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第15章 学園入学編
252話 突然の来訪者です!
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「ではこれより、学園長オシークス様より入学試験の説明に入らせて頂きます」
説明?
何故に今更、入試内容の説明なんてするんでしょうか?
「お嬢様、こちらが統一神界学園入学試験の概要資料です」
概要資料、そんなのあったんですか。
願書事件の後、拗ね……睡眠と言う名の最重要任務を遂行していたから読んでませんね。
大丈夫なんでしょうか? 不安です。
いやいや、逆に考えるのです!
もし不合格にでもなれば、学園に通う必要が無くなるじゃないですか!
それに元より統一神界学園は超難関らしいですからね、皆んな慰めて甘やかしてくれる事でしょう!!
むしろ、不合格になりたくなって来ました。
目指せ! 不合格っ!!
「この学園の入学試験では毎年、学園長自ら激励の言葉を送るそうです」
「なるほど。
だから、前列に人が集中していたんですね」
オシークスさんはネルヴィア様の近衛筆頭であるエネトスさんと同等のダブル。
フィフスでもナンバーズと言うだけでアイドル並みの人気を誇る超有名人らしいですし。
ダブルともなれば神々の中でも天上の存在、前列に人が集中するのは必然だったと言う訳ですか。
「……何か揉めてませんか?」
「問題が発生した様ですね」
舞台裏が何やら騒然としてますね……はっ! もしや、オシークスさんの身に何かあったのではっ!?
年齢は知りませんが、かなりのご高齢に見えましたし、恐らくはあの魔女の一撃と恐れられる、ギックリ腰にっ!
「後でお見舞いに行きましょう」
「恐らく、お嬢様の勘違いかと。
これは、あのクズの仕業ですね、チィッ」
えっ? 今、メルヴィーがポツリと不安な事を呟いた気が……
しかも舌打ち! 何に気づいたのかは不明ですが。
先程のメガネ教授の件もあって相当なストレスが溜まっているのでしょう。
後で撫で撫でしてあげましょう!
「あっ、オシークスさん、普通に出て来ました」
どうやらギックリ腰は杞憂だった様です。
流石はメルヴィー、限られた情報のみでここまで見極めるとは!
「ごはん、儂の名はオシークス。
この統一神界学園の学園長を務めておる。
本来ならば、ここで儂が少し将来有望な諸君に話をするのだが……
今年はこれから統一神界学園の入学試験に挑む諸君にこのお方からお声を頂ける事となった」
オシークスさんの言葉で、舞台袖より姿を現した人物を見て講堂の中にわぁっ! と歓声が上がる。
突然の来訪者、なるほど……メルヴィーが舌打ちする訳ですね。
「やあ、皆さんこんにちは。
私の名はフォルクレス、これでも一応はシングルです」
オシークスさんの隣に立って爽やかスマイルを浮かべるフォルクレス。
受験生たちは思っている事でしょう。
何故、全神の中でも9名しか存在しないシングルがこんな場所にと。
「今年は神王ネルヴィア殿の推薦を受けた子がいる様ですが」
いらん事言いやがって!
シングルの神が明言した事によって、全ての受験生達の間に響めきがおこる。
やめてっ! わざとらしく視線を向けないでっ!!
あの顔! フォルクレスがこの場に来た理由……断言しましょう。
アイツは僕を揶揄いに来たのです! 間違いありません!!
「皆さんの健闘を祈ります。
全力を尽くして、頑張って下さい」
ニッコリ微笑んで話を締めたフォルクレスに、講堂内を拍手が満たす。
「うむ、儂も諸君がフォルクレス様の激励を胸に全力を尽くす事を願っておるぞ」
フォルクレスとオシークスさんが空間を揺るがす様な拍手と歓声の中、舞台袖に消えて行く。
「メルヴィー……半殺しです」
「かしこまりました」
フォルクレス許すまじ、ネルヴィア様と一緒に泣かせてやります!
「学園長オシークス様、フォルクレス様、ありがとうございました。
ではこれより、担当試験官の指示の元、受験番号ごとに各試験会場への移動を行なって下さい」
不合格を目指そうと思っていましたが、やめです。
もし仮に、不合格にでもなろうものなら、どれ程フォルクレスに揶揄われるか……
フォルクレスに笑われるくらいなら死んだ方がマシです!
まぁどうせ僕がわざと不合格になるだろう事を読んでのフォルクレスの来訪なのでしょうが。
「その作戦、無事に成功した様ですね」
子供騙し程度の挑発だとは分かっていますが、その挑発は僕に火を付けた!
フォルクレスが出て来たと言う事はオシークスさんも一枚噛んでいますね。
もうどうなっても知りません、せいぜい困るが良いのです!!
「ふふふ、神々でも最難関の入学試験。
面白い……頑張る程度じゃなくて、僕も全力を尽くしてやってやりましょう!」
説明?
何故に今更、入試内容の説明なんてするんでしょうか?
「お嬢様、こちらが統一神界学園入学試験の概要資料です」
概要資料、そんなのあったんですか。
願書事件の後、拗ね……睡眠と言う名の最重要任務を遂行していたから読んでませんね。
大丈夫なんでしょうか? 不安です。
いやいや、逆に考えるのです!
もし不合格にでもなれば、学園に通う必要が無くなるじゃないですか!
それに元より統一神界学園は超難関らしいですからね、皆んな慰めて甘やかしてくれる事でしょう!!
むしろ、不合格になりたくなって来ました。
目指せ! 不合格っ!!
「この学園の入学試験では毎年、学園長自ら激励の言葉を送るそうです」
「なるほど。
だから、前列に人が集中していたんですね」
オシークスさんはネルヴィア様の近衛筆頭であるエネトスさんと同等のダブル。
フィフスでもナンバーズと言うだけでアイドル並みの人気を誇る超有名人らしいですし。
ダブルともなれば神々の中でも天上の存在、前列に人が集中するのは必然だったと言う訳ですか。
「……何か揉めてませんか?」
「問題が発生した様ですね」
舞台裏が何やら騒然としてますね……はっ! もしや、オシークスさんの身に何かあったのではっ!?
年齢は知りませんが、かなりのご高齢に見えましたし、恐らくはあの魔女の一撃と恐れられる、ギックリ腰にっ!
「後でお見舞いに行きましょう」
「恐らく、お嬢様の勘違いかと。
これは、あのクズの仕業ですね、チィッ」
えっ? 今、メルヴィーがポツリと不安な事を呟いた気が……
しかも舌打ち! 何に気づいたのかは不明ですが。
先程のメガネ教授の件もあって相当なストレスが溜まっているのでしょう。
後で撫で撫でしてあげましょう!
「あっ、オシークスさん、普通に出て来ました」
どうやらギックリ腰は杞憂だった様です。
流石はメルヴィー、限られた情報のみでここまで見極めるとは!
「ごはん、儂の名はオシークス。
この統一神界学園の学園長を務めておる。
本来ならば、ここで儂が少し将来有望な諸君に話をするのだが……
今年はこれから統一神界学園の入学試験に挑む諸君にこのお方からお声を頂ける事となった」
オシークスさんの言葉で、舞台袖より姿を現した人物を見て講堂の中にわぁっ! と歓声が上がる。
突然の来訪者、なるほど……メルヴィーが舌打ちする訳ですね。
「やあ、皆さんこんにちは。
私の名はフォルクレス、これでも一応はシングルです」
オシークスさんの隣に立って爽やかスマイルを浮かべるフォルクレス。
受験生たちは思っている事でしょう。
何故、全神の中でも9名しか存在しないシングルがこんな場所にと。
「今年は神王ネルヴィア殿の推薦を受けた子がいる様ですが」
いらん事言いやがって!
シングルの神が明言した事によって、全ての受験生達の間に響めきがおこる。
やめてっ! わざとらしく視線を向けないでっ!!
あの顔! フォルクレスがこの場に来た理由……断言しましょう。
アイツは僕を揶揄いに来たのです! 間違いありません!!
「皆さんの健闘を祈ります。
全力を尽くして、頑張って下さい」
ニッコリ微笑んで話を締めたフォルクレスに、講堂内を拍手が満たす。
「うむ、儂も諸君がフォルクレス様の激励を胸に全力を尽くす事を願っておるぞ」
フォルクレスとオシークスさんが空間を揺るがす様な拍手と歓声の中、舞台袖に消えて行く。
「メルヴィー……半殺しです」
「かしこまりました」
フォルクレス許すまじ、ネルヴィア様と一緒に泣かせてやります!
「学園長オシークス様、フォルクレス様、ありがとうございました。
ではこれより、担当試験官の指示の元、受験番号ごとに各試験会場への移動を行なって下さい」
不合格を目指そうと思っていましたが、やめです。
もし仮に、不合格にでもなろうものなら、どれ程フォルクレスに揶揄われるか……
フォルクレスに笑われるくらいなら死んだ方がマシです!
まぁどうせ僕がわざと不合格になるだろう事を読んでのフォルクレスの来訪なのでしょうが。
「その作戦、無事に成功した様ですね」
子供騙し程度の挑発だとは分かっていますが、その挑発は僕に火を付けた!
フォルクレスが出て来たと言う事はオシークスさんも一枚噛んでいますね。
もうどうなっても知りません、せいぜい困るが良いのです!!
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