87 / 375
第6章 フェーニル王国編
87話 怒らせてはダメな人です!
しおりを挟む
商業の中心地、フェーニル王国が誇る広大な王城の敷地内に存在する訓練場。
騎士達が訓練に励み、怒号が轟いているはずのその場所は今、静寂に包まれていた。
本来なら訓練をしている筈の騎士達は訓練場の周りに設置されている観客席に座っており、
訓練場中央にて騎士団長アレックと対峙する存在を睨むように注視する。
そんな騎士達が皆一様に怒気に包まれており、訓練場には異様な空気が流れていた。
いくら話題の商会と言えど、一商会如きが国を守る為に日夜訓練に励む騎士に勝てると言い切り、しかも相手は女性。
彼らが怒りを抱く事も無理のないことだろう。
何事かと、集まった文官達が思わず固唾を呑む程の凄まじい迫力。
そんな騎士達の怒気を一身に浴びてなお、それを全く意に返さず。
うっすらと笑みを浮かべるその姿に対峙するアレックは悪寒を覚えた。
「しかし、武器も持たずに本当にこの私に勝てるとお思いで?
こう見えても、ネルウァクス帝国が大賢者グラウス殿ともそれなり渡り合えるだけの力はありますよ?」
「大賢者?あぁ、あのお爺さんの事ですね」
「お爺さん?グラウス殿とお知り合いで?」
「いいえ、以前その方が魔法を使っているところを見た事があるだけです」
「では貴女もわかるはずだ、武器も持たずにこの私に挑むのは無謀だと!」
「無謀ですか…ふふふ」
突然笑い出したオルグイユの姿に目を見開くアレック。
しかし、自身があの大賢者と渡り合える実力者だと知りプレシャーでおかしくなったのかと半ば納得しかけたその時…
「いえ、すみません。
ただ驚いてしまいまして」
「よかった、では」
「ええ、早く始めるとしましょう」
静まり返っている訓練場にその一言は異常なほどよく響いた。
「せめてものハンデです、先手は貴方に差し上げましょう。
さぁ、どこからでもかかってきて下さい」
「……仕方ありませんね。
そこまで言うのであれば、せめて一撃で終わらせましょう。
では、行きますよ」
多少痛い目を見れば納得するだろうと、訓練用の刃を潰した剣を手にアレックは地面を蹴った。
常人を遥かに凌駕した踏み込みにより訓練場の地面が割れて舞い上がる。
アレックの踏み込みのあまりの速度に、離れた場所で見ている騎士達でさえ一瞬その姿を見失う。
文官達はからすればアレックが消えたようにすら見える程の圧倒的なスピード。
そんな速度で一気に肉薄したアレックは出来るだけ外傷を残さず、かつ一撃で意識を取り省く為の狙いすました一閃を放つ。
アレックが狙うのは、オルグイユの顎に数ミリ掠る位置。
弛まぬ鍛錬によって鍛え上げられたその剣線は狙い違わず完璧な軌道を辿り……
「あら、お優しいのですね」
目の前で起きている想定外の展開にアレックは極限までその目を見開く。
アレックの放ったその一撃は、親指と人差し指によって摘まれオルグイユに届いていなかった。
「ですが…」
ピシッ、とオルグイユが摘む剣に皹が走る。
唖然と動きを止めていたアレックは歴戦の勘から嫌な予感を覚え即座に後退を試み…背後に吹き飛ばされた。
アレックが身に纏っていた軽装でありながら普通の騎士達のそれを遥かに上回る強度を誇るアダマンタイト製の鎧が弾け飛ぶ。
「この程度では私には勝てません」
十数メートルほど地面を転がったアレックはその勢いのまま体制を起こし、視線を上げて息を呑んだ。
さっきまで、薄っすらと笑みを浮かべて微笑んでいたその顔から笑みは消え失せ。
底冷えするような冷たい紅い瞳が最初と全く変わらない位置で自身を見下ろしていた。
まるで虫ケラでも見るようなその視線に、アレックは目の前に佇む美しい女性が強大なバケモノの様な錯覚を覚え戦慄した。
「私実は怒っているのですよ?」
あまりの出来事に驚愕の声すらなく静まり返る訓練場にオルグイユの声だけが反響する。
「第一王子のノアとシアへの態度。
それに加えてあろうことか、その第一王子とルーミエル様の婚約……」
その異常に一番最初に気がついたのは誰だろうか?
いつのまにか、無風だった訓練場に緩やかな風がオルグイユを中心に引き寄せられるように渦巻く。
「人間風情が、頭が高い」
怒気とともに解き放たれた魔力が立ち登り、凄まじいプレッシャーが王城を包む。
あまりの重圧に騎士達は脂汗を浮かべて固唾を呑む事さえ出来ず。
戦場に出たことの無い文官達はオルグイユから放たれるプレッシャーに耐えきれずに意識を手放した。
「私は貴方のように優しくはありませんよ」
先ほどまでと同じように微笑みを浮かべるオルグイユの姿を見て、アレックは理解した。
目の前に佇む女性が大賢者グラウスと同じく自身が至っていない人外の域に達している存在だと。
さっきの錯覚は錯覚でも何でもなく、自身が対峙しているこの存在も紛う事なきバケモノだと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
訓練場を一瞥できる窓から観戦していましたが。
流石は騎士団長さん、結構速くて驚きました。
まぁそれでも、僕たちからしてみればまだ遅いですけど。
ですが、そんな事よりも……
「お、オルグイユって怒ると言い知れぬ怖さがありますね」
「そうなんだよ。
あの虫ケラを見るような目で表情を変えずにずっと攻撃されるんだ……」
諦念の目でそんな事を語るエンヴィーにはかける言葉が見つかりません。
だってそこにアヴァリスとメルヴィーも加わって、一体どんな地獄を見たのか……
取り敢えず言えることは、オルグイユも絶対に怒らせてはダメな人です!
これからは、出来るだけオルグイユも怒らせないようにしましょう!!
騎士達が訓練に励み、怒号が轟いているはずのその場所は今、静寂に包まれていた。
本来なら訓練をしている筈の騎士達は訓練場の周りに設置されている観客席に座っており、
訓練場中央にて騎士団長アレックと対峙する存在を睨むように注視する。
そんな騎士達が皆一様に怒気に包まれており、訓練場には異様な空気が流れていた。
いくら話題の商会と言えど、一商会如きが国を守る為に日夜訓練に励む騎士に勝てると言い切り、しかも相手は女性。
彼らが怒りを抱く事も無理のないことだろう。
何事かと、集まった文官達が思わず固唾を呑む程の凄まじい迫力。
そんな騎士達の怒気を一身に浴びてなお、それを全く意に返さず。
うっすらと笑みを浮かべるその姿に対峙するアレックは悪寒を覚えた。
「しかし、武器も持たずに本当にこの私に勝てるとお思いで?
こう見えても、ネルウァクス帝国が大賢者グラウス殿ともそれなり渡り合えるだけの力はありますよ?」
「大賢者?あぁ、あのお爺さんの事ですね」
「お爺さん?グラウス殿とお知り合いで?」
「いいえ、以前その方が魔法を使っているところを見た事があるだけです」
「では貴女もわかるはずだ、武器も持たずにこの私に挑むのは無謀だと!」
「無謀ですか…ふふふ」
突然笑い出したオルグイユの姿に目を見開くアレック。
しかし、自身があの大賢者と渡り合える実力者だと知りプレシャーでおかしくなったのかと半ば納得しかけたその時…
「いえ、すみません。
ただ驚いてしまいまして」
「よかった、では」
「ええ、早く始めるとしましょう」
静まり返っている訓練場にその一言は異常なほどよく響いた。
「せめてものハンデです、先手は貴方に差し上げましょう。
さぁ、どこからでもかかってきて下さい」
「……仕方ありませんね。
そこまで言うのであれば、せめて一撃で終わらせましょう。
では、行きますよ」
多少痛い目を見れば納得するだろうと、訓練用の刃を潰した剣を手にアレックは地面を蹴った。
常人を遥かに凌駕した踏み込みにより訓練場の地面が割れて舞い上がる。
アレックの踏み込みのあまりの速度に、離れた場所で見ている騎士達でさえ一瞬その姿を見失う。
文官達はからすればアレックが消えたようにすら見える程の圧倒的なスピード。
そんな速度で一気に肉薄したアレックは出来るだけ外傷を残さず、かつ一撃で意識を取り省く為の狙いすました一閃を放つ。
アレックが狙うのは、オルグイユの顎に数ミリ掠る位置。
弛まぬ鍛錬によって鍛え上げられたその剣線は狙い違わず完璧な軌道を辿り……
「あら、お優しいのですね」
目の前で起きている想定外の展開にアレックは極限までその目を見開く。
アレックの放ったその一撃は、親指と人差し指によって摘まれオルグイユに届いていなかった。
「ですが…」
ピシッ、とオルグイユが摘む剣に皹が走る。
唖然と動きを止めていたアレックは歴戦の勘から嫌な予感を覚え即座に後退を試み…背後に吹き飛ばされた。
アレックが身に纏っていた軽装でありながら普通の騎士達のそれを遥かに上回る強度を誇るアダマンタイト製の鎧が弾け飛ぶ。
「この程度では私には勝てません」
十数メートルほど地面を転がったアレックはその勢いのまま体制を起こし、視線を上げて息を呑んだ。
さっきまで、薄っすらと笑みを浮かべて微笑んでいたその顔から笑みは消え失せ。
底冷えするような冷たい紅い瞳が最初と全く変わらない位置で自身を見下ろしていた。
まるで虫ケラでも見るようなその視線に、アレックは目の前に佇む美しい女性が強大なバケモノの様な錯覚を覚え戦慄した。
「私実は怒っているのですよ?」
あまりの出来事に驚愕の声すらなく静まり返る訓練場にオルグイユの声だけが反響する。
「第一王子のノアとシアへの態度。
それに加えてあろうことか、その第一王子とルーミエル様の婚約……」
その異常に一番最初に気がついたのは誰だろうか?
いつのまにか、無風だった訓練場に緩やかな風がオルグイユを中心に引き寄せられるように渦巻く。
「人間風情が、頭が高い」
怒気とともに解き放たれた魔力が立ち登り、凄まじいプレッシャーが王城を包む。
あまりの重圧に騎士達は脂汗を浮かべて固唾を呑む事さえ出来ず。
戦場に出たことの無い文官達はオルグイユから放たれるプレッシャーに耐えきれずに意識を手放した。
「私は貴方のように優しくはありませんよ」
先ほどまでと同じように微笑みを浮かべるオルグイユの姿を見て、アレックは理解した。
目の前に佇む女性が大賢者グラウスと同じく自身が至っていない人外の域に達している存在だと。
さっきの錯覚は錯覚でも何でもなく、自身が対峙しているこの存在も紛う事なきバケモノだと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
訓練場を一瞥できる窓から観戦していましたが。
流石は騎士団長さん、結構速くて驚きました。
まぁそれでも、僕たちからしてみればまだ遅いですけど。
ですが、そんな事よりも……
「お、オルグイユって怒ると言い知れぬ怖さがありますね」
「そうなんだよ。
あの虫ケラを見るような目で表情を変えずにずっと攻撃されるんだ……」
諦念の目でそんな事を語るエンヴィーにはかける言葉が見つかりません。
だってそこにアヴァリスとメルヴィーも加わって、一体どんな地獄を見たのか……
取り敢えず言えることは、オルグイユも絶対に怒らせてはダメな人です!
これからは、出来るだけオルグイユも怒らせないようにしましょう!!
30
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。
棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる