって
私に伝えてくるよ」  

「えっガイドってなんですか?」 

「えっ、今後の出会いじゃなくそっちに食いついてくるわけ? 非物質のあなた自身。 
守護霊って知ってる? その存在。 私は宗教用語を使いたくないのよ。 
霊能者じゃないから…… だからガイドっていうの」  

「霊能者じゃなくなになんですか?」 

「メッセンジャーかな……」 

「どこが違うんですか?」 

「うん、単純に霊能者って言葉が嫌いなの。 なんか、さも特殊能力扱いして私は特別よみたいな
人が多いでしょ。 それが嫌いなの。 本当は特殊能力じゃないのよ。 

その特殊な能力扱いは一般的な思いこみなの。 それに霊能者さんも変なのが多いのね。 
昔から変人が多いのよ。 おどろおどろしい言い回しをしたり、私は○○神の使いです。 
○○神の生まれ変わりですみたいな言い回しをするでしょ?

現代はチャネラーと言ったりもするのね。 全部が全部否定しないけど気色悪いのよ私的にはね。 
霊能者さんを毛嫌いする人多いけど、理由が解るわよ、私も気持ち悪いもの」 

メメは不思議に思った。 

「この能力は誰でも簡単に出来る能力なの。 特殊じゃないのよ。 
私は出来ないんだと勘違いしてるのよ。 そろいも揃って勘違いよ……ハハ」  

「私もシリパさんみたいになれますか?」 

「当然よ! 私も以前は全然興味無かったんだから。 幼なじみのケンタっていう馬鹿たれが
私に切っ掛けをくれたのよ。 それが始まりだったのね。

メメさんは目に見えない世界があるって知ってるから興味が湧いたのよ。 
姓名判断や手相見に行かずに私を選んだってこともその証しよね。 
この世にも別世界にも偶然って無いの。 すべてが必然なの……」  

「実は私、夢で視たんです」 

「ほらきた…… で、どんな?」

「狸小路を歩いていたらマイクロバスを発見したの。 こんな所にと思った瞬間バスの中にいたんです。 
それが移動式の診察バスだったんです。次の瞬間診療台に私は座っていて、
白衣を着た女医さんに診断をうける処で目が覚めたんです。 それから狸小路が気になって何度も
日中に来たんです。 夜は今日が初めてで、急にシリパさんに話しかけたくなったんです」 

「そう」 

「で、なんか発見あった?」 

「はい、シリパさんと合う暗示だったんですね。 私を弟子にして下さい! お願いします……」  

「は? 弟子に? この私の? 私そんな柄じゃないのよね。 さっき話したケンタを紹介するから
そっちに習いな。 ケンタなら以前、居酒屋のママさんを指導した経緯があるから。 
コツを習ってみてそれからもう一度どうするか考えなよ……」  

「是非お願いします」

京子はケンタに一部始終を話した。 

「いいけどなんか責任感じるよ……」  

「大丈夫、マチコママにしたようにすれば。 私は石に頼ってるからどうせならケンタのやり方の
方がいいと思ったのよ。 ゴメンね……」 

「うん解った。 一度会わせてよ」  

「サンキューまた連絡するね」 

数日後マチコママの店で落ち合い四人は話しをして、ケンタはメメにレクチャーすることになった。
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