光のもとで2

葉野りるは

文字の大きさ
30 / 271
May

藤の会 Side 翠葉 04話

しおりを挟む
 涼先生は気を遣ってツカサとふたりにしてくれたのかもしれない。でも、できればもう少しいてほしかった。唯兄にからかわれようと何を言われようと、何か喋っていてくれる人がいたほうが良かった気がするのだ。
 ふたりにされた途端、この場はしんとしてしまった。今となっては風が吹くたびに、藤の房がさわわ、と音を立てるのみ。
 視線を芝生に落としていたけれど、もう一度藤をバックにしたツカサを見たいと思う。
 勇気を出してツカサを見ようとしたら、そのタイミングでツカサが私の隣に腰を下したため、タイミングを逃がしてしまう。
 どうしたらツカサを見ることができるだろう……。
 考えに考えて、ツカサが自分を見ていなければ見られるかも、という答えにたどり着く。
「ツカサ、お願いがあるの」
「……何?」
「目、瞑って?」
「は……?」
「目、瞑ってほしい」
 理由を訊かれるかと構えていたけれど、隣から声は返ってこない。
 そっとツカサに視線を向けると、ツカサは目を瞑ってくれていた。私は胸を撫で下ろしてツカサの姿を堪能する。
 やっぱり和服がとてもよく似合う。私が見たことのある姿は弓道の道着姿だけだったこともあり、爽やかな印象を受ける青い長着や羽織は新鮮に映った。
 姿勢がいいのもいつものこと。でも、和服だとより強調されてびしっとして見える。
 そんな中、少し俯きがちの顔には前髪がかかる。漆黒の髪の毛に漆黒の睫。
 睫、長い……。
 肌は相変わらず陶器のように白く滑らかだ。ツカサの肌ににきびができているのを見たことがない。何をどのくらい気をつけたらこのコンディションを維持できるのか――
 気づけば、私は和服姿のツカサではなく、顔のパーツに釘付けになっていた。今まで、こんなに近くでまじまじと見る機会はなかったのだ。
 球技大会では試合に出ているツカサを堪能することはできる。けれども、球技大会ではコート外からコート内のツカサを見るのであり、顔の細かなパーツを見つめられるほど近くにはいない。さらには、注視できるほど一所に留まっていてはくれない。ゆえに、普段のツカサとは違う一面――走ったり飛んだりする姿を楽しむことになる。
 す、と通った鼻筋の先には薄い唇。この唇に口付けられたのだと思うと、頬が自然と熱を持つ。私はこの唇の柔らかさもぬくもりも知っているのだ。
「いつまで瞑ってればいいわけ?」
「……もう少し」
 もう一度和服を着た全体像を視界におさめ、思う。
 今日のツカサの写真が欲しい……。でも、さすがに「写真を撮りたい」と申し出る勇気はない。願わくば、今見ているものが完全に、完璧に脳裏へ焼きつきますように――
 私は名残惜しく思いながら、「ありがとう」と終わりを告げる言葉を口にした。
「……今の、なんだったの?」
 事前に訊かれるのは抵抗があったけれど、今訊かれる分にはさほど抵抗を感じない。
「……目、開けてるツカサは直視できないから……。でも、着物がすごく似合っていて、見たくて……だから……」
 隠すほどのことではないけれど、正直に話すのはやっぱり恥ずかしかった。言葉を続けられなくなると、
「翠、目、瞑って」
「えっ!?」
「……俺にやらせたんだから聞いてくれてもいいと思う」
「あ……うん……」
 すぐに目を閉じたけど、ツカサに見られていると思うとそれだけで身体が熱くなる。
 お化粧をしたのは初めてではない。けれど、アイシャドウとアイラインは初めてだったし、ここまではっきりとした赤い口紅を使ったところを見られるのは今日が初めて。鏡を見ても、自分ではしっくりとこなかった。そんな私はツカサの目にどう映るのか――
 そう考えると、恥ずかしいよりは少し怖かった。
「振袖もメイクも、似合ってる……」
 その言葉に息を呑む。目を開き、ゆっくりとツカサを見る。
「……本当?」
 尋ねたかったのに、嘘ではない、と表情を見て判断したかったのに、私は全部を言い終わる前にツカサから視線を逸らしていた。
 だって、ツカサと目が合ってしまったから。さっきは瞑られていた涼やかな目がこちらを見ていたから。
 普段なら、ツカサと一緒にいるときの沈黙は居心地の悪いものではない。けれど、今日はどうしてか会話がないと間が持てない気がして、
「なんか……恥ずかしいね」
 口にした直後、この内容では自分で自分を追い詰めかねないと察し、すぐに方向転換を試みる。
「あ、あのねっ、今日、須藤さんが調理スタッフに加わっているらしくて、さっき桃のシャーベットをいただいたの。須藤さんに会いに行きたいのだけど、案内してもらえる?」
「……わかった」
 いつものようにツカサが先に立ち手を差し出される。私はその手に自分の手を重ね、ゆっくりと立ち上がった。

 建物に入るまで、刺さるような視線を注がれていた。それまでは直接声をかけられることはなかったのに、ツカサのエスコートに変わった途端、声をかけてくる人が増えたように思える。
 けれども、それらにはすべてツカサが対応してくれていた。私は尋ねられたときのみ、自分の名前を述べた程度。
 中には朗元さんとの関係や、静さんとの関係。秋斗さんとの関係を詳しく訊き出そうとする人もいたけれど、それらはツカサが上手にあしらってくれた。
 私に対し自己紹介をしてくれた人もいるけれど、藤宮一族であったりどこぞの企業のお偉いさんであることが多く、自分とはまったく接点のない人たちを夫婦セットで覚えることなどできそうにはない。
「ツカサ、今の人たち全員覚えなくちゃいけないのかな……」
「別に……。面倒くさい人間の相手はこっちに任せてくれてかまわない」
「その言葉、信じてるからね? 私、今日話しかけてきた人の顔も名前もまったく覚えられていないんだから」
「それ、威張ること?」
「威張ってるつもりはないけど、そう見える?」
「強いていうなら、覚えるつもりがまったくないようには見える」
「……否定はしない、かな? だから、覚える必要があるなら今言ってね?」
「今は覚えなくてもいい」
「この先は?」
「覚える必要があれば、顔写真付きのデータを渡すから心配しなくていい」
「……了解」

 調理場へ案内されると、私に気づいた須藤さんがすぐに出てきてくれた。
「須藤さん、お久しぶりです」
「翠葉お嬢様、ご無沙汰しております」
「先日はホワイトデーのお菓子をありがとうございました。とっても美味しかったです。それから、先ほど静さんから桃のシャーベットをいただきました。そちらもとても美味しくて……。どうしてもお伝えしたくて、ここまで連れてきてもらいました」
「もったいないお言葉です。まだシャーベットが残っているのですが、司様とご一緒にいかがですか? あたたかいハーブティーもご用意いたします」
「わ、嬉しいです!」
「司様、すぐにご用意いたしますので応接室にてお待ちください」

 お屋敷に入ってから調理場まではさほど歩かなかったのに、調理場から応接室まではそれなりの距離があった。
 個人のおうちとして、これほど長い廊下を見たのは初めてだった。廊下の先が小さな四角に見える程度には長い。
 廊下はお庭に面しているけど藤棚がある庭園との間には池があり、庭園まではちょっとした距離がある。
 池には錦鯉が悠然と泳いでいて、池の水面みなもは空に浮かぶ真っ白な雲を映している。
 これは廊下であり縁側とは違うのだろうけれど、ここで日向ぼっこをしたら気持ち良さそうだ。
「ここまで長い廊下を見たのは初めて。お庭も広いけど、お屋敷も広いのね?」
「それなりに」
「ここには元おじい様しか住んでいらっしゃらないの?」
「……じーさんの呼び方変わった?」
 不意に尋ねられて恥ずかしくなる。
「あ……あの、今日会ったときにね、『朗元さん』とは呼ばないように、って言われたの。それで、『元おじい様』と呼ばせていただくことになって……」
 朗元さんにお願いされたことだけど、実の孫でもないのに「おじい様」は馴れ馴れしいだろうか……。それでも、「おじいさん」よりは「おじい様」な気がしたのだ。
 そんなことを考えているうちに応接室と思われる場所に着き、中へと促された。部屋へ入った直後、ぐい、とツカサに引き寄せられキスをされる。
「つ、ツカサっ?」
 ごく至近距離で見たツカサの目に息が止まりそうになる。かろうじて出た言葉は、
「……口紅、ついちゃったよ?」
 ツカサの唇には自分に塗られていた紅がくっきりとついていた。紅は、ツカサの白い肌にとても映える。きれいだな、と一瞬見惚れてしまったくらい。
 胸元から懐紙を取り出し渡すと、ツカサは顔を背けて唇を拭った。
 再度手を引かれ、部屋の中ほどに置かれたソファに腰掛ける。
 もともとの部屋は和室なのだろう。そこに絨毯が敷かれており、和と洋が混在した応接室になっていた。
 しばらくは部屋の観察をしていたけれど、気づけば無言空間を意識することとなる。それでも、藤棚にいたときほど居心地が悪いとは思わなかった。思わなかったけれど、まだいつものように顔を見て話せる気はしない。
「ツカサ、手、つないだままでもいい?」
 ツカサは何も言わず、離しかけた手に力をこめてくれた。
 いつもそう。手をつなぎたいと言えば無言でつないでくれる。そんなことがひどく嬉しいと思う。
 側にいられることを嬉しいと思う。でも、ツカサが何を考えているのかを知ることができたらもっと嬉しい。
 今、私が何を考えているのかを話したら、ツカサも話してくれるかな……。
「和服姿が似合うのは知っていたのだけど、今日は一段と格好良くてまだまともに見られないの。……でも、いつもみたいに手をつないでいてもらえたら、少しは落ち着く気がするから」
 けれども、ツカサから返ってきた言葉は、
「……現状に困っているのは翠だけじゃない」
 以上。
 私は困ると口にするほど困っているわけではないのだけど、ツカサは困っているらしい。主に何に困っているのかが知りたいところだけど、自分がツカサの立場だったらそこまでは訊かれたくない気がしたから訊くのはやめた。
「……このおうち、とても広いけど住んでいるのは元おじい様だけなの?」
 私たちは目を合わせることなく話す。なんとも不自然な感じだけれど、手をつないでいるからか、そこまで奇妙な感じはしなかった。
「……じーさんのほかには住み込みのお手伝いさんとじーさんの側近、ボディーガード、料理長、紫さんと清良さん」
「……藤原さんも?」
「籍は入れてないけど、あの人紫さんの内縁の妻だから」
「……知らなかった」
「籍を入れるにはお互い難しい立場にいるから、この先もこのままだと思う」
「そうなのね……。でも、良かった。元おじい様がひとりじゃなくて」
 この広いおうちにひとりだったら――と考えると少し怖い。「ひとり」を意識したとき、寂しくて心細くてどの部屋にいても落ち着けない気がするから。
「……藤山には親族の家があるからさほど寂しくはないんじゃない?」
「……そういうもの?」
「さぁ。料理長を雇っているくせに、うちの夕飯にもよく顔を出すし。俺にはそんな寂しそうには見えない」
 大人になったら「ひとり」は寂しいものではなくなるのかな……。
「ツカサがひとりを感じるのはどんなとき?」
「……は?」
 ツカサは何を尋ねられたのかわからない、という顔で私を見ていた。きちんと視線を合わせたのは今日これが初めてかもしれない。
「ツカサがひとりを感じるのはどんなとき?」
「……あまり意識して考えたことがない」
 そうは言いながらも、ツカサは次に続ける言葉を探してくれている。
「……強いて言うなら、朝の道場にひとりでいるとき」
 その答えにツカサらしいな、と思った。
 私が「ひとりを感じる時間」を考えるならば、孤独で寂しい時間を想像する。けれども、ツカサが想起するのはまったく別のことなのだ。
「私は、ご飯を食べるときと眠りにつくまでの時間。うちは自営業だから、ひとりでご飯を食べることはめったにないの。だから、ご飯を食べるとき、ひとりだとものすごく寂しい。それから、夜。夜って静かでしょう? 家には家族が揃っているってわかっていても、なんだかひとりのような気がして寂しくなる。小さいときは、蒼兄のベッドやお母さんのベッドによく潜り込んでた」
 今でこそ、寂しくなって人のベッドに潜り込むことはなくなったけれど、寂しさ自体を感じなくなったわけではない。「夜」という時間は無条件で不安を助長する気がする。
 ほかの人はそんなふうに感じることはないのだろうか。
「じーさんが翠と同じように思っているとでも?」
「ううん、そこまでは思わないけど……」
 周りの人が「夜」という時間に何を考えているのか、何を感じるのかは少し気になる。
「そんなに気になるなら、直接じーさんに訊いてみたら?」
「んー……それはちょっと訊きづらい」
「それなら、たまにはここに遊びにくるなり泊まりにくるなりしてあげれば? じーさんは諸手をあげて喜びそうだけど?」
「……そうかな?」
「あとで訊いてみればいい」
「……やっぱり訊けない」
「何をそんなに遠慮してるんだか……」
「だって、図々しく思えるもの」
「それを言うなら、本当の孫でもない人間に『おじい様』って呼ばせているほうが図々しいと思うけど……」
「そうかな?」
 そんな会話をしているところにシャーベットが運ばれてきた。

「とっても美味しいのよ?」
「……甘いもの苦手なんだけど」
「果物の桃も苦手?」
「果物なら食べられるけど……」
「なら大丈夫っ! だって、果物の桃の甘さしかしないもの」
 気が進まないふうのツカサにスプーンを渡し、ツカサが一口目を口にするのをじっと見ていた。ツカサは居心地悪そうな顔でスプーンを口に運び感想らしきことを口にする。
「……食べられる」
「ツカサ、やり直し。食べられる、はあまりいい感想じゃないよ? 美味しいなら美味しいって言わなくちゃ」
 ツカサの顔を覗き込むと、
「……美味しい」
 言い直してくれたのに、ばつが悪そうに顔を背けられた。
 そんなツカサを見られるのも嬉しい。好き、と思う。
 心に好きが溢れる。どうしたらこれをすべて伝えられるだろう。どうしたら伝わるのかな。
 彼氏彼女、恋人――そんな関係性には少し憧れた。でも、そんな関係になれたとして、気持ちをすべて伝えられるかは別物みたい。
 どうしたら伝わるのかな。どうやったら伝えられるのかな。
 そんなことを考えながら、今日二回目のシャーベットを口にした。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される

けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」 「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」 「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」 県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。 頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。 その名も『古羊姉妹』 本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。 ――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。 そして『その日』は突然やってきた。 ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。 助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。 何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった! ――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。 そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ! 意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。 士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。 こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。 が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。 彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。 ※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。 イラスト担当:さんさん

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。

四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……? どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、 「私と同棲してください!」 「要求が増えてますよ!」 意味のわからない同棲宣言をされてしまう。 とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。 中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。 無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。

光のもとで1

葉野りるは
青春
一年間の療養期間を経て、新たに高校へ通いだした翠葉。 小さいころから学校を休みがちだった翠葉は人と話すことが苦手。 自分の身体にコンプレックスを抱え、人に迷惑をかけることを恐れ、人の中に踏み込んでいくことができない。 そんな翠葉が、一歩一歩ゆっくりと歩きだす。 初めて心から信頼できる友達に出逢い、初めての恋をする―― (全15章の長編小説(挿絵あり)。恋愛風味は第三章から出てきます) 10万文字を1冊として、文庫本40冊ほどの長さです。

静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について

おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。 なんと、彼女は学園のマドンナだった……! こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。 彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。 そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。 そして助けられた少女もまた……。 二人の青春、そして成長物語をご覧ください。 ※中盤から甘々にご注意を。 ※性描写ありは保険です。 他サイトにも掲載しております。

処理中です...