世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと魔界の覇権

広がる敵意の根

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 車から降りるや否や、シャトラスが俺のシャツの襟を掴んで詰め寄った。
「アキラ殿がいながら、なぜ我が魔王が殺されなければならなかったのです!」
 瞳から涙が溢れ、冷静沈着で掴み所のないスパイの顔は消え失せていた。
 シャトラスにとっていかにフェラルドが大切な存在だったのか、改めて思い知らされた。
「……ごめん……何を言っても、言い訳にしかならないと思う」
 シャトラスが拳を握った。
 俺は逆に妙に冷静になっていった。
 フェラルドのために感情をあらわにするほどシャトラスが熱い感情を持っていることに関心すらしていた。
 彼の行動には計算とか策略とかは感じられない。
 ただ一つ。
 大切な人を失った怒りと悲しみに心が染まっている。
 だから、俺は今のシャトラスになら殴られても良いかなって思った。
「……シャトラス、アキラ殿を殴ったところでフェラルド様はもう戻ってこない」
 エトワスがシャトラスの拳を握った。
「わかっているさ! きっと、俺がフェラルド様の側にいたところで何も変えられなかった! フェラルド様は、自分の運命を受け入れていた……」
 俺の襟を握る力も緩まっていく。
 シャトラスは拳を解き肩を落とした。
「……運命って……」
 俺がそう言うと、シャトラスの瞳はすがるように俺を見た。
「アキラ殿も一緒に聞きましたよね。世界の理とフェラルド様の命の行方を」
「フェラルドは死ぬと一年前に戻って人生をやり直すって話か」
「正確には、一年前ではありません。丁度、人間の王国でケルベロスが力を付け始める頃です」
「時間がずれたのか?」
 フェラルドの死ぬタイミングが早すぎた?
「アキラ殿の出現によってフェラルド様は世界の展開が大きく動いているとおっしゃっていました。本来であれば、人間との和平交渉になることはなく、戦争が長引いて……救世主が現れる」
 そうなると、人間との争いを避け続けたフェラルドは最後まで生き残ることになったと言うことか。
「フェラルドが運命を受け入れていたって言うのは、どういう意味だ? あいつは死の間際にも、もう目覚めたくないと言い残していた」
「……やはり、そうだったんですね……」
 シャトラスは涙を拭っていつもの冷静な顔を取り戻していた。
「何度も、救世主に殺される。その事を忘れることなく記憶して、回避しようとしても結局は救世主に殺される。俺は世界がループしていると言うことを認識できていないから、その話を聞かされてもフェラルド様のお気持ちを共有することは出来ませんでした。フェラルド様はこの世界に生かされている全ての魂を救済したいと言っていましたが、ご自身が一番解放されたいと願っていたのだと思います」
「この世界が救世主に救われて、エルフの女王が認識しているように再び世界が巻き戻ったら、フェラルドはまた目覚める。それをもう望んでいないという意味だったと言うことか……」
「アキラ殿、あなたはこれからどうするつもりですか?」
「俺は……」
 フェラルドに託された願い。
 人間との和平。
 救世主。
 世界の終焉と再生。
 一方的に押しつけられたような気もするが、投げ出すわけにもいかない。
 それに、俺一人に託されたわけじゃない。
 フェラルドはアスルに希望を見出した。
 アスルが帰ってくるまでの一時的なことなら、俺とヨミとグロリアとメリッサもいる。
 バルガスやアルラウネがどちらに付くかだけは不透明だけど、まだ魔王の過半数がこちら側だから、ヴィルギールが何をしても力尽くで止められる。
「フェラルドには魔界を託された。人間との戦争を続ければ、辿り着く未来は変わらない。俺たちが中心となってもう一度和平交渉を求められないか?」
「無理よ」
 凍るほど冷たい声が俺の話を拒絶した。
 一体、誰の声なのか。
 その一言では判断できなかった。
 聞いたことのない声質だった。
 冷たさと鋭さを極めたようなはっきりした声だった。
「フェラルド様が亡くなられたのは、馬鹿だったからよ」
 背筋が凍るほどのプレッシャーを放ちながらそう言ったのは、メリッサだった。
「メ、メリッサ……?」
 グロリアまでもが困惑している。
 無理もない。
 口調も雰囲気も今までのメリッサとはかけ離れている。
 外見がそのままだから余計に不気味な感じだった。
 凄みだけ身についている。
 これが魔王としての力なのか。
「メリッサ殿、新たな魔王として覚醒されたからといって、俺の主を馬鹿にするような発言は……」
「馬鹿になどしていないわ」
 シャトラスはメリッサに睨まれただけで言葉を詰まらせた。
 俺にはプレッシャーしか伝わっていないが、もしかしてグロリアよりも魔力が高いのか?
「あのお方は愚かにも人間なんてものを信じてしまった。関わるべきではなかったのよ」
 メリッサの言葉の意味を問わずにはいられなかった。
 ヨミはメリッサの変貌に驚いているし、グロリアも似たようなもの。
 エトワスとシャトラスは今のメリッサには何か言える雰囲気ではなさそうだった。
 魔王の魔力をよくわかっていない俺だけが、今までと変わらずメリッサに聞く。
「和平交渉自体が間違いだったって言いたいのか?」
「そうね。人間と私たちがわかり合うことなどありえない。どちらかが滅びるまで戦い続けることが私たちの運命だったのよ」
 ヨミがメリッサの正面に立って見下ろす。
 ヨミからのプレッシャーにメリッサはほんの少しだけ足を後ろに引いた。
「アキラは人間です。私はアキラとわかり合っていますよ」
「……ヨミさん、アキラさんは“この世界の人間”ではないのでしょう? だから、私もアキラさんだけは別だと信じられるわ。だって、この世界の運命とは関係がないんですから」
 そのもの言いに、今度はヨミが少しだけ引いた。
 二人の魔力は近いのかも知れない。
 ただ、ヨミは気持ちに能力が左右されやすいから、相手の言葉に納得すると勢いを失う。
 論戦や口喧嘩には向いていない。
 俺も感情的になりやすいところはあるが、今はヨミの命が危険にさらされているわけではないから冷静でいられた。
「俺のことを信じてくれるってことには、素直に礼を言う。だが、メリッサは少し勘違いをしている」
「勘違い? 私が?」
「たぶん、ここにいるみんなも同じだ」
 俺はメリッサからエトワスまでも見回した。
 彼らが誰からフェラルドの死を聞かされたのか、真相を伝える前にそれをはっきりさせておきたい。
「誰が、みんなにフェラルドの死を伝えた?」
「……ヴィルギールです」
 苦々しそうに言葉を吐き捨てたのは、もちろんシャトラスだった。
「奴は、沈痛な面持ちで俺たちにお悔やみを伝えました」
 エトワスがシャトラスの肩を持つ。首を横に振って、これ以上は話さなくていいと言っているかのようだった。
「アキラ殿、話を引き継ぎます。もちろん、私たちはヴィルギールの言うことなど聞くつもりはありませんでした。ただ、クリスタルを持っていたので……」
 やはりな。
 あのクリスタルは平和主義派の心を揺さぶるために使われた。
 今の魔界を支配しているのは、ほとんどがフェラルドの考えに共感してきた者たちだ。
 多かれ少なかれシャトラスのように悲しみや怒りの感情を抱いている。
「真相は俺たちが知っている。みんなには先に話すが、町の人たちには今は何を言っても聞いてはもらえないだろう。だから、この話を聞いたら俺に協力して欲しい」
「町の皆さんを説得すると言うことですか?」
 グロリアが怪訝な瞳を向ける。
「いいや、まずはヴィルギールを討つ。奴こそがフェラルドを殺した張本人のようなものだ」
 俺は和平交渉の場で何が起こったのかを話した。
 和平を結ぶことが決まる寸前に、天使が乱入してフェラルドが人間を庇ったことを。
 ヴィルギールがその混乱を利用して勇者と戦いを始めてしまった。
 このことによって、和平交渉が実質決裂した。
 このままヴィルギールに乗せられて戦争を継続させたら、本当の意味でフェラルドと想いを共有させた平和主義派は負ける。
 俺たちはフェラルドのためにも、何としてでも再び人間と和平交渉の席に着かなければならない。
「ですから、それは無理だと言ったはずです」
 真相を伝えても、メリッサの答えは揺るぎなかった。
「メリッサさん!? アキラの話を聞いていましたか? 悪いのは、ヴィルギールです!」
 ヨミが必死に訴えても、メリッサの表情は暗く冷たい。
「違うわ。それはきっかけに過ぎないのよ。人間は根本的な部分で私たちを信用できない。私たちが人間を信用しきれないように」
 相互不信の根は確かに深い。
 俺が出会った人間の中で、魔物を簡単に受け入れたのはエリーネだけだ。
 キャリーだって、あの戦争とクーデターで生死を共にしたから、ヨミのことを特別に認めてくれたようなものだ。
 それに、お互いの心の問題だけじゃない。
 人間に理解を示す魔族は天使に排除されてしまう。
 そして、今回の出来事でもう一つはっきりしたことがある。
 出交わさなかっただけで、魔族や魔物に理解を示す人間も天使に排除されてきたのではないかと言うこと。
 信じようと思う者は排除されてしまうなら、残された者たちでは争いにしかならない。
「フェラルド様には人間などに関わらず、最期の瞬間まで心穏やかに過ごしていただきたかった……」
「……メリッサさん、まさか……」
 ヨミが何かに気付いたように口を開けた。
「私がヨミさんの気持ちを裏切ることは最初からありえなかったんですよ」
「え? どういうこと?」
 まるで見たことのないものを見るような目をグロリアがメリッサに向けた。
「グロリアお姉さま、まだ気付いていなかったんですか? 私はフェラルド様に憧れていたんですよ」
「そう、だったの……。でも、フェラルド様は……」
「エルフと子作りしたことは知ってるわ。でも、愛していたわけじゃない。ただ、私もあの方と一緒になりたいとまでは望んでいなかったわ。お側で見ていられれば良かったのよ」
 グロリアはもう何も言わなかった。
 姉として、思いを遂げられなかった妹を哀れんでいるのか。
「グロリアお姉さま。私はずっと自分の力が怖かった。争いが嫌いだったのは、力に私の心が飲み込まれてしまうんじゃないかと心配していたの。魔王として覚醒して、はっきりと感じたわ。この力は、フェラルド様の思いを踏みにじる者たちに向けるべきだと訴えている」
 それはヴィルギールではなく、勇者であり――人間であると言うことか。
 ヨミは何か言いたそうにしていたが、言葉が上手く出てこないのか、口を開きかけては表情を曇らせていた。
「それじゃ、メリッサは戦争に参加するつもりか?」
 俺は一番重要なことを問い質した。
「それ以外に世界に平和を取り戻す方法があると思いますか?」
 メリッサは迷いなくそう言いきった。
「認めないわ」
 それだけははっきりとグロリアが言った。
「グロリアお姉さま、私たちが平和を求めても人間はそれを拒絶する。争いから逃げ続けても無意味なのよ」
「それでも、私はあなたまで失いたくはないわ」
「何を言っているのグロリアお姉さま。ステラお姉さまが天使に殺されたのは、グロリアお姉さまが人間を殺さなかったから。人間を殺す限り天使に狙われることもない。そして、人間には殺す価値しか無いとはっきりわかったのよ」
 決意が込められているわけではない。
 絶望に染まっているわけではない。
 ただ、淡々とメリッサは人を殺すと口にした。
 その迷いなき言葉に、俺は打ちのめされたような気持ちになった。
 まるで洗脳されているみたいだ。
 どうやったら、メリッサを止められる?
 力で押さえつける?
 俺とヨミとグロリアなら出来るだろう。
 だが、果たしてその事に意味があると言えるか?
 メリッサでもこういう考え方に捕らわれてしまうほど、フェラルドの死は平和主義派に大きな影響を与えている。
 今さらヴィルギール一人を倒したところで平和主義派に渦巻く人間への不信感を変えられる気がしなかった。
「どこへ行くつもり?」
 グロリアが俺たちに背を向けたメリッサの腕を掴んだ。
 彼女はそれを振り解くでもなく、そっと手を添えて姉の表情を覗き込んだ。
「さよなら、グロリアお姉さま。私は、人間を殺します」
 グロリアは肩を落としてメリッサから手を離した。
 俺もヨミも、城へ向かっていくメリッサを目で追うことしか出来なかった。
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