世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと無双チート救世主

最後の説得

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 動力を失った飛翔船が崩れ落ちていく。
 そこへ飛行艇が一つだけ近づくのをネムスギアのセンサーが捕捉していた。
 魔力が健在なのもわかってはいたが、杖の勇者は無事なようだ。
 高度からの爆撃をしていた飛行艇は散り散りになって逃げていく。
 彼らは単独でも攻撃を続けられただろうが、母艦からの指揮で動いていたのかも知れない。
「む、無茶をしますね」
 マーシャが驚いたように言う。
「躊躇いもなく人間の船を攻撃するとは思いませんでした」
 メリッサも似たような表情をしていた。
「飛翔船には一人しか乗っていなかったからな。それに、飛行艇が助けるだろうってことは予測していた。とにかく爆撃による攻撃を止めることが先決だった」
「皆さん、そんなことより消火活動を手伝ってください!」
 バルトラムが叫ぶ。
 退けたことにホッとしている場合ではなかった。
 辺り一帯火の海。
「水の神の名において、我が命ずる! 全てを流す轟音の水、キャタラクトストリーム!」
 バルトラムが魔法を使う。
 すると、空から大量の水が流れてきた。
 どういうわけか、滝のように流れる水は俺たちの周りだけ避けるように森の中を流れる。
 マーシャも水の魔法で一緒に消火に当たり、メリッサは氷の魔法で炎すら凍らせる。
 十分もすれば、火は消えて木々の焼け焦げる匂いだけが残った。
「あいつら、最終決戦とか言っていたな」
「はい」
「これで引き下がるわけはない。早くヨミやアスルと合流しよう」
「一緒に、戦うと言うことですか?」
 メリッサが真剣な瞳を向ける。
「このまま光晴たちと戦うのは、危険すぎる。それを理解してもらうしかない」
「……説得に、応じるとはとても思いませんよ」
 メリッサの冷たい視線に、重い空気が漂う。
「どちらにしても急いだ方が良いと思います」
 バルトラムの言葉には皆頷かされた。
 今さら議論をしている場合ではない。
 引っ張ってでも、今のまま光晴たちと戦わせるわけにはいかない。
 俺はメリッサの飛行魔法で、バルトラムとマーシャも飛行魔法で後に続く。
 森を出て魔界の首都の一つ、ファスルートへ向かう。
 そこで俺は光晴たちの作戦に嵌められていたことを知る。
 ファスルートの側にはすでに飛翔船が二隻浮かんでいた。
 森を襲ったのは先遣隊ではなかった。
 俺たちに対する陽動だったのだ。
 本隊はすでに別のルートからヨミたちに近づいていた。
「すでに、戦いは始まっていた……」
 誰に言うでもなく、メリッサがつぶやく。
「あの中に光晴やその仲間はいるのか?」
「わかりません。彼らの魔力は特別高いわけではないので」
 逆に言えば、こっちの動きは筒抜けだっただろう。
 魔王が二人も集まっていて、その事に気がつかないような連中ではない。
『私の登録したデータによると、あの飛翔船には勇者しか乗っていないようです』
 AIが答える。
「そうか、それならまだ間に合いそうだ」
 ファスルートの町に近づくと、あちこちから炎と煙が上がっているのが見えた。
 飛行艇がいくつも墜落している。
 ここでも高度からの爆撃が行われたと考えるのが妥当だろう。
 建物の多くが破壊されていた。
 ヨミやアスルには効果があったとは思えないが、魔族のものと思われるクリスタルがいくつも見られた。
 それと同じくらい、人の遺体もある。
 決戦の時と同じ。ここも戦場だった。
 ヨミとアスルの魔力は探す必要もない。
 俺たちは感傷にひたる暇もなく、ヨミとアスルのところへ急いだ。

「伝説の斧よ! その力を示せ! 真空裂斬!」
「伝説の弓よ! その力を示せ! ブレイブハートアロー!」
「伝説の槍よ! その力を示せ! ゲイルエンド!」
「伝説の爪よ! その力を示せ! 牙狼乱舞!」
「伝説の鎚よ! その力を示せ! グラヴィティプレス!」
「伝説の剣よ! その力を示せ! 光龍剣!」
 勇者たちがそれぞれの必殺技をヨミとアスルに向けて放つ。
 二人はそれを避けようともしなかった。
 全ての必殺技がまともに直撃する。
 しかし、勇者たちは誰一人としてにこりともしない。
 それよりも、全員が同じような恐怖の表情を張り付かせていた。
 ヨミもアスルも無傷ではなかった。
 だが、すぐに魔力によって再生する。
 ダメージはたかが知れたものだった。
 ヨミとアスルが勇者たちに向かっていく。
 二人とも瞳は真剣なのに、口元だけ楽しそうに歪ませていた。それがより恐ろしさを煽っている。
 まさしく魔王の名にふさわしい立ち居振る舞いだった。
 勇者たちはそれぞれ三人ずつに分かれて迎え撃つ。
 槍と弓と剣が、ヨミに。
 斧と爪と鎚が、アスルに。
「はっ!」
 弓の勇者――ジュリアスが光の矢を無数に放つ。
 ヨミが回し蹴りを一閃させると、光の矢は全てかき消された。
 その隙を狙って、槍と剣の勇者――ガイハルトが両サイドからヨミに向かっている。
 魔物や魔族であれば、致命傷になっているはずだろう。
 ヨミは伝説の武器を両手で掴んだ。
「何!?」
 ガイハルトがとっさに伝説の剣から手を離して後ろに下がる。
「このまま押し切ってやるよ!」
「止めろ! 引くんだ!」
 伝説の槍が輝く。
「伝説の槍よ! その力を示せ! ゲイルエンド!」
 超至近距離からの必殺技。
 ヨミの手から滑るように槍の刃がスルリと抜けてヨミの体を貫く――。
 そう思ったのだが、ガキッと金属がぶつかり合うような音が聞こえて、槍の刃はヨミの胸の辺りで止まっていた。
「ば、馬鹿な……」
「愚か者め。勇者ごときが私に傷を付けられるとでも思ったか?」
 暗く心の底に響くような声で、ヨミが話す。
 もはや、俺の知っているヨミの面影は全くなかった。
「はっ!」
 ヨミの足が揺らめく。
「逃げろ!!」
 ガイハルトが叫んだが、すでに遅かった。
 右足の先に宿った闇が、ドスンと音を立てて槍の勇者の胴体を貫いていた。
「カ、カハッ……」
 槍の勇者は槍から手を離し、胴体に突き刺さったヨミの足を掴もうとする。
 だが、ヨミは足を振り回して槍の勇者を振り払った。
 地面を転がる槍の勇者に、ガイハルトが近づく。
「誰か! 回復魔法を!」
 勇者たちには国軍や冒険者の魔道士たちが後方支援に当たっていた。
 すぐに治療魔法を槍の勇者に使う。
 しかし、体の損傷が激しいのか、呼吸がどんどん弱くなっていく。
「マーシャ! リザレクションで助けてやってくれ!」
「はい!」
 俺とメリッサとバルトラムはヨミの前に降り立ち、マーシャは槍の勇者のところに降り立つ。
「あなたが、ヨミさん? 以前に会った時とはどうも様子が違うようですね」
 バルトラムは訝しげな表情をしていた。
「お前は、確かフェラルドに同調していた魔族だな。お前が新たな魔王として覚醒したのか」
 もはや口調も完全に変わっている。
 もうヨミの心は全て消えてなくなってしまったのだろうか。
「リザレクション!」
 俺たちの後ろでマーシャが治療を始めたが、すぐに異変に気がついた。
「そんな……体が戻らない……?」
 焦ったような声が聞こえてきた。
「無駄だ。あの勇者はもう助からない」
 ヨミはニヤリと笑みを浮かべて断言した。
「何? リザレクションは重症でも完全に回復する魔法だぞ。どうしてそんなことが言える」
「闇の魔法の真髄。私の闇は命に絶対の死を与える。これこそが魔王としての私の力だ!」
 見下すように笑う声が、心の底まで響いてくるようだった。
「おいおい、勇者たちを殺すのにいつまで時間をかけてるんだよ」
 ヨミの側にアスルがやってくる。
「ダグラス! ペトロ! 二ヴァルト!」
 ガイハルトが叫ぶ。
 アスルと戦っていたはずの、斧の勇者と爪の勇者と鎚の勇者が血だまりの中に沈んでいた。
 そのあまりに凄惨な遺体は、見ることも辛い。
 魔力を感じられないどころか、すでに呼吸が途絶えている。
「アスル! なぜ勇者たちを殺した!」
「……兄ちゃん、何を言ってるんだ? 先に俺たちの仲間を殺したのは勇者たちだ。俺たちは殺された仲間たちの敵を討ってるだけさ」
 俺のことを完全に忘れたわけではないようだが、目の前にいるアスルはすでに俺の知っているアスルではないと思った。
「アキラ、そこを退いてください。残りの勇者たちも殺します」
「ヨミさん、なぜ心変わりをしてしまったのかはわかりませんが、人を殺すと言われて黙って見ているわけにはいきません」
 バルトラムが一歩前に出る。
「……正直なことを言えば、勇者なんてどうでも良いと思ってますけど、アスラフェル様もヨミさんも、らしさを失っている二人を見たくはありません」
 そう言ってメリッサもヨミとアスルに向かい合う。
「成長し続ける私と、エルフの王位も受け継いだアスラフェルくんに、ただの魔王でしかない二人が勝てるとでも思っているんですか?」
「そう言う問題じゃないさ」
 俺は二人の間に入りながら言った。
「勝てるかどうかじゃない。俺たちはどうやってもお前らを止めなければならない」
「止める? 最終決戦を宣言したのは人間たちなのに?」
「ヨミ、ハルたちと戦うのは危険すぎる。あいつらが何者なのかわかるまでは一緒に逃げないか?」
「アハハハッ! 逃げるってどこにですか? もう人間の大陸には私たちが住める場所はありませんよ」
 ヨミとアスルの決意は固かった。
 ある意味俺たちと似ている。
 だから、覚悟を決める必要があった。
「確か、魔族や魔物の世界では力が全てなんだよな」
「ええ、弱肉強食の世界ですから」
「それじゃ、従ってもらうぞ。俺に」
「できるものなら、示してください」
 俺はヨミと向かい合う。メリッサとバルトラムはアスルと。
「二人とも、気をつけろよ。あのアスルはもう俺たちの知ってるアスルじゃない」
「わかっています。そちらこそ、ヨミさんを相手に本気で戦えるんですか?」
「このまま光晴たちの思惑に乗せられて二人を戦わせるわけにはいかない。その場合は、俺が始末を付けるしかないと思ってるさ」
「ご武運を」
 バルトラムはそう言うとアスルに向けて魔法を放った。
 それが、俺たちの戦いの合図になる。
「融合変身!」
『起動コードを認証しました。ネムスギア、ハイパーユニオンギアフォーム、展開します』
 出し惜しみも様子見もしない。
 ヨミを止めるために全力を尽くす。
 ヨミの魔力も大きく膨れ上がる。
 周りの動きがスローに見えるほど、俺とヨミは高速での戦闘に突入した。
 足の先を闇が包み込み、ヨミが前蹴りを突き出す。
 右足一本で立ちながら、何度も繰り出してきた。
 俺はそれを左手一本で受け流す。
 足技の得意なヨミに、リーチで不利な拳で挑むほど馬鹿ではない。
 俺の右手にはマテリアルソードが現れた。
 蹴りを打ち払うように左手を振る。
 ほんの少しだけバランスを崩したヨミの体をマテリアルソードの切っ先が触れようとした時、右足が空中を舞う。
 空中での回し蹴りに巻き込まれて、マテリアルソードが俺の手から離れた。
 さらにそのまま左足で薙ぎ払う。
 両腕を前に出してガードするが、それでも勢いを止めることはできずに、大きく後退させられた。
 さすがにあれで今のヨミが止められるとは思っていない。
 俺の両手にはすでにバスターキャノンが握られていた。
『チャージショットワン、エレメントバスター!』
 砲身よりも大きなビームが発射される。
 ヨミは素速くそれを躱そうとしたが、すでにロックオンしている。
「逃げても意味はないぞ。命中するまでそれは追いかける」
「そう言うことですか」
 ヨミが足を止めてビームと向かい合う。
 右膝を胸の辺りまで上げて受け止めた。
「はあぁ!」
 そこからさらに足を空へ向けて振り上げると、ビームも方向を変えて空へ消えていった。
 右足の膝から下が闇に覆われてる。
 通常の戦いでは互角。
 そして、普通の技では闇を突破してダメージを与えることは不可能だった。
 残された手段は一つしかない。
 もしかしたら、俺がヨミを殺してしまうかも知れない。
 光晴たちに殺されるくらいなら、いっそのこと……。
「ヨミ、これが最後の警告だ。本当の心を取り戻せ。人間との戦いは望んでいなかったはずだろ」
「お断りします。この世界の人間は私たちの敵。わかり合うことなどありえなかったんですよ」
『オーバーチャージブレイク、スターライトバスター』
 砲身が溢れるエネルギーを押さえ込めず、輝き出す。
 さすがにヨミも、冷や汗をかいていた。
 今度もさっきのように受け流すってことはできないはずだ。
 ファイトギアの高速戦闘にも対応できるほどセンサーの感度が上がっているので、ロックオンからヨミの姿が外れることもない。
『……本当に、良いんですね?』
 頭の中でAIが問う。
 俺は答えるよりもトリガーを引いた。
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