世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと魔王の息子

代表戦の詳細

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 城に帰ると代表者が決まったことが告げられた。
 俺とヨミとアスル。そして、シャリオットとルトヴィナだった。

 キャリーが帝国に連絡を取ることに決まっていたのだが、どういうルールで代表戦が行われるのか直接確かめたかったのと、帝国に提案したいことがあったのでそちらの席には同席することになった。
 場所は謁見の間。
 キャリーが魔法水晶で指定された帝国の魔法水晶に魔法を送り込む。
 緊急呼び出し用の魔法を使ったようで、すぐに応答があった。
「連絡してきたと言うことは、代表者が決まったと言うことでいいんだな」
 まだ魔法水晶の映像が安定する前に、挨拶も抜きにレグルスの声が聞こえてきた。
「ええ、言われたとおり五人選出しました」
 キャリーが名前を読み上げる頃に、ようやくレグルスの顔が拝めた。
 その顔は満足そうな笑みをたたえている。
「そっちのメンバーは?」
「カーラ、ジュリアス、ランドルフ。三人だ」
 国務長官と国防長官の名前が挙がったのはいいだろう。
 戦闘能力で大統領が決まる国だ。あの少女や少年も役職を与えられるだけの実力があるって事だろう。
 だが、いきなり話が違う。
「そっちは五人と指定したのに、三人しか参加しないのか? フェアじゃない。後で負けた理由にするつもりなら――」
「三人で十分だ。言い訳をするつもりもない」
 こいつ、会談のときは俺の力を認めると言っておきながら、よくもまあそんなことが……。
 そもそも、闘技大会に優勝したものが大統領になるって事は、レグルスじゃないのか?
「あんたは出場するつもりはないんだな」
「いや、俺も出るつもりだったんだが、代表者がどうしても三人で戦いたいと言って聞かんのだ」
「よほど自信があるらしいな」
「と言うより、俺がアキラ殿のことを認めたことが気に食わないらしい。必ず倒すとまで誓ったからな。これで俺が強行出場したら代表者たちのモチベーションが下がる」
「あんたはそれで納得してるのか? 数で不利なのに、負けたら国がなくなるんだぞ」
「あの者たちが負けるなら、それほどの実力が連合国にあると証明できれば俺の目的は達成されたことと同じだ。アキラ殿の実力が俺の見立て通りであることを願おう」
 レグルスの言ってることは本当なんだろう。
 だが、逆に代表者たちの自信とプライドが垣間見える。
 そして、レグルスがどう思っているかは別として帝国としては何か思惑もありそうだ。
「それじゃ、代表戦のルールを教えてくれ」
「いくつか考えていたんだが、ここはやはり戦争の代わりに行われるものだし、バトルロイヤルでどうだろう。戦場では一対一に持ち込まれることなどほとんどありえないからな」
 バトルロイヤルで五対三か……。
 圧倒的にこちらが有利。
 罠も疑いたくなるくらいだ。
 レグルスにはそう言うつもりはないだろうが、知らされていない可能性はある。
 条件が同じでなければ、後でいくらでも文句を付けられる。
 そう言う隙はなくしておくべきだろう。
「レグルス、そう言うルールならこちらも代表者を三人にしよう」
「ちょっと! アキラ、勝手なことを――」
「シャリオットとルトヴィナには俺が決断したと言っておいてくれ」
 俺とヨミとアスルだけにしたことにはいくつか理由がある。
 その中でも一番大きな理由が代表戦がバトルロイヤルに決まったこと。
 勝ち抜き戦や団体戦方式だと、そもそも人数がいないと成り立たないが、バトルロイヤルなら一人でも成り立つ。
 そして、同時に戦いが始まるなら状況に応じてフォローしなければならない。
 相手は俺たちを少ない人数で相手をすることも計算に入れても勝てると思っている。
 普通の人間が俺の相手になるとは思えないんだが、この世界には魔法もあるし何か策があるのだろう。
 そうなったときに、補助的な役割のシャリオットやルトヴィナを守りながら戦うのは俺自身の戦力が落ちることになる。
 二人とも魔力は高いし魔法にも長けてはいるが、こう言った狭い範囲での戦闘向きではない。
 そして、バトルロイヤルでは連携が重要になる。
 俺とヨミとアスルならそこはもう訓練が必要ないレベルだ。
 はっきり言ってしまえば、バトルロイヤルではシャリオットやルトヴィナが参加する方が足手まといになりかねない。
「……一応説明するけど、怒られても助けてあげないわよ」
「キャリーが納得してくれればそれでいい」
 こちらの話がまとまったことを見届けてからレグルスが確認してきた。
「アキラ殿、いいんだな? 我々の代表者も個別の戦闘能力ではアキラ殿に及ばぬかも知れぬが、連携すれば負けん」
「だからバトルロイヤルにしたってことか? こっちも伊達に魔族を相手にしてきていないってところを見せてやるよ」
「それは楽しみだ」
 次に日程と場所が告げられた。
 移動と準備を含めて五日後。
 場所は帝国の首都にある闘技場。
 そこは大統領戦が行われる舞台でもあるらしい。
 そして、この戦いは魔法水晶で世界中のギルドへ中継されることも決まった。
 勝敗の証人は世界中の人々。
 帝国はギルドがないはずなのに、俺が金華国との戦争のときに魔法水晶で生中継をしたことを知っているようだ。
「勝敗は最後まで立っていたもののいる方を勝ちとする。負けた側は速やかに国を併合するという書類に署名をしてもらおう」
「あ、その事ですけど。私は別に帝国を吸収合併するつもりはないので、同盟国の書類にサインをしていただければ結構です」
 レグルスの提案をやんわりとキャリーが断った。
「……どこまでも甘いのだな」
 彼は鼻で笑っていたが、キャリーにとっては譲れない部分だ。
 だが、それだけじゃ足りない。
「レグルス。俺たちが勝っても負けても、ギルドの設置は認めてくれないか?」
「勝敗にかかわらず? なぜだ」
「世界が統一されたなら、ギルドを拒絶する理由はないだろ。あった方がいろいろ便利だぞ」
「……それは、アキラ殿が妹の捜索をするために、であろう」
「あ、やっぱりわかるよな」
「まあいい。ギルドマスターの考えはそれほど悪いとは思っていない。世界が統一された後に人間を鍛えるにはちょうどいいかもしれん」
 これで、代表戦の結果にかかわらず、妹の捜索は進められそうだ。
「アキラ殿、それでは俺の頼みも聞いてもらうぞ」
 思いがけずレグルスが反撃してきた。
 先にこっちが頼み事をしているから断りづらい。
「内容によるが……」
「アキラ殿はアイレーリス保有の戦力ではないと女王が言ってたな」
「そうよ。冒険者はどの国にも所属しないわ」
 当たり前だとばかりにキャリーが口を挟んだ。
「つまり、連合国に勝利してもアキラ殿が戦力として加わるわけではない。それでは困る。俺が実力を認めているのはアキラ殿だけなのだから」
「まさかレグルス大統領……」
 キャリーがあからさまに嫌な顔をさせた。
「連合国が負けたときは、アキラ殿は俺の部下になってもらいたい。そして、いずれは次の大統領候補として俺が鍛え上げる」
 嫌な汗が噴き出す。
 ……こいつ、まさかそこまで露骨に俺と関わろうとするとは。
 少なくともレグルス直属の部下だけは避けなければ。
「認められません! アキラは国の争いには関係ない。自由を奪うなど、許せません」
 俺の意図とは意味が違ったが、キャリーが拒絶した。
「人間が滅びてしまったら、自由も何もなくなる。魔族との戦争に勝利した後、いくらでも自由に生きればいい」
 なんて言うか、二人とも平和な未来を目指していることは間違いないのに、道が平行していると言うよりまるで逆を向いているようだ。
 俺は、ギルドマスターのクランスには早く元の世界へ帰るように促されてはいるが、やっぱりこの世界を放っておくことも出来ない。
 助けを求めるものがいるのに、それを無視して自分だけ安全な世界へ帰るのも気が引ける。
 ……俺を追放した世界がここと比べてどれほど安全と呼べるかどうかはまだわからないけど。
「レグルス。勝っても負けても俺は冒険者として魔族との戦いに加わる。それで満足できないか?」
「そちらも勝敗にかかわらず、か。いいだろう。では、五日後我が国の闘技場で会うのを楽しみにしている」
 そう言い残して魔法水晶が暗くなった。
「あのねえ、連合国で決めた話を横から引っかき回さないでよ」
 レグルスの姿が見えなくなった途端、キャリーは手を腰に当ててそう言った。
 顔は見なくても口調で怒っていることがわかる。
「だったら、俺の言ったことを撤回すればよかったじゃないか」
「できるわけないでしょ。バトルロイヤルじゃシャリオットさんもルトヴィナさんもアキラの足手まといになるもの」
「ずいぶん辛らつな評価だな……」
「そりゃ、アキラとは一緒に戦ったからね。戦力分析くらいは出来るわよ。二人とも魔道士として一流だけど、乱戦向きじゃないわ。相手に魔道士がいて団体戦だったときのことを考えての選出だったのよ」
 ちなみに、前日の代表者を決める会議では俺とヨミとアスルの選出は即決だったらしいが、他のメンバーについてはだいぶ激論が交わされたと話した。
 キャリーは自分がどうしても出場したかったから、バランスを考えて魔法に長けたものが加わるべきだと主張したものの、複合戦略魔法を使われたら相手だけでなく帝国の町をも破壊することになりかねず、それを懸念されて投票で負けたと言うことだった。
「いくら何でも町を破壊するような威力で使うつもりなんてないのに」
「……複合戦略魔法の使用については否定しないんだな」
「当たり前じゃない。戦いに勝つには、手段を限定していては意味はないのよ。それに、相手にも失礼だわ」
「それでよく、代表者を三人にしたことを撤回しなかったな」
「だからそれは戦力分析の結果よ。まあ、アキラと同じようにムカついたことも間違いではないけど」
「馬鹿にされていると言うよりは、フェアじゃなければ後で難癖付けられることを心配したんだけどな」
「とにかく、決めた以上は必ず勝ってよね。連合国の運命をアキラたちに託すようなことになってしまったけど」
「それは任せておけ」

 代表戦の準備はすぐに終わったが、連合国への通達の方が時間を取られた。
 やはり代表者が三人に減ったこと。しかも、全員が冒険者であることにはいろいろ意見があった。
 ただ、各国のトップは俺の決断を否定することも反対することもなかった。
 各国の反応は次の通り。
 ホルクレスト王国、シャリオット次期国王。
「アキラさんがそれでいいなら、僕は構いませんよ。バトルロイヤルでは、あまり力になれませんし。問題は各国の兵士の戦闘能力が一冒険者よりも低いことにあると思います。レグルス大統領の話を信じるなら、今のままでは世界を統一しても魔族に対抗できるかどうか……。あ、これはアキラさんには関係のない話でしたね。応援には行きますから、よろしくお願いします」

 メリディア王国、ルトヴィナ女王陛下。
「……私の魔法兵器がもう少し対人戦闘向きでしたら、アキラくんに反対も出来るのですが……。ただ、帝国側が最初から三人しか選出していないというのは気になりますわ。必要であれば、例の魔法兵器を……え? 複合戦略魔法を撃ち出すあの魔法兵器は闘技場で使ったら味方も巻き込む? 勝てばいいのですから、いざとなったらヨミさんとアスラフェルくんには逃げてもらえばいいのですよ。敵を全滅させれば勝利なら、手段を選ぶ必要はありませんわ」

 ダグルドルド共和国、クリストフ大統領。
「会議の時も言ったが、私には戦争や軍事の知識はそれほど高くない。ただ、アキラ殿やそのお仲間が強いことは知ってる。王様たちはメンツを気にしているようだが、私は最初からアキラ殿だけでも十分だと思っていたから、特に反対するつもりはない。一つだけ言えることがあるとすれば、帝国は力が全ての国だ。大統領も力の強い者がなる。代表者が人間であっても決して油断はしない方が良い」

 グライオフ王国、ギデオルト国王
「その節は大変お世話になりました。お陰で我が国の膿もようやく……え? 帝国との代表戦に三人だけで? そうですか……あ、申し訳ありません。少しホッとしてしまいました。やはり、王や女王が戦いの場に参加するというのはどうも……。いえあの、ルトヴィナ女王陛下が心配だったわけではありませんよ。あの方の魔法道具に関する知識とアイディアは万が一にも失われてはならないものですから。連合国の命運をアキラ殿に託してしまうことを無責任だと思う国民もいるかも知れませんが、そこは私が説得してみせましょう」

 エオフェリア王国、ウェンディ女王、レオノーラ王女。
「まあ! 帝国との代表戦に三人だけで? さすがはアキラ殿。連合国側の人間に被害が出ないように考えてくださったのですね。アキラ殿の実力については魔法水晶だけでなく、娘からも聞いておりますから心配はしてません。そうですね、帝国との戦争が終われば世界も少しは落ち着くでしょうし、そろそろ娘とのお見合いの日取りを――」
「何々! アスラフェルが今度は帝国から私たちを守ってくれるの? さっすが! それでこそ私の恋人だわ。え? 恋人じゃない? 照れなくても良いじゃない。私を好きにならない人なんていないんだから。そうだ、野蛮な帝国の連中をやっつけたら一度エオフェリアに来てよ。今度広場で歌と楽器の演奏会を開くのよ。私がどれだけ人気者か教えてあげる。そうすれば、どれだけ魅力的な女の子を恋人にしてるかわかるだろうし――」
「レオノーラ、あなたまたそのような世俗的なことを計画しているのですか? そんなことに時間を使うくらいならお嫁に行ったときに苦労しないように家事を覚えておきなさいと――」

 魔法水晶の前で、俺とキャリーは座り込んだ。
 全ての国に事情を説明するのに半日以上もかかってさすがに疲れた。
「エオフェリアの親子はちゃんと話を聞いてくれてたのかな」
「さ、さあ……」
 取り敢えず根回しも終わり、後は俺たちが代表戦で勝つだけだ。
 前日までに会談が行われた砦近くに来てくれれば、そこから先は向こうの飛翔船が帝都まで案内してくれる段取りになってる。
 もちろん、敵のど真ん中へ行くことになるから飛翔船にはアイレーリスとホルクレストとメリディアから兵士が乗り込んでいる。
 最初の案では、飛翔船の限界まで兵士を乗せるべきだという意見もあったらしいが、帝国が飛翔船を五隻も持っているからあまり戦力を集中するのは取りやめになった。
 裏をかかれて奇襲された場合、国内の戦力が整っていなければ対応できない。
 そんなわけで、会談の時と同じくらいの兵士を乗せることになった。

 前々日の夜にホルクレストを出発した飛翔船はアイレーリスで俺とキャリーたちを乗せ、そのままメリディアへ向かいルトヴィナたちを乗せる。
 そこからさらにダグルドルドと帝国の国境までだから、一日半かかって砦に辿り着いた。
 砦が視界に入ったときには、もう帝国の出迎えも見えた。
 ちょうど国境の壁の向こう側に飛翔船が二隻浮かんでいる。
「「付いてきてください!」」
 大きな声が風に乗って響いてくる。甲板にいるからはっきり聞こえたが、船室にいても聞き逃すことはないだろう。
 恐らく魔法で声を大きくしたのだ。
 聞き覚えがある少年の声。たぶん、国防長官のジュリアスだ。
 すると、右側の飛翔船が動き出した。
 こちらの飛翔船を操っているのは船長のアーヴィン。
 シャリオットは甲板の前の方で何やら周囲を警戒している。
 いやさすがにここに至って攻撃を仕掛けてくるって事はないと思う。
 飛翔船は国境を遮る壁の上を易々と通り越していった。
 そして、飛翔船が完全に帝国の領空へ入ったところでもう一隻の飛翔船が後ろについた。
 あっちもあっちで俺たちが勝手な行動を取らないか警戒してるって事か。
 先頭を行く帝国の飛翔船はあまり速くない。
 こちらの飛翔船で表すと、通常飛行の半分程度の速度でゆっくりと進む。
 全部が全部、連合国側より優れているわけではないって事か。
 実像が少しだけ見えた気がして安心した。
 帝国の領土は中へ行けば行くほど荒涼としていた。
 森は国境付近にしか見られなかった。
 林もなければ草原もない。
 川も細く、どことなくエリーネが再建する前の金華国に雰囲気が似ていた。
「あ、あれは!?」
 甲板の柵から身を乗り出すようにして前を見ながらヨミが叫ぶ。
 ちょうど前を行く飛翔船が邪魔をしていて見づらいが、大きな建物が建ち並ぶ町が見えた。
 ……妹は大きな都市にいるといっていた。
 あれはまさしく、今まで見た中で一番大きな都市だ。
 代表戦よりも、その事に俺は気を取られていた。
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