世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと無双チート救世主

最強の魔王

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 女たちはかいがいしく少年の体をタオルで拭いたりしていた。
『今の内に早く逃げてください』
 焦ったように未来が言う。
 少年は周りの状況に注意を払っていない。
 眼中にないという言葉がピッタリだ。
 俺のことも特撮番組のヒーローでしかないと思っている。
 逃げることにだけ集中すれば、取り巻きの女たちと一緒に追いかけてきたとしても逃げ切れそう。
 しかし――。
 逃げてどうする?
 記憶を取り戻すことにどれほどの意味があるというのか。
 少年の戦闘技術はハイパーユニオンギアで十分対抗できるレベルだった。
 今のヴィルギールでも傷を付けられないのは、天使と同様の存在だからだと思う。
 天使を倒すことの出来る俺なら……。
 そう思う反面、アルラウネの残した言葉が重しのようにのしかかる。
 ……もし、天使とも違って俺の攻撃が通用しなかったら?
 手を出した後で間違っていたと笑って誤魔化すことは出来ない。
 疑心暗鬼に囚われて動けない。
 迷っている俺の所へヨミが駆け寄ってきた。
「アキラ、あの人は何者ですか? なぜアキラのことを知っているように話をしていたんですか? トクサツバングミって一体……?」
 そりゃ、ヨミには意味不明の言葉ばかりだっただろう。
 きっとマーシャも、ヴィルギールでさえ俺と少年の会話の意味はわかっていないと思う。
 いや、少年の取り巻きの女たちも理解できるはずはない。
 少年は俺の姿を見て勘違いをしてくれたが、話を理解できた時点ではっきりしたことがある。
 俺と少年は同じ世界を知っている。
 世界の理に気付いた者たちが、俺を救世主と同一視してしまったこともこれで納得できた。
「ヨミ、気をつけろ。あの少年こそが救世主だ」
「……あの人が、救世主……?」
 訝しげな表情をした意味が俺にはよくわかっていなかった。
 ヨミの気持ちを理解できていなかった。
 だから止める間もなく、ヨミが少年に向かって行くのを見ていることしかできなかった。
「なぜ、グロリアさんたちを殺したのですか!?」
 ヨミが跳び上がり、空中で姿勢を変えて足から少年に突っ込んでいった。
「退け!」
 少年が世話をしていた女たちを引き倒して自分の後ろに追いやる。
 正面から飛び込んできたヨミと向かい合い、鞘に収めたままの刀を目の前にかざした。
 ゴシャアと何かが砕けたような音が聞こえる。
 それは、少年がヨミのキックを受け止めた音だった。
「こいつ……ただの魔王なのか……? 鞘が破壊された……」
 むき出しになった刀を振り回す。
 ヨミはその反動を利用して後ろに飛んだ。
「グロリアさんは平穏に暮らすことを望んでいました! アルラウネは……好きな魔王ではありませんでしたが、アキラに従って人は殺さなかった! バルガスは、殺された人の遺族が裁くべき魔王でした! それを、あなたはなぜ殺したのですか!?」
「魔王ごときがハル様に説教をするつもり?」
「魔王は人間の敵です。殺されて当然の存在だからです」
 ミニスカナース服の女と薙刀を持った袴姿の少女が少年の前に出てヨミに反論する。
「私は人間の敵ではありません! 共に生きていきたいと思っています!」
 少年が二人の女の肩をトントンと指で叩いて下がらせた。
 右手には抜き身の刀が握られている。
「君、それ本気で言ってるの?」
「本気です! 私は、アキラを愛していますから。彼と共に小さな家で慎ましやかな生活を送るのが私の夢です。出来れば子供は五人くらい欲しいです」
 ……なんだか、ヨミの夢が増えている気がするが……。
 家族計画まで立てた覚えはないぞ……。
「アハハハハハッ! 大地彰が魔王と結婚? そんな趣味があったのか? そりゃ、劇中で誰とも付き合わないわけだ」
 少年は目尻に涙を浮かべるほど笑っていた。
「未来も大変だね。ひょっとして、ネムスが俺の敵になっちゃったのって、あの魔王のせいなのかな」
「それについては、言うことはありません。お兄様の決めたことですから」
「ハハハッ! それじゃあ、あの魔王だけここで倒しておこうか? ネムスが俺の仲間になって未来のところへ戻ってくるなら、一応ハッピーエンドじゃない」
 未来がどう思っているのか。
 それはもう目を見ればわかってしまった。
 テレパシーで伝えられなくてもわかる。
 ここから逃げろと訴えている。
「私も殺すつもりですか? 他の魔王のように簡単には殺されませんよ」
「それはさっきの攻撃でわかったさ。俺の鞘が破壊されるとは思わなかった」
 ヨミの魔力がさらに上がっていく。
 どうなってるんだ。
 ヴィルギールのように他の魔王のクリスタルを取り込んだわけでもないし、何かしたわけでもない。
 このままだと、いつかではなくこの戦いの中でもヴィルギールを超える存在になるんじゃ……。
「あなたも人間のようですから、手加減はしてあげます。後ろにいる仲間は回復魔法くらいは使えるんですよね」
「何言ってるの? ハル様があんたなんかに怪我させられるわけないじゃん! 回復魔法なんて必要ないわよ!」
 少年と一番年の近そうな少女。制服の上から軽装の鎧を身につけた少女がベロを出してヨミを挑発した。
 だが、もうヨミも少年もお互いのことに集中していて少女の言葉は耳に届いていない様子だった。
 少年は鞘を失ったので、刀を両手で構えた。
 ヨミは左腕を相手に向けて、右足を一歩引いて構えた。
 刀と回し蹴りの間合いはヨミの方が不利だ。
 おまけにあの必殺技とやらは魔王を一撃で斬り裂く。
 俺は静かにバスターキャノンを構えた。
 メリッサは声こそ上げなかったが、目を見開いて驚いた。
 少年をロックオンする。
 フェアだとかアンフェアだとかは言っていられない。
 ヨミだけは、何があっても絶対に殺させない。
『ダメです。あなたはここで戦ってはいけない!』
 頭の中で未来が叫ぶ。
 俺はもう応えるつもりはなかった。
 トリガーに指をかけた時、もう一つの大きな魔力が二人に近づくのがわかった。
「小僧、俺との戦いは途中で放り投げたのに、この女とは戦うつもりか?」
 ヴィルギールが臨戦態勢の二人の間に入った。
「……人間を愛する魔王だなんて聞いたことがない。ネムスに出会えたことは嬉しいサプライズではあったけど、あまりにも想定外のことが起こりすぎてる。俺自身で修正する必要がある」
「まあ、俺としてはクリスタルさえ手に入れば魔王は誰が倒しても構わないんだが、その女を小僧が倒すのは体裁が悪いと思うぞ」
「なに?」
 ギャラリーの国軍や冒険者たちの視線は複雑そうだった。
 勇者に絶望し、少年に希望を見出していたさっきまでとは明らかに違う。
 そのギャラリーの中から一人の戦士が飛び出してきた。
 長身で髪が短い男装の麗人のような戦士――ファルナだった。
「君たちが何者か私にはよくわからないが、魔族や魔物から助けてくれてありがとう」
「礼を言われるほどのことじゃないさ。それよりも、ここから離れた方がいい。まだ魔王はこの場に三匹も残ってるんだから」
「その事なんだが、出来ればそちらのヨミ殿は殺さないでやってくれないか?」
「――は?」
 少年はファルナの言葉に困惑していた。
 今にも戦いを始めそうだったのに、構えを解いてファルナを見つめる。
 まるで、化け物でも見るような表情だった。
「いや、私も魔族は許せないし魔物も滅ぼしたいとは思っている。だが、ヨミ殿は私たちの国を救ってくれた。それに、誰も人を殺していない。魔王だからというだけで殺すのは、ちょっと違うんじゃないかと……」
「ファルナさん……」
 ヨミからも殺気が薄れていく。
「え? 何を言ってるの? 魔王が、人間の国を救った?」
「知らないのか? あそこにいるアイレーリスの英雄と共に戦争とクーデターから我々の国を救ったのだ」
「ネムスが? アイレーリスを? そんなの俺は知らないぞ……アイレーリスを救うのは冒険者だったはずだ」
「何だ、知ってるんじゃないか。アイレーリスの英雄は元冒険者だ」
「いや、彼は冒険者じゃなくて、ネムスだろ」
「? 言っている意味がよくわからないのだが」
 少年とファルナの会話はまるで噛み合っていなかった。
 ただ一つはっきりしているのは、救世主も世界の理について知っている。
 それなのに、今の世界情勢については知識がないように思えた。
 俺の存在が、あるいは大地彰の存在が世界の理に影響を与えたってことなのか?
「とにかく、ヨミ殿の扱いに関してはアイレーリスに一任させてもらいたい」
「な、何でよ。ハル様は魔族と人間の全面戦争から人間たちを救うためにここに来たのよ。魔王の生殺与奪の権利は彼にあるわ」
 制服の上から軽装の鎧を身につけた少女がファルナに食ってかかる。
 しかし、ファルナは冷静になだめすかすように言葉を返した。
「君たちはどこから来た? ここはアイレーリス領のクリームヒルト地方。この国での最終決定権はキャロライン女王陛下にある。そもそも、統一連合国以外の者が統一連合国に無断で立ち入ることは犯罪に当たるのだが」
「な……あなたたちを救ってやった私たちを不法入国者扱いするつもり!? だったら、魔族たちはどうなのよ! あいつらだって無断で侵入してるじゃない」
「だから私たちは戦っているし、彼らに対する処遇の最終決定権は我々――ことこのアイレーリスにおいてはキャロライン女王陛下にあると言っている」
 少女がファルナを睨みつけるが、ファルナは柳に風と受け流していた。
「ふぅん、そう。だったら勝手にすれば良いんじゃない。ほら、戦いを続けなよ。君たちが泣いて助けを求めるまで見ていてあげるよ」
 少年はふてくされたようにそう言って、俺たちに背を向けた。
 腰の高さくらいの石に座ってつまらなそうな視線を送ってくる。
「さあ、邪魔者は去った。後は俺たちの問題だな」
 ヴィルギールがヨミとメリッサを見る。
「確かにそうね。あの人間もお姉さまの敵だけど、お姉さまのクリスタルを奪ったヴィルギールも私の敵だわ」
 メリッサがヴィルギールを睨みつける。
 しかし、魔力の差は歴然だった。
 いくら才能に溢れていたとしても、同じくらいの才能を持っていたグロリアのクリスタルを取り込んだヴィルギールの方が強いのは明らかだ。
「もう少し建設的に考えられないのか? あの救世主という人間は勇者とは違う。この中であの人間に対抗できるのは、俺しかいない。お前たちのクリスタルも俺に捧げて唯一の絶対的な魔王になるべきだ」
「断る!」
「お断りします!」
「なら、死ね」
 二人がヴィルギールの誘いを受け入れるはずはない。
 それがわかっていたように、すぐに戦いが始まった。
「ファルナ、勇者たちは?」
「……一応、皆無事だ」
「そうか」
「それと、アキラ殿が破壊した伝説の弓もすでに復活している」
「え?」
 ってことは、半日どころか数時間しか時間稼ぎにならなかったのか。
 まあ、救世主が現れた時点でそれはもうどうでもいいことか。
「……彼が、アキラ殿の言っていた救世主なのか?」
「たぶんな」
「……気をつけろの意味は未だによくわからない。彼らは魔族と魔物から私たちを救ってくれたし、魔王も倒せる。勇者よりも頼りになりそうだが……」
「俺が説明するより、ギルドマスターのクランスに聞いた方が良い」
「ギルドマスター?」
「今ならキャリーにもクランスの言葉の意味がわかると思う」
 俺はそう言い残してロックオンの対象をヴィルギールに変えた。
『チャージショットワン、エレメントバスター!』
 極太のビームが直線的に発射される。
 だが、射線上で戦っているヨミとメリッサを躱すように動いてヴィルギールを捉えた。
「ぐおおおあああ!」
「アイスブロックシールド」
 動きの止まったヴィルギールにすかさずメリッサが魔法を放つ。
 地面から氷がせり上がってきて、ビームにさらされたヴィルギールの体を氷漬けにする。
「行きます!」
 ヨミの右足が闇に染まる。
 氷漬けにされたヴィルギールに向けて腰を回転させて回し蹴りが決まる――。
 はずだったのだが、氷を砕いてヴィルギールの腕が伸びた。
 それはヨミの足を受け止める。
「はっ!」
 魔法を使わずに、気合いを込めただけでメリッサの氷は破壊された。
 右足を掴まれたままのヨミは、左足も振り上げてヴィルギールの腕を蹴り飛ばす。
 さすがにそれには耐えられなかったようで、すぐにヨミの足を離した。
「お前……またさらに魔力が上がっている……?」
 ヨミに蹴られた腕をもう一方の手でさすりながら見下ろしていた。
「私はアキラのためならどこまでも強くなって見せます!」
「魔物ごときが……」
 ヴィルギールが大きく跳び上がって後ろに下がった。
「いいだろう。跡形もなく吹き飛ばしてやる! 闇の神の名において、我が命ずる! 混沌をもたらす破壊の衝動! ディストラクション――」
 それは、伝説の剣に封印されていた魔王の魔法。
 俺のキャノンギアでさえ、防ぐことが出来なかった。
 今のヴィルギールの魔力であの魔法を使ったら、さすがにヨミでも無事では済まない。
 今からファイトギアへ変身しても止められない!
 ヨミとメリッサが身を守るようにしたのが見えた。
 ――死ぬ。
 直感的にそう思った時、空から大きな魔力が落ちてきた。
 まるで隕石でも堕ちてきたような衝撃と爆発が巻き起こる。
 それはヴィルギールに直撃していた。
 近くにいたヨミとメリッサが吹き飛ばされる。
 俺の体はキャノンギアが守ってくれているが、今の攻撃が俺に当たっていたら無事だったとは思えない。
 一体、何が起こったのか。
 土煙の中に立ち上がる人影が見える。
「……兄ちゃん、無事だったんだね。姉ちゃんも、前よりずっと強くなったみたいだ」
 その口調は、忘れもしない。
 だが、体のシルエットが一致しない。
 身長は俺よりも高い。
 体つきもがっしりしていて、何より魔力の高さが異常だった。
 一陣の風が吹く。
 土煙が風に運ばれていって、そこにはフェラルドの面影を残した青年が立っていた。
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