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第8章 世界樹決戦編
120話 商談を始めましょうか
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まったく、転移そうそう、あんな奴らと一緒にされるとは思ってもいませんでした。
まだ挨拶もして無いのに、ちょっとムッとした声を出してしまいました。
でも僕はそれだけなので、まだマシです。
問題は、ウフフフって微笑み続けているフェル以外の女性陣です。
いつもは、怒っている皆んなを苦笑いで見ているリュグズールすらウフフフ状態ですよっ!
尤も、皆んな目は全く笑ってなくてちょっと怖いです。
女性陣を諫めては殴られているエンヴィーとグラトニーですら普通に不愉快そうな顔で睨んでますし。
フェルなんていつものジト目で不気味な微笑みを浮かべています。
そして、コレールはと言うと……
「やはりネルウァクス皇帝は、失礼で不敬極まりない愚人の様ですね」
いつも通りの普通の笑みを浮かべていますが……僕には分かります。
この笑顔の裏に隠れる凄まじい怒りがっ!!
はぁ、大事にしたく無かったから、せっかく感知され難いように執務室の扉に重なる形で転移門まで開いて来たと言うのに……
まぁ、僕は別にそこまで困る事はありませんし。
ネルウァクス皇帝には、ご愁傷様としか言えませんけど、自業自得です。
「初めまして……お久しぶりと言うべきでしょうか?
まぁ、取り敢えずルーミエルと言います、どうぞ宜しくお願いします」
「して、ルーミエルとやら貴殿らは何者じゃ?」
そう言って杖を向けてくる、大賢者のおじいちゃん。
そう言う探り合いも大事なのは分かりますが……今日はもうちょっと面倒ですね。
僕は思うのです! 最近僕働き過ぎだとっ!!
以前も同じような事を考えていたような気がしますね。
こんな幼気な幼女に過労を強いるとは、異世界恐るまじです。
「招待状を受け取ったので態々来たと言うのに……まぁ良いでしょう。
僕達はリーヴ商会、これが証拠の招待状です」
〝無限収納〟の権能が昇華した神能から以前届けられていたネルウァクス帝国からの招待状を取り出して見せました。
「確かに。
それで、そのリーヴ商会が何故ここに?
今日リーヴ商会の者が来ると言う報告は来ていないが?」
それは、そうでしょうね。
だってアポ取ってませんし、さっきアレサレムの様子を見て決めたばかりですしね。
「僕達は商会ですよ?
何をしに来たって、そんなの商売の交渉に来たに決まっているじゃないですか」
「交渉だと?
事前に連絡もなく突然現れて随分と勝手な事を言ってくれる。
こちらとしては、ここで貴様らを捕らえてもいいのだが?」
「別に構いませんよ。
出来るのであれば、ですけど」
帝国の最高戦力が、目の前にいる大賢者さんなのであれば、100パーセント不可能です。
僕は面倒……忙しくて資料を見てないので、断言は出来ませんが。
神能で周囲を見た限り、この大賢者さんより強い人はい無いので、まず不可能でしょう。
「僕達リーヴ商会の事に加えて、帝国に蔓延る闇も知る事が出来るのですから」
「帝国の闇だと?」
「う~ん……交渉のカードにしようと思っていましたが、別に良いでしょう。
特別に無料で教えてあげます。
でも、その前に一つ確認させて下さい」
「何かな?」
「ネルウァクス帝国は吸血鬼を差別していますか?」
脳裏に蘇るのは、初めて帝都を訪れた際の冒険者ギルドでの一幕。
「吸血鬼を差別?
我がネルウァクス帝国は実力主義だ、相応の実力があれば誰でも上に這い上がれる。
実力を持つ者は讃えられ、特権が認められる、それ故に弱者を守る義務がある。
例え吸血鬼や魔族であっても我が帝国での差別など存在しない」
「それを聞いて安心しました。
ではお教えしましょう、帝国は確実に魔教団が潜入しています。
しかも、帝国内でもそれなりの地位にいる人物です」
「……詳しく聞こうか」
余裕のある表情から一瞬で真剣な表情に変わりました。
つかみとしては上々ですね。
「ええ、構いませんよ。
では、商談を始めましょうか」
まだ挨拶もして無いのに、ちょっとムッとした声を出してしまいました。
でも僕はそれだけなので、まだマシです。
問題は、ウフフフって微笑み続けているフェル以外の女性陣です。
いつもは、怒っている皆んなを苦笑いで見ているリュグズールすらウフフフ状態ですよっ!
尤も、皆んな目は全く笑ってなくてちょっと怖いです。
女性陣を諫めては殴られているエンヴィーとグラトニーですら普通に不愉快そうな顔で睨んでますし。
フェルなんていつものジト目で不気味な微笑みを浮かべています。
そして、コレールはと言うと……
「やはりネルウァクス皇帝は、失礼で不敬極まりない愚人の様ですね」
いつも通りの普通の笑みを浮かべていますが……僕には分かります。
この笑顔の裏に隠れる凄まじい怒りがっ!!
はぁ、大事にしたく無かったから、せっかく感知され難いように執務室の扉に重なる形で転移門まで開いて来たと言うのに……
まぁ、僕は別にそこまで困る事はありませんし。
ネルウァクス皇帝には、ご愁傷様としか言えませんけど、自業自得です。
「初めまして……お久しぶりと言うべきでしょうか?
まぁ、取り敢えずルーミエルと言います、どうぞ宜しくお願いします」
「して、ルーミエルとやら貴殿らは何者じゃ?」
そう言って杖を向けてくる、大賢者のおじいちゃん。
そう言う探り合いも大事なのは分かりますが……今日はもうちょっと面倒ですね。
僕は思うのです! 最近僕働き過ぎだとっ!!
以前も同じような事を考えていたような気がしますね。
こんな幼気な幼女に過労を強いるとは、異世界恐るまじです。
「招待状を受け取ったので態々来たと言うのに……まぁ良いでしょう。
僕達はリーヴ商会、これが証拠の招待状です」
〝無限収納〟の権能が昇華した神能から以前届けられていたネルウァクス帝国からの招待状を取り出して見せました。
「確かに。
それで、そのリーヴ商会が何故ここに?
今日リーヴ商会の者が来ると言う報告は来ていないが?」
それは、そうでしょうね。
だってアポ取ってませんし、さっきアレサレムの様子を見て決めたばかりですしね。
「僕達は商会ですよ?
何をしに来たって、そんなの商売の交渉に来たに決まっているじゃないですか」
「交渉だと?
事前に連絡もなく突然現れて随分と勝手な事を言ってくれる。
こちらとしては、ここで貴様らを捕らえてもいいのだが?」
「別に構いませんよ。
出来るのであれば、ですけど」
帝国の最高戦力が、目の前にいる大賢者さんなのであれば、100パーセント不可能です。
僕は面倒……忙しくて資料を見てないので、断言は出来ませんが。
神能で周囲を見た限り、この大賢者さんより強い人はい無いので、まず不可能でしょう。
「僕達リーヴ商会の事に加えて、帝国に蔓延る闇も知る事が出来るのですから」
「帝国の闇だと?」
「う~ん……交渉のカードにしようと思っていましたが、別に良いでしょう。
特別に無料で教えてあげます。
でも、その前に一つ確認させて下さい」
「何かな?」
「ネルウァクス帝国は吸血鬼を差別していますか?」
脳裏に蘇るのは、初めて帝都を訪れた際の冒険者ギルドでの一幕。
「吸血鬼を差別?
我がネルウァクス帝国は実力主義だ、相応の実力があれば誰でも上に這い上がれる。
実力を持つ者は讃えられ、特権が認められる、それ故に弱者を守る義務がある。
例え吸血鬼や魔族であっても我が帝国での差別など存在しない」
「それを聞いて安心しました。
ではお教えしましょう、帝国は確実に魔教団が潜入しています。
しかも、帝国内でもそれなりの地位にいる人物です」
「……詳しく聞こうか」
余裕のある表情から一瞬で真剣な表情に変わりました。
つかみとしては上々ですね。
「ええ、構いませんよ。
では、商談を始めましょうか」
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