121 / 375
第8章 世界樹決戦編
121話 何これ、カッコいい!!
しおりを挟む
「少しだけ待って欲しい」
むぅ、出来るだけ早く帰りたいのですが……仕方ありませんね。
僕は見た目は子供、頭脳は大人なのです! 我が儘を言ったりはしません!!
多分、きっと…努力はします……
「構いませんよ」
「恩に着る。
爺、直ちに十剣全員を召集してくれ」
「心得ましたぞい」
そう言って頷くと、手に持っていた杖を地面にカンッと打ち付けました。
その杖を起点に広がる魔力の線。
どうやら、魔法陣を組んでいる様ですね。
ふむふむ、このお城自体がこの魔法陣を補助する配置で建築されているみたいです。
例えるならば、地面に掘った用水路で絵を描く感じでしょうか?
魔力を流せば城壁などの上を魔力が自動で走って、魔法陣を完成させてくれるみたいですね。
「う~ん、アイデアは良いんですけど。
ちょっと大袈裟すぎですね」
見たところ、今展開している魔法陣は空間属性。
事前に登録しておいた魔力反応の場所にここまでの扉を繋げる、と言ったところでしょう。
こう言っては何ですが、空間魔法LV8あれば容易に出来ます。
「しかも、起点となる場所はそこの一点のみ。
残念ながら本部での採用は無さそうです」
僕としては好きですけど。
効率を考えるとこのシステムを採用するメリットが一切ありませんからね。
まぁでも本部じゃなくて、今度お家に設置して遊ぶとしましょう!!
脳内でどんなエフェクトを作ろうかなぁ。
と、ちょっと妄想に浸っている間に、次々と大賢者さんの前の空間が歪が生じ、そこから人が出てきました。
「十ノ剣が神童、御前に」
一列にずらっと並んでいた総勢10人のうち、一番右にいた少年が唐突に大賢者さんとネルウァクス帝に向かって跪きました。
「九ノ剣が剣鬼、御前に」
すると今度は、一番左側にいた茶髪の大男が跪き。
「八ノ剣が疾風、御前に」
次はさっき跪いた一番右の少年の隣にいた淡い緑の髪をした女性が跪きました。
「七ノ剣が凍刃、御前に」
そして次に跪くのは、左から二人目にいた青い髪の女性。
ここまで来れば確定ですね。
どうやら左右交互に席次と二つ名を言っていくスタイルの様です。
「六ノ剣が却炎、御前に」
真っ赤な炎の様な髪色の青年が。
「五ノ剣が万剣、御前に」
軽くウェーブのかかった黄金の長髪の女性が。
「四ノ剣が修羅、御前に」
軽く赤みがかった黒髪の男性が。
「三ノ剣が破砕、御前に」
グレーの髪をした男性が。
「二ノ剣が剣姫、御前に」
光り輝く様な銀髪の女性が。
「一ノ剣が剣聖、御前に」
金髪碧目、王道爽やかイケメンの男性が。
この場に転移門を潜って現れた全員が跪き、そして……
「「「「我ら十剣、只今御前に参りました!」」」」
何これ、カッコいい!
ちょっと感動してしまいました!!
「よく集まってくれた。
皆、楽にしてくれ」
「「「「はっ!」」」」
その言葉を受けて、全員が一斉に立ち上がる。
「今回皆を呼んだのは、お前達全員に聞かせておきたい話があるからだ」
「話、でしょうか?」
ネルウァクス帝の言葉に、一番最後に跪いた爽やか金髪イケメンがそう問い返しました。
「そうだ。
本来であれば、帝国を脅かす危機にのみ使う緊急招集だが、今回はその必要があると判断した」
うわぁ、なんかめっちゃ大事になっちゃってます。
ちょっと悪い事をした気分ですね……
「では、こちらの方々が?」
「そうじゃ、彼らがその話を持ってきた者達じゃ」
こちらを振り返り、目があった僕にニッコリと微笑んでくれた銀髪の女性の疑問に、大賢者さんがそう答えました。
そして問題は、今の2人のやり取りのせいで全員が僕達の方を見つめてくる事です。
まぁ、僕達がいる事はこの部屋に入った瞬間に全員が気づいていたので、どの道こうして注目を集める事になったでしょうけど……
ガンバレ僕っ!
お仕事モードです。
超越者たる、お前なら出来る!!
「こほん、では改めまして。
僕の名前はルーミエル、またの名をノワールと言います。
どうぞお見知り置きを」
十剣の人達も目を見開いてビックリしてますし。
2度目になるネルウァクス帝と大賢者さんですら、ちょっとだけ驚いているみたいですね!
やり切りました……この完璧な挨拶、我ながら惚れ惚れしちゃいます!!
先程の十剣の皆さんのやつもカッコ良かったですが……
優雅で余裕のある微笑みを浮かべつつ、紳士の様にお腹に手を添えて軽く頭を下げる。
これは、これでカッコいい!!
むぅ、出来るだけ早く帰りたいのですが……仕方ありませんね。
僕は見た目は子供、頭脳は大人なのです! 我が儘を言ったりはしません!!
多分、きっと…努力はします……
「構いませんよ」
「恩に着る。
爺、直ちに十剣全員を召集してくれ」
「心得ましたぞい」
そう言って頷くと、手に持っていた杖を地面にカンッと打ち付けました。
その杖を起点に広がる魔力の線。
どうやら、魔法陣を組んでいる様ですね。
ふむふむ、このお城自体がこの魔法陣を補助する配置で建築されているみたいです。
例えるならば、地面に掘った用水路で絵を描く感じでしょうか?
魔力を流せば城壁などの上を魔力が自動で走って、魔法陣を完成させてくれるみたいですね。
「う~ん、アイデアは良いんですけど。
ちょっと大袈裟すぎですね」
見たところ、今展開している魔法陣は空間属性。
事前に登録しておいた魔力反応の場所にここまでの扉を繋げる、と言ったところでしょう。
こう言っては何ですが、空間魔法LV8あれば容易に出来ます。
「しかも、起点となる場所はそこの一点のみ。
残念ながら本部での採用は無さそうです」
僕としては好きですけど。
効率を考えるとこのシステムを採用するメリットが一切ありませんからね。
まぁでも本部じゃなくて、今度お家に設置して遊ぶとしましょう!!
脳内でどんなエフェクトを作ろうかなぁ。
と、ちょっと妄想に浸っている間に、次々と大賢者さんの前の空間が歪が生じ、そこから人が出てきました。
「十ノ剣が神童、御前に」
一列にずらっと並んでいた総勢10人のうち、一番右にいた少年が唐突に大賢者さんとネルウァクス帝に向かって跪きました。
「九ノ剣が剣鬼、御前に」
すると今度は、一番左側にいた茶髪の大男が跪き。
「八ノ剣が疾風、御前に」
次はさっき跪いた一番右の少年の隣にいた淡い緑の髪をした女性が跪きました。
「七ノ剣が凍刃、御前に」
そして次に跪くのは、左から二人目にいた青い髪の女性。
ここまで来れば確定ですね。
どうやら左右交互に席次と二つ名を言っていくスタイルの様です。
「六ノ剣が却炎、御前に」
真っ赤な炎の様な髪色の青年が。
「五ノ剣が万剣、御前に」
軽くウェーブのかかった黄金の長髪の女性が。
「四ノ剣が修羅、御前に」
軽く赤みがかった黒髪の男性が。
「三ノ剣が破砕、御前に」
グレーの髪をした男性が。
「二ノ剣が剣姫、御前に」
光り輝く様な銀髪の女性が。
「一ノ剣が剣聖、御前に」
金髪碧目、王道爽やかイケメンの男性が。
この場に転移門を潜って現れた全員が跪き、そして……
「「「「我ら十剣、只今御前に参りました!」」」」
何これ、カッコいい!
ちょっと感動してしまいました!!
「よく集まってくれた。
皆、楽にしてくれ」
「「「「はっ!」」」」
その言葉を受けて、全員が一斉に立ち上がる。
「今回皆を呼んだのは、お前達全員に聞かせておきたい話があるからだ」
「話、でしょうか?」
ネルウァクス帝の言葉に、一番最後に跪いた爽やか金髪イケメンがそう問い返しました。
「そうだ。
本来であれば、帝国を脅かす危機にのみ使う緊急招集だが、今回はその必要があると判断した」
うわぁ、なんかめっちゃ大事になっちゃってます。
ちょっと悪い事をした気分ですね……
「では、こちらの方々が?」
「そうじゃ、彼らがその話を持ってきた者達じゃ」
こちらを振り返り、目があった僕にニッコリと微笑んでくれた銀髪の女性の疑問に、大賢者さんがそう答えました。
そして問題は、今の2人のやり取りのせいで全員が僕達の方を見つめてくる事です。
まぁ、僕達がいる事はこの部屋に入った瞬間に全員が気づいていたので、どの道こうして注目を集める事になったでしょうけど……
ガンバレ僕っ!
お仕事モードです。
超越者たる、お前なら出来る!!
「こほん、では改めまして。
僕の名前はルーミエル、またの名をノワールと言います。
どうぞお見知り置きを」
十剣の人達も目を見開いてビックリしてますし。
2度目になるネルウァクス帝と大賢者さんですら、ちょっとだけ驚いているみたいですね!
やり切りました……この完璧な挨拶、我ながら惚れ惚れしちゃいます!!
先程の十剣の皆さんのやつもカッコ良かったですが……
優雅で余裕のある微笑みを浮かべつつ、紳士の様にお腹に手を添えて軽く頭を下げる。
これは、これでカッコいい!!
20
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。
棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる