最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ

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第14章 神界編

249話 圧勝ですっ!

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「うむ、良かろう。
 とは言え、神の位に至っていない者を連れて来るのはダメだ。
 常人にとってここは、神々の気配が強すぎるのでな」

「分かりました!」

「うむ、では交渉成立じゃな!」

 ふっふっふ!  勝ちましたねっ!!
 最初に提示された条件設定を吊り上げ、追加の要求も呑ませましたし。
 更には学園に入学しても、特待生なら通う必要は殆ど無し……

 ネルヴィア様とフォルクレスはニヤニヤ顔で、エネトスさんも何故か微笑ましそうな顔をしていますが。
 まだまだ甘い!
 今回の交渉は、僕が圧倒的優位な条件で成立したのは確実!  圧勝ですっ!!

「あっでも、ヴィスデロビアは放置して大丈夫なんですか?
 確かにエネルギー量は大した事無かったですけど……」

「ん?  何故、主がその様な事を知っておるのだ?
 まさかとは思うが……」

「そのまさかですよ。
 先程ルーミエル君が言っていた彼女が統べる組織、ナイトメア。
 ヴィスデロビアが復活したのはナイトメアが主導した、ヴィスデロビア配下残党の掃討戦の結果なので」

「うぅ……ごめんなさい。
 言い訳にしかなりませんけど、あれは完全に想定外だったんです。
 だから、その……ごめんなさいです」

 やっぱり、怒られるんでしょうか?
 嫌だぁ、怒られたくない、怖いです!  身体がプルプル震えて来ました……

「いや、別に主が謝罪する必要はないぞ。
 元はと言えば、奴を討ち損ねたのは妾達なのでな」

「うぅ~、ネルヴィア様は優しいですね!」

 おっと、はしたない。
 緊張が解けて、思わず優しく微笑んでくれたネルヴィア様に抱きついちゃいました。
 これは淑女として由々しき事態です!

「妾は?  お主ら、ルーミエルに何かしたのか?」

「えっ!」

「それはですねぇ……」

「ちょっとしたイタズラを、ねぇ?」

 ネルヴィア様に睨まれて、明らかにキョドるアフィリス、ソシリア、フォルクレス。
 ふっ、ポーカーフェイスがなってませんね。

「……まぁ良い。
 ヴィスデロビアの事は後回しだ。
 大きく力を落とした奴の脅威度は低い。
 それに、肉体を持たぬ奴を警戒しても、どうにもならん」

 まぁ、確かにそれもそうですね。
 今のヴィスデロビアなら、十剣の皆んなでも全員で掛かればどうにかなりそうですし。

「今はルーミエルの統一神界学園入学の方が余程、重要な案件だからな。
 これが願書じゃ、推薦者枠は妾の名を書くから、主はここに魔力でサインをしてくれ」

「了解です!」

 今更ですが、神々の学園にも願書があるんですね、意外です。
 書類の内容は……問題なさそうですね。

「お嬢様、失礼致します。
 ……特に問題はございません」

 手の中から素早く回収される願書書類。
 しかし、いつ見ても凄い速度です……流石はメルヴィー、一瞥しただけにしか見えませんね。

「ありがとうございます。
 じゃあサインを……っと、これで大丈夫ですか?」

「うむ、これで問題ない。
 後は、統一神界学園についての詳しい説明を……あやつがちょうど今城に来ておったな。
 エネトス、これを学園に届けるついでにオシークスを呼んでくれ」

 隣にくっついていた僕をメルヴィーに渡して、エネトスさんに指示を飛ばすネルヴィア様。
 先程の叫んでいた時とは違って、できる女王様って感じですね。

 まぁ取り敢えず、メルヴィーに抱っこされちゃいましたし。
 エネトスさんが呼びに行ったオシークスさんと言う人が来るまで大人しく待っているとしま……

「ただ今戻りました」

 早いですね……
 ちょっとゆっくりと、ブレイクタイムを楽しめると思ったのに。

「いやはや、お呼びですかな?  神王様」

「うむ、実はこのルーミエルが今度学園に入学することになったのだが。
 統一神界学園の学園長たる主に、学園についての説明をと思ってな」

 エネトスさんと一緒に現れ、ネルヴィア様と親しげに話す人物。
 この人がオシークスさん……!  こ、これは、まさかっ!!
 グラウス爺と同等!  ホ、ホグ○ーツの校長先生似の白髭お爺さんだとっ!?
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